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WBCの8強での敗退、悔しいが「NPBの敗北」と正直に感じてる。そして「ユニバーサル・アクセス権」を、2026年の年末までに早急に実現して欲しい!【野球】【バスケ】【エッセイ】【社会貢献】


 「選手選考、采配の失敗」、確かにこれも「8強(というか、決勝トーナメント1回戦)での敗退」の原因の1つだろう。特に「本職の中堅手を1人しか選出しなかった」「村上(阪神)を選出しなかった」ことは、激しく強い違和感と不満が拭えない。
 でも、今回の2026年のWBC、8強での敗退。「ほんとうの問題」は、もっと深いところにある、これを強烈に突き付けられたってこと。そう、この敗退は「NPBそのもの、日本球界そのものの敗北」であるのだと。
 そう、今回の日本代表は「大谷翔平という名の縛りプレイ」が、むしろ苦しみになった感があるの考慮は必要と感じてる。その上で、1つ強く感じてるのが、「あの1992年、『松井秀喜の5敬遠』は『合理的であった』が改めて証明された」であると。











 「これが、『日本の野球』の現在地」
 「『いつかは負ける』。いわば『これも運命の1つ』かもしれない」
 「でも正直に、とても悔しい。優勝は厳しいかな…とは正直に感じていたけど、『米国(アメリカ)』または『ドミニカ共和国』との直接対決には辿り着いて欲しかった」


 はい。今回の、2026年のWBC。日本代表(侍ジャパン)、「8強(準々決勝)で、ベネズエラに『5-8で敗戦』で、終戦(敗退)」
 8強、準々決勝といえば聞こえはいいですが、視点を変えれば、「決勝トーナメントの1回戦(初戦)での敗退」の結果になりました。


 「日本は『野球の社会』である」。よくも悪くも、そう強く実感し続けてきている。というか、かくいう自分も、「野球ファンの1人」ですので。
 ですので正直に「とても悔しい」。今回のWBCは、「険しい道のりになることは、正直に覚悟はしていた」であるけど、でも、「米国、ドミニカ共和国との直接対決までは、辿り着けるはずであると、正直に信じてた」と。


 敗因は何であるのか。これから勿論に綴らせて頂く訳ですけど、
 「選手選考の時点で、そもそも負けていた」
 「的確な采配ができなかった」
 この2つも、「理由の1つ」であるとは、正直に感じてます。



 誰を招集しなかったから負けた、これは勿論に「理由の1つ」ではあるけど、

 「『ほんとうの問題』は、もっと深いところにある、今回の8強(というか、決勝トーナメント1回戦)での敗退は、これを強烈に突き付けられたってこと。」

 ではある訳です。で、野球の日本代表って、国際大会のたびに、

 「『35人~40人程度のラージグループ』(代表の候補選手に適任といえる有力選手)がいて、その中から、『28人~30人』(今回の『2026年のWBC』だと『30人』)を選出することになる。
 それ故に、『選手選考の時点で、不満が生じることは、どうしても不可避である』といえる(不満は織り込み済みである感じとも正直に映る)。」

 ではある訳です。実際、いままでの歴代の野球日本代表を振り返っても、「これほどの業績を残しているのに、直近3年間の成績でも球界トップレベルの成績であるのに、代表になぜか『ご縁』がない」である選手が、打者(野手)を中心に、何人か生じてしまってます。



 (←丸佳浩[巨人。37歳]。通算1929安打で、今季は「2000本安打」という「野球人として、最高の景色」に手が届くところまできた「生ける伝説」。
 「MVPを2回」「盗塁王、最多安打、最高出塁率を1回ずつ」「『打率.280、19本塁打』を6回」「個人として、リーグで5連覇」など、特に2016年~2022年の全盛期は日本球界で最高の打者の1人であった。
 しかし、国際大会は実は「2019年、プレミア12」の1回のみ。)


 (←近本光司[阪神。31歳]。2019年のプロ入りからの7年間で「7回すべてで規定打席に到達」「盗塁王が6回、最多安打が1回」「『打率.279、24盗塁』を5回」到達・達成しており、中堅手としての守備範囲を含めて「日本球界で現役最高の中堅手」と評価されている。
 しかし、2021年の東京五輪から、国際大会のたびに日本代表入りが待望され続けているが、実は今回を含めて、「国際大会の出場歴自体が、事実上でゼロ」。)


 (←西川龍馬[オリックス。31歳]。負傷癖[いわゆるスペランカー、スぺ体質]の持ち主であり、主要タイトル経験こそないが、2018年からの8年間で「350打席以上で、打率.286以上が6回[うち打率.300以上が4回]」。早打ちで四球が少なく、また本塁打や盗塁も多くはないが、「確実性の一芸については、恐らく現役最高の1人」といえる。
 ちなみに、吉田正尚の高校の後輩[福井、敦賀気比高校]でもある。)



 「丸」「近本」「西川龍馬」。野球ファンであれば、(応援球団がどこかを問わずして、)名前は恐らくご存じのビッグネームです。ですけど、この3人は、「日本代表になぜか『ご縁』がない」で終わりそうであること。
 特に近本は、「毎回のように国際大会で代表入りが待望」で、でも「ラストの数枠の争いで、惜しくも落選」で、大会が終われば「本職の中堅手をもう1人は入れて欲しかった→だったら近本を選出すればよかったじゃん」というサイクルを、何回も繰り返してしまってます。


 この、「丸」「近本」「西川」が、「日本代表に『ご縁』がない」であるのは、一応の理由がない訳ではないのです。そう、3人には、ある共通した傾向がある。

 「スロースターター」。毎年、春先はあまり好調ではなくて、GW(5月)の前後を境に、徐々に成績を上げていき、夏(7月~8月。いわゆるオールスターの前後)の時期になると「おお、例年通りの数字が見込めそう」になり、「最終成績になると、期待値の成績に収束する」。
 いわば「年間を通して、長いリーグ戦だからこそ、より真価を発揮できる」選手タイプであり、「短期決戦の傾向である国際大会には、不向きである」は、全否定はできないです。で、この3人は、「試合経験を重ねる過程で、相手投手の傾向を分析して(読んで)、それを踏まえて適応していく」(特に丸、近本は、いわゆる「メモ魔」であることが知られている)でもあります。
 それに、丸は「逆シリーズ男」の烙印を押されたことがありますし(実際、日本シリーズに5回出場しているが、日本一はゼロ)。


 で、近本は「盗塁技術、中堅手としての守備範囲でならば、恐らく日本球界でno.1だろう」ですけど、一方で「中堅手としての肩力、送球技術は、恐らく球界ワーストレベル」でもあります。実際、直近2年(2024年以降)は、「左翼手へのコンバート論」が、ことあるごとに燻るようになってる。
 そう、肩が弱いのは、大学時代に肩に大怪我をしたことがあるらしくて、その影響で肩が「一定以上にはできない」と伺います。それ故に、代表レベルで起用する場合は、守備位置が「中堅手、左翼手」に限定される。で、肩が弱いのは「もはや常識レベル」であるので、近本の個所に打球が飛んだら、「犠牲フライをもらったようなもの」。あるいは、場面によっては「ヒットエンドランの餌食(えじき)になる」リスクもあります。
 最終候補の俎上にはなるけど、そこで落選になるのは、「守備面でのリスク」「第4外野手として、恐らく適性が乏しいと判断されてる」「かといって、代走と位置付けるには勿体ない」が恐らくあるのでしょう。

 ですけど、近本は、プロ入りから7年間、ずっと規定打席到達を続けているのですが、攻撃面での貢献度を示す「RC27」でだと
 「4.25→5.46→5.95→4.95→6.57→5.11→4.94」
 と、2年目の2020年以降では、6年間毎年で安定した成績であり続けている、つまり「一定の計算ができる」。
 その上、離脱の経験は、「2023年の1回のみ」(そのときも、3週間弱で復帰できている)、つまり「怪我がほとんどない」。
 「怪我がほとんどなく、しかも常に一定の計算ができる」選手、実はこういう選手は意外といないのです。確かに、近本は「弱点のある選手」であることも否定はしない、でもたとえそうでも、「日本球界で最高レベルの1番打者」として定評を勝ち取っている選手ことをも含めて、「何が不満なんだ?」と正直に感じます。人間性の面だって、「実直である」「社会貢献に熱心」であることでも知られていますし(実際、社会貢献に熱心な選手を表彰する「ゴールデンスピリット賞」を、2025年に受賞してます)。


 で、西川龍馬は、「ここ数年でだと、起用できる守備位置が、事実上で左翼手、右翼手に限定される。しかも左打者」(「外野の両翼に限定の左打者」は、日本球界では「飽和状態の傾向」が慢性的にある)であることが、そもそもの逆風としてあります。実はプロ入り当初は遊撃手や三塁手であり、その後は中堅手でしたが、いずれの守備位置でも「失策が多すぎる」の烙印を押された、いわば「失格扱い」になったと。
 で、似た選手タイプとして、「吉田正尚」「柳田」「近藤」「佐野」と、いわば行列が形成されている。最大のチャンスは恐らくは、「2024年のプレミア12」でしたが(このとき、ポジション的なライバルの「佐野[横浜DeNA]」が、自身唯一の代表入りを叶えている)、このときは西川自身が「キャリア最大の大スランプの年」に終わった、この不運もあります。
 加えて、西川龍馬は、「球界でも有数の、重度の花粉症持ち」であると伺うこと。秋開催のプレミア12はともかく、今回のWBCは「春開催」であるので、今回の選手選考の際に、西川にはこの「重度の花粉症持ちであるので、恐らく能力を発揮し切れない」と判断されたかもしれないと。


 正直、自分が日本代表のGMであれば、「中堅手については、近本も周東(ソフトバンク)も、2人共に招集する」(状況に応じて、どちらかを正中堅手、どちらかを代走・守備要員と使い分ければよい。これとは別に、スーパーユーティリティーの牧原[ソフトバンク]も勿論に招集で)、「西川は、『吉田正尚、鈴木誠也の控え』として、『ここ一番の代打要員の1人として』招集する」(近藤は、昨季の成績ならば招集する必要はない。ただ、左打者の代打要員でならば、「佐藤輝明[阪神]」がいるので、「どうしても右の代打が1人欲しい→森下翔太[阪神]を招集で」、それ故での、森下と西川を天秤にかけての落選でならば、仕方ないではある)です。



https://www.baseball-reference.com/players/a/arraelu01.shtml



 そう、いま、NPBでもMLBでも、「確実性の一芸特化型」が枯渇の傾向になっていて、MLBでの「確実性の一芸特化型」の象徴的な打者が、「ルイス・アラエス(サンフランシスコ・ジャイアンツ。ベネズエラ代表)」であるのですが、自分は、「こういう国際大会だからこそ、西川やアラエスのような『確実性に全振りタイプの打者』が絶対に必要である」と感じてます。




 「日本代表に『ご縁』がない」でいえば、「吉川尚輝(巨人)」もそうです。ですけど今回のWBCでは、「吉川は、物理的に招集が不可能であった」でした。
 そう、昨オフに「股関節を負傷して、手術を受けざるを得なかった」。もともと負傷癖の選手ではありますが、股関節は「選手生命に直結する場所」であるので、「股関節を負傷」の時点で、「今回の代表入りの道は、イコールで断たれた」になってしまう。

 「怪我さえなければ、今回の代表の正二塁手」で即答であったでしょう。もともと今回の日本代表は、真っ向勝負では厳しい、そうなると、「センターラインをがちがちに守備重視と割り切る」が、できる最善手になる。
 その意味で、「球界最高の守備型の二塁手」である吉川は、生命線といえたけど、選考の俎上に上げることさえ叶わなかったことは、大きな誤算であったといわざるを得ないでしょう。



 で、吉川に次ぐ守備型二塁手である「田中幹也(中日)」。自分が好きな選手の1人でもありますし、数字以上に、その「守備」「走塁」の技術は、それだけで「銭(ぜに)が取れる」、いわば「観ていて楽しい」選手ですが(166cmという小柄さとは思えない、「野球IQの鬼」と感じてます)、この田中幹也、そもそもが「超がいくつも付くほどの、負傷癖の持ち主」である上に、「潰瘍性大腸炎という持病持ち」でもある。それ故に、長時間の飛行機移動を伴うWBCでは、いわゆる「*印」(アスタリスク)持ちの烙印になってしまいます。
 しかも、まだ1軍で2年目(大卒3年目が終了)。1人の野球ファンとしては、「それでも、『そもそもが打撃には期待してない枠である』のだから、守備型の正二塁手として招集(選出)して欲しかった」が正直な本音ですが、上述の事情に照らせば、俎上に上げること自体を見送るのは、まあ仕方ないではあるかな…です。



 丸や吉川はともかく、「近本」「西川」「田中幹也」と、この時点で「選出・召集をして欲しかった」打者が既に3人いる、ではあります。ですが、似たような総合力の選手が他にもいることも否定はできない訳で、「納得はしたくないが、まあ理解できない訳ではない」ではあるのです。

 ですけど、今回のWBC、「選手選考」において、「この選手は、絶対に選出して欲しかった。直近3年間という意味で、現役最高レベルの成績であったことをも含めて考えると。」という選手が、1人います。




 「村上頌樹(阪神。27歳)」。直近3年間のWHIP「0.74→1.15→0.89」
 現役では恐らく「日本球界でno.1の制球型投手」(=異次元のコントロール)。それでいてかつ「イニングイーター」でもある。カットボール、ツーシームなど、「微妙に動く球種」を複数持っていて、相手からすれば「芯を外されて、凡打の山」になる。QS率も「85.7→65.2→84.6」と高い率。

 そう、確かに、世界的なトレンドである「投手のパワー型志向の傾向」とは、真逆をいくタイプの投手です。ですけど、いやむしろ「だからこそ、国際大会で、『The・日本型投手』といえる『制球型、技巧派の最高峰の投手』を入れることで、相手打者に的を絞らせない」(しかも、こういったタイプの投手を入れることで、本格派投手の登場時に「体感的な球速差」を創出することができて、よりメリットを増大させられる)、自分だったら、「迷わずに即答で、というかむしろ最優先で、選出リストに入れる」です。さらに述べれば、「代表の先発の1人に組み込む」にしてます。

 なのに、実はこの村上、「親善試合、強化試合を含めて、選出歴自体がゼロ」です。つまり、「監督(井端弘和)の構想自体に、そもそもはじめからなかった」である可能性が恐らく濃厚であるのでしょう。



https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=sugano001tom


 恐らくの想像ですが、村上の上位互換である(恐らくそうみなしてた)、「菅野智之(コロラド・ロッキーズ)」がいる、「技巧派・制球型の先発投手は、菅野の1人で充分」であり、しかも「菅野も村上も、同じ右腕投手である」ことが、「構想外という判断に恐らく影響した」感じかなです。
 これに加えて、村上は2023年のMVPのときから一貫して、(直接的な表現こそ避けていますが、)「MLBに自分はほとんど興味がない。子どものときから入団したかった阪神でプレーできていること自体がとても幸せである」の趣旨のことを何回か言及してます(村上の故郷は、兵庫県の淡路島。ちなみに、高校3年生の春の選抜大会で優勝している)。

 近年のWBCは、「MLB志向の強い選手の品評会」の傾向が、徐々に強くなってきているですし、「MLB志向がほぼゼロの村上を入れても、意味がない」と判断された、であるのかもです。
 それに村上は、プロ入り時は「右腕の負傷を抱えた状態でのプロ入り」でした、つまり「負傷歴がある」(実際、プロ入りから最初の2年間は、この負傷歴の影響もあって、1軍レベルにかすりもしていなかった)。この「負傷歴持ち」を嫌がった、であるのかもしれません。


 とはいえ、「直近3年間で、WHIPで1.00を上回る高数値を2回記録している」、いわば「単純に、数値的に日本球界で最高レベルを叩き出している右腕の先発投手」を選出しなかったことは、単純に「ボーンヘッド」「怠慢」「やらかし」といわざるを得ないと、1人の野球ファンとして正直に感じてます。

 いわば「やってみなければわからないじゃん」と。そう、村上のような選手タイプは、特にMLB所属が多い国にとっては、「普段、むしろ対戦しなれていない選手タイプ」である訳です。しかもWBCの特徴として「球数制限」が設けられてて「長くても、最大で(打順の)2巡目まで」が限界なこと。
 視点を変えれば、「最大で2巡目までで済むならば、球筋に慣れられる前に、投球術や緩急により、ある程度は抑えられる可能性が高い」。で、それで「打者の援護点が2点以下に抑えられれば、仕方ない」と。



 そう、「村上(阪神)を選出、召集しなかったことは、とても理解できない」が、正直な感じであるのです。で、

 「選手選考で、最善を尽くしたとは、とても感じない。」
 「采配で、『勝負手を打った』『工夫をした』とは、とても感じない。」
 →「=で、『いまある、日本球界の手元の戦力値を最大化する努力を、始めからできていなかった』、その時点で『必然の負けであった』。」

 そう、「選手選考、采配で負けていた」、だから「これでは、勝てるはずがない」。
 そもそも、前回の2023年のWBCも、実は「本職の中堅手を、1人しか選出しなかった」(このときも「周東は選出されたが、近本は選出せず」)であり、「既に、日本球界最高の1番打者として認識されてた近本は、たとえ第4外野手の扱いでも選出するに値したはずである」との批判が多くあった。
 で、前回の2023年のWBCは、最終成績は「優勝」でした。そう、選手選考や采配は、「優勝すれば、『すべて正しかった』とみなされる」である訳で、勿論に「優勝」という結果自体は、最高に嬉しかった訳です。
 ですけど、「本職の中堅手を、1人しか選出しなかった」ことは、「マジで気に食わない、意味不明でしかない」でした。ですのでその意味で、「同じ奇跡が、2回起こるはずがない」、その意味で
 「8強止まりという早期敗退になるとは、さすがに想像できていなかったが、苦しむことは、正直に覚悟できていた。」
 ではある訳です。


 そう、いわば
 「こんな采配で、優勝や、決勝進出になることが、おかしかったんだよ。だからむしろ、『この敗戦は、いわば必然であった』。」
 が、正直な本心の1つである訳です。



 ですけど、今回の日本代表監督である井端弘和は、いわば

 「『戦犯』でもあるかなだが、『被害者』でもある。そもそも、代表監督への就任は『火中の栗を拾った』『お鉢が回ってきてしまった』と、就任当初からずっといわれていた。」

 これが、正直な感じであるんですよね。


 いわれているのは、「NPBで実績のある複数の指導者から、断られた」が故であることです。少なくとも、「中嶋聡(元オリックス監督)」「工藤公康(元ソフトバンク監督)」「秋山幸二(元ソフトバンク監督)」とかからは固辞されたと(尤も、工藤さんは「学業のこと」、秋山さんは「健康のこと」の面から、そもそも勝算自体がなかったと自分は感じてるが。また、工藤さん本人曰くは「打診自体がなかった」であるとかと)。
 ただ一方で、何人かの指導者には打診自体をしていない、それをすっ飛ばして井端さんに就任要請をした、ともいわれてます。具体的には「アレックス・ラミレス(元横浜DeNA監督)」「井口資仁(元千葉ロッテ監督)」とかです。いま挙げた2人は、「就任要請をすれば、(無条件であったかはともかくとして)高確率で就任を承諾しただろう」と自分は読んでます(なぜ、ラミレスの名前を出してるかは、あとで改めて言及させて頂くかもですが、実はラミレスは「既に日本に帰化をしています」)。



 ですけど、日本代表監督に、少なくとも複数人の有力な指導者が固辞をしたことは、漏れ伝わっている訳で、なぜそうであるのか。
 この事象は、野球のみならず、バスケットボールでもそうと伺います。少し話を脱線で申し訳ないですが、バスケットボールの話をします。
 (なお、バスケットボールでは、監督に相当する役職は「HC(ヘッドコーチ)」になります。)

 この2026年2月、バスケットボール男子の日本代表HCが、(トム・ホーバスの後任として、)「桶谷大(琉球HC)」が就任になりました。この経緯は、いくつかのことが複合的に作用してそうなったのではといわれてます。


 (1)「男子の日本代表HCに、いま求められる資質能力」。
 →「『八村塁』『河村勇輝』『渡邊雄太』の3人のスター選手とやっていけること」(この誰か1人と不和になったら、その時点で終戦。解任されたホーバスは、八村との確執・不和がずっと燻り続けていた)。

 (2)「ライバル候補にいずれも障壁が生じて、お鉢が回ってきた」。
 →安齋竜三(現越谷HC。2025年7月に、パワハラ事件が発覚して、代表HC候補からは事実上の失脚に。2017年から5年弱、宇都宮を指揮して、強豪球団として君臨、特に2022年の優勝[しかも「第8シードから、6戦全勝」で優勝という離れ業であった]や、比江島慎[現宇都宮]と強固な関係を築いた実績から、最有力視されていた。)

 大野篤史(現三遠HC。2016年から6年間、千葉Jを指揮して、富樫勇樹[現千葉J]と強固な関係を築きつつ、2021年に優勝するなど、強豪球団として君臨。2022年から三遠を率いて、特に2024-2025は「日本バスケ史上最高の攻撃力のチーム」へと育て上げるになった[終盤に失速したもあり、CSでは4強止まりであったが]。限られた戦力でも結果を出せること、攻撃戦術に手腕を持つを証明したこともあり、最有力視された1人だが、「コーチ陣が勝手に何人もついてくる」をJBA[協会]が嫌がったと囁かれてる。
 ↓
 実際、2022年の三遠への就任の際に、三遠側は「2人までならば、コーチがついてきてよい」であったといわれてるが、実際には「[マネージャー、トレーナーを含めて]なんと9人がついてきた」で[しかもその多くが、「どうしても自分は大野さんについていく」であったという]、大野さんも三遠も「嬉しいけど、給与面で困ったなあ…」であったといわれてる。なおついてきた9人のうち4人は、2026年現在も三遠に在籍。
 映画で、特定の監督とスタッフを形成することが多い「◎◎組」[例えば、堤幸彦監督ならば「堤組」とか]という事象があるが、まさしく「大野組」といってよい。)


 正直に、特に大野さんであったら、「八村、河村、渡邊雄太の3人のいずれともやって行けたであろう」意味でも最適解であっただろうに、と強く感じていますが(そもそも、2024-2025の三遠の戦力で、4強に導ける日本人の指導者が他にいるだろうか?と)、協会の財政能力にはどうしても限りがある訳で、「頼んでないのに、勝手についてくるコーチスタッフが何人もいる」を、敬遠したくなるのは「まあ確かに、仕方ない」ではあるのです(野球の場合は、ここまで極端な事象は確かにない。これは、大野さんの「人望の厚さの現れ」でもある訳ですが)。

 で、桶谷さんにお鉢が回ってきた。桶谷さんは、琉球で2021年から5年間、ずっと強豪球団として君臨し続けてる、というか、5年目のいまはシーズン中なのでノーカウント扱いとして、「優勝こそ1回のみであるものの、4年間のすべてで、決勝進出」という偉業を成し遂げてます(「お鉢が回ってきた」と表現したのは、琉球での志向スタイルは「戦術クーリー」、つまり絶対的センターの「ジャック・クーリーありき」の感が正直に強いから。つまり自分は、桶谷さんのスタイルは「確かに理に適ってるが、気に食わない」である訳ですが)。
 で、安齋さん、大野さんは「元選手であった」のですが、桶谷さんは「選手経験はゼロ」です。その意味でもなおさらに、「代表HCへの就任は悲願」であったのだろうと想像で。



 話を戻しますと、バスケットボールの場合は、「そもそもの、なり手の候補自体に限りがあった」が、恐らくは大きい。それ故に、「半ば消去法の感じの決着になった」と。
 ですけど、野球でもバスケットボールでも、日本代表監督という、本来ならば「最高名誉」のはずのポストに、「なりたがる人間が、なかなかに見つからない」事象なこと。野球の場合、特に「2つの大きな理由」があると自分は感じてます。


