「ACT-A」自然エネルギーと人工知能の融合 【#燃やせ芥川 番外篇】
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※3月末まで全編無料公開中。次回の更新は3月下旬予定。
MARS LORE presents,
ようこそ、火星劇場へ。
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Previously on “#Burn_It_All_A”,
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係がないかもしれません。
Image by https://unsplash.com/
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~ Natural Energy × Artificial Intelligence ~
ACTA magazine 3月号
いつも弊社のオートマタシリーズ「model: ACT」をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
多くの方々から御愛顧賜り、たいへんうれしく感じております。
私、アクタ・コミュニケーションズ株式会社の代表、芥川枸櫞と申します。
いただいたフィードバックは真摯に受け止め、日々品質カイゼンに励み、便利で温かい気持ちになれる商品の開発に努めてまいります!
・・・

六村:早速ご挨拶いただきましてありがとうございます!
今回の特集ではなんと、みなさんお待ちかね、芥川枸櫞さんをお招きしております。我が社の看板商品である「ACT-A」と弊社製品の開発背景について、社長の芥川さんご本人に直接お話を伺っていきたいと思います。
私広報担当の六村(むつむら)と申します。
社長、本日はどうぞよろしくお願いいたします!
芥川:よろしくお願いします。
……なんか堅苦しいですね六村さん。いつもそんなんじゃないじゃないですか(笑)
六村:ちょっと!バラさないでくださいよ!
芥川:事実じゃないですか(笑)
六村:ちょ、これ結構オフィシャルな特集ですからね?(笑)公式ですよ?いつもの社内報じゃないですから(笑)
芥川:いいんじゃないですか?これくらい緩い感じでありのまま出したほうが今時っぽいですよ。
まあそれはさておき本題はいりますか。
六村:あぁ、もう私の代わりに場を回し始めちゃいましたね。
芥川:我が社は長年に渡り人工知能研究所と共同でオートマタを開発してきましたが、一昨年6月には「model: ACT-A」の発表と共に、新時代の火蓋を切って落とすことができました。それもこれもすべて、我々を信じて期待し、応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
六村:いやぁ本当ですよ。実は私、入社する前からもう5年くらいアクタ・コミュニケーションズのブランドのファンなのですが、特にここ2年間ほどは本当にすさまじい急成長ぶりでしたね!
芥川:そうですね。まあ実はっていうか周知の事実ですよね。SNSの中の人アナタだってバレてますからねファンには(笑)
六村:やめてください。アレは私じゃないですよみなさん。誤解しないでください!
コホン。ええ、この「model: ACT-A」はかなり衝撃的なコンセプトの製品だったのではないでしょうか。
芥川:(笑)
本当に激動の2年間だったと思います。もう六村さんの手腕が存分に振るわれてましたね。SNS戦略も天才的だったと思います。
六村:いやいや何をおっしゃいますか。私はもう製品愛と自社愛を、恥も外聞も無くぶちまけているだけなのでね!ACTシリーズは近々新製品発表も控えているということで、一ファンとして、期待は高まるばかりです。新型番のナンバリングももうかなり増えました。
さて、それでは早速本題に入ってまいりましょう。
本特集ではオートマタの開発背景と、「model: ACT」のプロトタイプの性格モデルとなったとある人物について、全3回に分けて、掘り下げていきたいと思います!
オートマタとは?

