ADHD薬「コンサータ」がなくても大丈夫?“気づかない不調”が一番こわい理由
横浜市内の薬局で、いつものようにコンサータの在庫を確認した。
18mgは在庫なし。27mgは、少しだけあるという。
1ヵ月前よりは、ほんの少しだけ流通が戻ってきた印象はある。でも、まだ“普通に手に入る状態”にはほど遠い。
ニュースでも、ADHD治療薬の供給不足が報じられている。世界的な需要の増加や供給の制約など、複数の要因が重なっているらしい。
でも、今の自分はそこまで困っていない。
ただ、それが少し怖い。
不足の背景にある「需要増 × 規制 × 海外依存」
今回の薬不足は、単なる品薄ではない。
ADHDの診断や治療は世界的に増えており、薬の需要そのものが拡大している。一方で、成分の特性上、生産や流通には厳しい規制がかかる。さらに、製造は海外に依存している。
この3つが同時に起きている。
つまり、「欲しい人が増えているのに、簡単には増やせない」という構造だ。
日本では特にその影響が大きい。成人向けに使える中枢神経刺激薬の選択肢が限られているため、ひとつの薬に負荷が集中しやすい。
薬をやめても「問題は起きていない」
現在、私は薬の服用を止めている。
それでも、日常生活は普通に回っているし、仕事にも大きな支障は出ていない。
朝起きて、やるべきことをやり、1日を終える。表面的には、特に問題はない。
だからこそ、「意外と大丈夫なのかもしれない」とも思ってしまう。
でも、どこか違う
ただ、完全に以前と同じかと言われると、少し違和感がある。
集中の“キレ”が、ほんの少し鈍い気がする。
判断にわずかな遅れがあるような気もする。
疲れ方が、少しだけ違う。
やるべきことへの着手が、わずかに遅れる。
どれも、はっきりとした不調ではない。
でも、「ゼロではない変化」が確かにある。
「気づかないパフォーマンス低下」が一番怖い
人は、急激な変化には気づく。
体調を崩したり、仕事が回らなくなったりすれば、すぐに異常だとわかる。
でも、ゆるやかな変化には気づきにくい。
少しずつ集中力が落ちる。
少しずつ判断が遅れる。
少しずつ結果が変わる。
この“少しずつ”は、自分でも見逃してしまう。
壊れるときは、一気ではなく、ゆっくりとに進む。
そして厄介なのは、本人の自己評価と現実にズレが生まれることだ。
「まだ大丈夫」と思っている間に、パフォーマンスはじわじわと下がっていく。
これは個人の問題ではない
今回の薬不足は、自分の努力や工夫でどうにかなる話ではない。
供給の問題であり、制度の問題でもある。
それでも、影響を受けるのは一人ひとりの生活だ。
しかも、その影響は“わかりやすい不調”ではなく、“気づきにくい変化”として現れる。
だからこそ、見過ごされやすい。
今、自分がやっていること
大げさな対策はしていない。
ただ、自分の状態を少しだけ意識して観察している。
集中力はどうか。
疲れ方はどうか。
判断のスピードは落ちていないか。
そして、無理に詰め込みすぎないようにする。
それくらいでいいと思っている。
本当に怖いのは「問題がないように見えること」
今の自分は、表面的には問題なく過ごせている。
でも、「問題がないように見える状態」こそが、一番危ういのかもしれない。
人は、崩れてから気づく。
でも、本当はその前から、徐々に始まっている。
まとめ
ADHD治療薬の不足は、単なる流通問題ではなく、「気づかない不調」を引き起こす可能性がある重要なテーマです。薬をやめてもすぐに問題が出ない場合でも、パフォーマンスの微細な低下が起きていることがあります。
「大丈夫」と感じているときほど、自分の状態を丁寧に観察することが大切です。
※薬の在庫状況は日々変わっています。
同じ地域でも薬局によって状況が異なることもあるため、実際の入手可否については、かかりつけ医や薬局に確認することをおすすめします。
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ADHD気質で投資に疲れていた私が、長期・分散投資で落ち着いて続けられるようになった記録です。共感いただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。