 (1)「日本代表監督に、いま求められる資質能力」。
 →「『大谷翔平』とやっていけること」。
 (大谷翔平は「日本のスポーツ史上で、恐らく初めての、世界でno.1のスポーツ選手」である[この少し前は、「リオネル・メッシ〈サッカー、アルゼンチン〉」「レブロン・ジェームズ〈バスケットボール、米国〉」であった]。この時点で「大谷を選出しない日本代表は、あり得ない」
 ただ、大谷は、「選手としては、世界でno.1である」が、「人間性の面では、恐らく解釈が分かれる」[少なくとも、例えばバスケの河村勇輝、競泳の大橋悠依、陸上の鈴木亜由子とかのような「誰もが認める人格者」とは、御世辞にもいえない]。はっきりと述べれば「気難しい人間性」だと[これは、バスケの八村塁にもいえる。いわゆる「いじめっ子気質」な訳ではないが、例えば「優しい人間性」とは、明らかに異にする]。
 それでいて、「選手としては、世界でno.1である」ので、「逆らった時点で、それがいかなる理由であれ、大谷に逆らった監督が悪い」の烙印に即刻でなること。この時点で、大谷とやっていけそうな指導者の資質能力の意味で「一定以上の強烈なカリスマ性を持つ」が絶対条件になる。そう、「大谷に、なめられずに済む指導者」が絶対条件であると。
 ↓
 その意味で、これを満たせそうな指導者は「中嶋聡、工藤公康」あるいは「アレックス・ラミレス、井口資仁、高橋由伸[元巨人監督]、松井稼頭央[元埼玉西武監督]」くらいしか、そもそもでいない[単に「カリスマ性がある」だけでもいけない。例えば采配で頑固な面がある「岡田彰布[元阪神監督]」や「伊東勤[元埼玉西武監督]」だと、大谷と高確率で衝突になっていただろう]。
 その意味で、井端弘和は「そもそも、カリスマ性のタイプではない」。しかも、「NPB指導者としての実績が実質ゼロ」であり、「選手としての業績も、大谷に比して弱い」。それ故に「井端で、大谷と果たしてやっていけるのか?」の声は、そもそも論であった。)

 (2)「日本において、監督は『バッシングの対象』と化している。球団の監督で、そうである訳で、代表監督ならば、なおさらにそうである。」
 (最初に述べよう。いかなる理由や背景があろうとも、「誹謗中傷」はあってはいけない。そう、「リスペクト、敬意」を持って向き合うことが大前提であり、「リスペクト、敬意」があれば「誹謗中傷」にはなり得ない。
 とはいえ、「批判」の対象には、どうしてもなってしまう。そう、「選手への批判をできるだけ避けよう」となるとなおさらに、「あなたの采配がこのように駄目だったから、負けたんだ」となってしまう。
 というか、「できるだけ筋道を立てて批判をする」をしようとすると、その標的は「どうしても、監督(バスケだとHC)に向いてしまう」のだ。もっというと、特に代表監督は、「選手選考でそもそもに、自由に選手を選出できる」[少なくとも、球団の監督に比してだと]のでなおさらに、「采配、ひいてはそもそもに、選手選考のせいで負けた」になってしまう
 ↓
 これは、「現実社会でいう、教員」に相通ずる。自分自身が教員志望であった[自分の場合は、中学校社会科。構造的に、どうしても高倍率であることが、理由の1つにあった]。自分の教員志望の時代[2003年~2015年]は、教員は「憧れの仕事の1つ」であったが、近年は、教員は「憧れの仕事の1つでもあるが、不人気の仕事の1つにもなりつつある」になってる。
 この理由は複合的であり、「労働がどうしても長時間になること」[特に日本の教員は、事務作業がすさまじく多い。学校事務職員が別に一応はいるのだが、学校事務職員の数自体がとても不足していて機能できてない]や、「中学校・高校だと、部活動の経験がほぼ前提になってる」[自分は部活動の経験がゼロで、これが最終的に障壁になった]とかも理由の1つである。
 でも、恐らくの最大の理由は、「教員が、バッシングの対象と化したから」だと自分は感じてる。「叩かれこそすれども、感謝される機会はほとんどない」と。特に顕著であるのが「いじめ」であり、いじめが起きれば、[それ自体で辞めさせられるには簡単にはならないのだが、]「いじめを起こした戦犯扱い」「あなたの指導力が拙いから、いじめが起きた」の烙印を押される。実際、教員の「精神疾患の発症による休職」は、年々で増加傾向の一途を辿っている。
 ↓
 話を戻すと、野球の監督が、だんだん不人気になっていってるのは、「バッシングの対象」の意味合いが強くなる一途であるからだ。その象徴の1つが、阪神の「真弓明信」「金本知憲」、巨人の「堀内恒夫」「高橋由伸」とかである。実際、例えば真弓は、監督最終年の2011年のときには、就任3年目であったこともあり「やめろの大合唱」になっており、監督退陣を待たずして「絶許の扱い」「永遠に甲子園に出入りするな」の烙印を、一部ファンからは公然と押されていた。[「監督在任時は、選手構成的に、使える選手の選択肢自体に限りがあり、確かに采配面で拙さがなかった訳ではないが、ある程度は仕方なかった」と再評価されたのは、「2010年代後半に、野球界においてデータが揃い始めてきてから」まで待たねばならなかった。]
 しかも日本の場合は、データが揃ってきている現在でも、「データよりも、ほぼ印象論のみで言及するファン」が「正直に、圧倒的に多数派」である現況である。それ故に「どうしても、感情論が先行してしまう」になるので、なおさらに「監督が、バッシングの対象になる」悪循環であると。)


 野球やバスケットボールといった、特に「米国型のスポーツ」の監督・指導者もですし(米国型のスポーツは、よくも悪くも、各種データが「ボタンの1つ~3つほど」で「ぶわーっと出てくる」ことが大きい。ちなみに、どちらかといえば欧州型であるバレーボールも、ここ数年でデータ化が進みつつあると伺う)、現実社会での教員も、「憧れの対象の1つ」でもあるけど、でもむしろ「バッシングの対象の1つ」の意味合いがより強くなってしまっている、この実体験が自分もあります。
 といっても、自分は「教員や、学校教育の直接の関係者になれた訳ではない」ではあるのですが。ではどういうことか。


 自分には、おい(兄の息子。いまは中学1年生)がいます。おいは、「なかなかに癖(くせ)の強い人間」でして、自分も「くせの強い人間」であることもあり、仲が良いとはいえないのですが(汗)、確か、小学5年生のとき、こんなことがありました。

 兄が学校から呼び出しを食らって(兄は「シングルファーザー」。いわゆる「父子家庭」です)、どういうことかというと、「担任が休職になって、その一因が、おいである」というと。
 話を聞くと、おいが、数人の級友と結託して、担任の「気に食わないところ」を1つ1つ積み上げていったと。1つ1つ自体は、どうやらさほどおおきなところはない。体罰自体はない感じですし。
 ですけど、いわば「これとこれとこれを積み上げれば、『合わせ技1本』にできて、担任を休職に追い込める」と。

 なんというか、話を聞くと、おいは「ずる賢い」んですよね。
 もしかしたら、担任の側に「言葉の暴力」が混ざっていたかもしれない。
 でも、たとえそうでも、おい(や、級友)の側が、「どうすれば、担任を追い出せるか、失脚させられるか」の、「悪い意味での、計算高さ・狡猾さ(こうかつさ)」を、正直に感じると。
 で、結果、担任は休職届を提出したとのこと。そう、おい(や、級友)の側が、「手が掛かる」「困らせてる」から、休職に追い込まれた。
 で、級友の中には、親も結託して「うちの子だけが悪いのではない、担任にだって非があった」と、公然と学校側に伝えていたという(それが対面か電話かまではわからないにせよ)。


 現実社会の教員で、これな訳です。自分は正直に、「ずる賢いよなあ、教員がかわいそうだよなあ…」と正直に感じたのですけど。ただ一方で、「失脚に追い込まれるには、理由があるんだよ」の理屈にもなってしまう。
 「バッシングの対象」。プロスポーツの監督は、なおさらにそうなってる。選手を叩きたくない。そうなると、構造的になおさらに、ターゲットが監督やGMになってしまう。

 ましてや、日本の特に野球やバスケットボールでは、「不良債権」「死刑囚」「戦犯」という表現が、公然と飛び交うようになっています。特に「不良債権」「戦犯」という言葉は、スポーツ紙やwebメディアという公式媒体で、公然と使用されている有様である。
 「こんなに応援してるのに」という感情。尤も、日本の場合は「ただ、バッシングしたいだけ」(いわゆる「バッシング自体の『自己目的化』」)が少なからずあるので(バッシングして失脚に追い込めれば、ある種の優越感、勝利感に浸れる)、バッシングがなおさらに強くなる、と映るのです。


 そう、「優勝が叶えば選手のおかげ、負ければ自分が戦犯扱い」。
 いや「戦犯」で済むならば、まだましな方。負け方や、負けたステージによっては、「いなかった人間扱い」(いわゆる絶許)にされかねない。
 そう考えると、「日本代表監督のなり手が、なかなかに見つからない」ことは、正直に理解できる訳です。



 では自分が、「今回のWBC」というタイミングで、日本代表監督に就任したいかといえば、

 「『いままでの国際大会』という意味でならば、『日本代表監督に就任要請があれば、是非ともにやりたい、で即答』である。
 でも、『今回のWBC』という意味でならば、『日本代表監督を、やりたくない、で即答』である。
 理由は1つ、『大谷翔平の存在』。『独特の気難しい性格の大谷に、逆らわないようにうまく采配する』、この時点で『Very Hardモードと同義』であるから。」


 繰り返しで述べます。大谷翔平は、はっきりと明確に「すごい選手」であると正直に感じる。ですけど、その独特の性格、よくも悪くも「孤高って感じの雰囲気」は、自分は正直に「やりづらい」ですね。


 で、今回のWBC、監督の、井端弘和さん。
 「『戦犯』でもあるかなだが、『被害者』でもある」と先述させて頂きました。

 何回でもいう、「あなたの『選手選考』『采配』、敗因の幾分かはこれにあることは否めない」と。ですけど、今回のWBCの選手選考は、「そもそもが、ある種の『縛りプレイ』を余儀なくされていた」でもあると、自分は解釈しています。

 そもそも今回の日本代表の選考で、誰が日本代表監督であろうとも、

 「DH(大谷翔平)、左翼手(吉田正尚)、右翼手(鈴木誠也)」
 →「この3人を同時起用する」が「絶対のマスト」(得点を取る形を確保できるには、これしかない)。
 (→守備面を考えると、吉田正尚はDH固定にしたい。でも現実には、DHは大谷が占有しているので、吉田は左翼手にせざるを得ない。だからといって、「代表に人一倍の情熱を燃やしている」で、「勝負強さがピカイチ」である吉田を外すことは、絶対にありえない。)
 ↓
 そう考えると、「限られた枠の数」をも考慮すると、近藤の選出は[これは昨季の成績をも考慮すると]「悪手である」でしかなかった。「代打にするには、あまりに大物過ぎる」ことを含めて。外野の両翼の控えを位置付けるならば、昨季の成績面に照らして西川龍馬か、右の代打を兼任の意味で森下か、どちらかであっただろう。
 ↓
 で、外野の両翼に「吉田正尚」「鈴木誠也」を固定起用の縛りプレイであるならば(特に吉田は、送球面でワーストレベルであり、守備範囲もよくて平均以下でしかない)、「中堅手を2人選出がマスト」であった(牧原は貴重なユーティリティーとして別枠で選出のイメージ)。
 昨季や直近3年間の成績、選手タイプを総合して考えると、2枠は「周東と近本」で即答であると考えるが、近本の送球面でのリスクを考慮するならば、「岡林(中日)」「西川愛也(埼玉西武)」「高部(千葉ロッテ)」のいずれかの選出も一案であったのではと。




 「左翼手に吉田正尚、右翼手に鈴木誠也」という「事実上の縛りプレイ」。それなのに、ナチュラルポジションが中堅手である選手を、1人しか選出しなかったこと。この時点で「自業自得であった」が、自分の正直な解釈です。
 (しかも、「周東、近本、岡林、西川愛也、高部」のいずれも、「盗塁能力に優れる」でもあるので、その意味でも「とても悔やまれる選手選考になった」といわざるを得ません。)



 「本職の中堅手を1人しか選出せず、自業自得に陥った」ことが、大きな敗因の1つになった、と述べましたが、今回の日本代表で、「より本質的な、問題の根の深さ」を感じたことがあります。これは、後述で改めて言及させて頂く、「日本球界としての、いくつかのポジション・選手タイプの人材の不足感」とは別の要素としてです。


 「『人生のすべてをかけて、日本代表の一員として臨む』姿勢が、希薄である選手が散見されてたこと。
 ベネズエラ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、イタリアなどのような『祖国、ルーツの誇りをかけて臨む』という熱量が、こういう国際大会では最も大切であるのに、である。」



 (←「マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス。ドミニカ共和国代表。通算で「2069安打、369本塁打」で、将来の野球殿堂入りが濃厚視されてる。
 「自分たちは、ルーツ、祖国に強烈な誇りを持っていて、そのために、大切な人間のために臨んでいるんだ。そのためならば、どんな起用法だって受け容れる。」


 (←「サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ。ベネズエラ代表)」。通算で「1712安打、303本塁打」で「ロイヤルズ一筋で15年」。
 「ワールドシリーズ優勝も勿論に嬉しいけど、祖国のために戦うのは最高の意義がある。」


 (←「ビニー・パスカンティーノ(カンザスシティ・ロイヤルズ。イタリア代表)」。
 昨季に「打率.264、32本塁打」で、ほぼ年間で「3番・一塁手」に座り、主力打者の仲間入りを果たした。
 「自分は『イタリア系の米国人』だが、ルーツであるイタリアの人間に、『野球というスポーツの素晴らしさ』を知ってもらいたいんだ。
 野球は一人が何かを成し遂げたとき、ベンチにいる全員が飛び出して、チーム全員でその瞬間を祝う。野球の一番の魅力は、チーム全員で、一人の成功を喜ぶんだ。それがこのスポーツの素晴らしいところなんだよ。」



 そう、名だたるスター選手が、「愛する祖国、ルーツのために、自分自身のすべてを捧げる、魂を燃やす姿勢」。これはもともとからそうではありましたが、前回の2023年大会から、よりこの姿勢が可視化されるようになり、今回は、「たとえ下位打線やベンチ起用だって、全然に構わない」[それが愛する祖国、ルーツのためであるならば、この一員にいること自体が最高に嬉しいことなんだ」を、言葉のみならず行動で実践する姿勢が伝わることが、最高にとても嬉しいと。

 特に、ドミニカ共和国代表。普段の試合では、闘争心をむき出しにしてる「ウラジミール・ゲレーロjr(トロント・ブルージェイズ)」「フアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)」「フェルナンド・タティスjr(サンディエゴ・パドレス)」「フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)」が、代表では、所属球団の枠を取っ払い、同じ方向を向いて一心不乱に臨む姿勢。ロドリゲスは、これからのMLBを背負う1人といわれてる「若きスター選手」ですが、今大会は主に7番での起用だったのに
 「代表の一員になるのは、子どものときからずっと夢だったんだ(尤も実は、前回の2023年も選出されてるが)。この一員で、しかも誰もが知ってる何人もの選手と一緒に同じチームにいて同じ目標を目指せてる、それだけで最高に幸せなことじゃないか。」
 と言い切る姿勢。正直に「最高にかっこいいじゃん!」と。




 「たとえどんな起用法だって受け容れる、愛する祖国、ルーツのためにプレーできることほど、最高の幸せはない」。
 ベネズエラ、ドミニカ共和国、イタリア、プエルトリコとかから伝わる、この「ほとばしる情熱」。

 日本でも、「吉田正尚」「鈴木誠也」「菅野」「菊池雄星」とかからは、これがとても伝わってきていました。それに、今回は「気持ちが空回りした」の感じにはなってしまいましたが、「岡本」「村上宗隆」からも、「代表の一員であることの誇り」がとても伝わってました。
 それに、「岡本」「村上」は、今回のMLB挑戦での球団選びの際に、「WBCに出場を容認してくれるか」を重要視してたと伺う意味でも、「とても嬉しい、なおさらに応援したくなる」と正直に感じます。


 ですけど、そう、自分が日本代表の監督やGMならば、「今回は、絶対に選出しなかっただろうなあ」と感じてる選手が、1人います。で、今回実際の試合を通してだと、「あーね」(ああやっぱりね)、たとえどれほど実績がすごかろうとも、選出してはいけなかったと。それは誰か。

 「山本由伸」(ロサンゼルス・ドジャース)。1人、熱量の薄さを正直に感じていた、というか、前回のWBCのときから「悪い人間ではないけど、なんか情熱を感じないんだよなあ…」と、正直に感じていました(「内に秘める情熱」さえ感じない、が正直な感じ)。勿論、年齢を重ねて円熟になった、ダルビッシュのような事例もあるので、ではありますが、現時点では、山本はそうはなっていないを含めて。

 「確かに、年間を通しての数字は、すごいとは思う。でもなんか、情熱を感じないんだよなあ…」と、正直に感じていた中で、大会が進んでいく過程で、漏れ伝わる「ドジャースのポチ」感。
 「1試合目が『3回、50球程度』、2試合目が『4回、70球程度』」。しかも「投げる試合が、具体的にどの試合かまで、厳格に指定されてた」と。
 (実際の大会規定での球数制限は、1試合目が「65球」、2試合目が「80球」。)

 そういう、がちがちに厳しい条件を呑んでまで、選出する必要があった?と。そしてなにより、本人の、よくも悪くも淡々とした感じ(正直に述べれば、「ポーカーフェイスともまた違う」と)。


 「自分は『イタリア系の米国人』だが、ルーツであるイタリアの人間に、『野球というスポーツの素晴らしさ』を知ってもらいたいんだ。
 野球は一人が何かを成し遂げたとき、ベンチにいる全員が飛び出して、チーム全員でその瞬間を祝う。野球の一番の魅力は、チーム全員で、一人の成功を喜ぶんだ。それがこのスポーツの素晴らしいところなんだよ。


 で、今回の山本由伸の、「すごい選手であるとは思う。でも人間としては…」であること。ここで思い起こすのが、先述で言及させて頂いた、「パスカンティーノ(ロイヤルズ。イタリア代表)」の言葉です。

 「野球の一番の魅力は、チーム全員で、一人の成功を喜ぶんだ。それがこのスポーツの素晴らしいところなんだよ。」
 これは、正直に述べれば「いや、バスケットボール、バレーボールもそうです」でもあるのですが、でもそう、「野球の本質って、チームスポーツであること」なんですよ。
 高校野球に、なぜ多くの人間が感動するのか。グラウンドにいる10人(今回の選抜大会から、指名打者制度がついに導入が叶ったので)だけではない。ベンチ入りのあとの10人、そして記録員として入ってるマネージャーをも含めて、「21人全員が、心を1つにして戦う姿勢」に、心を揺さぶられる、これを通して「生きる希望」「生きる勇気」をもらえるからです。


 その意味で、今回のWBC、山本由伸は、選出する必要はなかった。本人に「雰囲気を悪くするつもりはなかった」ことも、併せて伝わりますけど、結局、

 「個の力でやや劣る日本が、互角以上に勝負できるためには、『最高の雰囲気で臨めること』が絶対条件であること。」

 そう、ですので今回でだと、「最高の雰囲気で臨めるため」の意味で、菅野を選出した(呼び戻した、の表現がよりしっくりいく感じだが)ことは、「ナイスな判断」であると感じていますが、山本由伸は、これを「プラマイゼロ、あるいはそれ以下かも」にした感じが否めないのです、自分的には。

 その一方で、「選出が叶って欲しかった」と感じてる選手が、1人います、「今永昇太(シカゴ・カブス)」です。
 選出が叶わなかった理由は、恐らくは2つのどちらか(または両方)でしょう。そう、「保険の問題をクリアできなかった」、あるいは「どこかに違和感を抱えていて、本人が『参加したいが、心身の両面で万全で望めない状況で参加するとなると、かえって迷惑になるから、今回は見送る(という苦渋の判断)にさせて欲しい』と伝えた」かと。

 今永の魅力の1つは、「自分自身にとても厳しい」ことなんですよね。選手としても、「日本が世界に誇る左腕の先発投手」ですけど、それ以上に、「野球に対する姿勢」を含めての、「人間として、とても尊敬できる」が、とても大好きなのです。
 仮に、今永の参加が叶っていれば、「それでもし、優勝が叶わなくても、決勝進出が叶わなくても、仕方ない、全力を出して勝負した結果だから」と、納得できると思えただろうと。「雰囲気がよくないと、漠然と感じる」には恐らくならなかっただろうと。

 今永の選出が叶わなかったのは、こればかりは「巡り合わせ」ってことでしょう、いわば「これも含めての野球である」と言い聞かせるに尽きる。
 ですけど、今永は確かに飛翔癖の投手ではあるのですが(球界有数の「フライ型投手」として知られている)、実はMLBでのWHIPは「1.02→0.99」であり、昨季の防御率はいわば「飛翔癖を含めての、下振れである。投球内容は昨季だって、MLBのトップレベル」であったんですよね。
 だからこそなおさらに、「今永の選出が叶わなかったことは、数字以上の大きな損失になってしまった」。その意味で、「井端監督は、被害者でもある」の1つでもあるといえます。




 で、話を少し戻しますと、特に、「吉田正尚」。代表にかける情熱は、2021年の東京五輪のときから既に感じていましたが(そもそも、プロ4年目終了時の2019年のプレミア12のときから、今回で「通算4回目の主要国際大会の代表歴」になる)、今回の代表入りに際しては、「本人は意欲を示している」と伝わるも、「正式な代表入りにはなっていない」の状況が、直前まで続いていました。

 で、「締め切りギリギリで、正式発表にこぎつけた」であるのですが、もともと負傷癖の選手でもあるので、保険の問題?と想像してはいたがと。
 あとで明かされた理由は、やはり「保険の問題」。本人が直接出向いて、執念の説得が実った形になったと。



 それにしても、この保険の問題は、WBC独特の「マジの欠陥制度の1つ」ですね。「サッカーのワールドカップ、バスケットボールのワールドカップ(もとの世界選手権)」という先駆者的な存在があるのですから、導入できるところはどんどん導入してよい、正直に切ない気持ちになります。

 で、「選手選考や采配が、敗因の大きな1つになった」と述べてますが、今回の場合、誰が監督をやろうとも、「大谷、鈴木誠也、吉田正尚の『ビッグ3』ありき、という縛りプレイ」であった
 そうであるならばなおさらに、打順を「1-2-3」か「3-4-5」かはともかくとして、

 「『大谷、吉田正尚、鈴木誠也』で『1-2-3』(または3-4-5)で、3人の打順をくっつける。
 このとき、『大谷の直後に、少なくとも1人はビッグ3の選手を置くこと』が、とても重要。選手タイプ的に、いまの鈴木誠也は『パワー型』へとモデルチェンジをしているので、『鈴木誠也は大谷より後の打順に置く』こと。
 一方で吉田は、本質的には『二塁打を量産する』が真骨頂(ゲームでいう『ギャップパワー型』)。そのため、大谷の直前に置くか、直後に置くかは、周りの選手構成をも含めて、いわば『野球観の問題』ともいえる。
 ただ、吉田の最大の神髄は『クラッチヒッター』(得点圏に強い打者、勝負強い打者のこと)であるので、『大谷-吉田正尚-鈴木誠也』という打順は、とても理に適っている。
 
