自己紹介のジャンクパーツ
はじめまして。
ザギザギ と申します。
2002年5月9日生、神奈川県出身。
京都大学 総合人間学部卒。
主にイラスト、キャラクターデザイン、ロゴデザインなどを制作しています。
また、記事のライティングや企画のプランニングの経験もございます。
が。
活動実績やお仕事募集については正式な自己紹介記事の方に譲りまして、
ここではそれ以外のパーソナルな部分を、
補足として、蛇足として、ダラダラと書き連ねていきます。
来歴
自己紹介記事では制作物の話が主だったので、
そもそもどんな人なの? という所から。
絵について

(2024年, Procreate)
まず、絵を描き始めたきっかけについてですが……
特にないんです。
「絵を始めたきっかけ」
と呼べるだけの具体的なイベントがない。
物心ついた時から、気づけばファ〜と描いてたんですよね〜
保育園ではオリジナルのロボットとか怪獣とかを描いてました。
小学校では友人をモチーフにしたヒーローを創作したり、棒人間のゾンビアクション漫画を描いたり。
中高では美術部で絵を描きながら、学園祭のポスターとかクラスTシャツとかを作ったりもしてました。クラTは中2から高3まで5年連続で担当できて楽しかったですね。SNSにイラストを上げ始めたのも中1あたりからです。
大学以降の制作物は主に自己紹介記事の方で取り上げていますが、それ以外に趣味で描いたファンアートだと


のロゴマークを850個くらい作ったり


……という感じで、イラストもデザインも色々描いています。
ちなみに、2024年にWAIS-IVという検査を受けたのですが、それによると私はどうやら知覚推理(視覚情報を理解・推測する力/断片を統合する力/空間処理能力)がちょっとだけ得意とのことでした。
イラストやデザインを飽きずにやってこれたのは、少なからずこの影響があるのかなと。あと物事を考えるときに必ず脳内で映像が見えてたり(というかむしろこれ以外の思考法を知らない)、画像記憶や連想ゲームが少し得意だったりするのも、知覚推理凸のおかげかもです。
あれ?
なら「絵を始めたきっかけ」ってこれじゃん。
「きっかけ」ありました。
「絵を描く脳で生まれてきたこと」です。
言いすぎか。

ちなみに左右の区別が付きづらい左右盲でもあるので、
「仮面ライダーWは左翔太郎がジョーカーサイドだから…
左側の半身を黒く塗ればいいんだ!!」と息巻いた結果、
思いっきり右半身を黒にしてます。アホ。
字について
自己紹介記事では絵をメインに載せましたが、文章を書いたり、コピーワークや言葉遊びを考えたり、わかりにくい事柄をわかりやすく言語化したりするのも好きです。
例えば自己紹介記事の方では、
イラスト以外の「他の活動」として、



といったことを載せました。
言語化って、私にとっては銃の排莢みたいなもんですからね。弾詰まりして暴発するのが怖いから、定期的に言葉にして排出しないと落ち着かない。だから約10年間もTwitter続けてるんでしょうね。なにかを言葉にしたい時、言葉にできる場所がないと、どうしても気持ち悪くなるんです。
例えばこの記事。
ここでは好きなドラマの感想を1万字くらい書きましたけど、それはすなわち、これを書くまでは自分の身体の中に「1万字ぶんの何か」がミッチミチに詰まってたわけで。そう思うとゾッとします。「生える前の永久歯は子供の頭蓋骨の中にミッチミチに詰まっている」と初めて知った時の「ゾッ」と同じ類の「ゾッ」です。だから全部出せてスッキリしました。
言うなれば、呼吸。
息を吸う。息を吐く。
この動作は2つでセットです。
吸ったら吐くしかない。
吐いたら吸うしかない。
何かを見る。何かを書く。
これらも同じです。セットなんです。
見たら書くしかないし、
書いたら見るしかない。
少なくとも私にとっては。
自己紹介記事の方では、文字数を削ぎに削いで過去作の列挙のみに留めましたが、本来はこれくらいの口数です。そしてここではまだまだ喋ります。
学生時代について
現在は神奈川県を拠点に活動していますが、学生時代は京都大学 総合人間学部に在籍していました。

