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天玉塩そば【我が干しそば道 精進の183杯目】

【我が干しそば道 精進の183杯目】

●メニュー名:
天玉塩そば
(かき揚げ天玉の塩そば)

●ご挨拶:

やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
一束の干しそばから始まる壮大なマンネリズム劇場、
我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理にくどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。
我らの目的は干しそばの啓蒙、つまりプロパガンダ。
繰り返しマンネリズムは基本中の基本、

故に今回も塩汁の塩そばなのだよ
( ´,_ゝ`)プッ


ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈、
そして今日はこの塩そばに、掻き揚げ天と生たまごを投下したくなる筈だ。
‥そう、立ち食いそばのアイコンであり駄蕎麦ヒエラルキーの最上位に常に君臨する「かき揚げ天ぷらそば」の、その更に上位レイヤー‥、

選ばれし者のみが手繰れるという天玉そば、その塩そばバージョンを君の心と体が無意識に欲するのだよ!
私には全部お見通しだ!
m9( ゚Д゚) ドーン!

まぁしかし、ここまで3回連続で塩そばだ。
仏の顔も3度までと言うなかで、
我ながらちょっと推しが過ぎないかとも思う。
このあたりは謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、今日もこの塩そばPOSTを見たとき、
君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたのではないだろうか。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しいーー。
そう思って、今回も塩そばを点てたというわけだ。

‥おやおや、
逆にクセになりそうで怖いって?
引き返すのなら今のうちだぞフフフフフ。


●解説:

今朝の一杯は駄そばのアイコン「かき揚げ天ぷらそば」に、贅沢にも生たまごを投下した仕様、さらに昨今お気に入りの塩そばスタイルだ。
つまりこの一杯は、立ち食いそば屋では皆が憧れる最上級メニューのひとつ「天玉そば」の塩そばなのである。
そうそう、天玉そばといえば‥、
実は天玉そばについて、私には甘酸っぱい思い出がある。
20年程昔の話だが、茹でたまごトッピングのかき揚げ天ぷらそばも、生たまごの「天玉そば」と同じ名称で提示していた立ち食いそば屋が実在したのだ!(今もあるだろうか?)
オーダーの際は「天玉そば」注文の際に、速やかに「生」か「茹で」かの追加指定が必要だった。そうしないと、もれなく生たまご版の天玉そばがカウンターに置かれるのである。
私はここを間違い、茹でたまご版が欲しかったのに生たまご版が出てくるという、取り返しのつかない手痛い失敗を何度かした記憶がある。
実際のところ、生たまごより茹でたまごのほうが手間がかかる分、当たり前だが多少高くなる。故に一般的な生たまごの天玉そばより茹でたまご版のほうが上級メニューとなるのだが、如何せんあの店は非常に紛らわしかった。
ちなみにだが‥、その当時から、天玉そばは基本的に生たまご仕様であり、茹でたまごを追加したい場合は「天玉そばの茹でたまご版」ではなく、「かき揚げ天ぷらそば+茹でたまごトッピング」とオーダーするのが一般的であった。

まぁここまで、かなり前置きが長くなったが、そんなかき揚げ天ぷらそばの誕生は、一般的には江戸時代後期に、店舗を構える蕎麦屋ではなく屋台そばで発祥したという。それもかけそばや盛りそばぐらいしか出さない夜鷹蕎麦よたかそば(夜蕎麦売り)ではなく、タネものも提供するワングレード高い形態の屋台蕎麦「風鈴蕎麦ふうりんそば」で生まれたということだ。

(歌舞伎の演目『小袖曾我薊色縫』こそでそがあざみのいろぬいの一場面 実在した大泥棒「鬼あざみ清吉」をモデルにした人物が、劇中で「二八そば」の屋台の客として登場するシーン 屋台に風鈴がぶら下がっています 浮世絵画家は歌川豊国(三代目))

