「REVAMP THE UNDEAD STORY」Ep.1 感想とこれからの展開を予想
ついに「REVAMP THE UNDEAD STORY」の放送が始まりました!
Ep.1を観ての感想と、今後の展開を個人的に予想してみました。
この記事はドラマ「REVAMP THE UNDEAD STORY」のネタバレを含みます。
Ep.1の感想
愛し合うRamilとPunnの夢
まず冒頭シーンから悲鳴を上げた方も少なくないはずです。物語はなんと甘いラブシーンから幕を開けました。3年振りのBounPremのシリーズとしては少し刺激が強かったかもしれません🫣
BounさんとPremさんの表情や手の動き、画角のひとつひとつに映像美を求めた丁寧さがあり、以前よりも大人の男性に成長した二人から漂う色気にドキドキしてしまいます。何度も観返したことは言うまでもありません。
ベッドでRamilと口づけを交わしながらPunnは尋ねます、あなたは実在するのか、いつ会えるのかと。Ramilは答えます、いつか会えると。
そしてアラームの音で飛び起きるPunn。
宝石のデッサンをしながら机に突っ伏して眠っていたPunnの鼻から描きかけのデッサンに血がぽたりとしたたり落ちます。
このあともPunnが鼻血を出すシーンが何度か出てくるので何か意味がありそうです。
そして冒頭のRamilとの情事は夢オチだったわけですが、このシーンを観た瞬間わたしの頭に浮かんだのはBounさんとPremさんの初共演作である「Until We Meet Again」です。
「Until We Meet Again」では主人公が夢で前世の記憶を見ます。Ramilは100年以上生きているという設定なので、もしかしたらPunnの前世と出会っていた…?という考えがよぎりました。
そう考えたのにはもう一つ理由があって、このシリーズのOSTである「ลิขิต (UNDER THE MOONLIGHT)」の歌詞の中にはこうあります。
ต่อให้หนีก็ยิ่งเจอ
逃げるほど出会ってしまう
(中略)
ชะตานั้นจะลิขิต ให้เรานั้นได้พบกันอีก
運命は記す わたしたちがまた出会えるよう
(中略)
ชะตานั้นจะลิขิต ให้ฉันได้บอกรักเธออีก
運命は記す わたしがまたあなたに愛を告げられるよう
二人が何度も出会っていることを示唆しているように思えます。
曲名にもなっている「ลิขิต(リキット)」は "記す" という意味ですが、これはサンスクリット語由来の言葉で "天が記したもの"、"定め"、"宿命" といった意味合いがあるようです。
つまり二人の出会いが偶然ではなく天によって定められたものということになります。よってわたしは過去から何かしらのつながりがあると考えました。
美しい映像や建物
Punnの家はとても可愛らしいです。Punnが営む骨董品店でもあるこの家は、古いヨーロッパの建築のような雰囲気もあり絵やアンティークの小物で溢れています。
これだけでもファンタジー作品に相応しく、音楽とも相まってどこかメルヘンでこれから何かが起こりそうな期待感が高まります。
リビング、キッチン、寝室どこを取ってもクラシカルでヴィンテージな雰囲気があり、Premさんもこんな家がほしいとGMMTV LIVE HOUSEの密着取材の中で言っていました。
問題児の弟
Punnの弟、Pokpongは喧嘩常習犯の問題児です。
Pokpongが他の生徒に怪我をさせたことで学校に呼び出されたPunnは帰りの車の中でPokpongと喧嘩をしますが、これはインタビューなどで見ていたStampさんのイメージからは想像もつかないキャラクターでした。
Stampさんの演技を見るのはこれが初めてでしたが、普段のおっとりとした話し方とはちがい短気で反抗的な高校生役を見事演じています。
また、PunnはPunnで頑固な一面があり、ろくに話も聞かずにPokpongを頭ごなしに叱りつけます。
言い争いはいいことではありませんが、この喧嘩の掛け合いだけでもPremさんとStampさんの息の合った演技を見ることができてとても好きなシーンです。
そしてこの時に乗っている車がまたとても可愛い!70年代~80年代の黄色いベンツのセダンですが、 古いものが好きなPunnは車もクラシックカーなのですね。アイテムへのこだわりが見えます。
Ramilの目覚め
友人のJettからRamilの肖像画の修復依頼を受けたPunnは、絵のオーナーであるMethusと話をした帰りに絵を見に行きます。無意識に惹き付けられ絵に手を伸ばしたPunnは割れた額縁のガラスで指を切ってしまい、その時に付着した血液によってRamilの封印が解かれます。
ただのギャラリーだったはずのそこは一瞬で異空間に変わります。キャンドルが灯るだけの薄暗い空間。何かの気配を感じて恐る恐る振り返るPunn。するとそこには鎖につながれた絵の中と同じ人物がいるのです。