京都のUniversityを
GRADUATIONするということで
ガッチャードを連れていきました。
京大を選んだ理由は、高一で進路を選ぶ際に東大と京大と美大が頭をよぎり、色々考えた末に「自分に一番合ってるのは京大なんじゃないか」と思ったため。そして総合人間学部にした理由は、「特にやりたいことを決めてないから何でもできそうな学部にしておこう」と思ったためです。
総人のスタンスは、
それっぽく言うなら「学際的」。
身も蓋もなく言えば「ごった煮」。
この学風には確実に影響を受けています。そのごった煮感で選んだので当然といえば当然ですが。自分の活動も、自己紹介記事の方では一応「イラストレーター」という触れ込みにしたものの、正確に言えば「イラストレーター、デザイナー、プランナー、コピーライター、クリエイティブディレクター、のようなことをしている」というのが本音です。見事にごった煮。ごった人間学部。
学部では社会学と認知心理学を専攻していました。
社会学のゼミで陰謀論者の思考について研究したり、イラストの視線誘導に活かしたくて認知心理学を学んだりと様々な学問分野に触れましたが、振り返ると関心の軸は「ヒトの認知」という点で一貫している気がします。
私は閉所恐怖症ぎみなので、自分が死ぬまで自分の脳からだけは絶対に出られない、というのが本能的にイヤなんです。それはすなわち自分は死ぬまで自分の認知空間に閉じ込められたままということで。ワンプレイのみのお試し版ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムということで。だからこそヒトの認知に興味があるんだと思います。
サークルは「京大美術部」と「京大SCP同好会」に所属していました。
京大美術部ではイラストを制作したり、文化祭で来場者様の似顔絵を描いたり。また京大SCP同好会では、SCP財団にて記事を複数本執筆しました。

(2025年, Procreate)
卒展の告知のために制作したポスターです。
4回生の各作品をコラージュしました。
大学時代は「ゼットンの顔って怖くね?」について論じたり、ウルトラマンとライダーのデザインの対照性について比較検討したりしたことから、いずれはこの方向性を学術的に深めていくのも面白そうだな〜と思っています。
大学の卒業式に「最終回」つながりでゼットンを持っていったら、数年前の講義レポートでゼットンについて論じた時に参照した先行研究がたまたま総長のスピーチに出てきて流石に奇跡かと思った。ゼットンの呼び声。 pic.twitter.com/yK7VOnRvjs
— ザギザギ/ZAGIZAGI (@actct_zagi) March 26, 2026
仮面ライダーとウルトラマンって真逆なとこあるよね〜というパワポ(1/4) pic.twitter.com/lfwJeUMCoj
— ザギザギ@Skeb募集中 (@actct_zagi) November 4, 2023
ただ、それはそうとお仕事が欲しいのも等価に本音なので、こうして自己紹介のために筆を取っています。
ちなみに2024年にはMENSAにも入会しました。
岩永徹也さん(a.k.a 檀黎斗神)と同じ結社に入れて光栄。
WAIS-IVの受験後1年以内に申請すれば入会試験をパスして入れる とのことだったので、せっかくなら…という軽い気持ちで入会。スノビズムの王冠をひけらかす気はさらさらないですが、「1年以内ならMENSA入れますよ」と言われて「せっかくなら…」と思ってしまうあたり我ながらミーハーだなと。
でも会員証がめちゃくちゃ悪の秘密結社っぽいのは気に入ってます。

