Qwen-Image-Edit-2511_clear を公開! Nano Banana Pro と GPT-Image-1.5 と徹底比較! 【画像生成・画像編集 AI】
はじめに
こんにちは、きまま / Easygoing です。
今回は、鮮やかな色彩とくっきりした表現が特徴の 画像編集 AI モデル、Qwen-Image-Edit-2511_clear を公開したのでご紹介します。

Qwen-Image-Edit ってなに?
Qwen-Image-Edit シリーズは、中国の Alibaba グループが公開している 画像編集 AI モデル です。

その中で、Qwen-Image-Edit-2511 は、2025年12月17日 に公開された最新モデルに当たります。
Qwen-Image-Edit-2511 は完成度が向上!
Qwen-Image-Edit-2511 モデルでは、前作の 2509 から全般的な改良が行われています。
Qwen-Image-Edit-2511 の改良点
全体的な品質の向上
キャラクターの一貫性の改善
コミュニティ作成 LoRA の組み込み

Qwen-Image-Edit-2511 は、イラスト全体の品質が向上 しています。
今回のアップデートで特に強調されているのが、キャラクターの一貫性 の改善で、顔や服装がぶれにくくなり、画像編集での使い勝手が良くなっています。
また、オープンなライセンスのメリットを活かして、コミュニティで開発された LoRA を組み込む ことにより、特定のシチュエーションでの描写力も向上しています。
Qwen-Image-Edit-2511 に組み込まれた人気の LoRA
光源の調整
視点の移動
Qwen-Image-Edit-2511_clear は色を調整!
Qwen-Image-Edit-2511_clear モデルは、 Qwen-Image-Edit-2511 をもとに筆者が調整したカスタムモデルです。
Qwen-Image-Edit-2511 モデルは、もともと完成度が高いですが、さらに完成度を上げるために 色の調節 を行っています。
実際のイラスト!
それでは、実際のイラストを見てみます。
次の4つのイラストは、上段が 2511、下段が前バージョンの 2509 モデルです。
そして、左側の clear モデル は筆者が調節を行ったカスタムモデル、右側が Qwen-Image-Edit の オリジナルモデル に当たります。
街の夕暮れ

山の夕暮れ

まず、上下の 2511 と 2509 を比べると、2511 はイラストの完成度が高く、は ノイズの少ないクリアーな表現 になっています。
そして、左の clear モデルでは色彩とコントラストを調節し、さらに 鮮やか で 説得力のある表現 になりました!
Nano Banana Pro と GPT-Image-1.5 と比較!
それでは、Qwen-Image-Edit-2511_clear モデルを他の画像編集 AI と比べてみましょう。
今回は、 Google の Nano Banana Pro と Open-AI の GPT-Image-1.5 と 比較します。
上から見下ろす
まず最初は、雨の夜道を背景にした人物の写真の視点を、上から見下ろす形 に変えてみます。

これは、AI に対してかなり難しい編集の指示だと思いますが、今回試した3つのモデルのいずれも、かなりの精度 で変換することができています。
アニメイラストに変換
次は、写真をアニメイラストに変換してみます。


こちらも、いずれの 画像編集 AI も高い完成度で、細部まで整ったきれいなアニメイラストを出力することができました。
ここで色について注目すると、Nano Banana Pro と GPT-Image-1.5 は、いずれも出力が 茶褐色 に寄っているのに対して、Qwen-Image-Edit-2511_clear は 鮮やかな色の表現 が保たれていて、説得力のあるイラスト になっていると思います。
Qwen-Image-Edit-2511_clear は、画質でリード
それでは、今回比較した3つのモデルを表にまとめてみます。

Nano Banana Pro と GPT-Image-1.5 は、いずれも オンラインの大規模モデル なので、生成速度が速くプロンプトの理解力も優れています。
一方で、画質についてみると、今回 Qwen-Image-Edit-2511 が コミュニティー からの フィードバック を取り入れることで、大きく進化しています。

Qwen-Image-Edit-2511 は、 ComfyUI の ワークフローに組み込んで seed 値を変更 したり、アップスケール や 色の調整 で完成度をさらに上げることができるので、画質は Qwen-Image-Edit-2511 が一歩リードした といえるでしょう。
商用利用では、ライセンスも重要
また、Qwen-Image-Edit-2511 には ライセンス の面でも大きなアドバンテージがあります。
Nano Banana Pro と GPT-Image-1.5 には、利用者に明確な ライセンスは与えられていません が、商用利用を禁止する規約はないため、一般的に商用利用は可能と解釈されることが多いです。
しかし、規約上「不適切な画像」の生成が禁止 されていて、しかもその判断は Google や Open AI が行うため、生成したイラストが後から Google や Open AI によって削除 される可能性を、完全に否定することはできません。
その点、Qwen-Image-Edit モデルは 完全にローカルで利用 できて、商用利用が明確に許可された Apache-2 ライセンスが設定されているので、そのような心配はありません。
ライセンスに厳格な用途では、Qwen-Image-Edit モデルが最も有力な選択肢 になると思います。
Qwen-Image_clear_vae:血色の良い表現
今回の作例では、VAE はいずれも筆者が公開している Qwen-Image_clear_vae モデルを利用しています。

Qwen-Image_clear_vae は、オリジナルの VAE と比較して、赤色を中心に 血色の良い肌色 を表現するように調節しています。
Qwen-Image_clear_vae は、通常の Qwen-Image_vae の代わりに選択すれば簡単に使えるので、皆さんも是非試してみて下さい。
ワークフロー
最後に、Qwen-Image-Edit-2511_clear を使ったワークフローをご紹介します。
Text to Image

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まとめ:Qwen-Image-Edit-2511_clear を試してみよう!
Qwen-Image-Edit-2511 は正統進化
Qwen-Image-Edit-2511_clear は色表現を改善
オープンなライセンス
今回は、Qwen-Image-Edit-2511_clear についてご紹介しました。
Qwen-Image-Edit シリーズは、その オープンなライセンス から コミュニティからのフィードバック で完成度が上がり、画像編集 AI の本命 モデルになっています。

Qwen-Image は処理が重いのが難点ですが、近い将来より軽量な Z-Image-Edit モデルも登場するとみられていて、これからも Alibaba が 画像編集 AI をリードしていく ことでしょう。
皆さんもこれを機会に、完成度が上がった Qwen-Image-Edit モデルを試してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます!
