葬送のフリーレンに学ぶ人生論 アニメ22話(後編)
アニメ「葬送のフリーレン」は、「もっと早く出会っていたら人生を変えた」と思える、示唆に満ちた作品だ。
笑いあり、涙あり、そして人生について考えさせられる。
そんなフリーレンを何度も見直し、感想を綴る「ゆっくり視聴」が好きだ。引用の太字は人生論や重要なセリフ等、通常はツッコミ他。コメント歓迎。
過去回はマガジンに掲載中。
今回は22話「次からは敵同士」の後編。やっぱりシュタルクがいると楽しくなるな。
武の神髄
崖の上で修業するシュタルク。謎のお爺さんが話しかける。
武のおじいさん これぞ無の境地。よくぞ武の神髄までたどり着いた。お主に教えることはもう何もない。
おじいさんとすれ違うフリーレン。
フリーレン あのおじいさん誰?
シュタルク 知らない人。何か修業していると話しかけてくるの…。
フリーレン シュタルクって変な人に好かれるよね。
ちょw
知らないんかよ!ww
フリーレン まあいいや。ちょっといい?力を借りたいんだけれども。
シュタルク 何があったんだ?
宿に着くと、むっすーのフェルンとショボンのフリーレン。
シュタルク え~…。むちゃくちゃ怒ってる。昨日より機嫌悪いじゃねえか。何やったんだよ。
フリーレン 今日の買い出し当番私だったのに、寝坊しちゃったから…。
シュタルク そんなのいつものことだろ。何で今更。
フリーレン フェルンは積もりに積もって爆発するタイプなんだよ。
シュタルク 爆発したらどうなるんだ?
フリーレン 口を利いてくれなくなっちゃう。
シュタルク 子供のケンカかよ…。
いやホントにw
フリーレンはシュタルクの手を握り、「仲裁してよ。私だと話してくれないんだよ」と懇願する。
シュタルク え~やだよ~。怖いもん。
フリーレン そうだよね…。無茶言ってごめんね。
まさに子どものケンカw
ため息をつきながらも、遠くから仲裁を試みるシュタルク。
シュタルク あの…フェルンさん。本人もこうして反省している訳ですし。
フェルン …食べたい。
シュタルク えっ?
フェルン おやつ食べたい。
シュタルク (めんどくせえ、この人…)。
時々出るシュタルクの心の声が面白すぎるw
シュタルク じゃ、じゃあ、みんなで買いに行こうぜ。
フリーレン へそくり、まだあったかな…。
私がエスコートするね
カンネが城壁から街を見下ろしていると、ヴィアベルが見知らぬ若者に声をかけていた。シャルフと共に、ジロジロ見て品定めする。
ヴィアベル お前、戦士だろ?
若者 えっ?ちょっと、何ですか?
シャルフ どうだ?
ヴィアベル ふ~ん…。
若者 えっ?何?
ヴィアベル 駄目だな、こいつじゃ。
何なの一体w
カンネが見下ろしていると、そこに「待たせたな」と、着飾ったラヴィーネが現れる。
カンネ いつにも増してかわいい格好だね、ラヴィーネ。
ラヴィーネ 兄貴達が帝都から帰ってきてんだよ。私は着せ替え人形じゃねえぞ。
3人の兄が満面の笑みで、買ってきた洋服や帽子、カバンを手にラヴィーネを取り囲む。ラヴィーネの母もノリノリで一切止めない。
カンネ 私より甘やかされてんじゃん。
ラヴィーネ そう思うなら代わってくれよ。優秀な兄貴達と比べられるのは地獄だぜ。ほら行くぞ、息が詰まりそうだ。
おもむろにひざまずき、ラヴィーネの手を取るカンネ。
カンネ じゃあ、今日は私がエスコートするね。ラヴィーネちゃん。
しばしカンネを見つめるラヴィーネ。しかし…。
カンネ 痛い痛い!取れちゃう~!
