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AIで作った動画が、どれも"なんかチープ"に見える。原因は画質だと思っていたけど、まったく違った。

最近AIで作成された画像だけでなく、動画もよく見かけるようになりましたね。

僕も試してみて、
文章を打ち込むだけで、数十秒待つと映像が返ってくる。
最初に見たときは、正直震えました。

でも、作った動画を何本か並べて眺めていて思ったんです。

なんか、チープだな。

ちゃんと綺麗なのに。
破綻もしていないのに。
どれも一目でAIで作った動画だとわかる。

その理由が、しばらくわかりませんでした。



最初は画質のせいだと思っていた

だから僕は、まず画質を上げにいきました。

解像度を上げる。
ライティングを細かく指定する。
「シネマティック」「映画のような質感で」といった言葉をプロンプトに足していく。

結果、たしかに綺麗にはなりました。

でも、AIっぽさは消えなかったんです。

綺麗なAI動画になっただけでした。

ここでしばらく止まりました。
画質は上限まで来ているのに、何かが決定的に足りない。


原因はまったく別のところにあった

何本も作って、ようやく気づきました。

問題は、カメラの位置でした。

そのとき僕が書いていたプロンプトを見返すと、
全部こうなっていたんです。

「夜の街を歩く人物を映す」
「窓辺に座る女性を、横から捉える」

これ、全部三人称なんです。
誰かが、誰かを、外から見ている構図。

そして三人称の映像は、どれだけ綺麗に仕上げても、行き着く先が決まっています。

CMか、ストックフォトの動画版です。

理由はシンプルで、見ている人がその場面の外側にいるからでした。


視点を変えた瞬間に化けた

試しに、カメラを自分の目の位置に置いてみました。

「自分の手が、ドアノブに伸びていく」
「目の前に、夜の街が広がっている」

一人称。いわゆるPOVです。

出てきた映像を見て、声が出ました。

同じAIが作ったとは思えなかったんです。

チープさが消えていた。
正確に言うと、「見ている」から「そこにいる」に変わっていた。

画質は何ひとつ変えていません。
変えたのは視点だけです。

同じモデル、同じ秒数、同じ画質なのに、
カメラをどこに置くかだけで、出てくるものが別物になりました。


なぜ視点だけでそこまで変わるのか?

考えてみると、当たり前のことでした。

人は、自分の目で見たものしか体験として受け取れないからです。

映画のワンシーンは、どれだけ美しくても他人の話です。でも自分の手が映り込んだ瞬間、それは自分の話になる。

AI動画の弱点は、画質でも尺でもなく、
他人事に見えることでした。

視点を変えるというのは、他人事を自分事にする作業だったんです。

チープさの正体は、画質の低さじゃなかった。
「自分がその場にいない」ことだった。


ただ、POVは驚くほど簡単に壊れる

ここからが、いちばん厄介な話です。
POVは強力な代わりに、とても脆い。

僕は何度もせっかく成立していたPOVを、自分の手で壊しました。
プロンプトにたった一語足しただけで、カメラがふっと自分の体から離れて、また三人称に戻ってしまうんです。

しかも本当に厄介なのは、良かれと思って入れた言葉ほど壊すということでした。

映像にこだわりたい人ほど使いたくなる、あの単語たち。それがPOVを一発で壊します。

僕はそれを知らずに、何度も生成をやり直しました。


まとめ

もしAIで動画を作ってみて、「なんかチープだな」と思ったら。

画質を上げる前に、カメラの位置を疑ってみてください。

外から見ているのか、自分の目で見ているのか。

たったそれだけで、同じAIから出てくるものが変わります。

「見る動画」から、「そこにいる動画」へ。

差は技術じゃありませんでした。視点でした。

↓動画作成の手順も公開しました✨
 是非合わせて読んでみてください。


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よければのぞいてみてください。


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