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SunoAIで狙ったリズムを再現する方法|オーディオ機能を使って実現した話

「ドン・ドン・ドッ・ドッ・ド」

机をたたきながら、僕は何度目かのリズムを録音していました。

こんにちは、AI FLUXYです。

Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」や、「オトノケ」を聴いて、

「この5つ打ちのリズム、Sunoで再現できないかな?」

と思い立ったのが数週間前です。

※5つ打ちというのは、1小節に5回キックが鳴る独特のリズム。
Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」や「オトノケ」で一気に有名になった、Jersey Club特有のパターンです。

プロンプトに「Jersey Club」だの「5/4拍子」だの「quintuple rhythm」だの、ありとあらゆるキーワードを詰め込んでみました。

結果は全滅。

何度試しても、Sunoは律儀に4/4拍子のリズムに戻してくれるんです。

「いや、そうじゃないんだよ…」

と画面に向かって呟くこと数十回。

でも、オーディオ機能を試してみたら、驚くほどあっさり再現できてしまいました。

この記事では、僕が試行錯誤の末にたどり着いた「オーディオ機能+プロンプト調整」の方法を紹介します。

5つ打ちを例にしていますが、他の変則リズムにも応用できる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

👇実際に5つ打ちを再現して作ったMV👇

👇制作したMVに関する記事はこちら👇

Sunoのプロンプトだけでは5つ打ちリズムが再現できなかった理由

正直、僕はまだSunoを使いこなせていません。 いろいろ試しながら、手探りで使っている状態です。

そんな中で挑戦したのが、「5つ打ち」の再現でした。

海外の情報を調べて、こんなプロンプトを試してみました。

Jersey club, five-count kick pattern at 135 BPM, syncopated 5/4 time signature, quintuple rhythm, chopped vocal samples, heavy 808 bass

ジャージー・クラブ、5カウント・キック・パターン、135 BPM、シンコペーション5/4拍子、5連リズム、チョップド・ヴォーカル・サンプル、ヘビーな808ベース

「これでいけるのでは?」と思ったんですが…

出てきたのは、普通の4拍子。

「5/4拍子」や「quintuple rhythm」といったキーワードを追加しても、結果は同じ。

AIさん、話を聞いてください。

何時間もかけてプロンプトを調整しましたが、思い通りのリズムは一度も生成されませんでした。

Suno AIのオーディオ機能で変則リズムが再現できた

そんな中、Sunoのインターフェースを眺めていて、「Audio」機能を発見しました。

「これ、何だろう?」

クリックしてみると、自分で録音した音源をAIに聴かせて、それを参考に音楽を生成してくれる機能でした。

「もしかして、これ使えるんじゃないか?」

半信半疑で試してみたところ、狙ったリズムがほぼ100%の精度で再現できるようになりました。

流れはシンプルで、こんな感じです。

  1. SunoのAudio機能で直接録音する

  2. 保存した音源をSunoに読み込ませる

  3. プロンプトで細かく調整する

この方法なら、AIが「ああ、このリズムパターンね」と理解してくれるので、プロンプトだけよりも圧倒的に精度が上がりました。

「最初からこれ使えばよかった…」と思いつつ、発見できてよかったです。

Sunoで5つ打ちを再現する3ステップ|録音からプロンプト調整まで

ここからは、実際にどうやって5つ打ちを再現したのか、具体的な手順を紹介します。

ステップ1:Sunoのオーディオ機能で5つ打ちリズムを録音する

まず、Sunoの「Audio」機能を開いて、「Record」ボタンを押します。

僕の場合は、机をたたいてリズムを刻む方法で録音しました。 「ドン・ドン・ドッ・ドッ・ド」と、約15秒ほど繰り返し。

正確なピッチや音質は気にせず、リズムパターンがはっきり分かる程度でOK。

これがAIに「このリズムで作ってほしい」と伝える設計図になります。

録音が終わったら、その音源を保存します。

最初は「これで本当に伝わるのか?」と不安でしたが、意外とAIは理解してくれました。

手拍子でも、ボイスパーカッションでも大丈夫そうです。

ステップ2:録音した音源をSuno AIに読み込ませる

録音した音源が「My Workspace」の一番上に表示されるので、「Remix/Edit」機能から「Cover」を選択します。

すると、録音した音源が「Create」画面にセットされます。

AIが音源を解析して、リズムパターンやテンポを認識してくれます。

「頼むから、ちゃんと読み取ってくれ…」

と画面を見つめていました。

ステップ3:プロンプトでジャンルとBPMを細かく指定する

音源をアップロードしたら、次はプロンプトでジャンル・雰囲気・BPMを指定します。

僕が実際に使ったプロンプトはこんな感じです。

Futuristic Japanese trap hip-hop. Accents on the 5/4 rhythm (five emphasized kicks per bar). Tempo 105 BPM.