趣味
ここでは好きなものを列挙していきます。
私を構成する成分表示みたいなもんです。
特撮

(2023年, Procreate)
「好きなもの」と銘打っておいてアレなんですが、
特撮はもう正直「好き」とかでもないんですよね。
突然ですが
窒素、
好きですか?
窒素。
原子番号7の元素。
あなたが今吸っている空気の8割。
人間が生きるために必要不可欠な物質。
それが窒素。
窒素を「好き」と言う人は、あんまりいないと思います。だって窒素は「好き」か否か関係なく、この世に生を受けた瞬間から常にそばにあるもの。
だから「窒素は好きだから吸ってるの!」という人はいないし、「窒素は好きじゃないから吸わないの!」なんて人もいない。というか人間って窒素ないと死にますし。
だから窒素は「好き」とかじゃない。生まれた時からそばにある。なければ死ぬ。それだけ。
私にとっての特撮も同じです。
「好き」とかじゃない。
生まれた時からそばにある。
なければ死ぬ。
それだけ。
大袈裟ではなく、本当にそんな感覚なんです。
特撮は、物心ついた時にはもうそこにあって、視聴熱こそ推移すれど、人生に占めるその含有量は変わらない。特撮のことを考えてない日は、たぶん死ぬまで一日たりとも無い。窒素を吸わなくなる日が、たぶん命日以外にあり得ないように。
今回は、特に吸ってきた特撮作品を絞りに絞って「2作品だけ」挙げてみます。それ以上はキリがないので。この宇宙に存在する窒素原子を一つ一つ数えるようなもんなので。だから「2作品だけ」語らせてください。
・『ウルトラマンネクサス』(2004)
「ここまで見てきてよかった」
と思える作品はありますか。
「最終話の放送日まで死ななくてよかった」と、
死神の情けに感謝したくなる作品。
私にとっては『ネクサス』がそれです。
『ウルトラマンネクサス』は、全37話を費やして、
「いつものウルトラマンの世界」へ辿り着く物語。
人間がウルトラマンを応援し、
ウルトラマンがそれを力に変える。
ウルトラシリーズでは当たり前の光景ですが、それは決して当たり前にあるものではない。人知れず戦ってきた者たちの奮闘があって、初めてたどり着ける景色なのだと気付かされる。それが『ネクサス』の凄みです。
「誰も知らない戦いだったが、確かに戦い続けた意味はあった」という展開にボロボロ泣いてしまうのですが、これは20年間で変遷した作品の知名度や評価、そして放送短縮でも路線を曲げなかった制作陣と、それを見届けた数多のファンたちにもメタ的に重なる気がして、また涙が。
数万年にわたる死闘の果てに掴んだのは、血も汗も涙も根こそぎ持っていかれるほどの、究極至極のカタルシス。
あと私の活動名「ザギザギ」は、そもそも本作のラスボス「ダークザギ」が由来だったりします。

(2024年, Procreate)
20周年記念に描いたファンアート。
真ん中に鎮座しているのがダークザギ。
だってカッコよすぎるから。体色が完全に黒と赤のみ。闇と鮮血、それ以外の色を知らない悪の中の悪。しかも「よく見るとカラーリング以外は主人公の最強フォームとほぼ同じデザイン」という全人類大好きなやつ。
それもそのはず、実はザギは主人公ウルトラマンの模造品として造られた存在であり、そこに強烈なコンプレックスを抱いていて、キレると両手を広げて叫ぶというヤバめな癖を持っており、かと思えば18年間も人間社会に潜伏して虎視眈々と計画を練るインテリな一面もあり、2周目以降はこの潜伏時代のマッチポンプが白々しすぎて「いやお前がやったんだろ!」となる箇所が多発したり、ダメだ、いくら書いてもキリねえわこれ、本編見てください。
・『仮面ライダー剣』(2004)