 そう、『3番は打率、4番は打点、5番は本塁打』というセオリーに照らしても(大谷はいろいろと異次元であるので、『3番はシンプルに差異強打者として』に置き換えるイメージになるが)、『大谷-吉田正尚-鈴木誠也』を、連続して並べること、これが重要であったと。
 ただ、この並びだと、大谷を最大級に活かすには、『大谷の直前に、出塁能力を計算できる打者を置く』がとても重要になる。で、一塁手、三塁手を形成する『岡本、村上、佐藤輝明』は、『いずれもが、ポイントゲッター型』であり、今回は誰を選出しようとも、捕手、二塁手、遊撃手は『そもそも打撃面で多くを期待してはいけない』でもあった。
 そうなると、『大谷の直前に、出塁能力を計算できる打者を置く』となると、『大谷を1番にして、9番に【出塁能力に優れる中堅手】を置く』の事実上の1択であったのではと。その意味でも、(しつこい感じでとても申し訳ないけど、)ナチュラルポジションが中堅手の打者を2人選出することはマストであったし、その候補は5人いた意味でもなおさらにである。」



 そう、「日本の野球史における、永遠のトラウマ」である、「1992年、夏の高校野球の選手権大会、松井秀喜の『5敬遠事件』」
 いわゆる「コロナ危機」(コロナ禍)は、日本社会にいろいろと影を落とすことを余儀なくされましたが、一方で、「いろいろなことを見つめ直す時間を与えられた」でもあったと解釈してます。で、日本のスポーツ界という意味で、コロナ危機を通して、結果的に有意義になったのが、

 「あの『5敬遠という判断』は、『時代の先をいっていた、合理的な判断であった』こと。つまり『5敬遠は、勝利のための最善策という意味では、正しかった』ことが証明されたといえること(勿論これは、コロナ危機の直前の頃から、日本の野球界において、データ分析が『指標的な項目が大きく増加してきてたし、可視化できるようにもなってきたから』も大きい)。
 高校野球の選手権大会(選抜大会もそうだが)、プロのWBCやプレミア12は、『負ければ即で終戦のトーナメントである』こと。リーグ戦ならばともかく、トーナメントである以上、『勝利のためのドライな判断、合理的な判断』がとても重要になる訳で、5敬遠は『苦渋の判断』ともいえるが、『トーナメントである意味でも、仕方なかった』と。
 
 で、今回のWBC、『打順の組み方の時点で負けていた』、これは最後まで頑なに、『大谷-吉田正尚-鈴木誠也』の並びをしなかったこと、これに尽きるのだ。というか、大谷の直後に『近藤あるいは佐藤輝明』にしていたけど、『大谷の直後は、ビッグ3の誰か』にするができなかった時点で、『采配で負けた』といわれても仕方がないといえる。
 そう、大谷の直後が、吉田正尚でも鈴木誠也でもない時点で、『どうぞ、大谷を敬遠してください』といってるようなものだと。近藤はともかく(これはこれで『ファイヤーフォーメーションにもほどがある』であるが)、佐藤輝明ならば『どうぞ大谷を敬遠してください、佐藤輝明はもともと三振が多い打者なので、高確率で三振か併殺打に仕留められる』であるからと。」


 あの、1992年の松井秀喜(星稜)の5敬遠、星稜の目線で、5敬遠を避ける方法は、「ほぼないに等しかった」ではあるのです。強いて挙げれば、「no.2の打者である山口を4番にして、松井秀喜を3番にする」があったではありますが(実際は「山口が3番、松井が4番」)、それでも「敬遠される確率が多少は下がる程度であり、これはこれで、松井秀喜の前に走者を置ける確率を下げることにもなる」でもあるので、難しい判断でもあった、なんですよね。

 あの5敬遠事件が「合理的であった」のは、5番を務める月岩、6番を務める福角が、松井秀喜に比して力量的に大きく劣るから(勿論にこの2人も、力量的には充分に全国レベルではあるのだが)、であったんですよね。

 (ちなみに福角は、この「5敬遠事件」がきっかけで、メディアの世界を目指して、現在は朝日新聞の名物スポーツ記者になっている。で、福角さん曰く、
 「自分が間近で観ていて、5番に月岩、6番が自分というのは間違ってないのはわかる、力量的に月岩の方が上、月岩も同世代では充分にすごい打者です、だからもし、5番に自分、6番に月岩であったとしても、5敬遠は避けられなかったでしょうし、松井さんの直後を打つことが、どれほどすごくてどれほど重圧であったか、本人でなければわからない。」
 の趣旨のことを仰ってたことがあります。)


 そう、どうやっても、「大谷にはまともに勝負してもらえない」、だからこそ、大谷の直後の打者が「大谷を敬遠するんじゃなかった」と思わせる打撃貢献(これはたとえ単打や四死球でもよい)ができるかが重要であると。
 あの「5敬遠事件」は、「月岩を打ち取れる勝算が見込めると判断できていたから」成立した。現に月岩は、三振や併殺打こそなかったものの、「5打席で出塁はゼロ」に終わった(しかも9回の5打席目は「全体で最後の打者に終わる」の屈辱になった)。

 そう、今回のWBC、日本代表の目線というか、「日本の野球のファン」という目線でいえば、「あのとき、松井秀喜の5敬遠は正しかったことが、改めて証明された」が、正直な感じであるんですよね。





 ちなみに、この機会に、いわゆる「大谷ハラスメント」について。
 自分は、1人の人間、1人の野球ファンとしては、正直に述べると

 「大谷を扱うと、それで最も数字が取れるのだから、ある程度は仕方がない。ましてやいまや、『世界でno.1のスポーツ選手』という位置付けである訳だし。」

 と、正直に感じてます。

 (サッカーのメッシ、バスケットボールのレブロン、それぞれに後継者が出現していない事情も、大谷のスター性をより高めている。例えばバスケットボールでは、SGAこと「シェイ・ギルシャス・アレクサンダー」が、数字的にはすごい領域になりつつあるが、カリスマ性ではレブロンの足元にも到底に及ばずであり、当のSGA自身が「大好きなバスケットボールを1年でも長く続けられれば、それで充分に幸せ」の姿勢である[大谷やレブロンほどの注目度になることを望んでいない節を感じる。尤も一方で「勝利、優勝への執念」の強い人間でもあるが]、も正直に大きいかなと。
 それと、SGAは「カナダ人&黒人」であり、所属球団は小都市のオクラホマシティ・サンダーである[かつSGA自身が、サンダーから移籍の意志自体がない。サンダーに誇りを持つ姿勢も、SGAの魅力の1つであるのだが]こと、得点能力自体は高いのだが、その中身はミドルレンジが多いこと[本職はPG/SGであるが、3P〈スリーポイントシュート〉の試投率は、40%にさえなっていない]、それに対して大谷は「日本人(アジア人)」である。
 数字上の見栄え的にも、大谷がSGAを上回るんですよね。
 ↓
 [尤も、いかなる理由や背景があろうとも、「いじめ」「差別」が大嫌いである自分ですが、米国の差別は、近年は「黒人」「ヒスパニック」以上に、「アジア人への差別」がより深刻であると伺うんですよね。
 それでいて、経済界[ウォール街という表現が、より適切かもだが]では、アジア人はユダヤ人と共に、結構な影響力を持つ人間が少なくないとも伺う。
 そういった複雑な事情も、大谷が「世界でno.1のスポーツ選手」と位置付けられるようになっていった背景の1つかな、と正直に感じたりです。])


 実際、大谷に関係する報道になると、数字が取れる。
 かつての「ジャニーズ」「AKB、乃木坂」に比して、そういったアンチが多いという訳ではない(ジャニーズやAKB、乃木坂に、一定の嫌悪感が生じていたのは、「少なくとも歌唱面で、技術レベルを持ち合わせていたとはいえなかったから」も正直に大きかった。勿論、メンバーの一部には、歌唱力を特徴としているメンバーもいたが、少数派であった)。
 ましてや、野球は「正式な国技ではないが、日本で最も人気があるスポーツ」(実際、Xでは、プロ野球や高校野球があるときは、野球関係の言葉でトレンドが3分の1~半数以上になる)である。

 「物事には、程度問題がある」と自分は感じていますし、その意味で、大谷に関係する報道量の多さは、「バランス感覚という意味で、どうなんだろうなあ…」とは、正直に感じてます。
 「需要があるから」といえば、確かにそうなんですけどねと。

 ちなみに、こういうことを耳にしたことがあります。

 「大谷翔平は『天才が努力をし続ける人間の象徴』である。(バスケットボールの)河村勇輝は『努力の天才の人間の象徴』である。
 だから、大谷も河村も『応援したい人間が、おのずと多くなる』し、『報道のし甲斐がある』。
 でも、河村は『試合に出ても、出場時間は多くはない』(いまの立場は『控えの控え』)、それに比して、大谷は『少なくとも打者として、ほぼ毎試合にスタメン』である。」

 そう、自分は、いままでのnoteで綴ってきているように、河村勇輝は「大好き」です。恐らく、大谷の代用的な存在と位置付けられる、であることも伝わります、でも「長くて10分強、扱いが『控えの控え』」では、報道の時間量を確保できないと。
 だからといって、他に「大谷の代用」になり得る、いわゆる「ニュースバリュー的なスポーツ選手」がいるかといえば、そうではない。例えばサッカーは「1週間に1~2試合」で、いまや「ほぼ完全に、有料媒体のもの」。

 そういわれると、返す言葉は確かになくなってしまう。「需要があるんだから、それに呼応してるだけのこと」と。
 よくも悪くも「それが大人社会だよ」といえば、そうである。

 ですので、「大谷ハラスメント」が問いかけてることは、「大人社会の構造的な醜さ」(みにくさ)であるのかもしれない、と正直に感じたりしてます。
 それと共に、日本人として、「日本人が、『世界でno.1のスポーツ選手』と位置付けられることは、後にも先にももう起こり得ないかもしれない、いまこの唯一の瞬間を、全盛期である限り、活用し尽くしたい」心理。
 うーん、確かにそうだよなあ…でもある訳で、「理解はできる、でも『程度問題でもある』である訳だし、『その時々の状況での、判断の問題』といえるよなあ…」であると感じるんですよね。少なくとも「ものではない、1人の生身の人間である」ことは、意識して欲しいよなあ…であると。







 で、今回のWBC。「なんだかなあ…」と感じた大きな1つが、

 「球団によって(これはMLB球団に顕著だが、NPB球団にも伺えた)、WBCへの熱量に、無視できない温度差があること。」
 (言いたくはないが、NPB球団でも、「阪神」「ソフトバンク」あたりは、「選出について、うちの球団から最大で◎人まで」[恐らく5人までとか?]の制約をかけていた感じでは?と。)

 です。特に顕著と感じた球団がいくつかあって、

 ドジャース(ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスなどが辞退[フリーマンは「家族と共に過ごしたい」という理由らしいので、年齢面をも考えると理解できるではあるが]。また、大谷、山本由伸には「起用法に、いちいち細かい制限をかけてた」。)
 パドレス(マチャド、タティスは送り出した一方で、抑えのミラーに起用法の制限をかけてた感じ[実際、米国は決勝で、ミラーの起用法の制限の関係で登板させられず、これが敗戦に直結した]。)


 ですので、視点を変えると、

 レッドソックス(吉田正尚を、球団側は快く送り出してた。また、アブレイユ[ベネズエラ]、デュラン[メキシコ]も、この球団の所属。)
 ロイヤルズ(今大会で大きな話題を提供してた、ペレス、ガルシア[以上、ベネズエラ]、パスカンティーノ[イタリア]が、主力で所属。)
 ジャイアンツ(ウェブ[米国]、アラエス[ベネズエラ]、イ・ジョンフ[韓国]とかを送り出してた。)
 ブルージェイズ、ホワイトソックス(それぞれ、岡本、村上の所属球団。特にブルージェイズは、SNSで岡本、ゲレーロjrの活躍を積極的に発信と伺う。)

 いま挙げた5球団、及び、動画のリンク添付をさせて頂いた、マリナーズ(動画に登場してるのは、ジェリー・ディポート編成本部長。GMのさらに上の立場である)をも含めての6球団は、

 「うちの球団は、WBC(規定上で認められている、主要な国際大会)への選手参加に、積極的(肯定的)である球団方針ですよ。」

 であるといえます。これは、今後の日本人選手のMLB挑戦において、とても重要になってくる(そしてそうなって欲しい)、と正直に強く感じます。

 いずれにせよ、WBCをはじめ、各種の国際大会への参加にあたっては(臨むにあたっては)、
 「自分自身の、いままで積み上げたすべてを捧げる姿勢で」
 これができる人間こそが参加して欲しい、正直にそう強く感じます。

 「意欲ある人間が、全力で臨む」からこそ、「観ている人間が、感動や希望を感じることができる」。裏を返せば、たとえどれほど能力が高かろうとも、生半可な姿勢で臨んで欲しくない(たとえ本人の中では本気のつもりであろうとも)、正直に、この思いをとても強く感じるんですよね。



 今回の2026年のWBC。「井端弘和監督は、『戦犯』でもあるが、『被害者』でもある」が、1人の野球ファンとしての正直な解釈。
 そう、「いくつかのポジション・選手タイプが、明らかに不足傾向にあることを、一部選手のタレント力だけでは覆い隠せなくなってきている」、これは「日本球界が抱えている構造的な敗退といってもよいのでは」と。

 打者の有望株(プロスペクト)が、期待値ほどに伸びてない現況。





 今回のWBC。「井端弘和監督は、『戦犯』でもあるが、『被害者』でもある」こと。より深く述べれば、「『NPB』そのものの敗北」である、より具体的には「いくつかのポジション・選手タイプが、明らかに不足傾向にあることを、一部選手のタレント力だけでは覆い隠せなくなってきていること」及び「いくつかのことを導入しない、あるいは導入したけどあっさりとひっこめた結果のツケを、ついに支払わされたのだ」、これが、1人の野球ファンとしての自分の正直な解釈です。

 で、ここからの節では、

 「いくつかのポジション・選手タイプが、明らかに不足傾向にあることを、一部選手のタレント力だけでは覆い隠せなくなってきていること。」

 についてを、綴らせて頂きます。


 第1のこととして。これは、「敗因の中では、特に大きな敗因とはいえないかもしれない。でも正直に、日本球界にとってという意味でだと、小さくない誤算ではあったのではないか?」という要素としてです。
 特にMLB(大リーグ、メジャーリーグ)では、「プロスペクト」という概念(「プロスペクト」とは、若手の有望株のこと)を、とにかく好みますけど、今回の2026年のWBCに臨む際に、「小さくない誤算になっていた」と自分が正直に感じているのが、

 「毎年のように強く期待され続けてきている『打者の、特大のプロスペクト』が、『日本代表レベル』には、まだ現実論として届いていない現況であること。」

 についてを、綴らせて頂きます。名指しさせて頂くと、2人。既にリンク添付をさせて頂いていますが、「清宮幸太郎(北海道日本ハム)」「藤原恭大(千葉ロッテ)」です。


 清宮(4.31→4.83→6.92→4.74)
 藤原(3.11→5.48→4.51)

 (攻撃貢献度を示す「RC27」の変遷。清宮は「2022年~2025の4年間」、藤原は「2023年~2025年の3年間」。
 規定打席到達は、清宮は「2022年、2025年」、藤原は「2025年」。)


 「清宮」「藤原」。高校野球ファンならば、説明不要といえる、いわば「高校野球の歴史上では、スーパースター」といえる選手です。
 この2人。結論から述べると、

 「単純に、『1人のプロ野球選手としてでならば、充分に成功ではある』。既にオールスターレベルには到達できているし、所属球団では絶対的なレギュラーになっているので。
 でも、『期待値的な潜在能力』に照らせば、正直に『こんなものではない』。せめて『選手選考の最終候補の俎上に値する』になって欲しかったが、現時点では、この『最終候補の俎上(40人程度のラージグループの1人)には、到達できなかった』といわざるを得ない。」


 そう、清宮も藤原も、直近である昨季の2025年は、ついに規定打席に到達を叶えた(清宮は、2022年に規定打席の到達歴がある。清宮は「8年目、26歳」、藤原は「7年目、25歳」のシーズンである訳で、1人の野球選手としては、「これからの数年間が、全盛期。つまり、ほんとうの勝負はこれから」である)、いわばそれだけをとれば、「選手として、1つの大きなステージに到達できた」ではあるのです。
 実際、昨季は、

 清宮(年間を通して「正三塁手」。主に3番や5番を務めた。打席数はリーグ1位[全体7位]、安打数はリーグ2位[全体11位]、RC27はリーグ6位[全体17位]。特に期待された1つの打点数でリーグ2位[全体7位]であり、勝負強さに優れる「クラッチヒッター」になりつつではある。
 一方で、代名詞である飛距離の印象が強いことに比して、実は本塁打数は12本塁打であり、20本塁打の到達自体がゼロ。
 プロ入り当初は「一塁手の守備さえ、最低レベル」であったのが、いまや「一塁手、三塁手、左翼手の3ポジションに対応できて、いずれでも平均以上にできる」に成長であり、また実は、走塁意識も大きく向上してる[走力自体は中の下だが、ベースランニングは実は結構優れる部類になってる]。
 また、中長距離打者という選手タイプに比して、実は三振数が意外と多くない。85三振は、リーグ14位[全体25位]であり、「本質的にはフルスイングであるが、意外と対応力がある打者に成長している」でもある。
 とはいえ、その潜在能力に比してだと「もっとできる」ではある。「長打力に優れるクラッチヒッター」が、現況でだと最も現実的な完成像ではあるが、「20本塁打に到達」のシーズンが欲しい。)

 藤原(年間を通して「正右翼手」。主に1番を務め、状況に応じて3番も務めた。終盤は負傷離脱したが、自身初めての規定打席到達に。
 111安打[リーグ15位、全体31位]、15盗塁[リーグ10位、全体16位]は、キャリアハイ。ベースランニングは球界有数であり、守備面も、定評の守備範囲に加えて、プロ入り時は弱肩であったのが、平均以上に向上。
 一方で、二塁打で20を超えたシーズンはゼロ。つまり「確実性には優れるが、視点を変えれば『あへ単』傾向でもある」。走塁面も、潜在能力的には「20盗塁に到達」のシーズンが欲しい。
 典型的な「The・1番打者」の高部がいることに照らすと、求められるのは3番打者としてだが、特にギャップパワーの面で向上を求めたい。
 尤もそれ以上に、「負傷をせずに完走」がより重要とも映るが。)


 そう、特に清宮は、「オールスターに2回出場」(2022年、2025年)、その2回でいずれもMVPを受賞を叶えてます。また、2024年のプレミア12の代表にも、名を連ねてました(まあこのときは、世界の壁に跳ね返されてましたが)。
 藤原も、昨季の2025年は「オールスターに初出場」を叶えてます。

 規定打席到達を叶えた前年の2024年、清宮も藤原も(負傷離脱があったせいもあるが)規定打席未満ながら、RC27ではキャリアハイの成績でした。
 ですけど、やっと年間を通して完走を叶えた昨季の2025年。チーム内での中心選手に上り詰めたではありますが(清宮が3番あるいは5番であるのは、4番に「The・右の長距離打者」であるレイエスが絶対的に君臨していることが大きい)、「勝利に導く」存在になることが求められている意味では、(清宮はあともう少しまできている感じではありますが、)特に藤原は、(勿論に藤原だけの責任ではないし、「ポイントゲッター的な日本人選手が育ち切っていない」事情も多分に大きいではあるのだが、)「さらなるステップアップを強く求めたい」が正直な現況であると。

 そう、「勝利に導く、この1本」。これは、必ずしも数字だけで投影できる訳ではないでもありますが、清宮や藤原には、「オールスターレベルから、日本代表レベルへ」という意味で、これからの2年は、特にこれを強く求めたい、そう強く感じます。


 で、この「清宮、藤原の、期待値ほどにはまだ到達できてない現況」であること。これ、「大卒4年目」「大卒3年目」の数字として考えると、実は充分に成功ではあるんですよ。
 ですけど、日本の野球の独特の傾向として、年を経るたびにより顕著になってきているのが、「中心選手に上り詰める傾向は、大学、社会人の出身の打者の方がより多い傾向になりつつある」ことです。

 これは、「大学野球や社会人野球は、バットの規格がプロと同一であること」が、理由の1つにあるのでは、と自分は感じてます。
 そう、高校野球は、長く「金属バット」であり、しかも「飛ぶバット」といわれてきました。そしたら2024年からは「飛ばないバット(低反発バット)」に変更されて、いわば「これはこれで、両極端だよなあ…」と。

 あとで改めて、言及させて頂く機会を持つかなですけど、

 「日本のスポーツって、大学に4年間通った上でプロの世界へ、というのが、勿論に人間としてはプラスになっているが伝わるけど、選手としては『そのうちの1年~2年程度は、はっきり言えば時間の無駄になってる』ケースが、目立つようになってる。」

 と、自分は正直に感じてるんですよね。いま、日本のスポーツと言及させて頂いたように、これは野球に限ったことではない。バスケットボール、バレーボールでも生じるようになってきていると、正直に感じてますので。



 「抑えを務め得る投手」に、質量の両面で、そもそも論で苦しさがあった。たとえ負傷離脱の続出がなくても。



 今回のWBCの敗因として、「救援投手の候補が、次々と自体になったこと」があります。確かに、「敗因の1つになった」ではあると感じてる。
 「松井裕樹(サンディエゴ・パドレス)」「平良(埼玉西武)」「石井大智(阪神)」が負傷でアウトになり、また、(選出外ではあったが)「松山(中日)」も、最終選考を終えて程ない時期に負傷して、「どのみち、ご縁がなかった」の結果になりました。

 結果、抑え候補でまともに名を連ねられていたのは、「大勢(巨人。ただし所属球団ではセットアッパー)」「藤平(東北楽天)」の2人のみ。選出外で、所属球団で抑えを務めてる選手を含めても、「岩崎(阪神)」「杉山(ソフトバンク)」を含めて、「候補自体が4人しかいない」に陥ってました(しかもこのうち、岩崎は、昨季のWHIPが1.21と成績を落としていた。現に岩崎は昨季、ファンからは「いつ石井と配置を交換するんだ」と、ずっといわれ続けており、今季は、石井の負傷が起こるまでは、「抑えは白紙、競争」の状況になっていた)。





 抑えは、そもそも「各球団で、最高の救援投手が務め得るポジション」です、「各球団で1人、合計でわずか12枠」の狭き椅子(いす)である。
 で、救援投手といえば、1つの目安の指標として、「5年連続で50試合登板」がありますが、この「5年連続で50試合登板」の大台に到達が叶っている投手自体が、「歴代で21人」のみ(2024年までに到達済みの20人に、「岩崎」が加わってる])しかいない、つまり「継続して結果を出し続けている救援投手自体が、そもそも限られている」であるのです。

 どうしても、日本の野球の場合、「勝利のために、救援投手が酷使される傾向である」こと。
 この象徴として、「栗林(広島)」は、昨季は成績を落として(とはいえ実は、年間でのWHIPは「1.01」と好成績であるのだが)、今季は先発転向になりました。あるいは、「山崎康晃(横浜DeNA)」は、直近3年間のWHIPが「1,24→1.22→1.40」とガクッと落ちていて、今季は「チームが抑えが空位である」のですが、現況では「単なるミドルリリーフの1人」(それも、接戦の場面を意味する「ハイレバレッジ」での起用さえ、ぎりぎりの感じ)に成り下がっています。


 で、岩崎は、(あとで改めて言及させて頂くかなですが、)仮に代表でとなれば、「左の救援投手の、候補の1人として」の位置付けになる(しかも阪神が、候補選手自体が何人もいる関係や、34歳という年齢面もあり、どの道選出されたか微妙な感じでもある)。そうなると、国際大会の本大会では、抑えレベルの投手を3人は用意したいではあるけど、