ただしグレードが高いとはいえ、風鈴蕎麦が提供する天ぷらなどタネものは、屋台蕎麦と同様に伸びた蕎麦に醤油辛い汁をぶっかけただけの、平たく言えば不味い蕎麦を、少しでも旨く食べやすいようにと発展したものだ。天ぷらや練り物などを加えることで、その油分で口に流し込むためのものでもある。
その中でもかき揚げ天ぷらとは、基本的には廃棄寸前の屑野菜を適当に小麦粉で絡めて天ぷらにしたもので、その形状から衣が吸う油分が多く、屋台の不味い蕎麦と蕎麦汁に油分タップリのコクを加えることができた。
そのせいか当時からトッピングとして人気が高かったようだ。
なにより江戸時代は究極のリサイクル社会。このかき揚げ天ぷらもそういった背景が、ようは勿体ない精神、もしくはゴミでもお金にしようとする江戸庶民の余地のない豊かな事業化発想能力が引き金になった結果、誕生したものなのかもしれない。
いずれにせよ人口の一極集中が進み、さらに男ばかりがやたら多くファストフード社会であった当時の江戸の生ごみ削減には大いに貢献したのではないだろうか。
そして本日のかき揚げは、味の錬金術師「味のちぬや」の「6種の具材海鮮かき揚げ」を利用だ。エビやカニが実は苦手な私にはちょっと嬉しく、その手の不気味な節足動物は少な目で、かわりにイカや野菜が多いものなのだ。
そして電子レンジ加熱で簡単お手軽に、ボリューミーで美味しいかき揚げが味わえる逸品なのである。

そして肝心の塩そばの説明も続けてお話しようかと思ったが…、考えてみれば今日まで塩そばPOST連続3回目なので、流石に鬱陶しいだろうから、代わりに下記に過去の塩そばPOSTのリンクカードを張らせていただく。ご興味があれば各自ご確認いただきたい。

立ち食いそばチェーンの名代富士そばが最近力を入れる塩そばの汁は「特製の「塩かえし」を使用した透明感のある琥珀色のスープが特徴~」ということだが、その塩かえしの代わりに私は市販品の白だしを使用しているといったところだろう。ここに粗塩を少々加えることで、琥珀色の旨い塩そばになるのだ。

これをキャッチフレースっぽくすると

白だしだけでは“出汁”でしかなかった。
塩を入れた瞬間、それは“料理”になった。

‥といった塩梅か。

さぁ、そんなところで、いつものように本日の干しそばの話をしようか。
今日の干しそばは日本伝承食品製の日本伝承蕎麦を使用だ。この干しそばは駄そば味で私が好きな物のひとつで、8人前で298円と爆安価格の逸品!つまり一食当たり37.25円(税別)!
ビッグ・エーでよく見る茂野製麺製の干しそば3人前98円(一食当たり32.7円)には敵わないものの、そのオールマイティさで考えると非常にお得なのだよ素晴らしい!
茹で時間はパッケージに「お好みで5分程度」と書かれてはいるが、明らかにこれは日本伝承食品の仕掛けた罠だ。私の長年の研究の結果では5分半から6分がお勧めだ、惑わされてはいけない(あくまで個人的見解)。それも熱湯に干しそばを入れて再度沸騰してからだ。
いつもは硬めの茹で加減がこうすることで一層美味しくいただける。


●干しそば:

日本伝承食品「日本伝承蕎麦」


●つゆ:
・伯方の塩 小匙1/3ほど
・ベストプライス かつお風味香る白だし
 製造 ヤマサ醤油株式会社
 (白だし60cc 熱湯300cc)※比率は1:5


●海鮮かき揚げ:
味のちぬや 海鮮かき揚げ


●青のり粉:
大森屋


●生たまご:
菜の花エッグ 産直たまご 宮本大史さんの顔写真があるもの
販売はコープデリ生活協同組合


●長ネギ:
埼玉県産


●カットわかめ:
中国産乾燥わかめ
販売 マツキヨPB品
製造 株式会社キョウワ


●ゆず入り七味:
エスビー(15振り)


●コメント:
今朝の天玉そばは、実は私が愛した名代富士そばの、その新たな挑戦である塩そば、さらに天玉仕様を予想して点ててみた一杯でもある。
まだこのメニュー自体、富士そばには存在していないが、塩そばが常時販売されることになった暁には、間違いなく登場するであろうBIGメニューなのである。

頑張れ富士そばの塩そば!
そして頑張る全日本干しそば党の塩そば!<なんの選挙だ


●諸注意:
特になし。


●全日本干しそば党 党首より:
干しそばの神様そば神様、今朝は塩そばで天玉という、誠に幸せ独り占めな一杯との出会いをありがとうございました!
そしてこの一杯は、塩そばを推してる名代富士そばさんに、敬意とエールを込めた一杯でもございます。
これはイイ!本気で旨い!!
なんでみんな食べないの?〇〇なの?(´・ω・`)
まったくそんな気分にさせる美味しさなのであーります!
蕎麦神様は偉大なり
蕎麦神様は偉大なり
蕎麦神様は偉大なり

諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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●追伸:
全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
https://www.instagram.com/sanada_do/

※本稿は、Instagram 2026年2月20日のPOSTより引用・加筆

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