また馬乗りでカンネの髪を引っ張るラヴィーネ。めっちゃ虚無顔w
どうでもよくない時のやつ
フェルンのおやつを買いに来たフリーレン達は、パン屋にいた。
シュタルク あの…フェルンさん?どれにしましょうか。
フェルン 別にどれでも。シュタルク様、選んでいいですよ。
シュタルク (これ、どれでもよくない時のやつだ)。どうしよう~。
フリーレン 私に聞かれても困るよ。
3時間も付き合わされた、誕生日プレゼントを選ぶ時に学習済みのシュタルクw
そこに、フリーレンの宿に遊びに行こうと思っていた、ラヴィーネとカンネが来た。
カンネ フリーレンにはたくさん助けてもらったんだよ。あとね、先生みたいだった。
フリーレン 2人がケンカするせいでね。
シュタルク (女の子ばっかりで居心地悪いな…)。
いつもは男1人でも気にならないが、さすがのシュタルクも初対面の女の子2人が増え、1対4は気まずいらしい。
そこにヴィアベルが現れ、いきなり「お前、戦士だろ」と声をかける。
シャルフと2人して体をさわるヴィアベルに、シュタルクも「あ…ちょっと。やだ…何?」と情けない反応w
ヴィアベル お前、すごくいいな。
シュタルク 何なの~?
シュタルク恒例、魂の叫びww
ヴィアベルは大陸魔法協会から、魔物の討伐依頼を受け、前衛を探していた。
ヴィアベル 試験で会ったな。こいつお前の仲間か?借りてっていい?
フェルン どうぞ。
シュタルク ひどい!ううっ、ひどいよ~。
フェルン、めっちゃ即答w
ヴィアベルは第一次試験と同一人物に思えないほど、害意は皆無。ラヴィーネも「仕事でオンオフ切り替えるタイプなんじゃねーの」と同意する。
ほんの少し、誰かの人生を変えてあげればいい
カンネ達がフリーレンを尋ねたのは、第一次試験のお礼のお菓子を渡すためだった。「お礼なんてもらうような事してないよ」というフリーレンに、ラヴィーネ、カンネは「フリーレンがいなかったら、私たちは第二次試験まで進めなかった」と感謝する。
「ありがとう」の言葉に、旅の途中でよく人助けしたヒンメルを思い出す。
フリーレン ヒンメルはなんで人助けをするの?
ヒンメル 勇者だからさ。
フリーレン そういうことじゃなくて…。
ヒンメル そうだね…。もしかしたら自分のためかもな。
誰かに少しでも、自分のことを覚えていてもらいたいのかもしれない。生きているということは、誰かに知ってもらって、覚えていてもらうことだ。
人は誰かと関わらずには生きられない。そして誰にも知られず生きるということは、社会的には居ないも同然だ。
フリーレン 覚えていてもらうためには、どうすればいいんだろう。
ヒンメル ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ。
私はこのヒンメルの考え方に、大きな影響を受けた。例えば電車で、ヘルプマークをつけた人に席を譲ることができた。
それだけでも、その人が「嬉しかった」と思ってくれれば、ほんの少しは人生を変えたことになるだろう。
そして、その人が覚えていてくれれば、自分も嬉しい。
ちょっとした気遣いができる、そんな大人でありたいと思う。
試験官はゼンゼ
楽しそうに話すカンネとラヴィーネを見守り、フリーレンもほほえむ。
フェルン フリーレン様。このもらったお菓子、めちゃくちゃ美味しいですよ。
フリーレン (やっと機嫌直った…)。
ラヴィーネ そういえばフリーレン、2日目の朝、なかなか起きなかったな。
フリーレン その話はやめて。また機嫌が悪くなっちゃう。
ショボショボ顔のフリーレンと、「むっす~」のフェルンがおかしい。
4人の女子会中に鳥が飛んできて、手紙を置いて飛び去る。第二次試験の会場、日時、担当試験官がゼンゼと記されていた。
ラヴィーネは「ツイてねえな」といい、カンネも「せっかく第一次試験に受かったのに」とがっかり。ゼンゼが担当した過去4回の試験は、すべて合格者ゼロだった。
武の神髄2
その頃、合格者に続々と手紙が届いていた。屋根でドーナツを食べるラオフェン。よっぽど気に入ったのかw
そして使いの鳥を捕まえるメトーデ。何でだよw
2人ともアニオリの演出らしいが、確かにやりそうで笑える。
ヴィアベルとシャリフにも届くが、一緒にいたシュタルクは魔物の討伐を終え、「肉うまいな」と満喫していた。
火を囲むヴィアベルも「お前すげえな。武の神髄を見たぜ」と嬉しそう。
ゲナウ なんてひどい試験内容だ。
ゼンゼ そう?私は平和主義者だよ。ゲナウとは違ってね。
今回のまとめ
誰かに覚えていてほしければ、ほんの少しの手助けでも、誰かの人生を変えてあげればいい。
