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#創作大賞2026読むぞ宣言①『99:1』渡鳥さん

「リアリティ」という言葉をねじ伏せてくれそうな第一話

創作大賞はまだ応募が始まったばかりなので気が早いかなと思ったのですが、どんな作品があるのだろうと見始めたら、気になる作品がいくつもありましたので、今年も「創作大賞読むぞ宣言」スタートしてしまいます。

『99:1』渡鳥さん
99:1 男女比のことです。
男女の産み分けによって、女性は人口の1%しかいない世界。

西暦2112年。70年前に100%の確率で可能になった男女の産み分け。
世界中で解禁になった技術は、たった二度の遺伝子注射を打つことのみ。
だが9割の妊婦が男児を選択したことにより、男女差の均衡が大きく傾く。

あらすじより

このあらすじは強力です。私たちが暮らす現代社会は男女比5:5。その前提を派手にひっくり返すことで何が起こるのか、何を見せてくれるのか、本当に引きつけられます。

第一話のタイトルは「女性神格化制度」。ごく普通の家庭に女の子が生まれたことで、文字通り神のように崇められます。王族並みの待遇に親も変わっていきます。女の子の兄の悲哀も描かれます。
女性神格化の陰で、「女性侮辱罪」で密告されて逮捕される者も。

この国の憲法第1条「女性保護法」では厳罰が課されていた。女性に暴行を加えようものなら未遂でも死刑、その場で射殺もある。

生まれた女の子は、家族は、そして世界はどうなるのか?

第二話以降を読んでみたいのはもちろんですが、書いてみたいとも思いました。

私はこの作品の前に、渡鳥さんの去年の創作大賞応募作『ホワイトルーム・オープン・ドア』の第一話を読みました。その冒頭の設定もとても魅力的だったのです。引きこもりという重いテーマなのに、なぜかわくわくする出だしでした。

上手いのです。魅力的な設定を作ることが。

不登校は家族にとっては深刻な問題ですけれど、
隣の席の生徒にはどうでもいい事柄だという対比に焦点を当ててみました。

渡鳥さんコメント

渡鳥さんからいただいた返信コメントを引用しました。やはり出発点の捉え方が独特なのですね。独特なアイディアからドラマを生み出していくのだろうと思いました。

『99:1』の展開に期待します。私の経験ですが、設定が強ければ強いほど、その後の展開で行き詰まることが多く、物語とリアリティとの間で葛藤します(ミステリーなら、謎が大きすぎると収拾に苦労するものです。大風呂敷をたためなくなってしまう)。
ですが、きっと渡鳥さんは力技でねじ伏せてくれそうだと思いました。強い出発点を上回るだけの高い着地点がある。そう思わせる、勢いのある第一話でした。

と思ったら、こんなコメントをいただきました。

こちらは連作5編の物語になるので色々起こります。 近未来の「もしもボックス」的に書いてみました。

渡鳥さんコメント

「もしもボックス」、なるほどと思いました。藤子・F・不二雄先生も、発想方法に使ってもらえて喜んでいらっしゃるのでは?

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☆読みかけで気になっている作品です。

Shelf 「最近、眠いんだよね」 赤髪のあかり さん
ペイバックメモリー 大島です さん
短編01 花嫁の護衛 GMMM さん
朝日のあたるシェアハウス 守谷佳純 さん


この【創作大賞2026読むぞ宣言】ですが、たくさん読んで感想を書きたいので、長編は一話目を読んで、冒頭のつかみについて書くことにします。
(去年もそう言っておいて最後まで読んでしまう面白い作品が多かったのですが)


#創作大賞読むぞ宣言


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