「もうはまだなり、まだはもうなり」ADHD投資家の脳内と相場と、日本のこれから
1. ADHD投資家と、あまりにも有名な株格言
相場の世界には、何百年も生き残っている言葉があります。
その中でも、私が一番好きなのがこの言葉です。
「もうはまだなり、まだはもうなり」
意味はシンプルです。
「もうダメだ」と思ったときは、案外まだ下がる
「まだいける!」と思ったときは、実はもう天井
日本証券業協会のサイトにも、
「相場における独善的な判断の危険性」を戒める言葉として紹介されています。
頭では分かっています。
分かっているのに、できない。
この「できなさ」が、ADHD投資家にとっては一番しんどいところです。
2. 値上がり率ランキングを見ると、脳内がギャーギャー鳴る
デイトレードをしていると、値上がり率上位銘柄・値下がり率上位銘柄を見た瞬間、
👉 脳内で「ギャー!」「今だ!」「置いていかれる!」という音が鳴り始めます。
これは比喩じゃなくて、感覚として本当に近い。
さっきまで冷静だったのに
チャートがピョンと動いた瞬間
もう頭の中は非常ベル状態
ADHDの特性として
「刺激に対する反応が速すぎる」というのがありますが、
相場は刺激の塊です。
この状態で判断すると、
だいたい「まだはもうなり」側に立ってしまう。
3. 実体験:欲をかいて失敗した銘柄たち
これは自戒も込めて、実名で書きます。
アイドマ・ホールディングス
リミックスポイント
グランディーズ
日本コークス工業
どれも共通点があります。
上がっている
話題になっている
「まだいける気がする」
結果はどうだったか。
👉 欲を書いて入って、見事にやられました。
ただし、この失敗が、あとから成功につながったこともあります。
痛い目を見たからこそ、
ポジションサイズを落とす
指値を雑に入れない
「今日は見送る」という選択ができるようになった
全部、失敗がくれた学習です。
4. 「もうだめだー!」と思ったときの方が、実は冷静だったりする
面白いもので、
「もう終わった…」と思ったとき
逆に変な期待をしなくなる
数字と事実だけを見るようになる
一方で、
「まだいけるかも!!」
「ここから第二波が来るはず」
この状態のときほど、
自分の都合のいいストーリーを作りがちです。
「もうはまだなり、まだはもうなり」は、
人間の脳のクセそのものを突いてくる言葉だと思っています。
5. 日本は「もうだめ」なのか、「まだいける」のか
もうすぐ総選挙になりそうな空気もあります。
少子高齢化
財政問題
円安
実質賃金
「日本はもうだめだ」と言いたくなる材料は、正直いくらでもあります。
でも、ここでも思い出すんです。
👉 もうはまだなり、まだはもうなり
悲観が行き過ぎたとき、
相場も、国も、意外と底を打つことがある。
逆に、
「日本すごい!」「復活だ!」という空気が強くなったときほど、注意が必要なのかもしれません。
6. 54,000円台の相場はどうなのか(ADHD投資家の視点)
今の相場を見ていても、同じことを感じます。
「もう高すぎる」
「いや、まだAI相場は終わってない」
どちらも正解かもしれないし、
どちらも間違っているかもしれない。
だから私は、
一気に賭けない
「全力」を使わない
何度でも入り直せる余白を残す
感情が暴れる前提で設計するようにしています。
7. 感情は、AI時代でも価値がある
ここは強く書いておきたいです。
人間の感情は、
ミスを生む
欲を生む
判断を狂わせる
でも同時に、
学習を生む
反省を生む
物語を生む
感情は、人間が生き延びるために備わったものです。
AIがどれだけ進化しても、「怖かった」「欲張った」「悔しかった」という体験は、人間にしかありません。
投資においても、人生においても、この感情とどう付き合うかが、最後はものを言います。
8. それでも、私は「確認」を大事にしている
最近は特に、
板を見る
出来高を見る
決算日を確認する
材料の一次情報を確認する
これを意識しています。
……と言いつつ、
👉 たまに確認し忘れます。
本当に。
決算跨ぎをうっかり
指値を入れっぱなし
チャートだけ見てIN
でも、だからこそ「確認しようとしている自分」を大事にしています。
完璧じゃなくていい。
忘れる前提で、仕組みにする。
9. まとめ:ADHD投資家にとっての「もうはまだなり」
この言葉は、
相場の格言であると同時に、
自分の脳との付き合い方のヒントだと思っています。
焦ったら、一呼吸
自信満々なときほど、疑う
欲が出たら、サイズを落とす
そして、失敗しても、
👉 「また学んだな」と思えたら、それでいい。
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ADHD気質で投資に疲れていた私が、長期・分散投資で落ち着いて続けられるようになった記録です。共感いただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。
