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【写真】北海道開拓の村01 -残雪の村内を巡る

 3月某日、札幌 大通駅。

 地下鉄 東西線に乗り、

 新さっぽろ駅からバス。

 その終点は、

 北海道 開拓の村。


北海道開拓の村とは

 広大な自然公園のなかに、この村はある。

 52塔の歴史的建造物。その中にも入れるので、数は膨大だ。

 歩いた様子と、印象に残った建物を紹介していく。

旧札幌停車場

 村のゲートウェイでもある、旧停車場。

 実は開拓の村は「ゴールデン・カムイ」のテレビドラマ・映画版の撮影場所でもある。

 パネル展示、お土産販売などがあった(その話題は、次回に)。

 当時のファッションで村内を巡ることもできる。

 線路に沿って、歩いてみる。

旧手宮駅長官舎

 民家として、興味を覚えたのがこの木造家屋。

 駅長さん家族の家だ。

旧札幌警察署南一条巡査派出署

 大通りには派出所。

 こうした、リアルな蝋人形が、人の気配をもたらしている。

旧来正旅館

 外観だけでも、いかにもという佇まいの旅館。繁盛していそうだ。

 中には、ひな人形が飾られていた。大正時代のものだという。

 建物の一つひとつに生活の気配があり、ここでは丁寧にメンテナンスされている印象をうけた。

三〼河本そば屋

 そば屋さんにしても、然り。

旧近藤染舗

 大きな染物屋さんの店舗では、

 店主と、客の会話が録音されていた。世間話、どこから北海道に渡ってきたか……にぎやかだ。

 店舗の奥には、茶の間や、

 食卓といった、生活がしのばれる。

 奥さんが、台所でごはん作りに勤しんでいる。

旧渡辺商店

 商店の中では、思わず買い物したくなる。

 教科書。きっと、買えるもはなんでも売っている店だ。

旧広瀬写真館

 写真館もあった。

 二階はスタジオになっている。

旧小樽新聞社

 メインストリートには、新聞社もある。

 活字などの展示のほかに、

 明治時代の新聞の複製を読むことができる。

旧ソーケシュオマベツ駅逓所

 ひたすら歩き、郊外のほうにも行ってみる。

 晴天だが手元は寒い。小樽で買った軍手が活躍した。

 農村エリア。

 呼びかけたら、顔を上げてこちらを見てくれそうな存在感。

森林鉄道機関車

 そして、鉄道の終わり。

旧農商務省滝川羊場機械庫

 羊を育てる飼料の牧草の栽培に使う、大型農機具類の倉庫。

 このあたりになるとすでに、自分がこの村になじんでいるのを感じた。

旧平造材部飯場

 さて。農村部で労働者は人はどこに住まうのか? といえば、飯場があった。

 ドラマや映画ではよく見るが、

 仕事終わりの労働者がドヤドヤと帰ってきたとしても、違和感がない。

 長く佇みたかったけれど、花粉から逃亡してきた身としては、このほこりっぽさは辛かった。

 でも、全部で53の建物の中を見て、実はここが、最も印象に残った。あまりにリアルだからだろう。

 残雪とシーズンオフゆえの人の少なさも、住民のひとり、の気分を高めてくれた。


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