ジーンズの育て方の常識非常識。
こんにちは!aishiです。
皆さんジーンズ履いてますか?
ジーンズ好きやジーンズマニアの人達は少し感覚がマヒしているのと、
高価格帯のヴィンテージジーンズを買えるのはある程度金銭の余裕のある中高年が多い=先行き短い人も少なくないのでかなり「ジーンズの育て方」に偏りがある人も少なくないと思います。
なのでこれからジーンズを買う方が情報に振り回されないように
手助けできたらと思います。
自分に合ったジーンズの育て方、付き合い方を見つけて行きましょう!
1.ジーンズは洗わない方がいい?
解説
よく出る話題ですが基本的には洗った方が良いです。
特に若い人は代謝が良いのでマメに洗った方がジーンズのダメージが少ないです。ジーンズ好きなyoutuberなどが良く履き込み企画をやっていますが無理な履き込みで半年から一年で擦り切れている物が多いですね。
勿論youtuberは企画なのでジーンズをわずかな期間で色落ちさせてそのモデルの色落ち感の見本を見せてくれるのはとても有意義だと思います。
まあどうしてもちょっと不自然になったりウエスト周りや股などよく汗をかいたり皮脂汚れがつきやすい各部分が破けたり薄くなったりも多いですね。また何ヶ月も洗ってないジーンズで人前に出るのは大人なら避けるべきでしょう。ジーンズを洗わず楽しむ行為は自分一人の時かそれが許される仲間内だけで本来楽しむべきでありあまり不特定多数の人がいる場では本来は避けるべきです。
ジーンズをマメに洗うか洗う回数を少なくするかは自分がそのジーンズをどういう感じのファッションに使いたいか、どういう風に育てたいかによって変わってくるのでまずは自分がどうしたいかを考えましょう。
洗濯をあまりせずにメリハリの着いた色落ちをさせたい!と思った方は無論周りの配慮をしつつ楽しむのは悪い事じゃないのであまり色落ちさせたくない人やメリハリのある色落ちをさせたい人は洗濯回数を減らす、夏場は履かない、洗う時は裏返しにして洗う、ジーンズ用の洗剤を使うなど工夫して楽しんでみてはいかがでしょうか?
ジーンズをなるべく傷みなく履くには…
汚れが付くと酸化したり汚れで生地が傷みやすくなります。
特に夏などは湿気が篭ってより傷みやすくなるのでマメに洗うか、
色落ちが気になる人は一度履いたら風通しの良いところで陰干しして2〜3日休ませると良いですよ。
逆に明るい色にしたい人は夏場でもガンガン履いてガンガン洗うと良い色落ちします。
バキバキ派は傷むのはしょうがないので傷んできたらジーンズのお直しに強いリペアショップでマメに直してあげましょう!
2.ヒゲやハチノスは強くつけるべき?
解説
ジーンズの魅力はその濃淡のある色落ちとそれにより出てくる立体感にあるとは思います。
特にレプリカジーンズやビンテージジーンズではヒゲやハチノスをつける事が異常に大事な事のように言われる場合があります。
が、それもここ30年弱位でできたマニアの価値観のように思います。特に日本でそういう文化が生まれて海外にもヴィンテージデニム価値観と一緒に広まって行きました。
勿論デニム生地の良さは履きこむ事で出る濃淡にあるのですが、
不自然なヒゲやハチノスを付ける事が必ずしも正解ではありません。
ヒゲやハチノスをつけたがるのは炭鉱から出てくるようなヴィンテージのジーンズから触発されて出来上がってきた文化ですが、
マニア以外の人からは不評の事も多いです。
個人的にみてもやり過ぎてちょっと気持ち悪いなという物もあります(笑)
ヒゲやハチノスジーンズは面白いなとは思いますがそれはジーンズ単体で見た時。ヒゲやハチノスが強く着いたジーンズは正直洋服に合わせづらいんですよね。合わせられる人も服も狭くなります。
なのでヒゲやハチノスが好きな人はどちらかというとそのジーンズの跡を眺めて楽しむタイプのオタクですね。
勿論それ自体は悪くないのですがあくまでマニアックな楽しみ方だと思っておいた方が感覚のズレが起きなくて良いです。
ファッション的には濃いめのジーンズが裾や耳のアタリが出て少し色落ちして若干ヒゲやハチノスが薄く入っているジーンズがあるとアメカジなど幅広く使いやすく、綺麗に色落ちしたアイスブルーで裾や耳のアタリは少しデニムの色が残っている感じの物があるとアメトラやスケーターファッションなどシルエットにもよりますが色々使いやすいですね。
ジーンズは何本あっても困らないので観賞用としてヒゲやハチノスをバキバキに付けたものを試しにやってみるというのもありだとは思います。
個人的には1本目は普通に大事に長く履くのをお勧めしますが。
3.経年変化とはつまり経年劣化でもある!!
解説
ここまでの解説でわかる通り、経年変化とはつまり経年劣化でもある!
という事は頭の片隅に置いておいて貰った方が大切なジーンズを無駄に傷めなくて良いと思います。
特にお金が無く基本時間のある若い子は必要以上にヒゲやハチノスを付けるような根性履きや糊付けはお勧めしません。
特に糊付けは無茶苦茶生地を痛めますから。ああいうのは人生の時間が短くなった中高年が手っ取り早くバキバキにして色落ちさせる酔狂でオタクな楽しみなのです。
※勿論そういう楽しみもジーンズの楽しみであるのでそれは否定しません。
ただ無理に若い人が一本目や二本目の大切なジーンズでやらなくても良い行為だと思っているだけです。
ぶっちゃけ糊付けなどは…
ジーンズを育てると言いつつやってる事はそれって加工じゃないの?
と思う事もしばしば。
リーバイスのLVCなんかは生地が国産レプリカより弱い!なんて言う人もいるけれど、50年代以前の昔のジーンズは今よりそもそも薄くて弱いんですよね。あくまで復刻のLVCといかに当時の色落ちや雰囲気の再現を目指す国産レプリカの思想は似てるようで非なる物ですね。
そしてずっと洗わずに跡を付けて履くのはそもそも生地を痛める行為なのでわざわざそういう履き方をして生地が弱いも何も無いんです(苦笑)
無論若い人でもバキバキのジーンズが好きでやらずにいられないという人もいるでしょう。そういう若さやマニア心からくる非合理的な行動。
非合理的なジーンズの楽しみ方。それを許容してくれるのもジーンズの懐の深さなんですよね。なのでどうしてもやりたい人はやっちゃえ!(笑)
僕らの若い頃も沢山ジーンズで遊びました。
ジーンズ着てお風呂入ったり、海に入ったり、川に入ったり。
(大人になってからも瀬戸内海で入った(笑))
裾をカットオフしたり変な色落ちさせたり。
大事なのは情報に振り回され過ぎないという事。
ジーンズは自由の象徴であった時期もあります。
今は色んな「ジーンズにまつわるお作法」があります。
勿論社会の基本的なマナーなどに関するところは守るべきですが
ジーンズはこうあるべき、こう履くべきに縛られ過ぎたり、マニアに意見がさも常識のようになっていくのはあまり良くない部分でもあるので自分でジーンズの楽しみ方、付き合い方を見つけて気軽にジーンズを楽しみましょう!
おまけ1
ステュディオ・ダルチザンSD-102 CBを久しぶりに洗ったよ!