 「大勢(巨人。1.02。所属球団ではセットアッパー)」

 「杉山(ソフトバンク。1.10。昨季のパリーグのセーブ王。
 球威は日本人で最高レベルだが、力投型の全振りが故に炎上リスク)」

 「藤平(東北楽天。1.09。昨季途中から抑え。
 高校時代から将来を嘱望されてきたが、発展途上でもある)」

 「田中正義(北海道日本ハム。1.05。球威に優れるが、昨季は
 所属球団では、抑えに必ずしも固定ではなかった)」

 「松本裕樹(ソフトバンク。0.81。WHIPはキャリアハイだが、
 所属球団ではセットアッパー)」


 自分が日本代表の監督あるいはGMならば、球質や精神力を総合して、まず「大勢」、次いで勢いと奪三振能力から「杉山」。で、第3の抑え候補として「田中正義」(←大学日本代表の経験をも考慮で)を選出かなです。ただ、第1候補と位置付ける大勢が、所属球団では「9回に、ライデル・マルティネスがドンと君臨している」影響もあって、8回(セットアッパー)であることは、もどかしい感じにどうしてもなってしまうと。
 (そう考えるとなおさらに、特に「石井大智」「松山」の負傷離脱は、特に痛恨であったと、正直に感じます。)


 MLB的な考え方でだと、救援投手は、勝利の総合貢献度を示すWAR(←尤もこのWARは、計算式がとてもややこしいこともあり、自分は正直に「ほとんど信頼していない」でもあるのですが)が抑えられやすいこともあり、抑えは「救援投手の最高選手ではあるが、重要性は『まあそれなりには大きい』程度」の位置付けです。

 ですけど、ここは「日本」、ここは「野球」である。日本(NPB)の野球の特徴として、「絶対的な抑えがドンといる、この存在による心理的な優位を生み出せて、抑えから逆算した投手起用や、攻撃戦術を可能にできる」があります。


 その意味で、

 「大勢が、所属球団で8回に回っていること」
 「栗林が、所属球団でのパフォーマンスが安定しなくなり、抑えを剝奪されたこと」
 「松山は、能力値的には最も信頼できるが、実績はまだ2年なこと(しかも松山は、昨季は「53試合、46セーブ」だが、負傷離脱の期間があった)」

 といった時点で、「そもそもで、代表で誰を抑えにするのか、質と量の両面で、やや苦しさがあった」ではあるんですよね。


https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=matsui000yuk


 加えて、(最終的には「負傷による辞退」になったが、)松井裕樹が、MLBに挑戦してからの直近2年のWHIPが「1.16→1.35」であり、現に所属球団では「単なるミドルリリーフ、あるいは左打者専用の要員」になってること(出場試合数が「64試合→61試合」であるのは、「5年契約で、本人の同意なしに3Aに落とせない付帯条項がある」ことが恐らく大きい)も、大きな誤算であるといえるでしょう。
 「選出に値しない成績ではないけど、選出すると、それはそれでむしろ面倒くさそうである」意味で。せめて、8回、7回を含めての「勝利の方程式」レベルの成績であるならば、より望ましかったですけどと。

 そういったことをも含めて、いまの日本球界において、「抑え投手の事情が、そもそもで小さくない苦しさがあった」、その意味で、井端監督は「被害者でもある」の1つであるんですよね。



 「左の救援投手」の、そもそも論での少なさ。1人の野球ファンとして、「左の救援投手」は、「野球」をする生命線の1つであるはずなのに。


 「左のワンポイント」。厳密には、WBCでは「ワンポイントリリーフとしての起用は、事実上はできない」ではあるのですが(日本のNPBでは可能である)、自分、「左のワンポイント」、大好きなんですよね
 そう、「日本の野球では、左腕投手が苦手な左打者が、とにかく多い」(ただ、左腕投手の立場にとっては、持っている球種や軌道などによっては、右打者の方が「クロスファイヤー」になるので、むしろ投げやすい投手も一定数いるとも伺いますが)。ですので、NPBでは、「左のワンポイント」が、とても重宝される訳です。
 ワンポイントに限定しないにせよ、「救援投手に、左を入れること自体が、とても重要になる」。単純に、目線を変えることができますし、特に「左の技巧派、制球派」を起用することで、その直後に「右の本格派」を起用すれば、「目線をがらりと変えられる」「体感的な球速差を創出できる」になり、効力にバフを掛けられますので。



 実際、「左のワンポイント」として選手生命を長く持たせられた投手が、歴代では何人もいます。「小林正人(元中日。主に2008年~2013年。通算救援登板293試合)」「星野智樹(元埼玉西武など、主に2004年~2011年。通算救援登板449試合)」「吉野誠(元オリックスなど、主に2002,2003,2008,2011,2012年。通算救援登板336試合)」が特にそうです。
 (ちなみに特に、星野、吉野は、実はWHIP自体はあまりよくない。小林、星野、吉野の現役時代は「野球のデータ化がまだ進んでいなかった時代」でもあるので、時代的な恩恵の部分も多分にあるかなですが)。



 ですけど、近年のNPBでは、「左の救援投手」が、減少傾向になっていることを、正直に感じてます。中には、「左の救援投手」が「0人、あるいは1人」という球団も、少なからず耳にします(個人的には、左の救援投手は、「少なくとも2人、できれば3人」は欲しいと感じてる。ちなみに例えば昨季の横浜DeNAは、ほとんどで左の救援投手が坂本のみであり、これが最後まで響くことになった)。


 岩崎(阪神)(60,0.82→60,1.01→53,1.22)
 及川(阪神)(32,1:16→×→66,0.82)
 桐敷(阪神)(25,0.99→70,1.01→43,1.37)
 岩貞(阪神)(50,1:11→×→29,1.25)

 中川(巨人)(44,1:06→×→63,1.28)
 高梨(巨人)(55,1.19→51,1.16→×)

 坂本(横浜DeNA)(×→48,1.22→35,1.22)

 齋藤(中日)(35,1.18→56,1.33→42,1.15)
 橋本(中日)(×→47,1.31→42,1.25)

 森浦(広島)(×→53,1.59→60,1:07)

 荘司(東京ヤクルト)(×→×→45,0:84)
 (←2025年がプロ1年目であるため。)
 田口(東京ヤクルト)(50,1.08→41,1.28→36,1.06)

 宮西(北海道日本ハム)(31,1.65→30,1.09→31,1.58)
 河野(北海道日本ハム)(50,0.92→52,1.04→32,0.94)
 島本(北海道日本ハム)(35,0.83→33,1.44→×)
 (←2025年までは阪神の所属。)

 山田修(オリックス)(32,1.05→50,1.06→28,1.50)

 鈴木翔(東北楽天)(61,1.42→49,0.92→46,1.14)

 佐藤隼(埼玉西武)(47,1.29→45,0.99→×)

 鈴木昭(千葉ロッテ)(×→51,1.01→29,1.43)
 高野(千葉ロッテ)(×→×→37,1.06)
 (←2025年が、事実上の1軍1年目。)


 ここに挙げた「左腕の救援投手」が、「20人」。このうち、昨季が×表記の選手が3人いますので、実質でだと「17人」。
 実質的に、左腕の救援投手が年間を通して完走できている人数が「0人」が2球団(ソフトバンク、埼玉西武)、「1人」が4球団(横浜DeNA、広島、オリックス、東北楽天)あります。
 それに近年は、ドラフト会議においても、「あれ?この球団、左腕投手を指名しないの?」というケースも、散見されたりしてます。

 恐らく、阪神勢が、他のポジションとの関係から、選出の対象になるか不透明である(先発投手の「村上、才木」が、「選ばれれば出場に意欲」といわれていた中で選出されなかったこととかから考えると)。
 これを踏まえて、左腕の救援投手で1人、誰を選出するのかとなると、

 「中川(巨人。経験の豊富さをも踏まえて)」
 「齋藤(中日。直近3年間で特に安定してる)」
 (河野は昨季終盤に負傷離脱、鈴木翔はオフに手術。)


 こうして調べると、特に中日の齋藤は、印象以上に安定感と成長が伝わる、自分だったら、第1印象的には中川を選ぶけど、変則投法である齋藤も一案であるよなあ、熟考するとなるほどにどちらでも納得であると。
 ですので、「候補がいない訳ではなかった」(選択肢の頭数は正直に少ないが、中川、齋藤のどちらかは選出して欲しかった)ではあるのです。

 とはいえ一方で、「左腕の救援投手」の頭数自体が、明らかに減少傾向であることが伺える。で、先述でも少し言及させて頂きましたけど、ここ数年のドラフトでは、「即戦力になり得る」という前評判である大学生、社会人の左腕投手の指名漏れが、毎年のように起きています。
 救援投手が、8人程度がベンチ入りするならば、バランス的に、2人(できれば3人)はいて欲しい。そう考えるとなおさらに、現況に照らせば、「このままでは、特に不安であるポジション、選手タイプ」であると、正直に強く感じてます。

 実際、例えば、横浜DeNA。昨季の1年間を通して、左の救援投手は「要補強ポイント」であるとずっといわれ続けてきた。ですけど、昨季の途中、及び、今オフ、トレード補強は結局実現しないまま。恐らくですけど、「誰が観てもわかるレベルで、要補強ポイントである」ので、相手からすれば「足元を見る姿勢になる」(対価、アセットを吹っ掛けられる)。それ故に、成立しないのだろうなと。



 「ユーティリティー選手」の重要性。1人いるだけでも、選手編成の選択肢・柔軟性が全然に違ってくる。でも「Next牧原大成」の候補選手は、実は数えるほどしかいない現況。





 内外野の全ポジションに対応可能である、「牧原大成(ソフトバンク)」。昨季の2025年は首位打者に輝き、今回のWBCでは、さすがに当然に選出されました(所属球団のソフトバンクでは、近年は「二塁手/中堅手/たまに左翼手、三塁手」の起用法ですが、それでも4ポジションです)。

 ですが実は、いわゆる「ユーティリティー型」の打者は、「『レギュラー、準レギュラーレベル』という意味でだと、実は意外と少ない」と正直に映ってます。



 (←ナチュラルポジションは三塁手だが、遊撃手を除く「内外野の6ポジション」に対応可能。確実性が特徴の左打者であり、攻撃のタイプ的にも牧原に近い[ただ、牧原よりは選球能力がある]。
 今季は「24歳、高卒6年目」であるので、「これからが全盛期」。1軍の1年目である昨季は「67試合、160打席」の出場で、RC27は「3.70」と、球団によってはレギュラー起用が充分にあり得る一定の成績であった。
 今季は正左翼手を「立石、中川、前川と激しく争う」と思われるが、中長期的には「近本」[正中堅手だが、今季のどこか、遅くとも来季には左翼手にコンバートになるだろう]、「佐藤輝明」[正三塁手。成績次第だが、遅くとも来季終了後にはMLB挑戦になるだろう]の動向次第で、どのポジションをメインにするのかが変化していきそうだと。
 MLBでは「レギュラー格のユーティリティー起用」があるが、来季[2027年]からは、セリーグでもDH制度[指名打者制度]が導入されることからも考えると、この「レギュラー格のユーティリティー起用」が現実的といえる選手である。)


 (←内外野の全ポジションに対応可能であり、2023年は「二塁手/三塁手/外野の3つ」の5ポジション、2024年は「遊撃手を除く6ポジション」、昨季の2025年は「内外野の全7ポジション」に出場した。独立リーグ時代は三塁手がナチュラルポジションであったとのこと。
 究極のユーティリティーと位置付けられるのは、「右打者」「盗塁能力を持つ走力」であるからも大きい。
 ただ、自身初めて年間を通して1軍で完走した2025年は、「103試合、290打席」の出場であったが、RC27は「2.25」と、準レギュラーレベルでさえない結果に終わった。
 とはいえ今季は「26歳、大卒4年目相当」であり、いわば「これからが全盛期」。負傷者が多い傾向のチーム事情に照らしても、タフネスさを持つ意味でも、今季も「ユーティリティーとして、まとまった出場機会」を見込み得るだろう。ただ現況では「守備走塁型のユーティリティー」の域を出ずであり、特に打撃面で大きなステップアップを求めたいであるがと。)


 (←大卒社会人でのプロ入りであり、今季は「31歳、大卒9年目相当」。2022年から4年連続で20盗塁以上であるように「スピードスター型」。プロ入り当初からの3年間は遊撃手メインであったが、2023年は「二塁手メインのユーティリティー型」、2024年からの直近2年は「正二塁手」であるが、昨季の2025年は、8月上旬を境にレギュラーから陥落であった。
 今季は、正二塁手は高卒7年目の黒川が座ることが有力視であるので、恐らくはユーティリティー的な起用法になりそう。その場合、2023年の起用法を基にすれば、「二塁手/三塁手/左翼手/中堅手」での起用になりそうか[走力を活かして、守備範囲は広い部類だが、送球能力はあまりよくない]。
 RC27は、2022年以降は「4.07→4.10→2.93→3.12」。いわゆる「守備走塁型のUT(ユーティリティー)」といえる。
 ただ問題は、本質的には「スピードスター型」であるので、これから恐らく走塁能力が衰えていくであろう中で、盗塁能力がどれほど持ちこたえられるか。それが難しくなっていく場合、どうモデルチェンジできるか。
 プラスを見出せる1つが、実はスピードスター型にしては、わりと選球能力がよいこと。これから2年程度で、規定打席前後の出場機会を確保できるかが、重要になってきそう。)



 「Next牧原」の候補者は、「高寺(阪神)」「赤羽(東京ヤクルト)」「小深田(東北楽天)」の3人です。ただ、赤羽は「打撃面で現状はレベルに到達できてない」、小深田は「本質的にスピードスター型で、年齢的にこれから衰えリスクが」。ちなみに、牧原自身は、今季で34歳ですので、代表という意味では、恐らく現実的にはこれで区切りになるでしょう。
 そうなると、「Next牧原」は、現実的には「高寺の、ほぼ1択」になる。問題は、高寺は阪神の所属で、いまは定位置奪取が狭き門なこと(成績的には、他のいくつかの球団ならば、定位置奪取を見通せるであるのだがと)。来季から、セリーグでのDH制度が導入になるので、「レギュラー格のUT」としての起用がより現実的になることが追い風になれば、のイメージです。また、「近本が正左翼手にコンバートの決断」(正直、自分が阪神の監督やGMなら、昨季の5月の時点でコンバートをとっくに決断してる)になれば、後継の正中堅手の最有力でもあるんですよね。個人的には、ナチュラルポジションである正三塁手の姿を観たい、でもありますが…と。

 問題は、高寺が「レギュラー格での出場機会」を確保できず、赤羽が「打撃力が、これ以上は伸びない」に終わり、小深田が「スピードスター型の宿命通りの、衰え始める成長曲線になる」になった場合です。これ、少なからずあり得そうと映ってるんですよね。
 それと、球団によっては、「内外野を兼務の準レギュラーを、ほぼ想定していない」(これもまた、横浜DeNAがそう)の球団もある。自分は、そういう選手が1人(個人的には、2人でも全然よいと思ってる)いれば、それだけでも全然違ってくるし、「UT型を1人でも置かないことの、合理的な理由がむしろあるのか?」と正直に感じてるのですけど。



 「スピードスター型」の成長。勿論、周東が健在であると嬉しいが、年齢的には盗塁能力自体はこれから恐らく落ちていく。そう考えると「Next周東」を、できるだけ早く見出したい。





 ここ3年ほど、日本球界における「スピードスター型」は、「近本」「周東」が、絶対的な2トップとして君臨してきました。どちらが「1番・中堅手」としてより理想的であるのか?の論争が少なからず勃発するほどに。
 実際、

 近本(今季は「31歳」「通算200盗塁」。7年間で「盗塁王が6回」。うち「24盗塁以上が6回、30盗塁以上が4回」。打撃の確実性にも優れ、「打率.279以上が6回、2021年は打率.300をクリア」。「20二塁打の到達が5回」であり、ギャップパワーも併せ持つ。守備面も、送球に難があるものの、守備範囲や捕球は中堅手の中では最高レベルで、「ベストナイン、ゴールデングラブ賞が各5回」。)

 周東(今季は「30歳」「通算230盗塁」。7年間で「盗塁王が4回」。「盗塁王に輝いた4回は、すべてで30盗塁以上」。一方で打撃の確実性が長年の課題であったが、「直近2年で正中堅手に定着で、特に昨季は打率.286で、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を2年連続で受賞」。
 余談だが、プロ入り当初は二塁手/三塁手がナチュラルポジションであったが、内野手時代はむしろ送球不安の烙印であった。しかし正中堅手になってからは、守備範囲や捕球は勿論に最高レベルであり、送球も中堅手としては平均以上であり、これが近本に比してのアドバンテージになってる。)


 「周東」「近本」。2人の歴史的なスピードスターを、リアルタイムで楽しめてることに、とても感謝である。
 近年は、いわゆる「スピードスター型」が、年々で減少傾向になってきていることを、感覚的にですけど正直に感じてます。
 そう、自分は、20歳代のとき、



 「赤星憲広(元阪神)」。自分にとって、「永遠のヒーロー」の1人です。自分は関西圏に住んでいて、当時は年に数試合、甲子園に通っていましたので、なおさらに赤星をリアルタイムで楽しめてたことは、心の自慢であり続けている。
 「通算381盗塁、盗塁王5回」。それでいて、打撃の確実性に優れるでもあり、実は「打率.300到達が5回」でもあります。
 2009年、わずか9年(これは、大卒社会人でのプロ入りであったことが大きい)で、それも怪我が理由での引退を余儀なくされました。現役最終年の2009年は、引退に直結する怪我をする以前から、衰えが始まったと指摘される成績低下になってはいたのですが、それでも技術自体が衰えた訳ではなかったので、「あと1年現役でいれば、通算400盗塁には、恐らく到達が叶っていただろう」ではありました。
 引退したときが「33歳」。スピードスター型の、基準の1つともいえます(個人差はあるが、スピードスター型の場合、30歳を過ぎてから盗塁能力の衰えが進む傾向にある。近年のスピードスター型でだと、大島[中日]、荻野[元ロッテ]、糸井[元阪神など]が37歳まで盗塁能力をほぼ堅持できていた一方で、西川遥輝[日本ハム]、金子侑司[元埼玉西武]は29歳を境に盗塁能力がガクッと落ちていった)。


 赤星は「技術、理論」で盗塁を積み上げていった(勿論、絶対的なスピード自体も、とてもすごかったのだが)。近本も、この「技術、理論」のタイプといえます。一方で周東は、技術も勿論にすごいのですが、どちらかといえば「絶対的なスピード、1,2歩目」がより持ち味であると映ってます。
 とはいえ、近本も周東も、いよいよ「オーバー30」に突入になります。特に近本は、現時点では盗塁技術に衰えは感じないものの、もともとの送球難もあり、遅くとも来季には「正中堅手を卒業」になりそうな感じです。

 で、近本が正中堅手から遅かれ早かれ去りそう(尤も、確実性タイプの正左翼手として、その後も数年は君臨できそうとも映るが)であることを踏まえると、日本球界として、「Nextのスピードスター型を見出すこと」が急務であるといえます。
 で、現況として、この「スピードスター型」は、ほぼ偶然にも、中堅手タイプに集中しています。これから4人を挙げますが、うち3人は既に所属球団で正中堅手です(あとの1人も、チーム事情によるではあるが、適性ポジションは中堅手であるといえる感じですし)。








 「岡林(中日)」(今季は「24歳、高卒7年目」。2022年からレギュラーで、「最多安打が2回、既に通算618安打」[2022年は正右翼手、2023年から正中堅手]。レギュラーの4年間で、「20二塁打が3回」。一方で盗塁数は、「4年間のすべてで2桁盗塁だが、20盗塁のクリアは2022年の1回のみ[昨季の2025年は17盗塁]」。
 RC27は「4.59→4.05→3.16→5.29」。特に2025年は「リーグ4位、全体7位」の好成績。
 中堅手の守備にも優れ、守備範囲、捕球、送球をバランスよく併せ持つ。若くして既に「ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞4回」。4年間で長期離脱がゼロ、つまりタフネスでもある。)

 「高部(千葉ロッテ)」(今季は「28歳、大卒7年目」。大学時代は東都2部の歴代最多安打。1軍1年目の2022年に盗塁王に輝く[44盗塁]。確実性と盗塁能力を併せ持ち、1軍での3年間はいずれも打率.270以上。中堅手としての守備もオールラウンドに優れ、「2022年にゴールデングラブ賞」。
 RC27は「3.98→×→4.93→4.59」。昨季のRC27は「リーグ8位、全体20位に相当」で、はっきりとオールスターレベルには既にいる。
 一方で、負傷癖の持ち主でもあり、規定打席の到達は2022年の1回のみ。2023年に至っては全休であった。)

 「西川(埼玉西武)」(今季は「27歳、高卒9年目」。高校時代[埼玉、花咲徳栄高校。尤も故郷は大阪]は打撃の確実性で甲子園に3回出場、世代のスター選手。1軍定着は2024年から。
 昨季の2025年に才能開花の兆しを示し、「打率.264、10本塁打、25盗塁、26二塁打」。スピードスター型の中では、長打力を併せ持つ特徴が。
 RC27は「2.79→4.59」。
 プロ入り当初は「守備範囲には優れるが、送球に難がある」であったが、地道な努力で克服で、いまでは「守備範囲、捕球は最高レベル、送球も平均以上はある」へと成長、昨季はゴールデングラブ賞に。余談だが、球界有数のイケメンでもあるとか。)

 「中島(東北楽天)」(今季は「25歳、大卒3年目」。「龍谷大平安高校→青山学院大学」という「野球エリート」である。大学日本代表では主に1番を務めていた。
 2年目である昨季の2025年に1軍に定着、自身初の規定打席に[7月上旬からは1番に座った]。昨季は「打率.266、22盗塁」。RC27は「3.80」。
 問題は、正中堅手には辰己がドンと座っているので、恐らく昨季と同様に正右翼手にならざるを得ないこと。ただ、外野の3ポジションをハイレベルで対応できることも、既に証明できている。)


 候補は4人。この中での最有力は、岡林でしょう。若くして既に打撃の確実性を証明できており、外野の3ポジションすべてに対応できる高い守備能力を併せ持つ。走力自体はあるので、もう少し盗塁能力を高めて欲しい(20盗塁は、やろうと思えばできるはず、ではありますが、裏を返せば、20盗塁を安定してクリアできれば、今後の国際大会での正中堅手を長く務められ得る、といえるでしょう。
 打撃面では、周東をはっきりと上回ってますので。それに、中堅手の候補が思った以上に揃って成長できたとき、正右翼手の候補になり得ることもプラスといえます。

 高部は、ロッテが再建を軌道に乗せるには、年間を通して「1番・中堅手」で完走できることが大前提といえる。視点を変えれば、これからの2年程度で、年間を通して完走できた際にどれほどの成績であるかで、オールスターレベルか、それ以上の領域に到達できるかが、決まってくるのだろうと思ってます。
 大学時代から、人一倍の努力の人とも伺ってますので、応援したくなるの意味でも、なおさらにと。


 これからが楽しみと映るのが、西川愛也です。高校時代から潜在能力の高さが伝わってきていましたので、昨季、才能開花の兆しを示して、それも「20二塁打、10本塁打をクリアした」ことに、付加価値があるんですよね。中堅手は勿論に、右翼手にも対応可能な肩力を併せ持つことを証明できてることも大きい。
 昨季の打率は.264でしたが、潜在能力に照らせば.280~.290程度は充分に目指せる、と期待してます。このラインの打率(早打ちの傾向でもあるので)を安定して叩き出せれば、「周東、岡林、西川愛也の3人から、2人を選ぶか、3人共に選ぶか」とできれば、これがベストシナリオである、と現時点では解釈してます。

