「ライター」という仕事に対する意気込みと尻込み。
「書く仕事」に憧れている。
1年以上前だが、こちらの本を買って読むくらいには憧れている。
「書く仕事」で食べていくのに必要なのは、文章力(だけ)ではない、という吸引力のある結論から始まり、特別な文才よりも、もっと必要な素養がある、というメッセージがそこかしこにちりばめられた、ライターを目指す人が「もしかしたら私にもできるかも・・・」と勇気づけられる、筆者のライターという職業と読者への愛を感じる大変魅力的な本であった。
と言いながら、私は「書く仕事」(ここでは「ライター」という職種のことを指したい)に挑戦してみようと在宅ワークの仕事を日々探すものの、挑戦には至っていない。できそうで、できない。いざ始めても続けられるか?と怖くなり、応募して課題もやらずに放置してしまったものもある。
一般的にライターというと「WEBライター」だろうか。
WEBライターは、何らかの情報を調べたり、取材したりして書くものが多いと思う。noteでも多くのWEBライターさんが、ご自身のお仕事経験について書かれていて、読みながら擬似体験させていただいて、勝手にうっとりしている。
しかし私は、このWEBライターという仕事に憧れるくせに、「調べる」という作業がめんどくさくなりそうで不安で仕方ない。
自分の好きなこと(北京と上海の餃子のタレの味に違いはある?等)だったらワクワク調べられるかもしれないが、自分の興味のないことをリサーチしなくてはいけないことが多いだろう。そのときに、投げ出さずにやり切れる自信が正直ないのだ。お恥ずかしい話である。「子どもか」とタカ&トシのツッコミを自らに入れる。いや、マジで子どもなんだよな。子どもおばさんとして生きるのが楽しくなってしまい、社会人として少々厳しい。
あとは、時間の問題。
私は少なくとも週に2日は午前中に地域活動が入ることが多く、14時には末っ子をこども園に迎えに行くので、締め切りに間に合わせて納品できるのか?という不安もある。締め切りに追われるのがとても怖い。もちろん、直接雇用の9-17時などの時間固定は厳しいため、締め切りさえ守ればOKの稼働時間自由の業務委託の案件が望ましい。なのに締め切りが怖いって。
「週に1本記事を書ける方」という1文字1円の案件を見て、これならできるのでは!?と思ったりもするのだが、その案件の内容に興味を持ちきれなかったりして、応募には至らない。あーでもないこーでもないの最たる例なんじゃ。
ひとつ振り返っておきたい話がある。
私は、4年ほど前にWEB広告制作の仕事を未経験から始めて、しばしのめり込んだ過去がある。制作依頼のほとんどがYouTube広告で、2~3分ほどの動画広告の台本を書き、動画素材を集め、ナレーションを吹き込み、動画編集する、という一連の作業であった。
YouTube広告の台本を書く仕事は、「セールスライター」としての仕事になるだろう。セールスライターも、ライターの一種だ。
あの頃、WEB広告の仕事は、クライアントさん(企業)の利益に貢献することが第一の目標であった。それは当たり前なのだが、結局、私はそこでつまずいてしまった部分もある。
「個人の幸せに貢献したいのに、クライアントの売上が上がったどうかが広告の成果になるし、そこしか見てもらえない」と虚しくなってしまったのだ。
企業から商品を買ったお客さんが喜んでいるなら、個人の幸せに貢献したと言えるのかもしれないが、その人がその商品を買って変化し、最終的に幸せになるところまで見届けたいのに残念だ、と思ってしまった。
そこから私は、toBよりも、toCの仕事がしたいのかもしれない、などと考えるようになっていった。セールスライターはもういい、と。
なので、toCの書く仕事……Webライターとして、何か困っている人、情報を求めている人のために記事を書くのがいいのではないか、と思うようになった(ここはnoteやKindleを書く動機に繋がる部分も)。
なんだけど、「調べて書くのめんどくさそう」が私の行く手を阻む。
私の思考回路は行き止まりになった。
そこで、メンバーシップでお世話になっているかぜの帽子さんに、ライターという仕事について悩んでいる旨をご相談した。
かぜの帽子さんは多岐にわたるライター業をご経験されていて、灯りの消えかかった私の思考回路を、ぼっと照らしてくださった。
チコリンさんは、「感情」というものへの興味が強いので、情報を提供するライターよりは、心が動いて何か行動を起こしたくなるようなセールスライターの仕事が向いているのかもしれませんね。
あぁぁなるほど…!!
そうなのかもしれない。
個人の役に立ちたいならWEBライター、企業の役に立ちたいならセールスライター、みたいな安直な分け方をしてしまっていたけれど、その限りではないのかも。
それに、やっぱり得意な文章のジャンルってものがあるから、その視点は消さない方がいいのかもしれない。
そうして、何のセールスライターをしたらいいか?という目線で求人を探すように。
必ずしも、利益を追求するばかりではないセールスライターの仕事もありそうだ。例えば求人とか。企業と人のマッチングに文章で貢献。できたらいいよなぁ。
ちなみに、セールスライターの仕事で、調べる作業を苦に思ったことはない。
ホームページやLPなどから、必要な情報をほぼ得ることができる。ときに新しい知識を仕入れる必要もあったが、膨大な量の情報を調べる必要はなかった。
いや、もしかしたらWEBライターという仕事だって、書く前のリサーチが大変そうと私が勝手に思い込んでいるだけの可能性もあるのかな?慣れたらパパパッと調べられますよ、だったりするんだろうか。
なんでもやってみないとわからないのに。
二の足を踏みすぎであることは重々承知している。
(こちらに書いたIndeedの仕事、選考途中でやめてしまった)
芸人の仕事にも好影響がありそうなコンビニバイトを選びたいものである。
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