2022年の3月に新品(ワンウォッシュ)で購入して丸4年。
勿論このジーンズばかり履いている訳ではないので色落ちや経年変化はゆったり。
オンスは15ozと比較的厚め。ダルチザンはデニムのざらつき感が素晴らしい。
今回で10回目の洗いです。
このジーンズは濃い色を楽しみたいので洗いは少なめの方針。
洗い方はボタンを止めて裏返しておしゃれ着洗剤(エマール)で普通に洗濯機で洗濯。
2025年は暑くてあまり履かなかったので洗いは無し。
耳の跡や裾のパッカリングは自然な感じで出てきて良い感じ。

勿論バキバキにしたい人にもダルチは悪くない選択肢だと思います。


太ももが太いので擦れて結構色落ちしてますが、
汗をかいたらちゃんと洗ってるのと夏場は殆ど履かないので股が擦れても薄くなってダメージが入っているという事はありません。生地も厚いので大切に履いてやればまだまだこの先何年も履けますね。自然な色落ちを楽しみたいです。

左ポケット周りに鞄が擦れる事が多いので擦れの偏りが出ます。
その人の生活の癖が出やすいのもデニムの面白いところ。

でもだいぶ見づらくなってきましたね。
おまけ2
最近はまた幅広い層にビンテージジーンズやレプリカジーンズが流行ってきてますね。
ちょっと可哀想なのが今の30代位の層。
ジーンズって超定番パンツなのに一時期youtuberなんかが「ジーンズはダサい」なんて吹聴していたせいもあってお洒落な人以外は若い時にジーンズを全く履かなかった人も。そうなると結構苦手意識が出たりして中年になってからお洒落に履きこなすのが難しくなったりします。
中年になってからも中年の流行のアンテナを張っておくのは良いのですが、
若者には若者の中年には中年の似合う服と流行があるので、
拗らせ過ぎると中年になってからも若者の流行を追ってしまったり、
インフルエンサーやメディアに振り回され過ぎたり。
そういう内面になるのが一番ダサくなってしまうので上手く情報の取捨選択をしてまずは失敗しても良いのでお洒落を楽しみましょう。

