ショックな出来事に感謝する。
「地域活動家」という肩書を自らに与えて、悦に浸っていた時期がある。
2021年4月から、2025年の5月までの4年間である。
2026年度は、一切やらないと決めた。
地域活動をやらない、というよりは、
「率先して動かなきゃいけないような役にはもう就かない」という意味だ。
現在5歳の末っ子が1歳の頃から、こども園のPTA役員と自治会活動を2年間同時並行していた。それらの任期があと数ヶ月というときに地域の民生委員・児童委員になり、その派生によって2つの地域の役が加わり、さらに1つの地域ボランティアと、今年度は小学校のPTA役員である。
ちょっと、やりすぎた。笑
なんか、疲れてしまった。
それでも怖いのは、私の思考のクセなのか、無意識レベルで「役に立たなきゃ」「私が適任だ」と思い込み、向こう数十年は続ける気でいたことだ。
下記の記事を書くまでは。
ここで起きた出来事により、
「もうこれ以上自分をすり減らすのはやめにしたい」
と思い至り、その役をやめることにし、任期はついに今月末までだ。
それ以降も引継ぎなどがあるが、やっと1つ、肩の荷が下りる。
その件以来、例の先輩と対面すると心身が硬直するような感覚がある。大好きだった人なのに。
でも、恨みがましい気持ちは薄れている。
なぜなら、あのとき「もうやめたい」と感じたときとは状況が変わり、家族を再優先させたいと強く望むようになったからだ。
つまり、やめる理由が別にできた。
・ほぼ給食時間に登校する次男の送迎で午前中の予定が立たないこと。
・来年度は末っ子長女が小学生になるので、払えば夕方まで預かってくれるこども園のような預け先がないこと。
・小学生の下校時間には家にいるか、迎えに行くような生活にしばらくなると思うから、研修や会合には行きにくくなること。
・子どもの対応で想定外にエネルギーが取られ、地域活動にまで回すエネルギーが残っていない日が増えたこと。
くだんのショックな出来事がなければ、「長橋、まだまだやれます!」とアホみたいに自分にムチ打ち、子どもたちにも我慢させていただろうと思うので、やめるきっかけをいただけて本当に良かった。
そして、上記にあげたような、誰にでも安心して話せる「言い訳4点セット」をそろえたことで、波風立てずにやめることができることに安堵している。
そして、来年度も続けるか迷っていたボランティアが1つあったのだが、これも今年度いっぱいでやめることを一昨日決めた。
その活動にはもう興味も熱意をわかず、やめたいと思っていたのだが、内容やメンバー的に続けないと気まずい気がしていた活動だった。そのため、惰性で続投をするか……と諦めるような気持ちでいた。
ところが、先日会議を欠席したところ、まったく気の進まない超面倒な仕事を押し付けられるという出来事が起こる。
送られてきた議事録に「活動報告のレポート記事と、このイベントのチラシは、長橋さんに作ってほしいと皆さんからのお願いです」と書かれていた。
しばらく言葉も出なかった。
大勢のグループLINEでそれを書かれれば断りにくい。それをわかって書いたのか。誰もやりたがらない仕事だ。
ひとしきり家で悶々と怒り狂ったあと、「了解いたしました」と返信した。
きっと能面のような表情だったろう。
でも、それをやり切って、来年は続投を断ろう。
そう決めたらスッキリした。よしっ!
例の「言い訳4点セット」をここでも使い回そう。引き止める人などいまい。
これで、全て地域活動の役を降りる。
とてもいい経験をさせてもらったと感謝の気持ちでいっぱいだ。
心身をすり減らすときもあったが、その経験も含め自分の血肉となったと思う。
来年度以降は、何もしない自分を許し、余白の時間を好きなことに充てる。
誰にもドタキャンや怠慢を詫びたりすることなく、自分と家族のためだけの時間が広がっている。
あぁ、どんな生活が待っているだろう。ワクワクしかない。
あ、来年度は長男の少年野球のイベントの役をなんかしなきゃいけないんだった。
なかなか解放されないな……
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