LINEとGASを接続!24時間働く「AI窓口」を完結させるWebhook設定ガイド
ここまでお疲れ様でした!アカウントも規約も整いました。 最後に、作成した「GASプログラム」と「LINE公式アカウント」を紐付ければ、あなたのAI予約セッターが正式に稼働を開始します。
この「Webhook(ウェブフック)」設定は、いわば「お客様の声をAIに届けるための専用回線」を開通させる作業です。
ステップ1:GASの「公開URL」を取得する
まずは、AIのプログラムが動いている場所の住所(URL)を取得します。
作成した Google Apps Script(GAS) のエディタを開きます。
画面右上の青い 「デプロイ」 ボタン > 「新しいデプロイ」 をクリックします。
種類の選択(歯車アイコン)で 「ウェブアプリ」 を選びます。
設定を以下のように変更してください:
説明: LINE連携用(など任意)
次のユーザーとして実行: 自分
アクセスできるユーザー: 全員(Anyone) ※ここを制限するとLINEから届きません
「デプロイ」 を押し、表示された 「ウェブアプリのURL」 をコピーします。
ステップ2:LINE管理画面にURLを貼り付ける
次に、コピーした住所(GASのURL)をLINE側に教えてあげます。
LINE Official Account Manager にログインします。
「設定」 > 「Messaging API」 を開きます。
「Webhook URL」 の項目にある「編集」を押し、先ほどのGASのURLを貼り付けて保存します。
💡 迷いやすい「規約URL」について
この設定画面では、プライバシーポリシーと利用規約のURL入力を求められます。 ご自身のページを準備するのが大変な場合は、私の作成した規約ページの内容を利用していただいて構いません。
プライバシーポリシー・利用規約URL:
もちろん、内容をご自身のお店に合わせて書き換えたい方は、上記のページからテキストをコピーして、ご自身のnoteやHPに貼り付けてお使いいただけます(コピペOKです!)。
ステップ2.5:LINEアクセストークン(合鍵)を取得する
Webhookの登録ができたら、次はGAS(AIの脳)がLINEにメッセージを撃ち返すための「許可証(アクセストークン)」を取得します。これがないと、AIはお客様に返信することができません。
LINE管理画面(Manager)の「Messaging API」設定内にある 「LINE Developers」 のリンクをクリックします。
開いた画面(LINE Developersコンソール)で、作成した自分のチャネルを選択します。
上部にあるタブから 「Messaging API設定」 をクリックします。
画面を一番下までスクロールし、「チャネルアクセストークン(長期)」 という項目を探します。
右側にある 「発行」 ボタンをクリックします。
※すでに発行されている場合は、英数字が混ざった非常に長い文字列が表示されます。
表示された文字列をすべてコピーします。これが、GASのコード内で使用する LINE_ACCESS_TOKEN です。
⚠️ 取り扱い注意 このトークンは、あなたのアカウントを操作できる強力な「合鍵」です。他人に教えたり、SNSにスクリーンショットを載せたりしないよう、厳重に管理してください。
ステップ3:LINE Developersコンソールで「検証」する
URLを保存しただけでは、まだ安心できません。LINEのサーバーからあなたのGASへ、正しく信号が届くかテストします。
LINE Official Account Managerの画面下部にある「LINE Developersコンソール」のリンクをクリックして移動します。
作成した「チャネル」を選択し、上部の「Messaging API設定」タブを開きます。
下にスクロールして「Webhook URL」の項目を見つけ、先ほど入力したURLの横にある「検証」ボタンをクリックします。
「成功」(または HTTP 200)と表示されれば、AIへの専用回線が完全開通です!
⚠️ Webhook設定のスイッチを確認
Webhookの利用:必ず 「ON」 にしてください。
Webhookの再送:AIが二重返信してしまうのを防ぐため、通常は 「OFF」 で大丈夫です。
エラーの統計情報:OFF(グレー)
どちらでも構いません。 ONにすると、Webhookが失敗した時の統計グラフが見れるようになりますが、個人の運用であれば特に必要ありません。
⚠️ もし「検証」でエラー(403や500など)が出る場合
GASの公開設定: GAS側のデプロイ設定で「アクセスできるユーザー」が「全員(Anyone)」になっていますか?(自分のみ、だとLINEから拒絶されます)
新しいデプロイ: GASを修正した後は、必ず「新しいデプロイ」として更新し、最新のURLをLINE側に貼り直す必要があります。
ステップ4:最後の仕上げ(自動応答の停止とWebhookの開通)
LINE公式アカウントが標準で持っている「自動応答機能」と、あなたの「AI(GAS)」がケンカしないように、脳(Webhook)を切り替える作業です。
LINE Official Account Manager の 「設定」>「応答設定」 を開き、以下の通りにスイッチを合わせてください。
1. 応答機能(メインスイッチ)
チャット:オン
AIだけでなく、後からあなた自身が手動で返信する場合にも必要です。
あいさつメッセージ:オフ
友だち追加時にAIから特別な挨拶をさせたい場合は「オフ」にします。※LINE側の標準メッセージで良い場合は「オン」でも構いません。
Webhook:オン(最重要!)
ここが「オフ」だと、AIにメッセージが届きません。必ず緑色の「オン」にしてください。
2. チャットの応答方法
応答時間:オフ(推奨)
ここを「オン」にすると、営業時間外にLINE側の定型文が優先されてしまい、AIが返信できなくなることがあります。24時間AIに任せるなら「オフ」が安全です。
応答方法:手動チャット
「応答メッセージ」が含まれる方を選ばないでください。AIの返信にLINEの定型文が混ざるのを防ぎます。
3. 応答状況
応答状況を表示:表示しない(推奨)
トーク画面上部に「既読がつかない場合があります」等の案内を出すかどうかです。「表示しない」にすると、より自然なチャット体験になります。
💡 読者へのアドバイス
「WebhookをオンにしてもAIが返信しない!」というトラブルの9割は、この画面のスイッチがどこか「オフ」になっていることが原因です。設定後は一度、自分のスマホからテスト送信をして、AIが一人で正しく返信してくるか確認しましょう。
🚀 おめでとうございます!
これで、お客様があなたのLINE公式アカウントに話しかけると、瞬時にGASが動き、AIが予約を受け付けるようになります。
深夜2時の問い合わせも、もう怖くありません。 あなたの代わりに、誠実で賢いAIパートナーがお客様をおもてなししてくれます。
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