(2023年, Procreate)
人生変えられちゃったんで。
割とマジで。
私の人生って、〈剣以前〉〈剣以後〉の2部制なんで。
13歳の頃、 たまたま聞いた前期OP「Round ZERO〜BLADE BRAVE」が刺さったことで興味を持ち、 見る。
第1話は腹から爆笑。最終話は心から号泣。ドラマの最終回で泣いたのは『剣』が初めて。
韮沢靖先生の怪人デザインに衝撃を受け、自分もそれまで描いていた絵をSNSに載せ始める。

韮沢先生の影響がモロです。この構図、この角度!
SNSに載せた絵をきっかけにして数多のご縁が繋がり、2023年には後期OP「ELEMENTS」を作曲した藤末樹さんと一緒に仕事をする。

(2023年, Procreate)
藤末樹さんとのお仕事。
詳細は自己紹介記事にて。
……という感じで繋がっていくので、
真剣に人生が変わった作品です。
風が吹けば桶屋が儲かる の 風。
バタフライ・エフェクト の 蝶。
それが私にとっての『仮面ライダー剣』なんです。
シナリオ、キャラクター、デザイン、楽曲、全てが最愛ですが、特にデザインに関して言えば、韮沢靖先生によるアンデッドのデザインが凄すぎました。

グロく鋭くおぞましく、なのにお茶目でラブリーで、そしてなにより美しい。
それは13歳の私を駆け抜けた稲妻であり、今でも見返すたびに私を充電してくれる魂のチャージスポットであり、妖しい輝きが封じ込められた不滅の美です。思い起こせばいつだって、私を這い登ってくる常盤色の血脈。
特撮以外の趣味についても書きます。
むしろ「趣味」らしいのはここから。
映画・小説
映画や小説もよく見ます。
主にSFとホラーが好き。加えて映画ならアクション、小説ならミステリーも。それ以外のジャンルもちょくちょく食べてます。特にホラーはあまねく好きですね。Jホラーも洋ホラーも。SFホラーとかクトゥルフ系とか最高。
私はこの世に対するデフォルトの姿勢が〈不安〉なので、この世にある不安の種を次々に爆発させて〈誇張しすぎた不安〉としてザコシのごとくアクロバティックに昇華してくれるホラー作品を見ると、どこか心が安らぐんですよね。だからホラーで笑うんです。 爆笑します。「最悪すぎる!!!!!!」と叫びながらゲラッゲラ笑います。それでぐっと安らぐんです。デトックス? ととのい? トラウマの再演? なんにせよ、とにかくホラーの精神が大好きです。
私自身は唯物論者寄りですけど、それはそうと心霊もオカルトも好き。だって、この世をサイエンスの力で説明し切れてしまう方がよっぽど絶望的じゃないですか。たまたま火を覚えただけのサルごときに完全理解できてしまうような、矮小でイージーなWorld1-1面で死ぬなんてイヤです。宇宙には、もっと不可侵で、もっと不可解で、もっと不条理な領域が残っていてほしい。ホラー好きは、この世の歯ごたえを願う祈りの裏返しでもあります。あ、でも反科学とか陰謀論とか霊感商法とか、社会に実害をもたらすやつはNGよ。
小説から1冊だけ選ぶなら、これはもう間違いなく『二重螺旋の悪魔』。SFホラー×バイオホラー×コズミックホラーの特盛丼。私の趣味を決定づけた悪魔のバイブル。なんてことしてくれたんだ。
「ヒトゲノムの解読不能な行に隠されていた未知のタンパク質を合成したら人類の天敵みたいな性質を持つ最悪のクリーチャーが受肉して終わった」という大優勝設定、 二郎系も真っ青の【肉塊マシマシ・希望少なめ・生存難(カタ)め】な弩級エンタメっぷり、生物と器物が融合した冒涜的クリーチャーデザイン、 東京壊滅が前フリに過ぎないブッ飛んだプロット、塩基配列から宇宙開闢まで億千年も億光年も縦横無尽に時空をブチ抜くワイドスクリーンバロック、ダメだ、活字なのに息切れする、もう、読んで。
映画から好きな1本を選ぶなら……すみません、ちょっとこれは選べないです。多すぎて。ただ少しだけ挙げるなら『トロン: レガシー』『ダークナイト』『キャプテン・アメリカ: ウィンター・ソルジャー』『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『マトリックス』『エイリアン』『ターミネーター2』『遊星からの物体X』『セブン』『シン・ゴジラ』『ステキな金縛り』ですかね。アクション、SF、ホラー、たまにコメディって感じ。全部紹介してたらそれだけで記事何本も費やしちゃうので、またの機会に。
アメコミ
特撮好きと洋画好きが組み合わさって、アメコミも好きになりました。
原作コミックだと
MARVELの「コズミックゴーストライダー」
DCの「笑うバットマン」
が推しキャラです。
同業他社から生まれたこの2人には、
いくつかの共通点があって。
魂にブッ刺さる神デザイン。
パンクでサイケでエッジでシック。
宇宙を弄ぶワイドスクリーンバロックに、
禁忌を踏み越える背徳感に満ちた闇堕ちIF。
そんなとこが好きなのかもしれません。