この演出はファンタジーホラーのおどろおどろしさがあってとてもよかったです。
この時Ramilに襲われそうになり驚いてうしろに倒れ込んだPunnが気がつくと元のギャラリーの絵の前にRamilと共に横たわっていました。これはRamilが閉じ込められていた場所が絵の中の別次元だったことを意味していて、そこから二人は飛び出して来たようです。だとすれば絵を通じてパラレルワールドのような異次元と行き来できるということでしょうか。
そして夢の中でもそうでしたが、PunnはRamilのネックレスに強い興味を示しています。冒頭のシーンでデッサンしていたのもこのネックレスの赤い宝石でした。どんな関わりがあるのか今後注目していきましょう。
そして問題はこのあとのシーンです。
トレーラーを見ていたので展開は知っていましたが、恐怖演出たっぷりに登場したヴァンパイアRamilは100年ぶりの解放でなんと足をつり悶え転げます。さらにはお腹を空かせて動けないという何ともまぬけな姿です。
過去2回制作されたパイロットではシリアスな物語の印象だったため、トレーラー公開時には "コメディーを入れないでほしい" という声も多く上がりました。
しかしわたしはNew監督を信頼しており、「ROSE IN DA HOUSE」でBounさんのコメディーのポテンシャルも見ているので、どう転んでもきっと面白いものになるという確信がありました。
クールなヴァンパイアでももちろんよかったですが、それでは視聴者の想像を超える作品にはならないと彼らは判断したのではないかとわたしは思います。今回はPunnも落ち着いたキャラクターであるため、BounPremの持ち味であるピュアさや可愛さの演出のために路線を変更した可能性もあります。
また、このRamilの無垢さにより、今後の二人の宿命 ─ ヴァンパイアと人間の争い ─ をより一層切なく無情なものだと感じさせる効果もあるかもしれません。
これぞBounPrem!
律儀にもPunnはRamilを自宅に連れ帰り世話をします。腹ペコで慌ててラーメンをすすり熱さのあまり吐き出したり、テレビに興味津々なRamilの姿はまるで野生動物。100年も眠っていたのですから無理もありません。
ソファで寝るようPunnに言われたRamilはベッドで一緒に寝たいと懇願しますが却下されます。渋々言う通りにするRamilですが疲れていたのか、はたまたもともと寝付きがいい子なのかはわかりませんが、そのまますやすやと眠りにつきます。
眠るRamilの姿は天使以外の何者でもありません。ヴァンパイアですがこの時ばかりは天使です。
無防備なRamilの姿にPunnも思わず顔がほころびます。Punnが初めて見せた笑顔です。
これです。これなのです。
限りなく純粋で無垢なシーン。これぞBounPremの真骨頂だとわたしは思っています。
そして二人のこんな表情や空気感を引き出せるのはやっぱりNew監督だからだと思います。
儀式
Ramilを訪ねてきたMethusの頼みによりPunnはRamilがヴァンパイアの力を取り戻すために協力することになります。Punnの血が必要なのだと言われグラス半分ほどの血を提供します。
このRamilが力を取り戻すための儀式というのがなかなか壮絶でホラーみのある演出でした。
Punnの血を注いだバスタブに浸かるRamilの口元に自らナイフで切った手のひらをあてがい絶叫するMethus。そのままRamilを血のバスタブの中に沈めます。
Punnの血を注いだ水は培養液のような役割でしょうか。RamilにMethusの血を吸わせることで同時に力も吸い取らせているようです。かなりの苦痛を伴うようで叫び続けるMethus。RamilもPunnといた時とは別人のように感情の一切ない目をしています。とても怖さを感じるシーンです。
呼ぶまで来てはいけないと言われ隣の部屋で待機していたPunnですが、Methusの叫び声を聞いて心配になり部屋を飛び出します。儀式を目撃してしまったPunnは身の危険を感じすぐさま逃げ出します。
感情をあまり表に出さないPunnはこれまでRamilやMethusに会ってもあまり動じている様子は見えませんでしたが、ここで初めてPunnが恐怖を感じていることがわかります。Ramilに力を分け与えたことによって飢餓状態になっているのでしょうか、正気を失った様子のMethusが長く鋭い爪をあらわにしてPunnを追いかけます。これもなかなかのホラー演出で観ていてハラハラしました。
とうとうMethusに追い詰められたPunnは首を締め上げられます。薄れゆく意識の中でPunnがRamilの名を呼ぶとそれに呼応するようにRamilが現れ、Ep.1は終わります。続きがどうなるのかとても気になります!
