【ガチ旅】長崎1泊2日が楽し過ぎたので、6回書いてもいいですか?【どうでもいい旅行記vol.13】長崎その2
滞在の24時間で、ニッチすぎる名物を攻めた長崎1泊2日のガチ旅。事前計画に加えて偶然の出会い&笑いありと、予想以上に楽しめた。
あまりにネタが満載のため、1泊2日を6回に分けてお届けする。回数が増えているのは、多分気のせいだ。
2回目は長崎の街並みと、長崎県美術館の展覧会「金曜ロードショーとジブリ展」まで。初回から7200文字書いて、まだ長崎到着から6時間しか経ってないw
前回はこちら
MISSION 3…長崎の街を散策せよ
前回の九州北部横断旅行は、高速バスでの移動だったので、JR長崎駅構内に入るのは初めて。教会っぽいステンドグラスがあしらわれ、全体的にオシャレなイメージ。





上手く弾けたら、さぞカッコいいだろうな…。
JR九州の駅ビル・アミュプラザも、普通の百貨店より独特のデザインだ。さすが、鎖国の江戸時代にも海外と交流していた長崎、いわゆる「ハイカラ」だと感心させられる。

アミュプラザの入口付近。センスいい。
出島と日本のパフェ発祥の店
ジブリ展の入場料は通常大人2000円だが、17〜20時は1700円。これなら仕事帰りにも寄れるだろうし、昼間はタワーパフェを食べたい旅人も助かるだろう(パフェは自分だけだが)。
前回のタワーパフェを食べた後、新中華街の側にあるホテルの大浴場でカロリーを消費し、17時に合わせて長崎県美術館へ向かう。

途中で日本史の教科書に出てくる、有名な扇形の人工島「出島」の横を通る。

時間がなく、歩道からと入口のみの撮影だが、何と1万5000平方メートル(100m×150m)しかない。こんなに小さい場所とは意外だった。

出島の近くで、「日本のパフェ発祥の店」なるのぼり旗を発見!気になる…。

が、さっきタワーパフェ食べたばかりだよ…。

さすがに「追いパフェ」は無理だわw
後ろ髪を引かれる思いで、先へ進む。
金とか拳銃とか覚せい剤とか
更に港方面へ進むと、長崎税関の展示室を発見。大体こういうマイナー博物館は、「伝説級の展示」があって楽しめるんだよね(byフリーレン風)。

新型コロナのパンデミック前は、長崎はクルーズ船の寄港で全国TOP5だったとのこと。へぇ〜、普通に勉強になるな。
各展示にはQRコードがあり、音声の解説が聞ける気遣いが素晴らしい。


覚せい剤など模造薬物の展示とか、薬物を使うための道具とか。
何それ怖い!(byシュタルク)
この博物館、色々ガチすぎるだろ…。
今回1番ツボったのは、密輸の様々な手口。金を加工して、ブラジャーのカップにしてみたり。

本をくり抜いて、拳銃を仕込んでみたり。

スーツケースやぬいぐるみに、覚せい剤を仕込んでみたり…。おいおい。

すげぇ…。マンガや映画の世界が実在してる。
というか、どれもX線使えばわかるだろw
もっといい事に頭使えよ。
偶然立ち寄ったが、想像以上に大満足だった。
これが外国のクルーズ船か
17時に少し早かったので、港を散策する。外国のクルーズ船の歓迎式典をやっていたようで、遠くから和太鼓の音が聞こえた。
なるほど、これがさっきの展示室で見たクルーズ船の増加だな。時間があれば見に行きたかったが、17時間近なのでジブリ展へ。

2万トンクラスの「さんふらわあ」より相当でかい。
MISSION 4…ジブリ展を満喫せよ
17時前になり、長崎県美術館の「金曜ロードショーとジブリ展」へ。全国を巡回しているらしいが、たまたま長崎旅行と日程が重なった。

昭和、平成、令和を追体験
ジブリ作品が日本テレビの「金曜ロードショー」で放送を開始したのは1985年。40年間に制作、金曜ロードショーで放送されたジブリ作品を振り返るのが主な流れだ。
残念ながら撮影不可だったが、その年に放送された作品と、流行語や人気曲、流行ったモノなどがセットで展示され、40年間を追体験できる。
偶然、この前日に大阪で「大カプコン展」を見に行ったため、ほぼ同じ内容に笑ってしまう。ちなみにカプコンは1983年創業で、ジブリと積み重ねた歴史もほぼ一緒だ。
ジブリ作品だけに、会場にはちびっ子もたくさんいた。しかし、自分より年上の人を含めて、(元)少年少女の方が、子どもより目を輝かせていたのが印象深い。
この展覧会は大人が見てこそ面白いと思う。そして自分自身、長らくジブリ作品から離れていたことにも気付く。
ジブリ×日テレの濃ゆい人間関係
個人的に面白かったのが、ジブリと「金曜ロードショー」を放送する日テレ側の社員との関わり。こういった組織内の人間関係を知る機会はなく、非常に興味深い。
というか、完全に大人(特におじさん)向けだよね…。
また、「日テレの天皇」と呼ばれた、亡き氏家齊一郎会長と、宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーが、どのように個人的にも親交を深めたかや、高畑監督の遺作となった「かぐや姫の物語」に、なぜ氏家氏が「製作」として名を連ねたかなど、非常に面白かった。
この経緯を知ると、なぜスタジオジブリが日テレ傘下に入ったのかがよく分かる。おそらく、「すべては、ジブリが今後も良い作品を世に送り出すため」という事に尽きると思う。
ジブリの幻燈楼
展示の目玉で撮影OKだったのが、「ジブリの幻燈楼」と、「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海を再現した立体造形、そして映画ポスターの再現コーナー。
この細かい作り込みは、いかにもジブリらしくて素晴らしい。大カプコン展もそうだったが、真のプロフェッショナルは一切妥協がない。