(2023年, Procreate)
コズミックゴーストライダーと
コズミックでゴーストなライダーたちの
クロスオーバーFA。

(2024年, Procreate)
笑うバットマンと
「笑顔」にまつわる仮面ライダーの
クロスオーバーFA。
子供時代は国内の漫画よりもアメコミの方にハマってましたね。イラスト制作においては筋肉を描いたり、人体解剖学を学んだりするのが個人的に好きなのですが、それも確実にアメコミの影響です。一番好きな筋肉は前鋸筋。
アメコミとの出会いは映画『アイアンマン』。2012年の『アベンジャーズ』から足かけ13年間、MCUはすべて劇場で見てきました。『キャプテン・アメリカ: ウィンター・ソルジャー』は史上最高のアクション映画。『アベンジャーズ/エンドゲーム』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』では人目も憚らず涙腺崩壊。こないだの『サンダーボルツ*』も最高でした。
DC映画だとやっぱり『ダークナイト』。結局ヒースジョーカーなんですよ、結局。あのクッチャクッチャした喋りが聴きたくなるんです。いっつもヘラヘラしてる癖に「化け物(freak)」呼ばわりされた時だけは静かにガチギレしてるのが好き。「道化師」にして「道化」にあらず。自分がイジられる側に回るのは耐えられない。このプライドの高さが愛おしい。
こんな感じで、アメコミは確実に私の血肉になってます。
モフモフ
モフモフが好きです。
モフモフした万物が。

ちなみにセンターの白いやつはシマエナガではなくイエティです。よくみたら両サイドに生えてるの羽じゃなくて腕だし。それにしては顔シマエナガすぎる。イエティというより「羽を腕に進化させて霊長の座に君臨したシマエナガ」だよ。でも商品名が「ミニアニマルクッション イエティS」だったのでイエティ確定です。まあとにかくモフモフならOKです。
残念ですが、この世界はモフモフではありません。
つらい。
でも、モフモフはこの世界にいます。確実にいます。
まずはそれを祝いたい。
モフモフがいる世界に生まれたことを祝いたい。
特に好きなモフモフはフクロウ。

(2023年、富士花鳥園にて撮影)
フクロウ、大好きなんです。
全生物種で一番好き。
モッフモフしてますからね。
でもモフじゃないフクロウも可愛いけどね。当然ね。
フクロウ、自然界では普通に頂点捕食者なので
🦉モフモフの羽毛
🦉フワフワの肌触り
=羽音を消して獲物に忍び寄るためのサイレンサー
🦉クリクリ光る目
🦉グリグリ回る首
=獲物のキルポイントを割り出す追尾レーダー
という風に、
人間から見た激カワ要素が実はすべて「殺しの道具」
というギャップがたまらんのです。
で、
これ、
猫にも言えますね。

