英語が聞き取れない5つの理由と解決策
こんにちは。エバンス愛です。広島出身、大阪在住で、社会人になってから一から英語を独学でやり直し、英語講師、外資系企業秘書、医学研究機関の通訳翻訳者などを経て、現在はアメリカ人の夫と一緒に社会人に英語コミュニティを運営しています。
↓最近の英語コミュニティ活動はこちら♪
「リスニング力が上がらない」主な原因5つ
ここ最近、「ネイティブの爆速英語が聞き取れるようになりたいなら、Netflixでスピードの速い英語をたくさん聞くべき」という話を書いたので、「Netflixをたくさん見ます!」という声が多く届くようになって。
それはもちろん良いことだし、必要なことなのですが、闇雲にNetflixを見てさえいれば誰でもリスニング力が上がるかと言えば、そうではありません。
「英語が聞き取れない」と一口に言っても、その原因は様々です。たとえば、以下のような原因があります。
原因1.単語、熟語力不足
知らない単語や熟語がでてきたら、その部分の意味がわからないわけですから、聞き取れなくて当然ですよね。だから、単語力・熟語力不足を実感している人は、まずここを強化しないことには、英語が聞き取れるようにはなりません。
NetflixやYoutubeを通じて自然に語彙力が上がることを願うより、単語教材を使って、短期集中で語彙力アップをはかりましょう。
原因2.音の変化が聞き取れない
英語は、音の連結や脱落などがたくさん起こります。
たとえば、“Give it to him.”という英語を、「ギヴ イット トゥー ヒム」と発音するネイティブは、まずいません。あえてカタカナで表現するならば、「ゲヴェットゥィム」のように聞こえます。
この音の変化が正しく聞き取れるかどうかで、英語が理解できるかどうかが決まります。こういった音の変化に慣れるには、NetflixやYoutubeを見て、スクリプトを確認して、自分で声に出して発音するのがお勧めです。シャドーイグも効果があります。
原因3.アクセントに慣れていない
たとえばイギリスの田舎が舞台のドラマだと、英語の聞き取りは難しくなります。あと、仕事でインド人の英語が聞き取れなくて困っている人も多いですよね。
これは、そのアクセントをたくさん聞いて、特徴に慣れていくしかないです。その場合も、NetflixやYoutubeが有効です。
原因4.背景知識不足
映画やドラマのテーマが、金融の世界の難しい話だったり、元ネタを知らないジョークが出てきたりしても、私たちは理解できないですよね。こういうのは、背景知識不足が原因です。
この場合、たくさん映画やドラマを見たり、新聞や本を読んだり、ネイティブと話したりしながら、少しずつ知識と教養を身につけるしかありません。そういう意味では、NetflixやYoutubeは、一部有効です。
原因5.情報処理スピード不足
リスニングをしているときに、「最初はわかっていたのに、途中から理解が追いつかなくなってしまった…」となること、ありますよね?これは、情報処理スピードが遅いことが原因。
長い文章や複雑な構造の文章になればなるほど、「主語」「動詞」「目的語」を瞬間的に把握して、語順に沿って情報を処理することが不可欠です。このスキルが不足しているから、リスニング中に理解がどんどん追いつけなくなってしまい、内容が分からなくなってしまうのです。
これは、NetflixやYoutubeの視聴だけで解決するのは、かなり難しいです。
Netflixで解決できる原因、できない原因
というわけで、英語が聞き取れないといっても、
【1.単語、熟語を知らない】
【2.音の変化が聞き取れない】
【3.アクセントに慣れていない】
【4.背景知識不足】
【5.情報処理スピード不足】
といった理由があって、それぞれ必要なアプローチが異なります。
Netflix視聴によって有効に解決できるのは、
【2.音の変化が聞き取れない】
【3.アクセントに慣れていない】
【4.背景知識不足】
あたりです。(4は限定的な効果ですが)
一方で、
【1.単語、熟語を知らない】
【5.情報処理スピード不足】
は、ちゃんと目的に合ったアプローチで勉強しないと、聞き取れるようにはなりません。
情報処理スピードを効率よく高める方法
で、【1.単語、熟語を知らない】については、やるべきことはシンプルです。自分のレベルに合った単語本で、単語や熟語を短期集中で覚える。これが一番効率がいいです。
ご興味があれば、私たちのオリジナル教材Vocab Rebootもあります。↓
https://dokugakuenglish.net/vr/

でも、問題は、【5.情報処理スピード不足】ですよね?
で、この情報処理スピードを一番簡単に高められる方法があります。それは、「リーディング」。
え、私、別に英字新聞とか読めるようにならなくていいし、TOEICも受ける予定ないから、リーディングの勉強は必要ないと思うんですけど・・・
とにかく、ネイティブの英語が聞き取れるようになれれば、それでいいんですけど・・・
と、あなたは言うかもしれません。
でも、さっきも言ったように、長い文章や複雑な構造の文章になればなるほど、「主語」「動詞」「目的語」を瞬間的に把握して、語順に沿って情報を処理するスキルが不可欠です。これができないと、英語はちゃんと聞き取れないんです。
リーディングはリスニングより負荷が少ない
もう一つ、リスニング力を伸ばしたい人こそ、リーディングに取り組むべき理由をお話ししましょう。
「語順に沿って情報処理するスキル」をリスニングだけで鍛えるのは、はっきり言って至難の業です。
なぜかというと、リスニングでは
・音の理解
・意味の理解
を同時並行しないといけないので、二重の負荷がかかるから。だから、脳のリソース不足になって、「わー!!もうついていけない!!」となるのです。
だから、まずはリーディングを鍛えるのがお勧め。リーディングなら「音の理解」は必要ないので、「意味の理解」だけに脳のリソースを全振りできるからです。
リーディングなら、「この部分が主語、ここが動詞、ここが目的語」というように、文法知識で英語のかたまりを確認しながら理解できます。そして、慣れてきたら読むスピードを少しずつ上げていくことで、頭の中で「英語の語順に沿って理解する」という感覚がどんどん磨かれていきます。
学生時代の悪しき習慣の、「返り読み」の癖が抜けない人も多いと思います。「返り読み」の癖は、実は、リスニングの時にも大きな障害となっています。
リーディングで、「英語の語順に従って、前から順番に理解する」という読み方を徹底することで、リスニングでも、「前から順番に理解する力」が定着します。だから、英語をリスニングしていて、「最初はわかっていたのに、途中から理解が追いつかなくなってしまった…」となる人は、ぜひ、リーディングを鍛えることをお勧めします!
簡単な英語を、語順どおり理解することから始めよう
じゃあ、具体的に、リーディングって何を読めばいいの?ということですが、自分にとって簡単な英語を意味のかたまりごとに理解する(いわゆる「スラッシュリーディング」)ことを意識しながら読んでみてください。
スラッシュリーディングをどうやればいいのかわからない方は、以下のブログ記事を参考にしてください!
この記事の続きは、こちらをどうぞ。↓
また、上記ページでもご紹介していますが、私とマイクも制作した教材SPEEDIER READINGは、その名の通り「英語がもっと速く読めるようになる教材」ですが、リスニング力を上げたい人にも最適です。もしよかったら、ご検討ください。↓
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!