【TC/中途】日本を変えられると感じたプロダクトに貢献したい 大学院中退から始まったキャリアがABABAに結びつくまで
ABABA広報の尾上です。
ABABAの事業展開を支える社員の人柄に迫る社員インタビュー。今回は今年4月にABABAに入社し、タレントコンサルティング(TC)部門で活躍中の森井さんに、これまでのキャリアや自部門に留まらないABABAでの仕事内容について伺いました。
※2025年7月時点の情報です
■ワクワクできる未来を求めて大学院を中退 個人事業主から始まったキャリア
Q:いわゆる“名門”とされる大学院を中退するところからキャリアが始まっていますが、どのようなきっかけがあったんですか?
学部の4年生のときに同じ研究室の大学院生の先輩たちが就活を始めたのを近くで見ていて「このレールに乗ったらワクワクしない未来に行きつきそうだな」と思ったんです。当時の自分は「サラリーマンの仕事って楽しくないもので、お金のために嫌々やるもの」という思い込みも激しくて、とにかくそうした未来に行きたくないと思っていました。
そこで、自分で事業を興して一代で財を成しているような方たちに話を聞いて弟子入りしてみようと思い立ち、学部を卒業してから大学院に入学するまでの1ヶ月の間にいろいろな起業家の方に直接話を聞きに行きました。
そうして出会った中の一人と仲良くなって仕事をお手伝いさせていただくうちに、普通に就活をして有名企業に入るよりも、自分の力でバリバリ働いていっぱい稼いでみたいな働き方の方がワクワクできると思ったんです。
当時は研究をしながら仕事をしている状態で研究室の中でも幽霊部員みたいになってしまい、周りのみんなは一生懸命研究に向き合っている中で自分だけ生半可にやるもんじゃないなと思ったので大学院をやめて個人事業主になりました。
Q:そこから組織に属して働こうと思ったきっかけは?
個人事業主として働き始めてから一年ほど経つと、その世界における方法論みたいなのは分かってきて、前述の仕事をお手伝いさせていただいていた方からも評価していただけたことで自分にも弟子みたいな存在ができてきたんです。その中で、自分のアドバイスによって人が変わっていくようなこともいくつか経験して、とても素晴らしいことだと感じました。一方で、(当時の自分にとっては)大きいお金をもらっているけれども、自分が社会に対して提供している価値はそんなに大きくないなと悩むようになりました。
そんなことを考えていたときに、同世代、なんなら自分より年下の方が強い思いを持って事業を立ち上げている様子をニュースで見たんです。フードロスをなくしたいという思いで立ち上げた事業が赤字で、貯金を切り崩しながらなんとかやりくりしているため投資をお願いしたいといった話でした。身銭を切ってまで社会のために動いている人がいる一方で、自分はお金はあるし仕事もうまくいっているけど社会に対して提供している価値はあまりない。お金だけあって自分とその周りだけうれしい状態で…このギャップがすごく恥ずかしくなりました。
じゃあ自分には何ができるんだろうとか、社会に提供できる価値が大きいってどういう状態なんだろうといったことを悶々と二ヶ月くらい考えたんです。その結果、自分がかかわることで人の考え方が変わったり、何か行動を起こせるようになったりという営みはすごく好きだし得意で、それをもっと大きな範囲でできたら自分の命の価値が出てくるんじゃないかという結論に辿り着きました。
加えて、仲の良い友人の様子からも影響を受けました。ちょうど就活真っ最中だったのですが、「福利厚生が一番いいところに行くねん」って言ってたんです。いろいろなことに思いをめぐらせていた当時の私は「福利厚生で選ぶってどういうこと⁉︎自分の命の使い方はそれでいいの⁉︎」となりました。当然その会社や、福利厚生で働く場所を選ぶことを否定するわけではありませんが、もっと広いことに意識を向けて仕事を選ぶ方が生きがいをもって仕事をできるし、世の中も良くなると思ったんです。
個人ではなくて企業という単位でそういう事業をやっている場所で自分自身の力をつけながら、世の中への価値提供に寄与したいなと思ったのがサラリーマンになろうと思ったきっかけです。
■何かをできるようになる度に感じるもどかしさを原動力に歩んできたキャリア

日本全体を変えたいと思ったら、その中でも特に多くの人を抱える大企業、そしてその中でもリーダー層を変えないといけないんじゃないかと思い、最初は大企業のリーダー層の育成に特化した会社を選びました。そこでは人事さんに研修や試験を導入しませんか?というご提案をしていたんですが、話を聞いていると育成だけではどうにもならない問題もたくさんあるということが分かってきたんです。そうした現実に直面しながらも、当時の自分は研修や育成でどうにかできる部分以外の提案ができないし、知見もないし、気が利いたことも言えないし…というもどかしさを強く感じていました。
そこで、人事という企業の中の“人”を司ってる方たちが直面している課題を包括的に支援できる人になりたいと思い、組織人事コンサルとして人にかかわる部分の課題解決を広く請け負う会社に転職して、人事制度作りに伴走していました。
これは完全に個人的な思想の話になるんですが、人事制度といったルールを作ることが大切な一方で、そのルールが適用される人々がどういう関係性で、どうかかわり合っているのかといったソフト面もすごく大切だと思っているんです。当時はハード面を作る案件が多かったんですが、結局中の人たちの意識や関係が変わらないと実効性がない。けど自分はそうした価値を提供する機会もノウハウもないということにモヤモヤし始めて新たにやりたいことが見えてきました。
次に入った会社は戦略コンサルの会社で、代表の方の「社会的地位やお金を手にいれることよりも、自分の立ち上げた会社で働いてくれる仲間たちが幸せでいてくれることの方が幸せだしそれを実現したい」という思いに共感し、その幸せを一緒に実現するために入社しました。
企業としてキャッシュを生む仕事の部分は戦略コンサルの部署の仕事になりますが、その傍でメンバーに向けてワークショップを開催することなどを通して、幸せとは何かということについて考えるきっかけを作る役割を担っていました。
■部門の垣根を飛び越えて 日本を変えられると感じるプロダクトに貢献したい
Q:ABABAに入社したきっかけは?