(2025年、和歌山県にて撮影)
🐈お顔の真正面に並んだキュルキュルのお目目
🐈「液体」と称されるほど柔らかい身体
それってぜんぶ、獲物との距離を正確無比に捕捉して、しなやかな挙動で相手を仕留める、捕食者側の特徴ですもんね。なんてキュートな凶器なのか。
猫を見ると「ネェコチャン!!!」となる。
モフくて。
てか実際に言ってる。
言ってる場合もある。
ネェコチャン!!!って。
公共の場で。
もちろん誰もいない時に。
でも確実に言ってる。
ネェコチャン!!!って。
モフいからしゃあない。
何の話?
お笑い
お笑いも好きです。
思い出せないくらい昔から好き。少なくとも4歳でM-1グランプリ2006をリアタイしていた記憶がうっすら残ってます。記憶のブラウン管の中に、トップバッターのPOISON GIRL BANDが見える。
世代としては『爆笑レッドカーペット』ですね。『エンタの神様』は微妙に時期がズレてて、それよりレカペ直撃世代。その兄弟番組の『爆笑レッドシアター』『THE THREE THEATER』もよく見てました。

お笑い好きの家庭で育った私にとって、お笑いファンとしてのスタンスは刀剣マニアに近いです。 歴史に残る数々の名刀……そのフォルム、スペック、エピソード……すべてを愛していますが、彼らが実際に命を獲り合う戦場には、絶対に足を踏み入れたくないという畏怖の念も抱いている。おもしろさとおそろしさが鍔迫り合う、万死一生のエンターテイメント。それがお笑いの好きなところです。
賞レースの個人的ネタ採点とか絶対できないです。剣豪でも刀鍛冶でもない素人の私に、刀の買取額を査定できるわけがない。少なくとも私の楽しみ方ではない(これ映画とかもそうで、Filmarksでも採点機能を使ったことが一回もない)。ただ、査定はできなくても愛なら語れます。
漫才なら アンタッチャブル、チュートリアル、オードリー、笑い飯、トム・ブラウン、ミルクボーイ、錦鯉、ウエストランド、男性ブランコ、金属バット、ガクテンソク、虹の黄昏 が好きですね。あと、大好きな漫才師2組 ヤーレンズとDr.ハインリッヒのツーマン「コーヒーブレイク」は2回も行きました。最近だと例えば炎とスタミナパンが推し。
コントなら東京03、ロバート、シソンヌ、ジャルジャル。そして個人的にブッ刺さるのがバイきんぐ。
バイきんぐはキングオブコント2012の王者です。それから10年以上もの間、第一線で活躍しているコンビですが、私が本格的にハマったきっかけは数年前の単独ライブ「STRAIGHT」でした。なぜなら、
この年、狂い方が尋常じゃなかった。
道徳も倫理も踏みにじり、一段、また一段と人道を踏み外していくキングオブサイコ。コロナ禍で2020年の単独ライブが無くなったため、小峠がネタ作りのために溜めていた1年分のフラストレーションが繰り越されてしまい、クレイジーがキャリーオーバーした結果としてのブッ壊れ回。特にラスト3本「立ち読み」→「墓地」→「親父」のボスネタラッシュが凄いことになっている。トリの「親父」で私はバイきんぐの沼に落ちました。全部U-NEXTにあるので見てほしい。
バイきんぐのネタは死も性も暴力も冒涜も全部ブチ込むので「流石にこれは…」なモラルレベルの箇所もままあるのですが、悪趣味も不謹慎も突っ切った先に一筋だけ見えるエロスとタナトスの粘ついた輝きがサイテーで最高にパンクオブコントしてるから魂溶かされてまた見ちゃう。
あと2012年のバイきんぐKOC優勝記念ライブにて、「絶望的にヒマかつギャラが安いから」という理由でMCに呼ばれたのが、4年後のR-1王者 ハリウッドザコシショウと9年後のM-1王者 錦鯉なのちょっと凄すぎる。ライブ名が「King」なのも含めて鳥肌。この3組の優勝によって、SMAは「吉本以外で唯一3大タイトルを制覇した事務所」になるので、非常にエポックメイキングなライブです。
