大学を飛び出してフィールドワークへ行こう!東大・京大卒双子が語る農学部の魅力|京大農学部卒 【前編】
こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。
突然ですが、「理系」というと白衣を着て実験をしているイメージがありませんか?そしてたまに爆発して髪の毛がチリチリになったり。

私は京大の農学部森林科学科、妹ノソノソは東大の農学部応用生物学専修(今は農業生物学専修に名前が変わりました)出身。
理系はラボ系とフィールドワーク系に大きく分かれ、私たちはフィールドワーク系を選びました。
授業や研究はこんな感じです↓

同じ理系というくくりでも、こんなに違うのです。
今回のnoteでは、フィールドワーク漬けの日々を送ってきた農学双子が、そのリアルな体験を熱く語ります。
今週はトコトコ、来週は現在も博士課程でフィールドワーク研究をしているノソノソが担当します。
ノソノソ担当編▼
農学に興味がある方、フィールドワークの様子を知りたい方、外で体を動かしたい方の参考になれば嬉しいです。
フィールドワークってどんな感じ?
フィールドワークとは、机の上で学ぶのではなく、実際に現場(フィールド)に出て学ぶことを指します。
私は大学の授業だけでなく、プライベートでもフィールドに出て体を動かしていました。今までどんなフィールドワークをしてきたのか、例をご紹介します。
大学の授業
京大の森林科学科では、講義形式の座学に加えて、実際に外に出る実習もあります。日帰り実習では京都府立植物園、大文字山、上賀茂試験地、比叡山、奈良の若草山などに行きました。植生や水質を調査したり、樹木の名前を覚えたり、標本を作ったりします。

さらに、日帰りだけではなく泊まりの実習もあります。京大は北海道、京都、和歌山などに演習林を持っており、授業の中に泊まり実習が含まれています。
実習といっても泊まりなので、実質修学旅行です笑。山の中を歩いて、みんなでご飯を食べて、夜中まで課題をやって…なんていう青春が楽しめます。




ILASセミナー
ILAS(アイラス)セミナーとは、主に1〜2回生が受ける、京大の少人数ゼミ形式の全学共通科目のことです。
文理の枠を超えて学べることが魅力。海外に行っている友達もいました。私はILASセミナーでフィールドワークを選択し、和歌山演習林に3泊くらいしました。
他大学の公開実習
農学部総合館をふらついていると、よく他大学の実習のお知らせが張り出されています。私は鹿児島大学と東京大学の実習に申し込み、他大学の学生と一緒に実習を受けていました。

東大の公開実習では、伊豆の演習林に行きました。記憶がおぼろげなのですが、東大生のテンションが高くてついていけなかったことだけは覚えています笑。あとで妹に確認したら「農学部の中でもあの学科は、キラキラ系が多いから」と遠い目をしていました。
山仕事・農業サークル
外で体を動かしたかったので、山仕事サークルと農業サークルに入っていました。特に山仕事サークルにのめり込み、3回生の時は代表もしていました。
高校の時は山岳部に入っていましたが、山を管理する立場になった時のカルチャーショックは忘れられません。「登山道が整備されてない(道は自分で刈って作る)」「斜面が急すぎてもはや登れない」など、今まで知っていた山は、人に管理されていた山だったんだと驚きました。



有志団体への参加
大学の授業やサークルだけでは物足りなかった私は、林業系の社会人のNPOや有志団体に入っていました。社会人の方と話せる機会は大変貴重。こういう活動に参加することで、人との繋がりを増やしてきました。



若葉のふるさと協力隊
田舎で暮らすことに興味があったので、地域おこし協力隊や緑のふるさと協力隊についてよく調べてみました。
緑のふるさと協力隊のお試し版である「若葉のふるさと協力隊」に2回参加し、実際の田舎暮らし、そして隊員の活動を体験しました。
若葉のふるさと協力隊(今年も募集あります!)▼
http://www.n-gec.org/activities/wakaba.html


プライベートの活動
いろんなところに顔を出していると、農家さんや林業関係者と繋がりができていきます。「手伝いに行きます!」と個人的に声をかけて遊びに行っていました。





フィールドワークで広がった世界
ここまで読まれた方は「いろんなところに行き過ぎでは?」と思ったのではないでしょうか。大学時代はまさにフィールドワークホリックとなっており、夏休みは休みじゃないくらい全国を飛び回っていました。

高校生までは関東甲信越から出たことがありませんでしたが、大学でフィールドワークの道に進んだことで、一気に世界が広がりました。
まとめ:フィールドワークは楽しい
私は理系受験をしましたが、数字を見るとアレルギーが出ますし、無機質な実験室にはこもれる気が全くしませんでした。白衣すら着たくなくて、受講必須の教養の化学実験ではジャージを着ていました。

そんな私でも、理系で唯一楽しいなと思えたのがフィールドワークでした。
今回の記事で「こんな理系の道もあるんだ」「フィールドワークって楽しそう!」と思ってくださる方がいたら嬉しいです。
来週のnoteでは、現在もフィールドワーク研究をしている博士課程のノソノソが語ります。お楽しみに。
後編はこちら▼
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも双子をよろしくお願いいたします🐼
(この記事は執筆トコトコ、校正ノソノソでお送りしました)
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