京都の古物商が教える、古道具のある暮らし入門🕰️🧺
こんにちは。双子のトコトコ(姉)です。
私は古道具の業界に足を踏み入れており、8年以上古物商を営んでいます。(古物商免許あり)
平安神宮で開催される平安蚤の市には、出店者として出ていました。


「いかにして古道具で稼ぐか」のノウハウを凝縮した下記のnoteは、多くの方にご購入いただきました。ありがとうございます🙏
古道具に出会ったきっかけや、古物ビジネスの魅力を語るパートは無料でお読みいただけます。
私は商材としても古道具を扱っていますが、古道具そのものが大好きです。
今回は1人の古物マニアとして、古道具の魅力を語っていきたいと思います🕰️🧺

古道具は何が魅力なのか?
「古道具のどこが魅力なの?新品の雑貨でよくない?」と思っている方もいるかもしれません。
機能性や手軽さだけで言えば、新品のほうが優れています。軽くて、安くて、同じものが手に入る。
でも、だからこそ私は1点ものの古道具に惹かれます。
古道具の魅力は雰囲気やフォルムにあります。
素材ひとつ取っても、昔は木や鉄、ガラスなど、経年変化を楽しめるものが当たり前に使われていました。
今では多くのものがプラスチックに置き換えられていますが、時間とともに味わいが増していく素材には、抗えない魅力があります。

私が京都に惹かれているのも同じ理由です。
京都は思っている以上に新陳代謝が激しい街ですが、一方で古いものが自然に残っています。古いものにしか出せない落ち着きってあると思うんです。

また、私が古道具に惹かれるのは、「古いものを直して使いたい」という気持ちがあるからです。おばあちゃん子なので「物は直して使うのが当たり前」だと仕込まれたのかもしれません。
私は今、新築を建てている工務店でアルバイトしていますが「中古物件でいいじゃん」と思ってしまっています笑。
新築を建てる裏側には、中古物件をリノベーションするより新しく建てた方が施工が簡単で、費用も安いという事情があります。経済面との折り合いをつけるのはなかなかに難しそうです。
最近読んで面白かった本↓
私は古道具に惹かれていますが、もちろん新しいものも買います。
その場合は「自分が使い込んで古道具にする」という意気込みで使っています。



古道具はどこで買えばいい?
古道具を買う方法としては、「オンラインで買う」「対面で買う」の大きく2つがあります。私は対面で買うことをおすすめします。
というのも、古道具の魅力は「質感」にあると感じているからです。手触りや微妙な色合いは写真だけでは分かりません。
私はデジタル推進派ですが、ここだけはアナログでいかせてください。
ここからは、私が古道具を買っている場所をご紹介します。
蚤の市
私は京都に住んでいるので、平安蚤の市や東寺ガラクタ市にほぼ毎月行っています。
それ以外は北野天満宮の天神市や京都アンティークフェア、万博記念公園のヴィンテージマーケットに行くこともあります。




「京都だから蚤の市に行けるんだよ」そう思った全国の皆さま。
全国各地でも蚤の市が開催されています。蚤の市を探すのはこのサイトが便利です。
私は旅行の計画をするとき、その近くで蚤の市が開催されていないかチェックします。

蚤の市のいいところは、店頭で買うよりも価格設定が安く、さらに値段交渉できる点です。古道具をお得に買うことができますよ。
また、いろんなお店が出ているので、自分に合うお店を探すこともできます。
お店によって商品や売り方が異なります。たとえば、日本の骨董かヨーロッパのアンティークか、綺麗に見せて高く売る店か、雑多に並べていて安いお店かなど。
一度にお店を比較できるのは蚤の市の利点です。

古道具屋
蚤の市でお気に入りのお店が見つかったら、実店舗にも行ってみましょう。
小綺麗に並べているお店から、本当にお店なの!?と思うような倉庫のようなお店まで様々。
私は埃をかぶっているようなお店で"漁る"のが好きです。狩猟本能が刺激されます。



リサイクルショップで買う手もあります。

個人宅
古道具を手に入れるのは、お店だけに限りません。
一般宅の前で「ご自由にお持ちください」コーナーを見たことはありませんか?

私は必ず足を止めることにしています。なぜならお宝の倉庫だから。
拾ってきたものをメルカリで売ったら化けた…なんてことは何度もあります。
こちらは無料でもらえるし、相手は庭先で手間なく処分できるのでwin-winです。私はこのシステムが好きなので、自分の家の前にも不用品を出しています。
仕入れたけど手放せなかった古道具3選
古物の世界では「本人が古物を収集したら終わり(=ビジネスにならない)」と言われているのですが、私は見事にそれにはまってしまいました😂
今回は、仕入れたのに私物にしているお気に入りの中から、3つ厳選してみました。
キャンディーボックス
こちらはイギリスのアンティークショップで購入したキャンディーボックスです。800円ほどで購入しました。

カメオ風の装飾が特徴的。赤色に金色の模様もステキ。こんなに乙女心をくすぐる缶は他にあるのでしょうか。

2,000円以上の利益が出そうだと思って仕入れてきたのに、手放せていません。私物として紅茶のティーバッグを入れる缶として活躍しています。

アヒルの小物入れ🪿🧺
私は鳥モチーフと魚モチーフの小物が好きです。こういう動物マニアは古物商にとっては格好のお客さんなのですが、私自身がその沼にハマってしまっています。
こちらのアヒルは蚤の市で300円で購入しました。庭の植物を入れて玄関に飾っています。

この子を迷わず買ったのは、可愛いのはもちろんのこと、"仲間たち"に合わせてあげるためです。

このアヒルはどこの国のものか、どの時代のものかは不明です。でも蚤の市でよく見かけます。
どれも0円(おまけでくれた)〜300円と格安で手に入れましたが、もっとこの可愛さが認められてもいい気がします。
魚モチーフの灰皿、菓子型
魚モチーフが好きだからか、魚と目がよく合います。

上の魚はベトナムで仕入れた灰皿。もう10年以上前に買ったはずが、まだ私の手元にありますね笑。
出所不明ですが、画像検索すると同じようなのが出てくるので、そんなに珍しいものではなさそうです。たまたま手に取った洋書でも似たようなものを発見しました。

左下はお菓子の型。ヨーロッパものを扱う日本のアンティークショップで購入。これは仕入れではなく趣味として買いました。
クッキーを焼く時に使っています。

右下のは和菓子の菓子型。私は一時期、菓子型に特化して売買をしていました。
鳥と魚モチーフだけはどうしても手放せず、何個か手元に置いてあります。売れる菓子型の見分け方はこちらで解説しています。木型だけでも奥が深いです。
最後に:古道具の世界へようこそ
かつて「骨董っておじいちゃんの趣味でしょ」と思っていた私が、今はどっぷりと古道具の魅力にハマっています。
ビジネスとしても、趣味としても魅力が溢れる古道具の世界。
まずはお近くの蚤の市に足を運んでみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも双子をよろしくお願いいたします🐼
(この記事は執筆トコトコでお送りしました)
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