ちなみに、この時ザコシは「今月の給料9000円しかなかった」と語っています。のちにR-1とドキュメンタルで合計3500万円を稼ぎ、自宅の地下に奇声を上げるための部屋を増設した男とは思えない。こういう奇怪なサクセスストーリーも芸人の魅力です。
で、
最後にちょっと話が変わるのがサンドウィッチマン。
もちろんネタは最高ですよ。
トミーの「ちょっと何言ってるか分からない」は説明不要のキラーフレーズだし、伊達ちゃんの「バカじゃないの」の言い方も何気に無形文化財だと思う。ボケツッコミが逆転する「男シリーズ」も、伊達ちゃんのセンスがフルに出てて大好き。
M-1グランプリ2007で初の敗者復活優勝を成し遂げた彼らですが、その2年後にキングオブコント2009で準優勝したのも凄まじい戦歴です。その対戦カードは〈業界内では一目置かれながら全国的な知名度は今ほど高くなかった最強の伏兵 東京03 vs 2年前に似た境遇から頂点を掴んだのち今度は逆に絶対王者として伏兵たちを薙ぎ払う最強のラスボス サンドウィッチマン〉というもの。日本コント史に燦然と輝く天下分け目の頂上決戦でしょう。
でも、彼らはそれだけじゃない。
サンドウィッチマンはね、「命綱」なんですよ。
人生がどれだけつまらなくても、世界がどれだけ色褪せて見えても、サンドでだけは必ず笑える。この世界にいるのもそんなに悪くないかも という気にさせてくれる。それがどれだけ救いになるか。そう考えると、彼らはもはや芸人というより、点滴とか非常食とか経口補水液とかに近い存在かもしれません。誇張抜きで、誰かの命を繋いでると思う。
ここまでに挙げた方々を含む数多の芸人たちが、もしもこの世界にいなかったら、私の人生はもっと錆びついたものになっていたでしょう。そんなヒーローたちへの感謝を再認識させてくれるのが、サンドウィッチマンなんです。
おわりに
というわけで自己紹介のジャンクパーツでした。
長いって! 1万字あります。ジャンクすぎ。
雑多も雑多、自語りの煮凝り。ゴミ箱みたいな宝箱。
そもそも私はSNSでアカウントを分けるという発想がなく、特撮・映画・小説・アメコミ・モフモフ・お笑いなど、好きなものの話は全て一つのアカウント上で行なっています。
さすがに雑多すぎるから区分けした方がいいのかなとは思いつつも、私という総体をバラバラに刻むことを要請されるようなサイバースペース観は癪なんですよね。ある特定の話題しか求められていないアカウントを運営するってイヤすぎるし。「それだけが私じゃないんですけど、私ってもっと極彩色の濁流なんですけど」って感じなので、雑多な一つのアカウントのままで喋ってます。まあ、話題に応じて垢分けできるほど整頓された自意識を持ち合わせてないだけですけどね。
だからこそ、これまでは一度に取り上げてこなかった自分の成分表示をほぼすべてぶち込んだ場所が欲しくて、自己紹介記事から断ち落とした枝葉の部分をぜんぶかき集めてきました。ジャンクはジャンクなりに、書いてみると満足するもんですね。
いざ書き終わってみると、私を構成するクリエイションの数々……特撮、映画、小説、アメコミ、モフモフ、お笑い、そのすべてが、私の人生を彩る「ヒーロー」なんだなと思いました。
自らの血肉となった無数の創意たちに感謝しつつ、自分もまた、その営みの一助となれるようなものを作り出していければ幸いです。
とくに益にはならない記事ですが、
ここまで読んでいただけた方には感謝しきりです。
ありがとうございました。
自己紹介記事の方もよろしくお願いします!