今後の展開を予想
わたしは原作を読んでいないのでEp.1の内容やインタビュー、トレーラーの情報から展開を推測してみたいと思います。
まず確実にわかっていることは、ヴァンパイアと敵対するハンターがEp.2以降登場するということです。Ramilは人間の血を好まないため今のところ人間を襲うことはないようですが、他のヴァンパイアはちがうのかもしれません。少なくともヴァンパイアが人を襲ってきた歴史があるからこそ、それに対抗する組織ができたと考えられます。
このハンターグループのリーダーはギャラリーのオーナーでありPunnの友人であるJettです。そしてギャラリーで働くEliseもその仲間であることが事前情報でわかっています。また、GMMTV LIVE HOUSEの密着取材の中でPremさんとStampさんもハンターの衣装を着ていたことから、この兄弟もハンター側に加担することになりそうです。
RamilとPunnが敵対する立場になるということです。
Jettはなぜヴァンパイアに強い憎しみを抱いているのか。
Punn、Jett、Eliseは幼なじみであることが事前のインタビューでわかっています。Punnは幼い頃に両親を亡くし施設で育っています。もしJettとEliseも同じ施設で育ったのだとすれば、この3人の家族がヴァンパイアの犠牲になった可能性があるとわたしは予測しています。
Ep.1の中でJettが教会にいるシーンがあります。Jettはこの時、強い憎しみの表情とも取れる険しい顔でただ座っています。そしてその視線の先には一人の少年がいるのですが、シスターに声をかけられた瞬間に少年は消えてしまいます。
つまりこの少年はそこに実在していなかったのです。幽霊ではありません。おそらくJettが少年時代の自分自身を見ていたのだと思います。そしてこの教会の施設でJettは育てられたと考えることができます。
このことからも3人の家族がヴァンパイアの犠牲になったという説がわたしの中では濃厚です。
だとするとそれはRamilが眠っているあいだの出来事なのでRamilは直接関与していないはずです。ですが3人の中にヴァンパイアそのものへの強い憎しみがあると考えることはできます。
ヴァンパイアへの復讐とRamilへの愛の狭間でPunnが葛藤していく物語になるのではないでしょうか。
さらに、トレーラーの中にPokpongがMekhinにどうやって名前を知ったのかと尋ねるシーンがあるので、MekhinがPokpongの過去について何か知っている可能性があります。(わたしは密かにこの二人のあいだにロマンスが生まれるのでは…?ということも期待しています。)
MethusとCiarについても現段階ではほとんど情報がありません。CiarはRamilに従わない人物だということが言われています。二羽のカラスを従える能力はダークでとてもかっこいいです。一見ヒールに見える彼が最終的にはRamilを助けてくれるという激アツ展開をわたしは期待しています。
むしろ従順なMethusのほうが裏切る可能性があるかもしれません。MethusはEp.1の時点ですでに何か含みがありそうな、全てを知っているかのような口ぶりをしています。Ramilが目覚めたことに対しても純粋に喜んでいるというよりは何か己の目的のために利用しようとしているようにも見えてしまいます。
Ramilの能力についても気になります。Ramilは3人の部下、Methus、Mekhin、Ciarに自分の能力を分け与えており、それぞれ高速移動、治癒、変身の能力があります。少なくともこの3つの能力はRamilも使えるということです。Ciarはカラスに変身できますがRamilは何に変身するのでしょうか。
今後Ramilが力を取り戻すにはCiarとMekhinの協力も必要ですが、Ciarは素直に応じるようなキャラクターには見えません。そしてMekhinは、彼は人間として普通の暮らしを送りたいと思っており、人を襲うどころか人の命を救う仕事をしています。なのでこちらもRamilの復活への協力を拒む可能性があります。
そして当然キーになってくるのがRamilとPunnの血の関わりです。RamilはPunnの血で目覚め、PunnはRamilの夢を見ると鼻血を出します。Methusに追い詰められたときもPunnは鼻血を出しました。するとRamilが助けに来ます。
これはつまりPunnの血がRamilを呼ぶのではないかと思います。
そもそもPunnの血によってRamilが目覚めたということは、Ramilの封印にPunnの血が関わっている、Punnの前世や血筋が関わっている可能性もあります。
まとめ
Ep.1は、前半のコメディーシーンと打って変わって後半は手に汗握る展開となりました。
タイのホラーの演出には独特の気味の悪さがありますが、Ramil解放のシーンや力を取り戻す儀式のシーンではそのような要素も感じられました。これはもう、今までのNew監督の作品とは全く毛色のちがう作品になっています。BLという枠組みを超えたダークファンタジー。
しかしながらNew監督 ✕ BounPremタッグならではのピュアで可愛いシーンも入っていて、美しい建物やアンティークの小物などによって演出される世界観も見どころです。
今後はさらにアクションシーンもたくさん入ってくるようなので楽しみです。
ヴァンパイアとハンターの争い、兄弟の確執、あのネックレスは何なのか、Ramilはなぜ封印されたのか、RamilとPunnはどのように惹かれ合い、どのような選択をするのか。
問題は山積みです。全10話で収まるのでしょうか。
とにかくこれから毎週土曜日が待ちきれません。わたしはきっと次の土曜日まで毎日Ep.1を観ることになるでしょう。
まだご覧になっていない方がいれば是非おすすめします🌹🍷
REVAMP THE UNDEAD STORY
毎週土曜日 20時30分 (日本時間 22時30分) GMM25チャンネルにて放送
【オンライン配信】
iQIYI / 毎週土曜日 21時30分 (日本時間 23時30分)
Rakuten TV / 毎週土曜日 22時30分 (タイの放送と同時配信、日本語字幕付き!)
監督:New Siwaj Sawatmaneekul
出演:Boun Noppanut、Prem Warut、Mark Jiruntanin、Barcode Tinnasit、Aun Napat、Kay Lartsittichai、Kapook Ploynira、AJ Chayapol、JJ Chayakorn、Stamp Panachkorn、他
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