夏休みの漢字復習、AIにテスト作りを手伝ってもらった話
「夏休みに何を勉強すればいいですか?」
塾で保護者の方からよくいただく質問の一つです。
もちろん、お子さんによって優先順位は変わります。 その中でも、私が毎年おすすめしているのが「漢字」です。
なぜ漢字なのか
理由はとてもシンプルです。
漢字は、一度習ったら次々に新しい漢字を学習していきます。 学校では新しい内容を進めることが優先になるため、前の学年までの漢字をじっくり復習する時間はほとんどありません。
「なんとなく覚えている。」 「書けたり書けなかったりする。」
そんな状態のまま学年が上がってしまう子も少なくありません。
実際、塾でも漢字が苦手な子は少なくありません。 そして、困るのは国語だけではないんです。
教科書が読みにくい。 問題文が読みづらい。 社会や理科でも漢字が分からず、内容が頭に入ってこない。
漢字は国語の単元というより、すべての教科の土台だと感じています。
だからこそ、学校の授業が止まる夏休みは、前学年までを復習する絶好のタイミングです。
一つの問題
ただ、一つ問題があります。
毎日テストを作るのが、意外と大変なんです。
今日はどの漢字を出そう。 同じ問題になっていないかな。 例文はこれでいいかな。
親が毎日考えるのは、思っている以上に手間がかかります。
そこで今年は、AIを使って漢字テストを作ってみることにしました。
漢字テストの作り方
まず、学年別の漢字配当表(その学年で習う漢字の一覧)をNotebookLMに読み込ませます。これはネットで検索するとすぐに見つかります。
そのデータをもとに、今度はClaudeへ指示を出し、漢字テストの形に作り替えていきます。
実は、最初からうまくいったわけではありません。
同じ漢字が何度も出てきたり、例文が難しすぎたり。すぐには家庭学習で使えるレベルにはなりませんでした。
そこで何度もプロンプトを修正しました。
重複しないこと。 小学3年生が理解できる例文にすること。 既習漢字をどう扱うか。
条件を一つずつ詰めていくことで、ようやく毎日の小テストとして使える形になりました。この条件出しが、実は一番時間のかかった部分です。
漢字テストの使い方
出力された漢字テストは、印刷すればそのまま使用できる状態です。
印刷ができない場合は、スマートフォンやタブレットで問題を表示し、ノートに書かせることもできます。
クイズ形式にして、遊びながら問題を出していくのもおすすめです。それだけでも十分学習になります。
AIは「代わりに勉強する道具」ではない
今回使ってみて感じたのは、AIは子どもの代わりに勉強するものではなく、親の準備を助けてくれる道具だということです。
毎日問題を考える時間が短くなるだけでも、家庭学習はずいぶん続けやすくなります。
今年の夏休みは、AIも上手に活用しながら、長男と一緒に前学年までの漢字をしっかり復習していこうと思っています。
これからも、実際に家庭で試して良かったAIの活用法は、正直な感想も含めて発信していく予定です。
同じように「夏休みの家庭学習、何をやらせるか迷う」という方、他にもいらっしゃるでしょうか。 もしよければコメントで教えてください。
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