 それと、伸びしろを含めて、これから候補になってくるだろうと読んでるのが、中島です。走塁と守備は既に勝負できるレベルにあるので、問題は打撃。早打ちの傾向である意味でも、打率.280ラインを安定して叩き出せるかに要注目といえます。
 むしろ問題は、辰己から正中堅手の座を奪取できるかなこと。実は辰己は、(ファンにはとても申し訳ないが、)人間性に正直に難がある(故に辰己は、トレードに出そうにもまとまりづらいでもあるのだが…)。まあ、東北楽天の目線だけでいえば、辰己と中島が「この成績ならば、1,2番を向こう数年、形成できるよね」であることが、ベストシナリオではあるが…と。
 (個人的には、辰己をどこかで上手くトレード処理できて、2024年に32盗塁の小郷が復活できて、「中島が正中堅手、小郷が正右翼手」になれば、丸く収まるではあるのですが…。)



https://www.baseball-reference.com/players/b/baderha01.shtml


https://www.baseball-reference.com/players/y/youngja03.shtml


 MLBに、中堅手の守備の名手として名高い「ハリソン・ベイダー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)」「ジェイコブ・ヤング(ワシントン・ナショナルズ)」がいます。
 ここに挙げた、「スピードスター型の中堅手」たち、そう、「目指そう、日本のハリソン・ベイダーを!」と、正直に強く感じます。
 (ちなみにベイダー、ルーツがユダヤ人とのことで、今回のWBCでは「イスラエル代表」として出場でした。)


 で、そう、「左の救援投手」「ユーティリティー型」「スピードスター型」、この3つはまさしく、「日本の『野球』らしさ」の象徴である、だからこそ、「これからの日本球界の課題である」として強調させて頂いてる訳ですけど、現実論として、「代表チームというのは、その時々にいる選手から選出して、最適解のスタイル、戦術を組み立てることになる」ですので、要は結局は「バランスの問題」であるのです。
 (あとで改めて言及させて頂くかなですが、)自分は、「つなぐ野球」が大好きですが(連打、連打でビッグイニングを創出する野球が理想)、「つなぐ野球」「機動力野球」でも、「The・長打特化型の打者」は1人は絶対に必要であるんですよね。要は、「スモール全振り」でも「ビッグ全振り」でも、実は野球で勝利することは、かえって難しくなること。

 そう、実は今回のWBC。1人の野球ファンとしては
 「『悔しい』でも『嬉しい』でもあった」んですよね。そう、

 「今回の、ベネズエラの優勝は、『日本の【野球】の長所を取り入れた(融合させた)、『野球とベースボールのハイブリッドによる優勝』、これに大きな意義がある。」

 と感じているのです。そう、一発(本塁打)でねじ伏せるだけでなくて、つなぐ野球も、細かい継投もしっかりと織り交ぜて、最後は機動力を絡めての優勝であったこと。
 あとで改めて述べますが、今回のWBCは、「NPBの敗北」であると自分は感じてます。でも、「野球が敗北した訳ではない、むしろ野球自体は世界に認められたのだ(野球もベースボールも、それぞれに素晴らしいの意味で)」とも、正直に感じているのです。



 「右の三塁手」「右の外野手」の全体的な不足傾向。「ユーティリティー型」「スピードスター型」「長打特化型」と共に、日本球界の全体で、特に意識し続けて欲しい1つと強く感じる。




 「2年契約だったので、結果を出せなかった意味で、自分に全責任がある。選手はよく頑張ってくれた、だからやっぱり悔しい。
 三塁手が弱点であるとは感じていて、いる選手に勿論勝ち取って欲しかったですけど、『右打ちの三塁手を補強して欲しい』とフロントに要請していて、それがまとまっていればという思いも、ないといえば嘘になります。」

 2023年、藤本博史さんの、ソフトバンクの監督退任にあたって。この趣旨の言葉を残した、といわれてます。
 2022年オフ、「右打ちの三塁手」の補強の失敗。実際、2022年~2023年、ソフトバンクは三塁手が弱点というデータではありました。

 2022年(新外国人のガルビスが不本意なパフォーマンスに終始で、主に周東が務めるも守備面で失格の烙印で、シーズン終了後に中堅手にコンバートへ。牧原大、野村勇、リチャードも併用で起用されていた。)
 2023年(負傷でほぼ全休であった栗原が復帰で、7月末までは栗原がメインに。主に5番、6番を務めて「打率.239、13本塁打、RC27(3.95)」。8月以降はリチャード、野村勇、川瀬が併用で起用も、いずれも打撃不振。)


 「右打ちの三塁手を補強して欲しい」。当時から、野村勇が「右打ちの三塁手」としていましたが、信頼度はあまりなかった。また、リチャードも「右打ちの三塁手」ですが、当時は「当たれば飛ぶが、当たらない」。メインである栗原は左打者ですし、ソフトバンクはパリーグですのでDH制度があり、牧原大成、中村晃、川瀬など、複数ポジションで起用できる選手が多いので、そういったことをも考慮しながらの「右打ちの三塁手」の補強要請であったのかなと。



 恐らくですが、2022年オフ、ソフトバンクが「右打ちの三塁手」として補強要請をしていたターゲットは、「阿部(当時は中日→東北楽天にトレード。今季から中日に復帰)」であったといわれています。
 このとき、阿部は「トレード市場に出されるのではないか」と噂されており、複数球団が興味を示すだろう、ともいわれていました。
 というのも、当時の中日は、立浪和義政権(監督)の1年目でしたが、中日は「誰が見てもわかるほどの、再建モード」であった。特に「何人かの打者を、売りに出したがっている」といわれていました。
 (恐らく、より売りに出したかったのは高橋周平であるが、「2桁本塁打も、打率.280もほぼ見込めない、左打ちの三塁手」であるので、まともなアセットを提示されなかったのだろうと。)

 で、最も売りに出せるのが、阿部であった。阿部は当時、

 「右打者。2019年~2022年、RC27(4.89→3.58→2.46→4.62)。
 直近4年間のうち3年間で規定打席に到達」。
 「二塁手がメインポジションだが、この2022年は、7月末から正三塁手に回っていた。状況に応じて『一塁手、左翼手での起用』も」
 「この年は3番、5番を務めてたが、32歳という年齢面から、ベテランに片足を突っ込み始めるので、『市場価値が最もピーク』(=売るならいま)といわれてた。また、FAまではあと3年近くあった」
 (→結果として「右打ちの三塁手&UT型」として、複数球団の人気を集めることに。「この種の選手タイプが、FA市場で恐らく当面は出てこないと見込まれてたこと」「当時の中日は明らかな再建モードであり、特に打者の世代交代をしたい姿勢が露骨であったこと」も、市場価値を跳ね上げることになった感が。)


 最終的に、阿部のトレード放出先は「東北楽天」になりました。これは
 「阿部の故郷が、岩手の一関。もしFAで移籍するならば東北楽天ではとは、もともと囁かれていた。しかも東北楽天はパリーグであるので、『三塁手をメインのUT型』として起用しやすいでもあり、選手層の面でも東北楽天ならまとまった出場機会が見込めた」
 「アセットで提示されたのが、先発投手で実績の涌井。来季で37歳と高年齢ではあるが、単純なアセットとしては、考え得る最高レベルである」
 が、恐らく大きかったと。

 東北楽天での阿部は、2023年は「負傷離脱の期間があった」、2024年は「若手・中堅の台頭と、対左腕投手時のプラトーン起用に特化の起用法」、2025年は「もはや三塁手として構想されなくなった」のそれぞれの事情で、実は「3年間で、300打席以上の年はゼロ」でした。
 (起用法は、2023年は「1B/3B/LF」、2024年は「1B/3B/LF/DH」、2025年は「1B/LF/DH」。三塁手を含めたUT型と構想されなくなった時点で、阿部が阿部である必要性は大きく薄れていたといえる。
 RC27は「4.09→3.99→4.79」であるので、打撃自体はまだ普通に健在であるのだがと。)


 東北楽天に移籍してからの阿部は、不本意な結果に終始したといわざるを得ません。ですけど、阿部の移籍劇は、
 「日本球界において、『右の三塁手』『右の外野手』が不足傾向にあることを、顕著に示してる象徴的な事例である」
 を、浮き彫りにしたと映ってるんですよね。

 実際、野球中継を観ていて、少なからず目にするのが、

 「ここで、左の救援投手が欲しい場面であるのに、『左の救援投手のベンチ入りが【0人あるいは1人】である』で、投入をためらうになりやすい」
 「ここで、右の代打が欲しい場面であるのに、『右の代打といえるベンチ入りが【0人あるいは1人】である』で、投入をためらうになりやすい」

 はっきりと正直に、毎年のように、こういう場面が起きてます。「全体のバランスを考えていないのか?どういう選手編成をしてるんだ?」と。





 浮き彫りにしているのは、日本(NPB)には、いわゆる「GM制度」(選手編成のプロ)が、全然に根付いていないことです。これは、MLBが、いまリンク添付させて頂いたように、名物GMが何人もいることとは、明らかに異に(ことに)しています。
 (ちなみにMLBには、GMが全30球団に置かれています。選手編成を主導する人物が、GMという役職名であるのかは、球団によって異なるではありますが。)

 それと、横浜DeNAのように、「GM制度」を事実上に明確においているけど、「左の救援投手」「遊撃手」「ポスト宮崎になり得る三塁手」「スピードスター型」「抑えを務め得る投手」と、ほぼ毎年のように同じような要補強ポイントを指摘されて(加えて、「そろそろ関根をトレードで他球団に放出してあげなよ」も、何回も起きている。ちなみに関根は現在も横浜DeNAにいるが、出場機会は明らかに減少傾向になってる)、それでいて、そういった選手をトレード補強でまとめたためしが、ほとんどない。
 これは恐らく、(先述でも少し言及させて頂いてるので繰り返しになってしまうが、)「誰が見てもわかるレベルで要補強ポイントであるので、足元を見られてしまうから」が、恐らく大きいのでしょう。

 で、NPBのよくないところの1つとして、「移籍市場の流動性に乏しいこと」があります。これ、「卵が先か、鶏が先か」に相通ずる感じになるので、正直にとてももどかしいですけど、「移籍市場の流動性に乏しい」ことの弊害の象徴が、「左の救援投手」「右の三塁手、右の外野手」の慢性的な不足感に、リンクしているように自分は感じているのです。




 で、「右の三塁手、右の外野手の、構造的な不足問題」という意味で、1人の野球ファンとして、今季で特に注目している選手がいます。それが「渡部聖弥(埼玉西武。今季は大卒2年目)」です。
 昨季は、大卒1年目で、負傷離脱の時期があったり、8月には失速した時期があったりしましたが、年間を通して、ほぼ「3番・左翼手」として完走、規定打席に到達して、「打率.259、12本塁打、RC27(3.82)」。
 成績的には、3番打者としてはもう少し欲しいではありますが、埼玉西武の昨季のチーム事情的には、3番で完走できたことは納得といえる。それに、大卒1年目としては、充分に良質の成績でした。

 で、昨季はもっぱらで正左翼手としての起用でしたが、今季は正三塁手として構想されてるとのこと。打順は恐らく「3番」あるいは「5番」になるのでしょう。
 この、渡部聖が、年間を通して正三塁手で完走できれば(守備力が平均~平均やや下ができるのかにもよるではあるのだが)、日本球界にとって、大きなプラスになり得る、自分は正直にそう解釈してます。
 (渡部聖は、高校・大学時代は、三塁手、外野手の両方を、チーム事情に応じて務めてきたので、恐らくプロレベルでも正三塁手は務まるのではないかなではあるので。)


 いずれにせよ、

 「いくつかのポジション・選手タイプが、明らかに不足傾向にあることを、一部選手のタレント力だけでは覆い隠せなくなってきていること。
 この事象だけでも、『NPB、日本球界が構造的に抱えている問題を、ずっと無視・軽視し続けたツケを支払わされている』ってこと。
 その意味で、井端弘和監督は、『戦犯』でもあるが、『被害者』でもあること。」

 と、強く感じてるんですよね(なおこの時点で、既に結構な文字数になっている訳だが)。



 今回の2026年のWBCで8強に終わったのは、「本質的には、NPB、日本球界の敗北である」が、1人の野球ファンとしての正直な考え。
 これを踏まえて、「NPBが、持続可能性を持った日本球界であるために、改良・改革をしなければいけないことがいくつもある。
 特に「時間が読める野球への改良」「移籍市場における流動性の創出」「NPBの公式HPでの、データの情報量の大幅な拡充」「ベースボールLIVEを、全12球団視聴可能にする、及びセリーグTVの創設」は、早急に必要と強く伝えたい。

 「飛ばないボールをやめる」「ピッチクロックを導入する」、勿論にこれも必要ではあると思ってる。でも、「高校野球が飛ばないバットを導入してる」であり続ける限り、「プラマイゼロにさえならない」、そう、待っているのは韓国(KBO)と同じ道であると危惧すると。



 「今回のWBCで8強に終わったのは、『本質的には、NPB、日本球界の敗北である』。」
 この声が結構に噴出していますが、自分は、1人の野球ファンとして、「ほんとこれな」と感じている人間の1人です。

 では、具体的に、何が問題であったのか。これから自分が挙げることは、「複数の要素がありますが、恐らくすべてではない」、これが正直な感覚であることを、あらかじめ申し伝えた上で綴らせて頂くと、


 (1)「『3時間半ルール』を基にした、『時間制限制度』の導入。」
 (←なぜ、バスケットボールの人気が増しているのか、「時間が読める」「屋内だから、雨や風を一切気にしないでよい」からである。それに対して、野球は「あまりに時間が長い」。はっきりと正直に述べるが、「3時間半ルール」は「とても合理的であり、終わりの時間が読める」意味で、とても楽しめた。)

 (2)「『飛ばないボール』をやめる。『ピッチクロック』の導入。」
 (正直に自分は、「ピッチクロックの導入」は、好きではない。でも今回、明確な敗因の1つになった以上、導入はやむなしといえる。
 それ以上にとても重要といえるのが、「飛ばないボールをやめる」こと。「飛ぶボールへの復活」とは言わないが、「普通のボールにする技術くらいはあるはずでしょう?」と。
 ただ、「飛ばないボールをやめる」といっても、「高校野球が、少なくとも当面は、飛ばないバットをやめるつもりがなさそう」である訳で、「プラマイゼロ未満になりそうで、お先真っ暗である」と正直に感じてるが。
 ちなみに、MLBでは「ワンポイントリリーフが廃止されてる」であるが、1人の野球ファンとして、声を大にして伝えたい、「ここは日本である、ここは野球である、だから『ワンポイントリリーフは、絶対に廃止してはいけない!』」(恐らく廃止になれば、数人の選手は即刻で選手生命を失うを意味する)と。個人的には、ワンポイントリリーフが導入の意向になれば、選手会は「いくらでもストライキして欲しい!」が正直な想いです。)

 (3)「移籍市場のシステムの大幅な改善。移籍市場の流動性がなさすぎる現行制度は、即刻で要改善が必要(例えば、「ドラフトの指名権をトレードに組み込めるようにすること」「FAの保証での人的補償をやめること」等。)」
 (現行のバスケットボール[Bリーグ]のように、「オフシーズンのたびに、移籍市場で選手が大移動する[そのくせ、開幕するとシーズン途中の移動が全然なさすぎるでもあるのだが]」ことも、これはこれで正直に極端だなではあるが、現行のNPBは、移籍市場がほとんど機能できていない[現役ドラフトが導入されて、多少は改善され始めてるではあるが、それでも依然として「運の要素が強い」面がある。)

 (4)「『nf3(もとの「ヌルデータ置き場」)』『DELTA(「Essence of Baseball」)』がしていることを、本来はNPBがするべきこと!打撃・走塁でいう『RC27』『OPS』『IsoP』、投手でいう『WHIP』『FIP』『QS%』の項目が、いまだに公式HPで閲読できないとか、マジで何年遅れてるんだよ!だからと。
 そう、『データ活用が、全然にできていない』のだ。まあこれは、選手の起用法で、旧態依然の『打率、本塁打、打点、盗塁、以上』の起用基準が主流であるからなのだがと。」




 そう、「飛ばないボールをやめる」「ピッチクロックを導入する」、これも勿論に、できるだけ早くに導入が必要であると正直に感じます。
 で、「飛ばないバット」。実は、韓国では2005年から、「高校野球での金属バットの使用禁止」という形で、「飛ばないバットへの変更」が、事実上で実施された(それも、現在も継続中だとか)。
 で、結果、どうなったか。主要な国際大会、2009年のWBCまでは、明確に日本のライバルでした。ですが、2013年以降は、「2015年、プレミア12での優勝」「2019年、プレミア12での準優勝」「2021年、東京五輪での4強」がある程度である。






 「イ・デホ」「キム・テギュン」「キム・ヒョンス」「チェ・ジョン」「チェ・ヒョンウ」「イ・ヨンギュ」「ファン・ジェギュン」「ソン・アソプ」「パク・ビョンホ」。
 9人共に、長きにわたり、韓国野球を牽引してきた名打者です(パク・ビョンホを除く8人はいずれも、通算2000安打に到達しているし、パク・ビョンホは通算400本塁打に到達している。韓国に野球殿堂があれば、「殿堂入りが既に確実」といえる)。ですが、

 「イ・デホ」(1982年生まれ)
 「キム・テギュン」(1982年生まれ)
 「キム・ヒョンス」(1988年生まれ)
 「チェ・ジョン」(1987年生まれ)
 「チェ・ヒョンウ」(1983年生まれ)
 「イ・ヨンギュ」(1985年生まれ)
 「ファン・ジェギュン」(1987年生まれ)
 「ソン・アソプ」(1988年生まれ)
 「パク・ビョンホ」(1986年生まれ)


 そう、「キム・ヒョンス」「チェ・ジョン」「ファン・ジェギュン」「ソン・アソプ」は、「高校野球での木製バットの導入の、最初期の世代」ですが、要は、この9人が全盛期を過ぎてからは、世界で勝てなくなっていったことが伺えます。
 これは、「偉大な打者が同じ世代に集中していたから」と解釈することもできます。同じ世代が「殿堂入りレベルで、一気に9人」、冷静に考えると、とてもすさまじいことです。

 ですけど、韓国KBOは「全10球団」ある訳です。この9人と比肩し得る打者が、数えるほどになっている(少なくとも、量の面では明らかに減っている)。
 打者以上により深刻であるのが、韓国の投手には、こんな投手がいるよという情報が、全然に聞こえてこないことです。この期に及んで、いまだに



 そう、この期に及んで、いまだに「リュ・ヒョンジン(1987年生まれ)」「キム・グァンヒョン(1988年生まれ)」の、大ベテランの2人が中心とのこと。それに次ぐ投手が、ほぼ出てきていない、ともいえます。
 もともと、韓国の野球は、「極端な、打高投低」の傾向ではあったのです。ですけど近年は、「打者も投手も、共にレベルが下落傾向になってる?」の印象があります。

 恐らくですが、「飛ばないバットの導入」により、打者は「当てる投球」が主流になり、投手は「かわす投球」(投球術とは、恐らくまた違う)が主流になった、それ故に、いわば「逆効果に陥っている」と。
 でも一方で、恐らくは「運営面、経済面、安全面のいずれかの事情で、もう引き返せなくなっている」、恐らくですが、正直にそう映るのです。


 これは、日本の高校野球で、(2024年から導入されている)「飛ばないバット」(低反発の金属バット)にも、そして(恐らくいずれ導入されるであろうと思われるの)「7イニング制」にも、恐らく相通じます。
 そう、表向きは「選手のため」「安全面のため」「暑さ対策のため」です。でも、言葉には出さないでしょうけど、本音的な理由は「運営面の事情」でしょう

 特に耳にするのが、「審判のなり手が減少傾向である」こと。現行の9イニング制では、審判のなり手という意味で、「持続可能性を確保できなくなりつつある」と。それと、「飛ばないバット」でだと、「投手戦(ー貧打線と紙一重であると自分は感じてるがー)になりやすいので、ロースコア勝負の傾向になる、故に試合時間を抑えやすくできる」と。



 かつての「3時間半ルール」を基にした、「時間制限の導入」。いまの若い世代は、(推し活もだが)特に「時間が読める」ことを重要視していることを強く感じる。
 「飛ぶボール」「ピッチクロック」「移籍市場の改善」、これらも勿論に重要であると考えるが、何よりも最優先に改善して欲しいのは(「NPB公式HPでのデータの充実」と共に)「時間が読めるスポーツへと改良すること」と強く伝えたい!


 試合時間のこと。いま、自分は今年で42歳になりますが、皮膚感覚で強く感じているのが、「30歳代前半の世代より下は、とにかく『時間が読める』ことをより好む傾向がある」ことです。



 最たる事象が、特にX(ツイッター)において、「大河ドラマ」よりも「プリキュアシリーズ」の方が、いつもより話題になってること。さらに述べると、近年は毎年のように「大河ドラマの不要論」が起きていること(それと共に、「NHK」「芸能界」は、意地でも大河ドラマを絶対に続けたい意向が伺えること)。
 これは、理由はいくつかあるかなですけど、特に大きいのが

 「プリキュア」(「30分、CMあり、アニメ」。故に集中力が続きやすい。)
 「大河ドラマ」(「43分、CMなし、ドラマ」。CMなしで、30分を超えるので、集中力が切れやすい。)

 正直に感じるのは、大河ドラマを続けるのならば、「1回につき30分にする」(話の内容的に、12か月を6か月に圧縮することは、恐らく現実的とはいえないので)、つまり「全体の放送量を、3分の2[67%]に圧縮する」、これが恐らくの「落としどころ」でしょう。尤も、



 尤も、いまでもコンスタントにどこかで再放送されたりしてると伺う、『冬のソナタ』『奇皇后』(いずれも「生ける伝説」的な韓国ドラマである)は、「1回につき、60分」ですけどね。


 で、自分のnoteやXを拝読して頂いてる人間ならば、恐らく御存じかなですけど、自分のいまの最大のメインは「バスケットボール」です。
 2022年以降、加速度的に人気の傾向が高くなってきている。これは、国内リーグ(Bリーグ)のスター選手である河村勇輝が、NBAに挑戦した2024年以降でも、人気の傾向は依然として向上の傾向です。

 人気を押し上げているのは「子ども」「若い女性」といわれてます。そうなってる理由は、複合的であると自分は感じています。


 「『推し活』との親和性の高さ」
 (特定選手を応援しているファンが、若い女性を中心にとにかく目立つ。また、応援選手が移籍したら、自分も応援球団ごと移籍するというファンが、マジで一定数いる。
 そして球団側も、2024年前後から、『推し活』を意識したグッズ展開をするようになっている。)

 「屋内なので、雨や風などの天候に影響されない」
 (たとえ雨や風でも、交通機関のよほどの乱れなどの事情がない限り、中止になることがまずない。「天気に左右されない安心感」は、とても大きいってこと。)

 「選手、チームスタッフ、球団職員を含めて『顔が見える』」
 (野球だと、生観戦していても、球場の構造上、控え選手やチームスタッフの表情が見えづらい。でもバスケだと、会場の構造上、控え選手もチームスタッフ[コーチ、マネージャー、トレーナー]も、いわば「息づかいを感じられる」。「ひとりじゃない」の心理を体感できるともいえる。)

 「『スポーツ観戦』と『ライブ鑑賞』を、一挙両得に体感できる」
 (これは自分が、バスケットボールの生観戦で、いつも強く感じてること。会場や球団にもよるが、演出の工夫が伝わるが、感動体験を増幅させる立ったりするんですよね。それと、バスケットボールの特徴で、「チアリーダー」が集客源の1つになってるがあることもあります。
 [これは野球でも、日本ハムの「ファイターズガール」、オリックスの「BsGirls」、中日の「チアドラゴンズ」、横浜DeNAの「diana」とかもそうですが。])


 これらも勿論にそれぞれに、大きな理由の1つであると感じてます。ですけど、特に大きいだろうなあと自分が感じていることは、別にあります。


 「『時間が読める』こと」。バスケットボールの場合、「10分×4クオーター」(別途で「ハーフタイムが20分、タイムアウトが90秒×2回+60秒×最大10回」)と、時間が決まっている。試合開始から終了まで、「およそ2時間10分~2時間15分程度」と読める。
 例えば、「14時10分に試合開始」であれば、「16時20分~16時25分が試合終了」とほぼ読める。