芥川:オートマタの語源には「自らの意志で動くもの」という意味合いがあります。オートマタとは謂わばロボットのことですが、自らの意志で動くということはもはや、我々生物となんら変わりない概念と言えるでしょう。
我が社のオートマタは、他社製品とは一味違います。
我々はすでに、オートマタが自分の意志で考え、感情を表現する領域にまで到達しました。
ロボットが人間の道具である時代はとうに過ぎ去りました。
これからの時代は、人間とオートマタが共生していく時代なのです。
彼らを新たなる人類の一員として迎え入れる準備は、とうに整っています。
人生の新たなパートナーに、「ACT-A」という選択肢を。
六村:近頃のオートマタは、自動学習機能は当然ながら標準装備ですが、それに加えてこの「次世代オートマタ・ACTモデル」は、特に他社に類を見ない技術が取り入れられていますよね。
芥川:はい。本モデルからは、周囲の環境や人間の表情の機微を読み取り、相手に合わせた適切な性格で接することが可能となりました。
また、アクタ・コミュニケーションズ独自の技術で開発された「ソーラー発電システム」と「エネルギー増幅コア」の組み合わせにより、「ACTモデル」には充電が不要という前代未聞のスペックに。
このようなシステム開発の背景には、私の個人的な理念が反映されております。というのも、オートマタたち自身が、限りなく人間や植物のようなナチュラル種の一員という自覚を持てるようにしたかったんです。
そこで、形から入るスタンスで、まずはボディの表面のテクスチャー、いわば「肌」の部分そのものをソーラー発電システムにしてしまったんです。仮に自家発電型モデルとしましょう。太陽光によって日中は活動エネルギーを自家発電しながら、エネルギー増幅コアにより、より効率的にエネルギーを体内で増幅させて、活発に行動できるようになったんですね。自家発電型モデルは、従来のバッテリー型モデルとは段違いのテクノロジーが使われています。
自家発電型モデルのエネルギー補給源は太陽光と無機物です。生ごみ以外のすべての廃棄物が、彼らにとってのエネルギーとなります。人間との住み分けもでき、かつゴミをご家庭単位でリサイクルできる、環境に配慮したシステムとなっています。意識せずとも、誰もが自然と環境に配慮した生き方ができる仕組みを作りたかったんです。
このシステムの認識について、オートマタたちには「人が日光を必要とするのと同じ理屈」とプログラミングしています。そのため彼らも定期的に外出や日光浴をしなければ、活動エネルギーがどんどん低下していき、いわゆる「病気」や「鬱」の症状が発生するようになりました。
これにより、これまで人類がモノとして捉えていたオートマタたちに対する認識が、一遍するのではないかと期待しています。
六村:いやぁ、最初聞いた時は耳を疑いましたよ。本当にそんな人間の欠陥みたいな部分を、オートマタたちに取り入れてしまっていいものかと。
芥川:賛否両論はあると理解した上での発想ですね。現代人は何でも手軽にモノを入手することができるようになりました。その裏では、大量の工業廃棄物が日々埋め立てられているのです。環境にも悪影響かつ、人類の精神性の低下や幼児化を食い止め、一度立ち止まって考えられるような人材を増やしていければと考えたんです。
人は無意識に、か弱いものを守ろうとするところがあります。昨今話題の何もできないロボットなんかが話題沸騰になっているのは、周知の事実だと思いますが、私もああいった無力なロボットは好きですし、天才的な発想だと思いましたね。一つ一つ教えてあげることで成長を実感できる、育成体験も得られますし。
六村:そこから着想を得たのでしょうか?
芥川:少し違いますが、参考にはしていますね。元々私は幼少期からロボットや無機物が大好きでして。子どものころ心を奪われたのは『WALL・E』というアニメ映画のゴミ処理ロボットでした。健気に地球で働き続けるWALL・Eを見て、こんなロボットと一緒に暮らせたら、毎日楽しいだろうなと思ったんです。
子どものころ、周りの家や学校の友達が犬や猫などのペットを飼っているのが羨ましかったのはかなり大きいです。自分の家庭は貧しかったので動物を飼わせてもらえなくて、私が外で捕まえてきた虫なんかを育てていたくらいでした。
小学3年生くらいのころでしたかね。巣から落ちてしまったひな鳥を拾って学校で育てたこともあったのですが、その時のひな鳥は残念ながら亡くなってしまい、とてつもない喪失感を感じて大泣きしました。
あの時人生で初めて、生物の死というものを目の当たりにしました。
人間のエゴで安易に命を扱ってはいけないと、子ども心に強く思い込んだ記憶があります。以来、ペットを飼いたいと駄々をこねることがなくなり、興味の対象が動物だけでなく、ロボットにも向いたんじゃないかなと。
それ以来、ずっとロボットに執着し続けてきたので、現代に生き、技術革新を目の当たりにできているのは本当に嬉しいんですよね。
六村:なるほど……。なかなか深い思い入れがあったのですね。ここまでオートマタに真摯に向き合う、どこか執念のようなものは以前から感じていましたが、その真相が知れてとても嬉しいです。
『WALL・E』は私も高校生くらいの時にネット配信サービスで観ましたよ。なんでもっと子どものころに出会わなかったんだー!ってすごい悔しく感じたのを覚えています。
芥川:本当にすばらしい映画でしたよね。あれは今後の映画史にも残り続ける名作だと勝手に思ってます(笑)
また、今回新モデル実装にあたり、学習スピードの向上も図りました。こちらは、既存の製品も今後順次自動でアップデートしていく予定ですので、既に弊社製品をご利用いただいている皆様にも耳よりの情報だと思います。
プライバシーに完全配慮したクラウド上の情報共有システムで、皆さまがお持ちの弊社オートマタが一体一体現実で体験学習した内容を、瞬時に世界中の弊社製品と共有し、一同に学習するのです!これにより、すべての弊社製品は、どこよりも最速で日々進化を続けることが可能になりました。