昨年の末に執行役員の杉原さんからSNSでメッセージが来たんです。ABABAのことは軽く知っていて、「あの会社の執行役員の方が話したいって言ってくれてる」と思い年末にお話ししたのが最初の接点です。
当時転職するつもりはありませんでしたが、いわゆる“コンサル文化”が強い環境で議論ではなく対話を通じて自分のミッションを実現していくにはどうすればいいんだろうということなんかを考えていた時期でした。すると、杉原さんも「数字を出すといったところへの健全なプレッシャーはありつつ、みんなが幸せでいられるためにはどうしたらいいんだ」ということをすごく考えていて意気投合したんです。
ちょうど二人目の子どもが生まれて育休に入る絶妙なタイミングで杉原さんと出会い、赤ちゃんをあやしながらゆっくり考える時間もできてしまい、完全にABABAに気持ちが奪われました。
Q:今のチームはどんなチームですか?
他のチームの方からは「スペシャリスト軍団だよね」というふうに表現していただくことがあって嬉しいなと思っています。上長の夏谷さんも、同じタイミングで入った新卒の菱田君もそれぞれに強い個の力を持っているところがあります。菱田君は新卒なので、未完成の部分もありますが、私が分からない就活生の気持ちなどを教えてもらうなどして助けてもらってます。
夏谷さんは私より4つ下なのに「えらい仕上がってるな」という印象で信頼がおけますし、いい意味で切磋琢磨し合える存在なので、同じチームで働けていることが嬉しいです。
Q:同じ“人事”と対峙する仕事でも、提供する価値や追い求めるものがこれまでと全然違うと思うのですがいかがですか?
良い意味で難しいです。コンサルや研修プログラムの営業の立場だと自分が考えたものを持っていって、先方に「確かにそうですね やってみます」と言ってもらうことで成果になるので、自分でコントロールできる要素も大きかったんです。一方ABABAのTCの仕事ではコントロールが難しい要素も結果につながってきます。
自分たちができるベストを尽くしても、学生さんとのご縁が紡がれるにはタイミングや学生さんの動きなど本当にいろんな要素が含まれていて、今起こしたアクションが2,3ヶ月後にようやく成果につながるという時系列に沿って動くのは考えることも多いですし、なかなか簡単に攻略できないぶん手応えがあって面白いなと思うところです。
Q:部門の垣根を超えた取り組み「One-ABABA」も率先的に行われていますよね

「One-ABABA」とは
部門間の交流の活発化や、ボトムアップでアクションを起こせる文化の情勢などを目指し発足した取り組み。現在「社内ナレッジシェアプロジェクト」や「社内交流プロジェクト」など、リーダー・メンバークラスの社員で構成された個別のチームによるプロジェクトが進行中!
発案者は夏谷さんです。もともと彼の前職でそうした動きがあったらしく、それをABABAでもやりたいとなった際に、組織の幸せとは何かといったことを考えていそうなメンツとして私と子守さんと杉原さんに声をかけてくれました。なので、立ち上げてくれたのは夏谷さん、社員に伝える役割は子守さん、ボードメンバーとの橋渡しは杉原さんが担ってくれて、僕はネーミングだけ担当しました 笑。
まず、こういうプロジェクトが立ち上がることがABABAの素晴らしいところだなと思っています。実施に先立ってアンケートを実施したんですが、自由記述欄に前向きなコメントを寄せていただいた方も多くて、「こういうことをやりたくてABABAに来たんだ」と思えるようなプロジェクトになっています。推進してくれたメンバーに感謝です。
One-ABABAの発足を通して改めて感じたことなんですが、ABABAって本当にいい人が多いんですよね。ただ人として優しいだけではなくて、目の前の仕事やABABAのサービスをよくする、広げるといったところに対するコミット力が強いと言いますか、会社やプロダクトに対する当事者意識が強い人が多いなと感じます。生きるために働くという感じではなく、前向きに働く人がたくさんいるというのがABABAという場所の魅力だと思います。
Q:今後の目標を教えてください
まずはABABAのみんなが楽しく活き活きと意義を持って仕事をするための土台作りみたいなところで少しでも尽力したいというのが一つ。そして当然のことながらABABAのサービスをすごくいいと感じていて日本を変えられると思っている部分があるからこそ、もっと多くの方に使ってもらうとか、多くの企業を支援するといったところに寄与せねばならないと思っています。そこの部分では自分がこれまで積み上げてきた経験も多少なりとも活かして多大なる貢献をしたいです。
そしてABABAが成長していった先で、1つの事業なりプロダクトなり子会社なりを自分に任せてもらうといった形で、ABABAにとって大きな部分を担う形で貢献していかないといけないと感じていますし、そのために今頑張りたいと思っています。