 この「時間が読める」こと。これが、なぜとても重要であるのか。
 理由はシンプル。現実論として「リアルあってのスポーツ観戦」だから。

 いついつに終わるから、何時頃の電車で帰宅できるだろう、なこと。
 それに、終わる時間がおよそは読めるから(延長戦[オーバータイム]に突入になった場合は別として)、集中できそうな終わりのラインが読めること(終わりが読めるから、より集中できるともいえる)。

 時間が読めることもあり、球団によっては、ローカルのテレビ局での中継も入れやすくなる(実際、例えば島根とかは、テレビ中継に合わせた試合開始時間の設定があったりしてます)。つまり「テレビ中継との親和性も高い」でもあるのです。




 そう、「3時間半ルール」。これは

 「3時間半ルール」→
 「2011年、2012年に、『試合開始から3時間30分を経過した時点で、そのイニングが終了していれば次のイニングへ行かず、同点の場合は引き分けとなる』として導入されていたルールのこと。」

 この「3時間半ルール」のときが、1人の人間としては、「時間が読める」ので、とても有難かったんですよね。ですけど、わずか2年で廃止されたのです(当時はわりと不評であった)。
 ですけど、「3時間半ルール」に近い施策を、導入するときがきたのでは、「若い世代が、『野球って楽しいな』と、『お義理感なしで感じられる』ためにの意味で」、これがとても必要である、そう強く、強く、強く感じてます(これ正直に、画面いっぱいの特大文字で強調したいほどです)。

 ではどうするのか。イメージとしては、


 (1)「18時開始の試合」→「21時35分に突入した際に、突入しているイニングの終了時点で、勝敗結果を問わずに強制終了とする。(雨天中断などで)9回に満たない場合は、7回に突入していれば、そのイニングの終了時点で、勝敗結果を問わずに強制終了とする。」
 (14時開始ならば「17時35分」、16時開始ならば「19時35分」を「強制終了のデッドライン」とするイメージ。
 こうすることで、「18時開始の試合ならば、遅くとも21時50分前後には終了できて、テレビ中継の最大時間に収め得る」。また「観客の帰りの電車の時間が計算できることにもつながる」。)

 (2)「『延長は最大で12回まで』。延長に突入して、かつ『18時開始の場合、21時に突入していれば、回数を問わずに強制的にタイブレーク突入(無死1,2塁から開始)とする』(延長戦に突入の時点で、3時間に突入していればに実質的に等しい)。」
 (「21時に突入&既に延長に突入奈良、強制的にタイブレーク突入とする」ことにより、「21時30分前後には試合が決着できる可能性を高める」ことに結び付くイメージ。)


 これをすれば、「引き分けの増加」になるリスクがあるかもです。ですけど、繰り返しになりますけど、現実論として、「観客あってのプロスポーツ」「リアルあってのスポーツ観戦」であるんですよね。
 そう、「NPBは、時代の状況に応じて、変わらなければいけない」、この「変わらなければいけないこと」はいくつもあると綴ってる訳ですが、最優先で変えなければいけないことは、「飛ばないボールをやめる」「ピッチクロックを導入する」「移籍市場の流動性を創出する」以上に、最優先オブザ最優先で「時間が読めるルールシステムへと改良する」(かつての3時間半ルールを基に、より改良したシステムで)、そう強く感じてます。






 なぜ、「プロ野球に、時間制限を早急に導入して欲しい」と強く考えるようになったのかというと、コロナ危機を経て、2022年だったと記憶しますが(該当ポストがいまはみつからないので、恐らくこの時期でしか思い出せないことがもどかしいですが)、趣旨としては

 「『サンテレビボックス席』のせいで、いわゆる『深夜アニメ』の放送時間が後ろ倒しになり、とても困る(という趣旨のポスト)。」
 (「サンテレビボックス席」とは、サンテレビによる、主として阪神戦の完全生中継のこと。それ故に、試合終了が何時であろうとも、絶対に最後まで中継される[試合後のヒーローインタビューも]。
 で、このときのポストは、土曜日の夜に、確か結構な人気のアニメ作品がもともと放送される日で、しかも野球の試合が延長戦になるので、放送開始が結構遅れることが確定の状況になっていた。
 そしたら、このポストの反響が大きく、それも「このポストに共感の趣旨の比率が結構にあった」と。)



 違っていたかもならばごめんなさいですが、記憶が正しければ、この当時、『ラブライブ!虹ヶ咲』のシーズン2(正式名称はとても長いのでここでは割愛。ラブライブ自体の第3シリーズの作品です。ちなみに、かくいう自分、「野球ファン」でも「ラブライバー」でもあります)が放送されていました。
 (虹ヶ咲のシーズン2[第2期]は、「2022年の4月クール」。放送時間は「土曜日、22時~22時30分」。
 後の、『ラブライブ!スーパースター』[Liella。ラブライブの第4シリーズ]が、NHKEテレが放送局になったのは、この「サンテレビボックス席に関係する、炎上事件が影響の1つになった?」と、自分は感じてます。尤もこのLiellaも、「高校野球の中継が延長になり、放送時間が後ろ倒しになる』のケースが発生になったのですが。)


 そう、『ラブライブ』という人気アニメ作品とバッティング(重複)というエクスキューズであったにせよ、「サンテレビボックス席」(野球ファンとしての誇りの1つといえる存在)が「マイナスの存在」の烙印を押されるときが来るとは…と。これは正直に、とてもショックだったんですよね。

 で、この事件が問い掛けてたのは、いわば
 「野球は、時間が読めないスポーツである現況がある。それで困る(マイナスな思いをする)人間が、少なくない比率でいるんだよなこと。」
 (しかも、2020年~2021年が「9回で試合が終わる、延長戦なし」で終わったので、試合時間がある程度読める状況が2年間あったも大きかった。)


 そう、「3時間半ルール」(2011年~2012年)も、「9回で試合が強制終了、延長戦なし」(2020年~2021年)も、いずれもわずか2年で終了になってます。この最大の理由は「引き分けの続発」、もっといえば「引き分け狙いの戦術の横行。『試合をころす』内容の続発」からです。

 ですけど、まず、「引き分けを狙う」ことも、(展開によってはの注釈付きだが、)「れっきとした戦術の1つであり、合理的な判断の1つ」である。そういった戦術を感じる、楽しむことも、スポーツの1つであると、自分は感じているのです。
 視点を変えれば、「そんなに引き分けが嫌ならば、引き分け狙いの戦術に持ち込まれる前に勝ち越しておけばよかっただけのこと」と、自分は正直に強く感じるんですよね。


 で、現実論として、「観ている人間がいるから、スポーツ(野球)が成立する」。特に球技は、陸上や競泳以上に、この意味合いが強いのです。
 で、いまの若い世代(「Z世代」「ゆとり世代」とか呼ばれてると伺いますが)は、「コスパ」「タイパ」(費用対効果、時間対効果)をとにかく重要視する傾向にある。これはもう正直に、強烈に実感していますし、「この流れはもう止められない」、正直にそう強く感じてます。

 「時間が読める」、特に「18時開始の試合で、21時35分に突入した際に、突入しているイニングの終了時点で、勝敗結果を問わずに強制終了とする」にすることが、なぜとても重要であると強く考えるのか。理由は主として2つあります。

 「(1)テレビ中継の時間に、より高確率で収められるようにする。」
 (→「22時までにほぼ確実に終了できるようにすること」が、とても重要。というのも、22時台は「勝算が見込めるドラマ放送」あるいは「報道ステーション」[←テレビ朝日の局是といってよい、看板報道番組]が放送されているため。
 一方で、21時台だと[地域や局の事情にも勿論によるとは思われるが]「バラエティー番組」を流すよりも「野球中継番組」を流す方が、より視聴率が見込める[例えば、関西地区の阪神や、名古屋地区の中日は、恐らく高確率でそうだろう]、その意味で、「22時までにほぼ確実に終了できるようにする」意義は、とても大きいといえること。)

 「(2)帰りの電車が読めるようにすること。特に夜の試合だと、『終電の時間』がとても重要であるのでなおさらに。」
 (夜の試合で、観客が生観戦の際に特に気にするのが「帰りの電車」。試合終了の時間があまりに遅いと、帰りの電車のことがあるので、試合終了を待たずに帰宅へと向かわざるを得なくなるからである。)


 そう、いずれにせよ、これからのNPB、「変えなければいけないこと」「できるだけ早急に導入が必要であること」は、正直にいくつもありますけど、1人の人間、1人の野球ファンとしては、
 「かつての『3時間半ルール』を基にした、『時間制限の導入』こそ、最優先オブザ最優先で、できるだけ早急に導入して欲しいです!」
 と、正直に強く感じます。



 「移籍市場の活性化(移籍市場のシステムの、大幅な見直し)」。これはいずれ別途で改めて言及の機会を持ちたいと思ってるが、「ロッタリードラフトの導入」「トレードにドラフト指名権を組み込めるようにする」「FA制度の大幅な見直し」(「35歳以上は補償なし」「人的補償の廃止、補償は金銭あるいはドラフト指名権」「ドラフトにおける、アーリーエントリー制度の導入」とかを、導入して欲しいと強く感じること!


 「『時間が読める』野球への改良、それ故の『時間制限の導入』」。
 これと共に、NPB(日本の野球)において、自分が「導入が必要である」と強く感じている1つが、

 「移籍市場に流動性を創出できるための、大幅な改良。『トレード』『FA』『ドラフト』など、『運の要素をできるだけ最大級に抑えられる、企業努力をできるだけ最大級に投影できるシステムへの大幅な改良』。
 野球は『米国型スポーツ』であるが故に、『ドラフト制度は絶対に必要』といえる。とはいえ、流動性がほとんどない現行制度では、『入団する球団に寄っての、運の要素があまりにも大きすぎる』。
 チームがひとたび不調のサイクルに陥ると、暗黒時代に陥るリスクが大きすぎることは、『移籍市場の流動性があまりにもなさすぎる』ことの負の弊害といってよい。
 それでいて、『ドラフトにおけるくじ引き制度』がいまだに存在していること、より深く述べれば、『直近の1位球団が、全体1位に値する選手を指名できること』は、即刻でやめた方がよいと強く感じる。」


 「移籍市場の活性化」「移籍市場に流動性を創出すること」
 このことの重要性は、このテーマだけで、すさまじい文章量になると想像されますので、今回は(既にここまでで結構な文章量になっているでもあるので)この「移籍市場に流動性を創出することの重要性」については、大枠だけの言及に留めさせて頂きますが、

 「入団した球団による運の要素が大きすぎる現行制度を、いつまでも放置し続けたツケを、いよいよ支払わされたのだ。」
 (→「抑え投手」「左の救援投手」「ユーティリティー型」「スピードスター型」「右の長打特化型」など、足りていないポジション・選手タイプがいくつも目立ってきているのは、この「運の要素が大きすぎることのツケ」であると自分は強く感じてる。
 勿論、各球団の企業努力の問題もある。何回も繰り返しのやり玉でとても申し訳ないが、例えば「左の救援投手の頭数自体が足りていないと、ずっと指摘され続けているのに、補強ができていない横浜DeNA」とか、ファンの立場になれば「いや、冗談じゃない!」ってことだからと。)

 と、正直に強く感じてるんですよね。




 いまの移籍市場が、「そもそも論での制度・システムで、実状・ニーズに見合わなくなっている」ことの象徴的な事例の1つが、「宗山塁(東北楽天。明治大学。遊撃手)」の、2024年オフでのドラフト入団劇です。
 宗山は、「5球団競合」(これでも予想よりは少ない競合球団数であり、一時期は8球団~10球団程度の競合数になるのではとも、真顔で囁かれていた)での東北楽天入りでした。ですけど、この宗山のプロ入りのこと、2つの問題点が既に指摘されていました。


 (1)「直近の1位球団が、『全体1位に相当』といわれる宗山を、理論上はくじ引き入札が可能であったこと。」
 (これがNBAやMLBのように「ロッタリードラフト」が導入されていれば、阪神やソフトバンクが宗山を1位で指名することは物理的に不可能。
 ちなみに実際は、阪神は「入札せず(ただ当時は、遊撃手は要補強ポイントであり、入札した方がよいとの声は少なからずあった)」、ソフトバンクは「入札→失敗」であった。)

 (2)「宗山は、大学2年生の終了時点で、『2024年(2年後)の1位指名が確実。むしろより重要は、何球団が1位指名するだろうか。最大で11球団になる可能性も現実論としてあり得る』と真顔で指摘されてた。
 意訳すれば、『1人の人間としてはともかく、1人の野球選手としては、大学2年生の時点で既にプロでも即戦力と評価されてるのに、そこから大学卒業までの2年間をアマ球界(大学球界)のままで過ごすのは【時間の無駄でしかない】』と、既にいわれていた。」


 「直近の1位の球団が、『全体1位』相当の選手を指名できる」。これ自体、「NBAやMLBでは、絶対にあり得ない」ことです。こういう制度がまかり通っていること自体が、「米国型スポーツの長所」である「戦力均衡の概念」を破壊してる、これ自体がおかしい!ってことなんですよね。
 (資金力、都市の規模によるマーケットサイズの差異は仕方ないにせよ、それ以外の要素での「企業努力だけでは埋め合わせできない、運の要素」があって欲しくない、ということ。)


 で、それと、「大学の卒業までいるのは、時間の無駄」。似たような事例は、「高山俊(元阪神。明治大学)」や「牧秀悟(横浜DeNA。中央大学)」とかでも、耳にしていました。
 さらにいうと、この「大学の卒業までいるのは、時間の無駄」という事例は、実はバスケットボールでも起きています(ちなみにバスケットボールは、NBAでは「大学で最低1年は通わねばならない[一方で、アーリーエントリーが容認されている、というかむしろこれが主流]」。Bリーグの場合は、基本的に「高卒即プロ入りはまずいない、基本的に大学卒業後のプロ入りが圧倒的な多数派」です)。





 「赤間賢人(藤枝明誠高校→東海大学2年生→茨城。SG。今季の30分換算EFF[4.77])」、「轟琉維(福岡第一高校→東海大学3年生[在学中]。PG。今季途中、特別指定選手として佐賀に所属したが、ドラフトエントリーはせずに大学卒業を優先の判断をした。今季の30分換算EFF[11.75])」。

 どちらも、大学バスケの名門、東海大学の選手です。というか、赤間も轟も、高校時代から「将来のプロ入りは確実、いつプロに行くのか、プロでどれほど勝負できるのか」といわれるほどの選手でした(ただ、現時点ではともかく、高校時代の注目度や期待値は、断然に轟の方が上でした。そもそも轟は、自他共に認めるほどの「河村勇輝を尊敬し、河村の軌跡をなぞるように追いかける」、そういう感じでしたし。ちなみに佐賀に所属してたのは、轟の故郷が佐賀であったことも理由・背景の1つでしょう)。

 歩んだ道は、赤間は大学を2年で中退して、プロ入りを選んだ。1年目から戦力になっています(数字的には、1年目としては上出来の感じ)。
 一方で轟は、大学2年生の終了時点で「いつプロ入りを決断するんだ」といわれていました。で、特別指定選手としてプレーの今季、叩き出した数字は、「既にB1球団のレギュラー選手。というか、ほとんどの球団で正PGを務められる成績」です。
 ですけど、轟は「(この1月末に開催の)ドラフトにエントリーをせず、大学卒業を優先する決断」をしました。視点を変えれば、「1年後(2027年1月)のドラフトでの全体1位は、大怪我や突如の大スランプでもない限り、まず確実」である感じですが、その一方で、「人間としてはともかく、1人の選手としては、卒業までアマのままであるのは、時間の無駄である」、いまは「日本のバスケは、野球の比ではないほどにデータ化が進んでいる」でもありますが、もう「時間の無駄」ってことが、数字ではっきり出てます。

 どうもいわれていることは、轟が大学卒業を優先する決断をしたのは、「支えてくれてる親御さんとかへの感謝のため」だとかと。これはこれで、人間としてはとても素敵ですし、それに日本の教育は、たとえどんな理由でも、一度中退しての学び直しの道が、正直に全然に整備されていない事情も、恐らくの背景の1つにあるのでしょう。
 ですけど、選手としては、「プロ入りできる実力が既にあるのに、あと1年アマにいること自体が、時間の無駄である」、これが、今後の選手人生において、マイナスの影響にならなければいいが…ってことなんですよね。

 そう、つまり、「ドラフト」1つをとってみても、(逆指名の復活が望ましいかどうかはともかくとしても、)「実状に全然に見合ってない、歪み(ゆがみ)が否めない制度」であると正直に映るのです。






 ドラフトだけではない。「FA」「トレード」といった、「移籍市場の根幹」といえる要素でも、日本の野球は、実状に見合ってない硬直ぶりが、とにかく目立ってます。
 最たる1つが、「トレード」。MLBやNBAでは、トレードが(よくも悪くもといえるかもだが)目まぐるしく起こります。主力選手のトレードも、少なからず起きます。「トレードデッドライン」(トレード期限の当日、期限の24時間前からの1日のこと)の当日は、もはや「一大イベント」です。

 それに対して、日本の野球(これはバスケットボールもだが)の、トレードの少なさ。これはなぜそうなるのか。理由の1つが、対価(アセット)に提示できるのが「選手」「選手+金銭」「金銭」のいずれかしかないから、と自分は解釈してます。
 そう、「『ドラフト指名権』を、対価にできない」こと。それ故に、御互いのニーズの合致(妥協をも含めての)が起こりにくくなってる、と自分は映ってます。


 「ドラフト指名権のトレード対象、FA補償の対象として、『2巡目相当』『3巡目相当』を充てられるように。こうできるだけでも、少なからず移籍市場での流動性の創出になるのでは?と。」
 (1巡目は、ドラフトロッタリーで。ポストシーズン[CS]に参加できない球団が、ロッタリー対象[全体の1位~6位の間]のイメージで。)



 それと、「移籍市場の硬直性」の象徴が、「FA制度の現況」です。
 いま、日本のFAは、「年間で2人~5人程度しか成立していない」現況があります。これが、「前向きな(ポジティブな)意味での残留によるもの」であればよいのですが、恐らくで年に数人は「人的補償制度による障壁で、ほぼ移籍できずに残留を選ばざるを得ない」になっているのでは?と。





 例えば、昨季。いまリンク添付させて頂いた、「藤岡裕大(千葉ロッテ。二塁手/遊撃手/三塁手。今季で33歳)」。昨オフ、国内FA権を行使するかが注目されてましたが、答えは「行使せずに、単年契約で残留」でした。
 この藤岡。野球ファンには、「大学時代に指名漏れを経験して、その悔しさを乗り越えてプロ入りを叶えた」で知られてます(しかも大学では、指名濃厚といわれていての指名漏れであった)。ですので、応援球団の枠を超えて、「指名漏れ経験者の星」として応援してる野球ファンが、恐らく少なからずいるのではと。

 で、この藤岡裕。残留になった背景の1つが、「人的補償が必要なBランクであった」があるのです(FA取得時の推定年俸は「8500万円」)。
 負傷癖がある選手で、プロ8年間のうち、規定打席の到達は実は2回のみです。では、RC27ではどうかというと
 「3.36→3.77→×→5.45→4.69→4.09」
 二塁手/遊撃手の選手としては、「オールスターレベルには少し届かないかもだが、レギュラークラスの成績は安定して計算できる」です。
 細かい打撃成績でも、「2桁本塁打や2桁盗塁が見込める訳ではない」ですけど、2021年以降の5年間で(長期離脱があった2022年をノーカウントとして、あとの4年間で)、「いずれもで打率.250をクリア」である上に、「千九能力に優れるので、打率に比して出塁率に優れる」も特徴といえます。
 そう、もし、移籍市場に出ていれば、「交渉のテーブルに就く球団は、恐らくあったのでは?」(その結果、最終的に移籍か残留かは、別のこととして)と、自分は解釈しています。


 藤岡は「半ば、有無を言わせず的な残留」に対して、「石井一成(北海道日本ハム→埼玉西武。二塁手/三塁手)」は、FA移籍が叶いましたが、「Cランク(FA行使時の推定年俸は、4000万円)」であったことが恐らくに大きいかなと。
 RC27は「3.00→3.49→×→3.17→4.29」
 いわゆる「平均程度」。つまり「ある程度の計算はできるが、正二塁手が務まるかといえば、チーム事情による」の感じです。実際、プロでの9年間で、「規定打席の到達はゼロ」。打率.250、出塁率.300のクリアは、昨季の2025年が初めてであり(しかも早打ちの傾向であるので、打率に比して出塁率はむしろ低い部類である)、2桁盗塁の経験もゼロです。
 この石井一成。「野球に対する姿勢」への評価がもともと高く(人間性の評判はもともと高いと伺う)、「作新学院高校→早稲田大学」と、「The・野球エリート」です(しかも、早稲田大学時代は主将を務めていた)。

 とはいえ、成績的には、「石井一成がFA移籍ができて、藤岡裕大は移籍市場での評価を聴く機会さえなかった」といえる、いわば「よくも悪くも、逆転現象になった」です。これって、なんだかなあ…と。




 さらに述べますと、今オフの移籍市場(FA)でいえば、「東浜巨(ソフトバンク)。自分も高校時代から、好きな選手の1人ですが、「今季で36歳という年齢、それでいてBランク(人的補償が発生)」、これがネックになり、移籍が成立せず(に残留)。
 実は、直近4年間、投球回数は減少傾向であるのですが、WHIP自体は「1.11→1.38→1.14→1.08」であり、まとまった投球回数が与えられていれば、ローテーションが務まる成績になっていた可能性が高いと。
 ですので、先発投手が足りていない球団であれば、特に直近の2年で、80投球回程度でも投げていれば(直近2年の投球回数は「56→32.1」)、恐らく移籍先は見つかっていたかもしれないと。

 なんというか、「稼働率の低さ」に加えて(これは、ソフトバンクの先発投手の選手層が厚いことが大きいのだが)、「人的補償が発生する」、しかも「高年齢である」。で、「右の先発投手」(これが左腕であれば、より市場価値が高くなっていただろう)であることも、東浜には逆風に作用した感じなんですよね。

 なんというか、35歳を過ぎたベテランが、移籍市場に打って出るときって、「選手人生のゴールが見えてきている、だからこそ、最後の2年程度を、後悔や未練がない感じで終わりたい、完全燃焼したい」が動機・背景であると思うんですよね。だからこそ、「35歳を過ぎたベテラン選手のFA」に、「人的補償ありは、絶対にそぐわない」(そもそも論で、人的補償が諸悪の根源であると自分は強く感じていますが)、そう強く感じてるのです。