[Chorus]
This section must be purely melodic singing. Absolutely no rap.
Perform with a dramatic and charismatic vocal style, inspired by powerful Japanese pop performance. The delivery should combine smooth, soulful R&B with theatrical intensity: sharp accents, sudden dynamic shifts, and emotional bursts.
Blend sweet melodic phrasing with moments of fierce projection, creating contrast between soft breathy lines and strong, soaring high notes.
Layer harmonies, add subtle falsetto, and use expressive phrasing with tension and release, evoking the star power of a genius performer.
The chorus must feel dramatic, memorable, and larger than life — melodic only, with emotional depth and charismatic energy reminiscent of modern Japanese powerhouse vocal performances.

[Intro/Verse]
Aggressive mechanical rap only. Robotic, metallic, syncopated rap delivery. Unconventional rh

ーーー

近未来的な和製トラップ・ヒップホップ。5/4のリズムにアクセント(1小節に5回の強調キック)。テンポ105BPM。

[コーラス]
このセクションは純粋にメロディックな歌唱でなければならない。ラップは絶対に禁止。
日本のパワフルなポップ・パフォーマンスにインスパイアされた、ドラマチックでカリスマ性のあるボーカル・スタイルで演奏してください。スムーズでソウルフルなR&Bと、シャープなアクセント、突然のダイナミック・シフト、感情の爆発など、演劇的な激しさを融合させること。
甘いメロディックなフレージングと激しいプロジェクションの瞬間を融合させ、柔らかな息づかいのラインと力強く舞い上がるような高音のコントラストを作る。
ハーモニーを重ね、繊細なファルセットを加え、緊張と解放を伴う表現力豊かなフレージングを用い、天才的なパフォーマーのスター性を呼び起こす。
コーラスは、ドラマチックで印象的で、命よりも大きく感じられるものでなければならない。メロディックなものだけで、現代の日本のパワーハウス的なヴォーカル・パフォーマンスを彷彿とさせるような、感情的な深みとカリスマ的なエネルギーを持ったものでなければならない。

[Intro/Verse]
アグレッシブな機械的ラップのみ。ロボットのような、メタリックでシンコペーションのあるラップ。型破りなラップ。

このプロンプトに音源が組み合わさることで、Sunoは5つ打ちのリズムをほぼ100%の精度で再現してくれました。

プロンプトだけでは何度試しても再現できなかったのに、オーディオ機能を使ったら一発で思い通りのリズムが出てきました。

Sunoのオーディオ機能が使える他の変則リズムパターン

5つ打ち以外にも、この「オーディオ機能+プロンプト」の方法は色々なリズムに応用できそうです。

たとえば、こんな場面で使えると思います。

  • 7回や9回のリズムパターン(通常の4拍子じゃない、ちょっと変わった曲)

  • 太鼓やパーカッションの複雑なリズム(アフリカやインドの民族音楽みたいな)

  • 昔のレコードから切り取ったようなドラム音(ヒップホップでよく聞くやつ)

  • レトロゲーム風の電子音楽(ファミコンとかゲームボーイみたいな感じ)

要するに、

「プロンプトだけでは伝わりにくいリズム」

は、録音してアップロードする方が確実です。

僕自身、今後のMV制作でも、この方法を使って色々なリズムを試していきたいと思っています。

まとめ

Sunoで狙ったリズムを再現するには、プロンプトだけでなく「オーディオ機能」を活用するのが効果的です。

以下の3つを押さえるだけで、リズム再現の精度が大きく変わります。

  • Sunoのオーディオ機能で直接録音する(机をたたくなど、15秒程度でOK)

  • 保存した音源をAIに読み込ませる(Remix/Edit機能から)

  • プロンプトで細かく調整(ジャンル、BPM、雰囲気を指定)

「プロンプトだけでうまくいかない」

と感じたら、ぜひ一度この方法を試してみてください。

5つ打ちに限らず、変則リズムや民族音楽風のパターンなどにも応用できると思うので、音楽制作の幅が広がると思います。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が少しでも参考になったら、「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです!

今後もAI音楽制作やMV制作の裏側を発信していくので、興味のある方はぜひフォローもお願いします!

ではでは、また別の記事でお会いしましょう!

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