英語は「机に向かって」勉強しなくてもいい。
英語を勉強するとき、あなたは椅子に座りますか?
私は昔、英語学習といえば「椅子に座って、机の上に教材を広げること」だと思っていました。
でも、よく考えてみると不思議です。
英語の本を読むのに、なぜ机が必要なのでしょうか。
英語を聞くのに、なぜ机が必要なのでしょうか。
英語で人と話すのに、なぜ机が必要なのでしょうか。
私は英語学習を続ける中で、少しずつこの考え方に変わっていきました。
きっかけは「会話」への違和感だった
考えてみると、会話はそもそも机の上で行うものではありません。
ビジネスの場面を除けば、机を挟んで話すことはあまりない。食事をしながら海外の人と話すこともありますが、それよりも歩きながら話すことの方が多いくらいです。
英語を「使えるようになる」ことが目標だとすれば、その練習を机に縛りつけること自体が、本来の使い方とズレているのかもしれません。
音読との相性
単語も文法も、椅子に座って机の上に参考書を置くという勉強モデルにする必要はありません。
英語には、他の科目にはない強力な方法があります。音読です。
音読は、口と耳を同時に使う勉強法です。机に向かって黙々とノートに書く必要はありません。むしろ声を出せる場所であれば、どこでもできます。
歩きながら音読する。立ったまま音読する。机ではなく、体を使ってその恩恵を最大限受け取ることができます。
机でやる必要のない勉強
こう考えると、多くの英語学習は机を必要としません。
・洋書を読む → ソファやベッドでもいい
・単語を覚える → 電車の中や、移動中の音声でもできる
・リスニング → 移動中・歯磨き中でもいい
・音読 → 立ってやってもいい
・英会話 → そもそも机に向かう必要がない
・英語の記事を読む → スマホでどこでもいい
これらを全部、机の上でやろうとすると、「机に向かう時間」を確保できないという理由だけで勉強が止まってしまいます。
大切なのは「場所を変えれば効率が上がる」ということではありません。机に座れないから勉強できない、という状態そのものをなくすことです。
でも、机が必要な勉強もある
一方で、机の上でやった方がいいものも確かにあります。
・文法問題を解く
・英作文を書く
・長文を精読する
・間違いを分析する
こうした「書く」「じっくり考える」作業は、机に向かった方が集中できます。
机を必要以上に神聖視しない
だから私が伝えたいのは、「机を捨てろ」ではありません。
「机を必要以上に神聖視するな」ということです。
机でやるべき勉強と、机でやる必要のない勉強を分ける。それだけで、英語に使える時間は一気に増えます。
以前の記事で、生活を分解して英語時間を増やす方法を書きました。
「時間を増やす」だけではありません。「場所を固定しない」ことでも、英語に触れる時間は増やせます。
机がなければ勉強できない、と思っていた頃の私に、机を捨てろとは言いません。
ただ、机が必要な勉強と、そうでない勉強を分けてみてほしいと思います。