これまでのオートマタのように、教えられたことやWeb上の情報をすべて鵜呑みにするのではありません。自ら考え、現実世界を通して今この瞬間を生き、何が正しく、何がフェイクなのかを見分け、適切な方を選び、一つの答えを導き出して自らの意志で行動します。長年の課題であった情緒的問題についても、その場で自主的に考え判断を下すことが可能となりました。初期のプログラミングはしてありますが、それ以降は彼ら自身が一つ一つ経験を重ねていって、様々な感情を獲得していくというシステムになっています。
我々のオートマタたちは既に、
ほとんど人間といっていいレベルにまで、到達できたと自負しています。
専用アプリ告知「ACT-Q」について

約半年後の実装に向けて、開発を進めています。
勿論、既存製品との同期が可能ですので、すでにご愛用頂いている皆様も、オートマタのアップデートや追加費用などは一切発生しません。
また、アプリのインストール自体は、弊社製品をご利用でなくとも無料でダウンロードでき、実機なしでの仮想空間にて、オートマタ体験ができるように調整を進めております。
これまでオートマタ本体にはなかなか手がでないとお悩みだった方々にも、オートマタとの暮らしを仮想現実で体験していただきたいという想いから、自費で開発してきたものを、数か月前に社内全体に共有し、もう間もなく公開可能レベルに到達できると判断した上で今回の告知に至りました。
私個人ではなかなか到達できなかったレベルに、弊社の技術者たちの素晴らしいスキルと知恵によって、飛躍的にいいアプリに仕上がってきていると実感しています。

VRゴーグルでの体験も可能ですし、ゴーグルをお持ちでなくても、スマホゲームのような感覚でお楽しみいただける、一種のエンタメコンテンツとして捉えていただけると幸いです。

勿論、オートマタ本体をご利用いただいている方は、実際のオートマタの健康管理や予定管理、タスク管理など様々な機能をすべて無料で利用いただけます。
また、月額課金制のプレミアム会員になっていただきますと、これまでトラブル発生時に随時お支払いいただいていた治療費が、半額以上の割引が得られるようになります。
オートマタ保険にご加入いただくと初回の3年間は無料で治療を受けられます。3年目以降は年に1度の治療に限りますが、通常の4分の1の価格にまで抑えられ、非常に経済的です。
《注意点》
※プレミアムと保険は契約日から1年間単位で自動更新されます。更新を希望されない場合は、アプリからお手続きをお願いします。
※2度目以降の治療費は、保険加入+プレミアム会員ですと、プレミアム会員と同等の割引が適用されます。
※保険+プレミアム非加入の場合は、通常の金額となります。
これまでにないオートマタ体験が得られることを保証いたします。この私自ら、何年もオートマタ達と共同生活をしてきました。
彼らの可能性は未知数です。それは人間と同じくらいに。
新たな人類の登場に胸を躍らせながら、愛を以てオートマタ開発を行っております。ぜひ今後とも、我が社の製品にご期待ください。
・・・
さて、今回はここまでとなります。
次号もお楽しみに!
今後とも「model: ACT」製品および、専用アプリ「ACT-Q」のご利用を、よろしくお願いいたします!
・・・
To Be Continue…
F.T.K. “The Planetes” No.01:Mars, the Bringer of War
星系M01 Administrator:芥川枸櫞 / Actor Gar Queen©︎ 2021 HOZUKILAB All rights reserved.
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※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係がないかもしれません。
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MARS LORE presents,
ようこそ、火星劇場へ。
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#燃やせ芥川
#燃やせ芥川 第一話「“Action!”」
「ACT-A」自然エネルギーと人工知能の融合 【#燃やせ芥川 番外篇】
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