 いずれにせよ、「移籍市場」1つをとっても、「NPBのあり方を、大幅に改良する、見直す必要があるのでは?」、正直にそう強く感じます。



 「長打特化型」(長打全振り型)の打者を息長く育成する姿勢を!「低打率、高三振」、それがどうした?確かに「ロマン砲」である、それってむしろ素敵な個性じゃん!MLBにあって、NPBに乏しいこと、そう、「たとえ高本塁打を目指せても、低打率・高三振だから必要ない」、そういう「過度の打率絶対主義、見直そうよ!」と。


https://www.baseball-reference.com/players/s/stantmi03.shtml

 (←「ジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)」。MLB通算で「打率.258、1619安打、453本塁打、2059三振」。
 そう、プロ16年間で、「1700安打さえ到達できてない」のに、「既に400本塁打を軽く到達」。「本塁打王2回、30本塁打到達7回」、一方で負傷癖の持ち主でもあるが。単純な本塁打数は勿論、飛距離がすごいことが特徴。
 昨季の2025年は、菅野の決め球であるスライダーを、[右打者なのに]右翼席上段に本塁打という超絶パワーのエピソードが。)


https://www.baseball-reference.com/players/a/alonspe01.shtml

 (←「ピート・アロンソ(ボルティモア・オリオールズ)」。MLB通算で「打率.253、951安打、264本塁打、984三振」。
 プロ7年間で、短縮シーズンである2020年を除く「6年間のすべてで、30本塁打に到達」、その一方で「150三振が4回」。打率は.260程度だが、選球能力に優れており、出塁率に照らせば打率.280程度の成績になる。)



https://www.baseball-reference.com/players/s/suareeu01.shtml

 (←「エウヘニオ・スアレス(シンシナティ・レッズ)」。MLB通算で「打率.246、1434安打、325本塁打、1814三振」。
 ベネズエラ代表として、WBCに2回出場。2026年のWBCの決勝で、優勝を決める適時二塁打を放ち、「ベネズエラの英雄」になったと話題に。
 かなり強引に説明すると、「右の三塁手になった、アダム・ダン[元ホワイトソックス等]」である。プロ12年間のうち、「三振王が3回、140三振が9回」。というか、ほとんどの年で「安打数より三振数の方が多い」。
 一方で「30本塁打到達が6回」。昨季の2025年は49本塁打とキャリアハイ。ただ、かなりのブンブン丸であり、2020年以降の6年間では、打率.260をクリアした年はゼロである。
 余談だが、プロではほぼ三塁手を務めている[ただし今季からは指名打者にほぼ専念とのこと]が、プロ入り投手は遊撃手であったとのこと。あるいは、愛称の「ジーノ」の方で存じてる人間も少なくないかも。)


https://www.baseball-reference.com/players/c/chapmma01.shtml

 (←「マット・チャップマン(サンフランシスコ・ジャイアンツ)」。MLB通算で「打率.240、1001安打、203本塁打、1260三振」。
 「低打率、高三振、高本塁打」を地で行く「右の長距離打者の三塁手」。それでいて、その三塁守備はMLBの最高レベルを誇り、プロ9年間で、なんと「ゴールデングラブ賞が5回」。
 「24本塁打以上が5回」の一方で、「140三振以上が6回」。9年間のうち8回で「三振数が安打数を上回る」である。また、「打率.250をクリアできた回数は、わずか1回のみ」である。ただ、かなりの選球能力の持ち主でもあり、その出塁率に照らせば、打率.260程度に相当になる。
 そう、左右の相違はあるが、佐藤輝明[阪神]が目指して欲しい選手像である、といってよいだろう。)



https://www.baseball-reference.com/players/p/pederjo01.shtml

 (←「ジョク・ピーダーソン(テキサス・レンジャーズ)」。MLB通算で「打率.237、935安打、218本塁打、1085三振」。
 「左利きの長距離打者」で、極端なほどの「対右腕投手専用機」。それ故に、プロ11年間[新人の年はノーカウント扱い]で「規定打席の到達は、わずか2回のみ」である。
 「低打率、高三振、高本塁打」の典型打者の1人であり、「打率.250をクリアできたのは、わずか2回のみ」である。
 「左腕投手を極端に苦手としている」「外野の両翼を守れるが、守備自体は拙い」「当たれば飛ぶが、確実性は拙い」と、いわば「The・ピーキーな打者」なのに、なぜMLBで11年もいるかといえば、「対右腕投手時の飛距離がすさまじい」から。
 同じ「左の長距離打者」という意味で、村上宗隆の目指す打者像といえるかもしれない。余談であるが、ユダヤ系をルーツとしているとのことで、イスラエル代表としてWBCに2回の出場歴がある。)


https://www.baseball-reference.com/players/h/hoskirh01.shtml

 (←「リース・ホスキンス(クリーブランド・ガーディアンズ)」。MLB通算で「打率.238、750安打、186本塁打、929三振」。
 「低打率、高三振、高本塁打」を地で行く「右の長距離打者」であり、プロ8年間で、「打率.250をクリアは、わずか1回のみ」。「149三振以上が4回」でもある。その一方で、「26本塁打以上が5回」である。また、かなりの選球能力の持ち主でもあり、その出塁率に照らせば、打率.260程度に相当になる。
 左右の違いはあるが、「極端なほどの、長打全振り型」であることから、村上のMLB挑戦時に、先述のピーダーソンと共に、このホスキンスも「村上の予想される完成像」として挙げられていた。)



 「スタントン」「ピート・アロンソ」「エウヘニオ・スアレス」「チャップマン」「ピーダーソン」「ホスキンス」。
 いずれの6人共に、「The・長打全振り型」の強打者です。特に「E・スアレス」「チャップマン」「ピーダーソン」「ホスキンス」の4人は、その成績的に「ロマン砲」と表現してよい感じでもあります(尤も4人共に、かなりの選球能力の持ち主であり、出塁率的には打率.260相当であったりするのだが)。


 日本の野球(NPBは勿論に、アマチュア野球でも)ではどうしても、「打率、本塁打、打点、盗塁」という表現が重要視されてます。よくも悪くも、打者を説明・分析する際に、打率が最初に登場する傾向にあるのです。
 自分自身、「つなぐ野球」(及び「機動力野球」)が大好きですので、「打率を重要視したがる傾向」は、正直になおさらに理解できるではあるのです。

 ですけど、そう、現実社会だって、「100人いれば、100通りの個性がある」である訳で、野球選手だって、「確実性に優れる選手」「スピードスター型」ばかりではないんですよね。そう、「長打特化型」だっていて当然である訳ですし、それに、「ここぞという場面で、本塁打が出ると、一気に追い付ける・追い越せるにできる」「本塁打が出ると、球場が最高に盛り上がる」でもあるのです。
 そう、たとえ「つなぐ野球」「ビッグイニングを創出する野球」を目指すにせよ、「長打力を特徴とする打者」は、「ポイントゲッター型」という意味をも含めて、「絶対に1人~2人はいて欲しい」であるんですよね。





 そう、日本の野球(NPB)において、「長打全振り型」「ロマン砲」タイプの打者を、育成する勇気、度胸が不足していると感じることの、象徴的な事例が、「2017年~2018年の『中谷将大(元阪神など)』」です。
 この、中谷。2017年、高卒7年目のシーズンで、当時の阪神が「再建モードに全振り」であったこともあり、GW明けから主に5番で起用で、自身唯一の規定打席に到達で、「455打席、打率.241、20本塁打、RC27(4.78)」でした(三振数は96で、「長打全振り型」にしては、意外と多くはない。守備位置は、他の選手の状況に応じて、「外野の3ポジション、及び一塁手と、つまり複数守備位置での起用」でした)。
 (この前年の2016年、7月から主に6番で、一定の出場機会が与えられてはいた。)

 ですが、翌年の2018年。オープン戦で打撃不振であったこともあり、この年の1軍初出場は5月22日。そこからの1か月ほどは、ほぼ「5番・中堅手」として起用されました。ですが、7月1日に、新外国人のエフレン・ナバーロが補強されると、それと入れ替わるように、出場機会が一気に減少になりました(9月になり、まとまった出場機会を得たが、時すでに遅しの感が。尤も、5月22日の1軍初起用というタイミングは、新外国人のウィリン・ロサリオが打撃不振で、それと入れ替わるようにの意味合いが恐らく強かった)。
 結果、この年は「246打席、打率.230、5本塁打、RC27(3.11)」。翌年の2019年以降は、加速度的に出場機会が減っていきました。

 そう、もし、中谷の台頭が、コロナ禍の以後(ちょうど、中谷が20本塁打を打った2017年は、「NPBにおけるデータ活用が、データが可視化され始めた、まだ過渡期の時期であった」)であれば、つまり「2020年以降であれば」、翌年の起用法が「前年に20本塁打を打ったのだから、まずはレギュラーとして開幕させよう」となっていた可能性が高いのでは、と自分は思うのです。
 ですけど現実は、「20本塁打という長打力を開花させた」ではなくて、「打率.241という、確実性の乏しさ」の方が、より先行した。さらに述べれば、「RC27(4.78)」という数字は、「レギュラー選手に値する数字」ではあったんですよね。ですけどこの数字の価値は、恐らく全く考慮されずで、最終的には「打率の低さ」の方が、より先行したってことではと。


 で、「長打全振り型の、いわゆる『ロマン砲』」で、いまのNPBで、同行が目下要注目であるのが、「リチャード(ソフトバンク→巨人)」です(今季は負傷のため、開幕は「事実上の故障者リスト」に)。
 人呼んで「2軍の帝王」。そう、2軍では「2020年~2024年、5年連続で本塁打王」です。で、高卒8年目の昨季の2025年、トレードで巨人に移籍。巨人は「とにかく『世代交代』と『右の長距離打者』の2つを、強く希望していた」。

 最終的に昨季は、7月下旬以降に「7番・一塁手」に定着したことや、9月に「3本塁打を含む、28打数12安打(打率.429)の固め打ち」をしたこともあり、「253打席、打率.211、11本塁打、90三振、RC27(3.35)」でした。
 そう、RC27は、実は平均未満であり、その意味で7番での起用は、「うまい落としどころ」といえます。三振率はなんと「35.6%」ととても高い。

 恐らく、リチャードにとって「ほんとうの勝負」は、「2027年、セリーグのDH導入」であるといえるかな、と感じてます。そこで恐らくまとまった出場機会が与えられる可能性が高いでしょうから、どのような年間成績になるのかと。


 そう、NPBにおいて、いわゆる「長打全振り型」「ロマン砲」が、レギュラークラスどころか、まとまった出場機会さえなかなか与えられないのは、

 「『過度といってもよい【打率絶対主義】』。『打率.230,20本塁打』であれば『打率が低すぎる』で、レギュラーであまり構想されない傾向。」

 「『セリーグにおいて、DH制度がないから』。いわゆるロマン砲は、『確実性や三振に目を瞑るならば、5番~7番で起用できれば』だが、DHがないと、守備位置の関係もあり、そういった選手を打線の1人として起用することが、バランス的に恐らく難しくなる傾向がある?と。」


 とはいえ、守備が抜群に上手いという付加価値を持つチャップマンはともかく、「E・スアレス」「ピーダーソン」「ホスキンス」は、最初は恐らく「長打力という絶対的な長所があるから、まずはまとまった出場機会を与えよう」から始まった、と想像するんですよね。

 そう、「NPBにおいて、『長打全振り型』が思うように輝けてない傾向」であるのは、

 「『長所を最大級に伸ばす』ではなくて、『弱点を矯正しようとする』に、より重きを置く傾向が強いからでは?」
 (←これって、現実社会における教育と、相通ずるよねと感じるのは、自分だけでしょうか?)

 と、自分は正直に感じてます。

 だからこそ、自分は、1人の野球ファンとして、「長打全振り型のロマン砲」って、「それって1つの素敵な個性じゃん!」と、まずは長所を伸ばすことから始めて欲しいと。
 で、70打席程度を立たせたら、そこでRC27など、ある程度のまとまったデータが出てきます。個人的には、「セリーグでのDH導入」で、(勿論にチーム事情次第ではあるのですが、)そういった「長打全振り型」をレギュラークラスとして打席に立たせうる打線の構造にできる訳ですので、6番や7番から始める感じで全然いい、そう、「まずはやってみる」から始めよう!、正直にそう強く伝えたい想いです。



 「nf3(もとの「ヌルデータ置き場」)」「DELTA(「Essence of Baseball」)」がしていることを、本来はNPB本体がするべきこと!打撃・走塁でいう「RC27」「OPS」「IsoP」、投手でいう「WHIP」「FIP」「QS%」の項目が、いまだに公式HPで閲読できないとか、マジで意味不明だよ!
 そう、「データ活用が、全然にできていない」のだ。それに、「ベースボールLIVE」での視聴可能球団がパリーグ6球団のみである現況、及び、パリーグTV」はあって、「セリーグTV」がいまだにないことも、とても意味不明だよ!


 (←野球のNPB、バスケのBリーグ、それぞれのトップページ。この時点で、情報量が正直に全然に異なってる。
 NPBが構造的に抱えている問題点は、正直に「挙げるときりがない」であるのだが、バスケットボール、サッカーは、フリーランスのジャーナリスト、ライターが多くいる[中には、特定球団に密着型のライターさんも少なくない]。野球も、フリーランスのジャーナリスト、ライターがいるにはいるが、その多くは「新聞社、テレビ局などの出身が多い」実状が。
 そう、NPBの問題点の1つとして、MLBでいう「ケン・ローゼンタール」「ジェフ・パッサン」とか、NBAでいう「シャムズ・シャラニア」のような名物ライターがいないのだ[全くいない訳ではない、ではあるが…]。)



 (←バスケットボールのBリーグ、B1の個人成績の「平均」及び「詳細」。これでもNBAに比してだともう少しあって欲しい[USG%とか]ではあるが、2022年に、データ表示項目が大幅に拡充された。
 より補足的なことは、専門サイト[RealGM]に頼ることになるが、知りたいほとんどの項目は、公式辞退で既に網羅されている。
 これがNPBにはない。「打率、本塁打、打点、盗塁、出塁率」。勿論にこう言った基礎情報は重要ではあるのだが、いまはもう、基礎情報だけでは説明し切れない状況まで、野球界の進歩は加速度的に進んでいる。)




 (←Bリーグ入り1年目にして、既に「歴代でも伝説レベルの超優良外国人」になってる、「ジャレット・カルバー」。このリンク添付の動画、10日ほどで既に再生回数が9万回[これはバスケ関係の動画では、かなり多い部類です]。
 Bリーグ公式の、カルバーの選手紹介ページだけでも、既に結構な情報量。では、NPBの公式での選手紹介で、こういった情報量があるかって?じの字もないです、はい、認められないわぁ。
 余談ですが、このカルバーを、NPBの直近での歴代選手になぞらえれば、「『タイラー・オースティン』[元横浜DeNA]と同等か、それ以上」です、大学時代はそれほどにすごかったと伺うと。オースティンも、「なぜ日本に来た?」[MLBでも、パワーは通用していた]でしたけど、このカルバーが日本に来たことは、バスケファンとしてはそりゃあ衝撃でしたよと。
 それ以上に嬉しいのは、カルバーが「1年でも長く日本にいたい」意向になってること。「必要とされる喜び」、自分も1人の人間、1人のスポーツファンとして、とても嬉しくなります。)



 (←野球ファンならば御存じの人間が恐らく多いであろうデータサイト、「nf3」。かつては「ヌルデータ置き場」の名称でした。
 リンク添付を参照されたしですが、NPB公式を圧倒しているすごい項目と情報量です。少なくとも「投手」「打撃」「走塁」は、ほぼ網羅されてます[守備は「許してさしあげろ」です]。
 この「nf3」、なにがすごいかって、「完全無料、完全個人運営であること」です、もう、[最上級にかわいいの、ならぬ]「最大級に尊敬できる、野球ファンにとって、なくなったら超絶に困る命綱」です
 でもこれ、「ほんとうは、NPB公式がしなければいけないこと」なんですよ。それを、1人の野球ファンの超絶的な情熱によって補われていること、これってほんとうは「ある種、よろしくないこと」であると感じてます。
 [実際、何年前かに1度、「本気でやめようとした時期があった」と伺ってる。そりゃあ、これほどの情報量を網羅できるって、「異次元の労力と情熱がないと、できないこと」ですので。])



 (←こちらは、有料のデータサイト「Essence of Baseball」。優良であるだけあって、情報量や項目は、そりゃあもう細かいところまですさまじいです。ただ一方で、支払い方法の問題で、「したくてもできない」野球ファンは、少なからずいるんじゃないかなあ…?と1人の野球ファンとしては正直にずっと感じてます。
 だからこそ、「nf3という存在が、どれほど超絶に有難いことか」。そして何回伝えても伝え足りない感じですが、「nf3さんがしていることは、本来はNPB公式がしなければいけないこと!」と、正直にとても強く感じてるんですよね。)




 (←野球ファンならば、恐らくほぼ御存じであろうといえる「パリーグTV」。リンク添付の動画は「確信歩き2022」です[ほぼほぼで、「柳田」「吉田正尚」「清宮」「浅村」「山川」の5人を愛でる動画の感じですが]。
 「パリーグTV」の動画の充実ぶり[中には、ディープな動画や、ニッチな動画もあったりなのも素敵ポイントです]、そう、「パリーグTV」がきっかけで、この選手が好きになったという野球ファンも、少なからずいるのでは?と想像です。
 そう考えるとなおさらに、「『セリーグTV』を、できるだけ早く早急に創設して欲しいです!」、これはもう、1人の野球ファンとして、切実に、切実にとても強く感じてます!)



 はい、いま、いくつものリンク添付を、矢継ぎ早にさせて頂いた感じですが、特に自分が、1人の野球ファンとして、正直にとても強く改良が必要であると感じていることが、

 「NPBとしての、『公式HPでの、各種データ項目の充実化』。そう、『現況で、nf3がしていることを、NPB公式としてすることが、とても重要でしょう?』と。」
 (加えてできれば、「全12球団の、各所属選手の残り契約年数[オプションの有無や種類を含めての]をも併せて表記して頂けると、とても有難い。現実論として「ファンあってのプロスポーツ」「ファンあっての野球」であることに照らして考えるとなおさらに。)

 「『セリーグTVの創設』。というか、これを望む声は、もう何年も前からずっとある訳で、『創設しない合理的理由が、むしろどこにあるのか?』と正直に感じるんですよね。
 勿論にこれは、『ベースボールLIVE』[バスケットボールでいう、『バスケットLIVE』と同様の存在と解釈してよいです]の対象を、『現行のパリーグ6球団から、セリーグを含めた全12球団に早急に拡充して欲しい!』を含めてです!」
 (ちなみに自分は、かつて6年半ほど、「八月のシンデレラナイン」[通称「ハチナイ」]という女子野球ゲームを愛用してきましたが、「ハチナイとのコラボが、最後までついに実現せずの球団が1つ、そう、広島」。これも正直に「いや、意味わかんないから!」と。
 「セリーグTVの創設をするデメリットが、むしろどこにあるのか?」と感じるのは、自分だけでしょうか?
 確かに、阪神ならば「虎バンチャンネル」、巨人ならば「dramatic baseball」という存在で[動画の]代用はできますが、それを考慮しても、「セリーグTV」があることのメリットはとても大きいはずでは?と。)


 そう、NPBが、いまの実状に応じて、早急に改善して欲しいこととして、

 (1)「時間制限を導入すること。『18時開始ならば、22時には高確率で終了できるがほぼ確約できる』イメージでの。」
 (2)「移籍市場に流動性を創出できる感じの、ドラフト・FA・トレードのシステムの大幅な改良。」
 (3)「NPBの公式HPにおける、各種データの項目や情報量の大幅な拡充。『nf3』がしていることは、『NPB公式』が本来しなきゃなこと。及び『セリーグTVの創設』も絶対に必要。」


 「飛ばないボールをやめる」「ピッチクロックの導入」、この2つも、勿論に重要であるとは感じてます。ですけどそれ以上に、いま挙げた3つのことこそ、そう、「早急に、早急に導入して欲しいことです!」と強く伝えたいです。



 1人の野球ファンとして、「≠JOY」である野球の国際大会が現実の景色になることを、いまも正直に認めたくない。前回の2023年のWBCのように、映画館でのパブリックビューイングが叶う景色を、自分は強く望んでたんだと。
 先日のミラノ・コルティナ五輪での「村瀬心椛」「中井亜美」の感動は、地上波テレビの生中継が故に創出が叶ったこと。
 だからこそなおさらに、日本社会には早急に「ユニバーサル・アクセス権」を、2026年の年末までに実現して欲しい!そう、「いま、すぐに、はやく!」。








『朝日新聞』2026年2月10日付、夕刊1面。
ミラノ・コルティナ五輪、スノーボード、女子ビッグエア。
村瀬心椛、金メダルを決めた、3回目の成功時の写真。
「All or Nothing」。負けても銅メダルは確定してたけど、これを成功なら金メダル。
人生最大の大勝負。着地に成功の瞬間、「勝利を確信」の「どうだ、やったー!」。
この瞬間、ピンポイントを撮れた、まさしく「奇跡の1枚」。
本番の生中継を観た人間ならば、理解して頂けるはず。
そう、「そりゃあ、この場面で成功が叶えば、勝利を確信になるよね」と。
これが「奇跡の1枚」であるのは、「本能的に出たポーズ」であるから。
つまり「心から溢れ出た喜び」である。だから、観ている人間の心に、とても響く。

この、村瀬心椛。「心椛」と書いて「ここも」と読みますが、
「五輪の歴史」に永遠に刻まれる、奇跡の瞬間。そう断言できる。
故郷はギフトのことですが、まさしく「岐阜の英雄」。
ちなみに、今季のプロ野球(NPB)での、本拠地第2戦、
「4月1日水曜日、中日vs広島」で、始球式を務めることが発表されてます。
(「おめでとう!とても嬉しい」と共に「うん、当然だよね」とも。
ちな、本拠地開幕戦の3月31日は、車いすテニスの小田凱人さんです。
小田の故郷は愛知。ちなみにかなり早い段階でこの先約は確定してた。)

この、村瀬。競技に対する「向上心」は、もう異次元。
その過酷なトレーニングも、話題の1つになってます。
でもそれでいて、素顔は「等身大の21歳」である感じ。
競技者と素顔の、「プラスの意味でのギャップ」。
もともと、前回の北京五輪のときから好感を抱いてましたが、
今回のミラノ五輪、自分的には「この1つだけでも、もう『優勝!』」です。




『朝日新聞』2026年2月19日付、夕刊1面。
ミラノ・コルティナ五輪、スノーボード、女子スロープスタイル。
写真の左側は、金メダルを叶えた、深田茉莉。
(「茉莉」と書いて「まり」と読みます。19歳とまだ若いですが、
このビッグエア、スロープスタイルは、競技寿命が30歳前後と若いと伺う。)
なんと素敵な笑顔だろう!五輪シーズンになり、成績を向上させて、
五輪に2大会出場経験の鬼塚雅から、五輪出場枠を奪取したと伺ってましたが、
この優勝劇は、「細かいディテールにこだわった、基礎を積み上げての勝利」。
「最後は、基礎・基本を地道に積み上げる姿勢と、勝利への執念こそが直結する」。
これを体現した優勝劇と、正直に映ります。
ちなみに、競技を始めたのは、中学校に入学してから。
本人曰く「世界レベルに到達を目指す意味では、始めたのは遅い部類だった」。
これ、視点を変えれば「好きこそものの上手なれ」であり、及び
「努力に勝る天才なし」を体現できた、と言えます。
だからこその、最高の「とびっきりの笑顔」!観ている自分も、とても嬉しいです!

ちなみに、写真の右側は、村瀬心椛(このスロープスタイルでは銅メダル)。
深田の故郷は愛知。「みよし市」という、名鉄豊田線沿線の街とのこと。
そう、村瀬とは隣県同士。「学年では、村瀬が深田より2つ上」とのことですが、
深田曰く、村瀬は「親友であり、最大の尊敬対象であり、ライバルでもある」。
なんと美しい物語だろうと。それでいて、4年後のアルプス五輪も、
まだ全盛期で迎えられる(尤もこの競技は、後進の突き上げも激しいと伺うが)。
村瀬と深田、1人の人間として、これからもずっと応援の想いです!
改めて「おめでとう」と「ありがとう」を伝えさせて頂きます!




