The Cosmic Bums 第3話
第3話 Space Race
■シーン1 モシーズ星の荒野にて
~ロケットエンジン審査会当日~
大衆の見守る中、フラーレン(フラー・キタロ・グリンウッド)と
メリー・プランクスターズ(バッキー・ケン・ブランド)がそれぞれのロケットエンジンを持ち入場する。
このロケットエンジンの審査会は衛星の打ち上げも兼ねている。
この衛星の打ち上げに成功したならば、モシーズ星の気象をより正確に予測可能となり、他の惑星の観測にも役立つ。
審査は、衛星に内蔵された測定機にて、宇宙空間に到達するまでの速さ・衛星軌道に正確に突入できるかが見られる。
ここでの勝者が、次の惑星移住先探索のミッションに進むことができる。
お互いのロケットエンジンを、用意された衛星に装着させ準備する。
フラーレン:一筒の大出力のロケットエンジン。
メリー・プランクスターズ:小さなロケットエンジンを複数束ねたもの。クラスターロケット。
バッキー「待ってたぜぇ、この時をよぉ!」
キタロ「お前ら考えたなぁ、ロケットエンジンを複数積んだのか。」
フラー「キタロ安心しろ。出力と性能は圧倒的に俺らの技術のほうが上だ。」
ケン「どうかなぁ?我々のエンジン結構自信作よ?」
モス「両者、力を尽くした開発、誠に感謝する。この衛星打ち上げの成功は、我々の生活にとって更なる発展のきっかけとなり、偉大なる目標のための第一歩となるであろう。しかとこの目で見届けよう。」
大衆「おおおぉぉぉぉ!!!」「おおぉぉ!!!!」「頼むぞぉ!!!」
モス「では、衛星打ち上げに移る。両者準備。」
「カウントダウンを始める」
10,
9,
ignition sequence start,
6,
5,
4,
3,
2,
1,
all engine running,
・・・・・・・・風が止まった・・・・・・・・
Lift Off
🚀 🚀
モスの発射の合図と同時に、二つの衛星が打ちあがる。
フラー「いっけぇぇぇ!!」
キタロ「よし、安定しているぞ。そのまま行け!」
グリーンウッド「・・・」
バッキー「悪くねぇな。」
ケン「まて!あいつらのほうが速くねぇか?」
ブランド「いや!ほぼ互角だ。俺たちのエンジンを信じるんだ!」
3/4地点まで到達する。
フラーレンの衛星が推進力を高め、ぐんぐんと差をつけていく。
キタロ「よし!よし!いいぞ!」
フラー「あともう少しだ!そのままいけぇぇ!」
・
・
・
💥 boooooom!!! 💥
その瞬間、フラーレンの衛星が爆発。粉々になり破片が、地上に降り注ぐ。
■シーン2 モシーズ星の中心街にて
そのまま問題なく打ち上がった、メリー・プランクスターズが勝利する。
バッキーたちは大衆の歓声を浴びる。
■シーン3 フラーレン造船基地にて
多少落ち込むフラーだったが、ロケットエンジン開発の質を上げることに目線が向く。
拾い集めてきたエンジンの部品を前にする。
フラー「なぁ、キタロ。なんで爆発しちまったんだ。」
キタロ「あともう少しだったのにな」
グリーンウッド「・・・・・・エンジンの外装に問題があった・・・出力に耐えられなかったんだ・・・」
フラーとキタロが驚く。
フラー「グリーンウッドがしゃべったぞ!!」
キタロ「びっくりしたぁ、、、」
「この部分爆発で壊れたとは違う、熱で溶けたような跡がある。」
フラー「出力や性能は問題なかったのか」
グリーンウッド「・・・・・外の惑星を見てみたい。このまま宇宙船開発を続けないか?」
フラー「原因は分かったんだ。バッキーにも負けられなぇ。この星のためにもやろうぜ。」
キタロ「グリーンウッドがそんなこと言うなんて、、、やろう!モスにも直接お願いしに行こう!」
その時、モスから一通の伝令がフラーに届く。
✉[ロケットエンジンの性能見事であった。諸君らにも宇宙船造船・探索の任務を引き続き依頼したい。]
フラーレン「「「よしっ!やるぞっ!!!」」」
~数か月後~
バッキーたちは、メリー・プランクスターズ号を完成させ、大観衆に見送られる。
フラーたちも見送りに行く。
バッキー「一足先に希望の惑星を見つけて戻ってくるぜ!」
フラー「いーや、俺たちのほうが先に見つけるね!」
フラー「まぁ気つけて行けよ」
バッキー「ありがとな」
モシーズ星の希望として、宇宙へ飛び立った。
🚀
~数日後~
フラーたちも、最終チェックを終え、完成したフラーレン号に乗り込む。
フラー「待ってろよ!バッキー!」
キタロ「フラー、分かってるとは思うが、目的はバッキーに勝つことじゃねぇからな?」
フラー「そんなのわかってるさ、張り合うやつがいるからこそ、やりがいがあるってもんよ!」
キタロ「やれやれ、」
グリーンウッド「・・・」
フラーレン号も無事離陸し、宇宙空間に突入する。
Lift Off
🚀
フラーレン号の出発後、
モス「無事出発したか。」
「私の選択はこれで正しかったんだろうか、、、」
カル「これしか方法がありませんもの。」
エル「私たちは、彼らがいつ帰ってきてもいいように、この星の維持に努めましょう。」
モスは涙を流す。