幻燈楼は、ジブリのキャラをモチーフにしたガラスに光を当て、壁に照射される作品。おなじみのネコバスや魔女の宅急便のキキなどが映し出され、なかなか幻想的だ。
なんとなく、「ハウルの動く城」を彷彿とさせるメカっぽさもいい。
ナウシカの腐海

腐海や王蟲が、人間より遥かに巨大なサイズで実物さながらに再現され、これは圧倒される。
ここって防毒マスクいらないよね?



「ランランララランランラン」のナウシカ・レクイエムが脳内再生されたw

【閑話休題】ジブリと生成AIとジブリ風イラストについて
話はそれるが、今回の展示と前日の大カプコン展で思ったのが、生成AIについて。
どれだけ生成AIが画像や文章を模倣できても、やはり単なる真似事。圧倒的なこだわりを持って作った本物には、遥かに遠く及ばない。
ジブリ展の会場で流されていた、鈴木敏夫プロデューサーのインタビュー映像で再認識した。
鈴木プロデューサー 宮さんって五感。宮崎駿は匂いまで出せる。あの人はなんか出せる。匂いまで感じさせる。
狂気的とも言えるこだわりこそが、「千と千尋の神隠し」で、千尋の両親が豚にされる前に食べた料理や、魔女の宅急便のパン屋など、五感で体感できるリアリティを生むのだろう。
生成AIのジブリ風イラストに、それはあるだろうか。
まるで「葬送のフリーレン」で、魔族のリーニエがシュタルクの師匠・アイゼンの技を真似て戦い、シュタルクに敗れたのと同じだ。
模倣は簡単、便利だが、どこまでも軽い(当然、人が更に作り込めばその限りではない。あくまで簡単に出力したものである点に注意)。
創作にゆかりがなかった人に門戸を開く技術は素晴らしい。しかし、模倣によって、本家の存続が脅かされてはならないと思う。技術の進歩は止められないが、模倣するなら還元すべきではないか。
OpenAIのサム・アルトマンCEOは、正直クリエイターへのリスペクトが欠けていると思う。
閑話休題。つい真面目に熱く語ってしまった。
ポスター再現で遊ぶ
最後にあったのが、ジブリの6作品のポスターを再現できるコーナー。

実に楽しそうだが、おじさんの一人旅にはハードル高すぎww


パン屋のカウンターで「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」と、ひとりごちるのもOKだ。


私より年上のお姉様方(アラ還?)のグループが、楽しそうに記念撮影していて微笑ましかった。確かに、少年時代の同級生と来たら楽しそう。これもおじさんにはハードル高いがw
でも一番ハードルが高いのが、「崖の上のポニョ」の再現。この緑のバケツから顔を出して撮影しろという。当然だが、一人旅なら誰かに頼んでスマホで撮ってもらう事になる。
誰か剛の者の挑戦を求むw

お土産はいかが?
来場者限定のショップでは公式図録(3300円)を買うか迷ったが、前日に大カプコン展でも3740円で買っていたことを思い出して断念。代わりにポストカードを購入した。
アニメグッズは個人的には立体物やアクスタなどにあまり興味が無いが、ポストカードはかさばらない上、お手頃なので振り返るのにちょうどいいと思う。
…が、探しても見当たらない。
見つかればアップしたいorz
これ絶対、トランクをあさるフリーレンがフェルンに怒られるやつだ…。

あと購入をためらったのが、ジブリのサントラBOX。ものすごく物欲を刺激されたものの2万円にビビって断念。
調べたら12枚組らしいので、それを聞けば納得の値段だが。ただアマゾンで値引されており、買ってないのに何故か複雑な気分。

この「カオナシクツシタ」は、一体どんな猛者が買うのだろう。座敷で飲みに行って、もし相手が履いていたらどうしようw
ポニョの再現は「旅の恥はかき捨て」で済むが、カオナシクツシタは最上級にハードル高すぎではなかろうかww
TO BE CONTINUED...
ニシヘヒガシヘ。過去のガチ旅はこちら
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