『朝日新聞』2026年2月18日付、夕刊1面。
ミラノ・コルティナ五輪、女子フィギュアスケート、ショートプログラム。
このミラノ五輪、日本人選手で特に印象的な選手は誰か。
自分は即答です、「村瀬心椛」と「中井亜美」。
どちらか2人を絞り込む、正直にできない、どちらもとても素敵だから!と。
そう、「中井亜美」。最終結果は銅メダルでしたが、
ショートプログラムでは、なんと1位でのスタートでした。
(尤も、出場決定時は、同世代の永遠のライバルである
「島田麻央」の「年齢制限規定で出場が叶わなかった、おこぼれ。本来は4番手」
との声が、少なからずあった。)

社会的には、フリーでの「首傾げポーズ」(くびかしげ)の方が、
より話題になっていた感じですが、
自分は、1人のスポーツファンとして、フリーの首傾げポーズも素敵ですが、
それ以上に、ショートを終えたときの「やったー」の、
この写真の瞬間の「会心のガッツポーズ」、
生中継で観てましたが、最高に嬉しかったです。
代名詞の「トリプルアクセル」が、勿論に印象的ですが、
この中井、何がとても「素敵だね」「応援したくなる」と感じるかというと、
「大好き」「とても楽しそう」であることが伝わるんですよね。
「好きでフィギュアスケートをしている、その延長線上で五輪に到達」、
これがもう、最高に素敵なんですよ。そう、「絵になる」!

そして、それでいて、素顔は「NiziU」の「ミイヒ」の大ファン。
Xや、YouTube越しに流れてきましたが、「DayDay」(日本テレビ系)での、
「ミイヒからの手紙に、マジの感涙の大号泣」。
このエピソードで、「中井亜美を、なおさらに応援したくなる!」
と感じた人間は、自分だけではないのでは?と正直に感じます。
この2026年、年末の紅白歌合戦で、何らかの演出で
「中井亜美の応援で、NiziU、登場」とできると、
最高に素敵だな、である感じです。




この2026年の年始。自分が、とても心に響いた映画が、
「劇場版 緊急取調室 The Final」です。
はい、自分、この「緊急取調室」、テレビドラマ時代から、大ファン!
映画が実現したら、絶対に日程を調整して鑑賞する!そう心に決めていた。
最終的に、3回鑑賞させて頂きました。緊急取調室の完結としてもですが、
それ以上に、「純粋に、1つの実写映画として、とても心を揺さぶられた」。
いつの日か、自分自身が歩んだ道を振り返る機会を持ったとき、
「観てよかったという実写映画を、いくつか選んでください」の設問があれば、
この「緊急取調室」は、即答で挙げると、断言できます。

いま、特に「実写離れ」の傾向が進んでると自分は感じてますが、
理由はいろいろと複合的であると自分は感じてますが、大きな1つとして
「この実写作品を観るために、(テレビだと)60分間を充てる価値を見出せるのか」
があると、自分は感じてるんですよね(アニメだと、基本は30分間)。
ですけど、この緊急取調室は、「60分間に値する。外れ回がほとんどない」。
「ストーリーに説得力がある」「演者の表現力のクオリティーが確約されてる」。
映画は「121分間」ですけど(近年は「90分~100分程度」が主流である中で、
結構に長い尺になってますが)、ずっと見入っていた。
それほどに「良質である作品」であったと映るんですよね。うん、観てよかった!

ちなみに実は、この「緊急取調室の映画」。
実は、諸事情で「2回の公開延期」を経験してます。
物語の軸は、「最後の敵は、内閣総理大臣」。
ラスボス役を務めているのは、石丸幹二さん。
「ミュージカル界の、生ける伝説」ですが、この人、実は「代役」であったのです。
でも、映画を実際に鑑賞した人間ならば、わかって頂けるはず。
「内閣総理大臣(長内洋次郎)役が、石丸幹二さんでよかった!」と。
(「脚本を、石丸幹二さんを迎えるために書き直した個所が少なからずある」
とのことでもあるが、長内洋次郎が、立体的な役になってたのは、
石丸幹二さんの類稀なる表現力と知性の賜物でしょう。

「地上波の実写作品の質が、落ちてきている」。
正直に、これを否定はしません。ですけど、この「緊急取調室」と
(近年は、自分のリアル日程的事情で、観る頻度が減少傾向とはいえ)
「相棒」は、いわば「別枠」であると。
それはなぜかと考えたときに、演者の表現力の高さも勿論あるかなですが、
「みんなでいいものをつくろう」、この姿勢が共有されてるが伝わるから。
「くだらないしがらみ、忖度がほぼないから」「妥協しない姿勢」とも正直に感じます。





 (←「劇場版 緊急取調室 The Final」、この「2分29秒のYouTube動画」、実は「物語の、最大のクライマックスの場面」の一部分です。
 この動画が公開されたとき[2026年2月5日。映画の公開自体は「2025年12月26日」]、正直に「公式、いいんですか?物語の最大の核心部分を、オープンな形で無料公開して」と。正直に「大盤振る舞いって感じで、最高に嬉しい!」の感じですけど、「公式が病気」ともいえると[褒めてる]。
 ↓
 で、この動画。核心部分といえるのが「1:13~2:14」ですが、とりわけ「1:51~2:01」。「そこまでした理由を答えてもらおうか?いま、すぐに、ここで!」。この部分だけでも、3回観る価値があった!と断言できる。
 で、そう。今回のnoteで綴っている、「NPBに、是非とも改良・改善して欲しい、いくつものこと」。正直な気持ちとしては、この石丸幹二[長内洋次郎]の言葉をもじっての、この惨状に陥ったのは、実状に見合ったことをいつまでもずっとしてこなかったツケだ!いま、すぐに、はやく!、これが正直な想いなんですよね。」




自分の仕事場の1つでもある、天王寺にある「あべのキューズモール」。
なんといま、「≒JOY」の最新シングル「電話番号教えて!」との、
大々的なタイアップキャンペーンが開催中であるとのこと。
「≒JOY」と書いて、「ニアリーイコールジョイ」。通称「ニアジョイ」とのこと。
姉妹グループとして「=LOVE」「≠ME」があります。
自分は、いわゆるJ-POPには正直に疎いですので、
「≒JOY」、「名前だけは、聞いたことがある感じかな」でしたが、
この「電話番号教えて!」、正直に「説得力を感じる、素敵な歌詞だな」と。
(曲調自体は、「汎用的なアイドルソング」って感じですが。)

ですけど、今回の2026年のWBC。勿論に、1人の野球ファンとしては
「とても有意義な大会になった」と正直に感じる、でありますが、
「1人の日本野球ファンとして」でだと、ごめんなさい、正直に
「『≠JOY』であった」、これが正直な想いです。
(「≠JOY」、つまり「心から楽しめなかった」の意味です。)
いやそれどころか、「8強で負けてよかった」とさえ感じている自分がいると、
はっきりと正直にそう感じてます。あとで改めて言及させて頂きますが、
「ネットフリックスの独占配信は、『百害あって一利なし』であったと。
そう、『地上波(あるいはBS)でのテレビ放送と、配信が、車の両輪のように』、
前者が『日本代表に特化で』、後者が『広く野球を楽しむコアファン向けで』、
そうできれば『Win-Winが叶ったのに』と」。
ですので、「ネットフリックスの独占配信による、今回のWBC」という意味で、
「8強で負けてよかった」、これが自分の正直な本音です。
野球の大きな国際大会で「≠JOY」、つまり
「心から楽しめなかった」独特の感覚、これがどれほどに悲しくて悔しいか!と。










 「野球のWBC、『ユニバーサル・アクセス権』を『2026年の年内に、日本社会として絶対に早急に導入の実現を伝えたい』。『野球のWBCが、テレビでの地上波・BSが叶わないは【特大のマイナスである】こと。』」

 自分が、今回のWBCで、ネットフリックスで観たかどうかは、ここでは綴りません。そう、「配信という形態が、放送媒体の1つとしてでならば、それは全然にあってよいことといえる」と自分は考えるのです。
 「100人いれば、100通りの個性・考え方がある」。自分が生きてきた過程で、学んできたことです。ですので、

 「日本代表を応援したい人間は、地上波(あるいはBS)で楽しむ」。
 「外国の代表を含めての、広く野球そのものを楽しみたい人間(いわゆるコアファン)は、配信で楽しむ」。
 (→前回の2023年のWBCが、実質的にこの形態であったが、今回の2026年のWBCも、この形態を踏襲してれば「win-winが叶う」で、「地上波も配信も、それぞれに多様なニーズに応じての存在意義があるよね」とできた。
 何回でも繰り返そう。今回の2026年のWBC、何が問題であったかって、何が遺恨を残したかって、「配信による独占であったこと」!
 みんながみんな、コアファンって訳じゃない。それに「配信による独占」の弊害はいくつかあるけど、特に大きいのは「好きになるきっかけ」を失うことにある。)



 そう、今回の2026年のWBC。近年、五輪をはじめとして、いろいろな主要な国際大会の放映権が高騰の傾向になり、「五輪や世界陸上は、その競技団体の意向で、原則として自国の地上波での視聴ができる枠組みにしなければいけないことが事実上で確約されてる」からよいのですが、裏を返せば、「いずれ恐らくそう遠くないうちに、『五輪』『世界陸上』以外の国際大会が、地上波やBSで楽しめなくなるときが来るのではないか、という恐怖感」が、漠然とではありますが正直にありました。

 ですけど、正直にまさか、この「地上波やBSで、主要な国際スポーツ大会を楽しめなくなる景色が、しかも野球で現実になるとは」と。いまでも、正直に信じたくないです。


 「1998年、夏の高校野球の選手権大会、横浜vs明徳義塾、『0-6からの、ラスト2イニングでの、奇跡の大逆転勝利』」。
 中学2年生のとき、自分が野球が大好きになったきっかけ。当時、自分は、阪神甲子園球場がある、兵庫の西宮に住んでいて、この「横浜vs明徳義塾」は、ご縁があって、甲子園で生観戦をさせて頂いていたのですが、「高校野球は、テレビの地上波、それもNHKで完全生中継であるから」、これは大きなきっかけとして正直にありました。

 「『好きになる』ことは、『一目惚れによる』ケースも勿論にありますが、多くの場合は恐らくで『きっかけ』があるから好きになる」と自分は感じてるんですよね。
 で、この「好きになることの、きっかけ」って、「どこでどんなきっかけがあるかわからない」であるのです。
 でも、その「ふとしたきっかけ」は、(勿論にそれが、「YouTubeやXでの動画や写真である」ことも、少なからずあり得るとは思うが、でも、)そう、「配信」では、「ふとしたきっかけ」には正直になりづらい。ですけど、「地上波やBSでの放送」であれば、それが「ふとしたきっかけ」に少なからずなり得るように、自分は感じるのです。




 そう、「独占配信がよくなかった」のであって、「配信という形態を取り入れること自体は、むしろ有意義である」と自分は感じてるんですよね。
 そう、配信という形態は、コアファン向けだからこそ、より、野球の本質的なところに光を当てた中継ができるのではないかと。

 で、今回のWBC。実は、「HUB」というスポーツバーでならば、パブリックビューイングを楽しむことができるではあったのです。また、自分は大阪ですが、梅田(大阪駅から徒歩圏内)の「グランフロント大阪」でのパブリックビューイングもあることも、把握していました。
 今回のWBCは、自分が、「家庭の事情を抱えていた」ことや、「日程が、先約(バスケットボール[Bリーグの2部]の「奈良vs青森」の生観戦)と重複してしまっていた」ことから、結局はある種の「ご縁がなかった」になってしまいましたが。




 ですけど、そう、今回のWBC、「独占配信という形態が、よろしくなかった。結局は、大きな遺恨が残る感じになったのではないか。」が、1人の人間、1人の野球ファンとしての、自分の正直な解釈ですが、何が問題であったのだろう、と考えたときに、


 「多くの人間と、『感動体験を共有し合える』『思い思いに楽しみ合える』の『場』を持つ機会が失われたこと。
 自分の場合だと、前回の2023年のWBCは、『映画館でのパブリックビューイング』(Tジョイ梅田。1次リーグの「vs韓国」、準々決勝の「vsイタリア」の2試合で参加)に参加させて頂いて、とても楽しかった(ちなみに、Amazon Prime Videoの配信の映像が使用されてたが、それを含めてとても楽しかった)。
 『大きな画面で、最高の音響で、大好きな野球を、同じ野球好きの人間と共に楽しめた、とても貴重で有意義な経験』。また次の大会でも、ご縁があると嬉しいなあと、正直に強く感じてた、でも今回はこれが叶わずで、とても悔しかった(はっきりと正直に、もし映画館でのパブリックビューイングが叶っていれば、どこか1試合は全身全霊で参加する意向だった)。
 
 何がとても悲しい・悔しいって、『子ども、若い女性といった、【これから野球ファンになり得る予備軍的な存在】が、【野球って、こんなに楽しいんだね】と感じるきっかけになる機会が失われたこと』もですが、1人の人間としてはそれ以上にむしろ、
 『映画館やショッピングモールとかで、大きな画面・良質の音響で、多くの人間と、思い思いに楽しみ合える、喜びや悲しみを共有し合えるとても貴重な機会が失われたこと』
 であるんですよね。」


 そう、今回の2026年のWBC。「独占配信という形態が、最悪によろしくなかった」に尽きるである感じですが、「映画館、ショッピングモールとかでのパブリックビューイングの機会が失われた」ことが、自分的にはとても悲しいであるのです。
 あるいは、自分は大阪ですが、大阪だと、難波に「ダイジェスト」という、とても大きなスポーツバーがあるのです。前回の2023年のWBCでは、この「ダイジェスト」でパブリックビューイングを楽しむ野球ファンが、話題の1つになっていました。
 そう、地域の事情に当然による訳での感じですが、例えばこの難波の場合でだと、「ダイジェスト」というスポーツバーで観るニーズが、恐らく高かった可能性が高いと。その機会が失われたことが、損失であるってことなんですよね。



 ですけど一方で、現実論として、「各種スポーツの大きな国際大会での、『放映権料の高騰』の流れは、もはや止められない」であるのです。そもそもでここ3年は、現実社会での強烈な物価高が、ずっと続いているでもありますし、しかも直近の中東情勢(イラン情勢、イラン・イスラエル戦争)で、この物価高の流れは、恐らくマイナスの意味でより強くなるだろうと。

 そう考えるとなおさらに、現行のシステムのままでだと、

 「どのみち、いずれそう遠くないうちに、地上波・BSで『放映権料の高騰の影響で、ギブアップ的な形での放送の全面的断念』が、現実の景色になる。この『放映権料の高騰に耐えきれなくなるギブアップ』は、『ジャパンコンソーシアムという形態を結成しようとも、いまのままだと恐らくそう遠くないうちに起こることになってしまう』。」


 そういった状況の中で、「より多くの人間、特に『子ども』『若い女性』が、『野球って、スポーツって、こんなに素晴らしいんだ、楽しいんだ』と学び感じられるきっかけの創出」、そのためには、地上波(あるいはBS)での放送形態の確保が、絶対不可欠である、そう強く考えるのです。

 そう、友人・知人と話していると、現実の音楽シーンで、例えば
 「ヨルシカ」「ずっと真夜中でいいのに」
 とかといった音楽グループ、素敵だよという話題になったときがあったのです。でも自分は、「名前は知っているけど、それ以上はわからない」。
 なぜ「よくはわからない」のかというと、シンプルで、「テレビに登場してこないから」です。

 音楽グループが、「テレビに出てこない考え方」であるのは、そのグループの考え方であるので、勿論に尊重されてしかるべきであるとは思うのです(個人的には、「もったいないなあ」と正直に感じますが)。
 ですけど、スポーツという営みは、「知ってもらってなんぼ」であるんですよね。で、野球の場合、「高校野球の全国大会が、NHKで完全生中継である」ので、それは大きなプラス(アドバンテージ)であるとは思うのです。ですけど、「だからといって、必ずしもの十分条件であるという訳ではない」でもあると、正直に感じるんですよね。


 そう、ここは日本である。テレビが持つ力って、なんだかんだで結構にとても大きいであり続けると思うのです。例えば、災害時や戦争時とかに欲しい情報を収集するときにだと、「NHKのニュース」が持つ意義はとても大きいのではと正直に感じますし、とか。

 「テレビが持つ力を、もっと活用して欲しかった」で、正直に感じている一例が、現実の音楽グループ(声優グループ、キャラソングループ)としての『ウマ娘』です。そう、実は「NHK紅白歌合戦」に、一度も参加が実現していません。
 この「紅白の出場経験自体がゼロ」であるのが、「声が掛からなかったから」であるならば、「話題になっていたのに、なんだか悲しいなあ」が正直な感じです。ですけど、「声が掛かっていたことがあったけど、何らかの理由・事情で、合意に持ち込めなかった」ともいわれてます。勿論に、実際は堂であったのかは、想像の域を出ないではありますが。

 ですけど自分は、1人の人間として、「『ウマ娘』が、紅白歌合戦に到達を叶える景色を、観たかった」が、正直な本音です






 「もし、『ウマ娘』が、紅白歌合戦への出場が叶っていたならば」と、どうしても感じてしまう理由。
 そう、いまリンク添付させて頂いた、「田所あずさ」さん(愛称「ころあず」。故郷は茨城で、郷土愛がとても強いことでも知られてます)。リンク添付させて頂いた2つの動画を、是非とも視聴して頂ければですが、「『声優アーティスト』としての歌唱力は、恐らく現役で最高レベルだろう」が、自分の正直な解釈です。とりわけ、田所あずささん、「情感の表現」の1つでいえば、1人の歌手として、「J-POPをひっくるめても、『突出した絶対的な長所である』」と、はっきりととても強く感じてます
 (「情感の表現」を、もう少し深く説明させて頂きますと、「目を閉じて聴いた際に、その歌詞、その曲を歌ってる際に、『情景、場面をイメージできやすい』」ということです。これが、田所さんの独特の特徴であると。)


 (余談だが、近年はボブとかの短髪が定着しているが[2019年に「RIVALS」を発表した際に、髪をバッサリ切った]、若手時代は「長い髪が代名詞で、むしろ長い髪を誇示していた」であったのです。恐らく、ウマ娘やナレーションとかで田所さんを知った人間ならば、「えっ?若いときは髪が長かったの?信じられない」となるかなと想像ですが。
 さらに述べれば、芸能界入りの際は「声優と歌手の両立」を前提としていたであるのですが、子ども時代は、音楽との直接的な接点があった訳ではない、それとはまったく違った方面の「テニス少女」であったとのことです。そのため、芸能界で有数のテニス愛好家でもあると伺います。)

 どういうことかというと、この、田所あずささん。実は、「声優アーティストとして最高レベルの歌唱力の持ち主」なのに、「日本武道館」「東京ガーデンシアター」どころか、この前哨戦的なステージである「東京国際フォーラム」への到達さえ、叶っていません(最高到達点は「片柳アリーナ」。およそ4000人で、「中野サンプラザ」と「東京国際フォーラム」の間の立ち位置です)。
 いわば「実力、技術レベル」と「最高到達点」が、まるでつりあっていないと。自分が好きな歌手、声優の1人であるから、そう感じるかもですが。



 話を大きく脱線させてしまいましたが(激汗)、要は、「『きっかけ』に出会えるための存在として、テレビが持つ意義はとても大きい」であることです。
 いわゆる「YouTubeやXでの動画も、『きっかけ』に出会えるための存在意義の1つである」とは感じます、ですけど一方で、「配信という媒体は、YouTubeの代用になり得る訳ではない」でもあると、正直に感じるのです。

 いわゆる「テレビ離れ」。これは、理由・背景がいろいろと指摘されていますが、その1つとして感じるのが、これは自分自身が、ここ数年でリアルで感じていることとしてです。
 我が家では、2021年の東京五輪のとき以降、年始になると毎年、「今年こそ、テレビを買い替えた方がよい」の話題になります。というのも、我が家のテレビ、「2012年のロンドン五輪のときに購入のテレビ」なんですよ。ですので、「ほんとうならば、耐用年数をとっくに過ぎている、でもいまも現役である」であるのです。
 そう、「今年こそ、テレビを買い替えた方がよい」→「でも現実論として、やっぱり無理。他により優先順位であることがあるから」と。

 そうなってる理由の1つとして、「テレビの値段自体が、年々で高くなっていってること」があります。正直、テレビにおける、見たいテレビのジャンルは、読める感じでもありますので、テレビの値段が高くなっていること、我が家の家自体が古いこと(築50年以上のマンション。一応は耐震基準はクリアできてるとのことだがと)もあり、「買い替える際は、必要最低限のサイズに留めるしかない」に、もはやなっています。


 そういったことを総合して考えると、いわゆる「自助努力的なことのみに頼ることは、もう限界が来ている」と、正直に感じてます。だからこそ、1月30日の自分のnote記事で綴ったことを、改めて綴る(そして、今回の2026年のWBCを踏まえて、「なおさらの核心になった」でもあるから綴るが)感じになりますが、


 『ユニバーサル・アクセス権』、つまり『誰もが自由にスポーツイベントを観戦できる権利』『国民的関心の高いスポーツイベントが有料で独占放映されるとを防ぐ制度』の導入が、できるだけ早急に必要であること。ましてやこの日本は、『五輪(オリンピック)の盛り上がりが、主要な先進国でno.1である傾向』が、顕著に示されている意味でもなおさらにである。
 それも、この『ユニバーサル・アクセス権』の導入を、『2026年、遅くとも年末までに、政府・国会として早急に導入を決断する』(それこそ『超党派での議員連盟の結成』が必要な重要事案であるを含めて)を、強く希求するイメージであること。そう、『いま、すぐに、はやく!』である。


 そう、1月30日の自分のnote記事で、「最も伝えたいこと」として綴らせて頂いたこのことが、「なおさらに、強い確信になった」が、正直な感じであるんですよね。
 そう、「制度・システムとして、家庭の経済力に依存せずに済む感じのシステムを、強制的に導入するしか、もう方法はない」、つまり「ユニバーサル・アクセス権の導入が、マストである」と!
 (この「ユニバーサル・アクセス権」の内容が、「英国型」か「韓国型」か「豪州型」かは、議論されてしかるべきではありますが、「ユニバーサル・アクセス権の導入」は、[税金を投入してまでしなければいけないことなのか」という意見も、理解できない訳ではないが、]「もはや導入しないと、社会システムとして破綻になってしまう」であると、正直に強く感じてます。)


 その上で、「『ユニバーサル・アクセス権』を、できるだけ早急に、目安として、2026年の年末までに実現して欲しいです!」、このことが、1人の人間、1人のスポーツファンとしての、正直なとても強い想いです。
 なぜ、先日の「ミラノ・コルティナ五輪」、とりわけ「スノーボード(村瀬心椛、深田茉莉)」「フィギュアスケート(中井亜美)」が、多くの人間の心に響いたのか、感動をもらった人間が多くいたのか。
 それは、「村瀬、深田、中井の『人間性』『スター性』『競技に対する姿勢』『好きこそものの上手なれを、極限まで体現した結果であるから』」、勿論にこれも大きな理由・背景の1つでしょう。ですがそれ以上に、結局は「テレビで映ることの恩恵」、これに尽きると自分は感じてるんですよね。




 いずれにせよ、野球の今回の2026年のWBC。野球日本代表が、「8強(決勝トーナメントの1回戦)で終わった」ことは、「選手選考や采配に問題があったから」でもあるけど、問題の本質はそれよりもなおさらに根深いところにあると。
 そう、「NPBの、日本球界そのものの敗北でもある」こと。「NPBの、日本球界の制度・システムのあり方自体が、もはや大幅に改善しなければいけない時にきている」ことを、残酷なほどに突き付けられた。
 だからこそ、今回こうして、多くの文章量を充てて、こうしてnote記事を執筆させて頂く次第です。


 そう、あの「球界再編」があった2004年から、気が付けば22年もの歳月になります。いまのNPBは、あのときの球界再編のような、何らかの大幅な改革(改良、改善)をしなければいけないときに、突入しているのではと。
 そう、「これまでも、これからも、野球がずっと大好きである」。だからこそ、「笑顔、感動、希望に満ちる日本球界であって欲しい」、それ故に、今回のnote記事で綴らせて頂いたいくつものことが、1つでも多くが伝わりますように、これが正直な想いです。


 【野球#21A】【バスケットボール#77A】【エッセイ#73A】【社会貢献#20A】

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