冷しきつねコロッケそば(冷しケツネコロッケそば)【我が干しそば道 精進の206杯目】
【我が干しそば道 精進の206杯目】
●メニュー名:
冷しきつねコロッケそば(※冷しケツネコロッケそば)

●ご挨拶:
やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
全日本干しそば党 党首の佐奈田堂だ。
一束の干しそばから始まる偉大なるマンネリズム劇場、
我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、そして諄く語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈だ。
さしずめ今日はきつねコロッケそばがほしくなるんじゃないかな?
それも夏仕様の冷しきつねコロッケそばを‥、
いや違う、違うぞ!この一杯は
冷しケツネコロッケそば
なのである!
(; ・`д・´)b キリッ
きつねコロッケそばをケツネコロッケそばだとわざわざ強調する今回、
どうだ最初から何だかめんどうくさそうだろう。
・・引き返すのなら今のうちだぞ ( ̄▽ ̄)ニチャァ‥

●解説:
本日の一杯は「きつねコロッケそば」、それもあの伝説の女立喰師 お銀さんに因んで「ケツネコロッケそば」なのだ。
どうだ懐かしいだろう( ̄ー ̄)ニヤリ
そもそも諸君たちは「きつねコロッケそば」と「ケツネコロッケそば」の違いが分るかな?
無論、違いなんてないぞフフフフフ。
つまり私が「ケツネコロッケ」と呼べば、
それは「きつねコロッケ」ではなく「ケツネコロッケ」というわけだ!
( ゚д゚)ウム ワカリヤスイ!
しかも今回は堂々の冷しである!
‥そう、夏専用の「冷しケツネコロッケそば」なのだよ!
ちなみにこの一杯は、通常のコロッケそばよりマイルドで口当たりがいい。味付け油揚げの汁の甘みがよい仕事をすることで、そば汁だけでなくコロッケ自身の味にも作用し、自ずと美味しさブーストアップになるという、まことに良いものなのだ。
コロッケそば好きな御仁は、ぜひ一度お試し願いたい。

さぁ先ずはそんな「きつねコロッケそば」の主役のひとつ、味付き油揚げ、つまり稲荷揚げを蕎麦に投下した「きつねそば」について、Wikipediaを引用し軽く解説したい。
きつねそばを語る際は、きつねうどんからお伝えしたほうが分かりやすいので、まずはきつねうどんからお話をさせていただこう。
きつねうどんがいつできたかについては諸説があり、江戸時代に大阪で作られたという説や、明治10年代に大阪で誕生したという説など、基本的に大阪で考案されたという説が多い。油揚げをのせたうどんを考案したのは1893年(明治26年)創業の大阪市船場のうどん屋「松葉家」とされ、同店には「大阪きつねうどん」の石碑が建てられている。古川ロッパは、エッセイ「うどんのお化け」で、きつねうどんについて「油揚げの入った奴。無論関西から来たもの」と述べている。その一方で、江戸で油揚げを種にした蕎麦があり、文献によれば大坂よりも江戸の方が古いとする説もある。
『衣食住語源辞典』(東京堂出版、1996年)では、きつねうどんが先行し後にきつねそばが誕生したものと解説されている。
名称の由来は稲荷寿司と同様、油揚げがキツネの好物とされていることに由来する。一説には油揚げの色(きつね色)・形がキツネがうずくまる姿に似ているからだともいう。
(参照元:Wikipedia)
お次は「きつねコロッケそば」のもう一つの主役、コロッケを投入した「コロッケそば」についても説明をさせていただこうか。
コロッケそばの発祥は、小田急沿線で展開する箱根そばが、確か昭和40年代にカレーコロッケにて最初にメニュー化したと伝えられるもので、東京を中心に関東圏に広く、そして深く定着する駄蕎麦ヒエラルキーの頂点に君臨するメニューのひとつである。
こういう話をすると決まって「いやいやコロッケそばのルーツは銀座の「そば所 銀座よし田」でしょ!」という自称「蕎麦通」の声が必ず上がるが、この際だからはっきり言おう、あれはコロッケじゃない。
明治時代にコロッケをイメージして「鶏しんじょ」を突っ込んだ蕎麦だ。
そもそも私の愛してやまない駄そば大衆そばではなく高級な老舗の蕎麦である全く恐れ多い!第一「そば所 銀座よし田」に失礼じゃないか!
駄そばと一緒にするんじゃない!
その他コロッケそばの発祥が大阪だという話も稀に聞くが定かではなく、その大阪圏では今もコロッケそば自体がマイナーだ。

そしてこの「きつねコロッケそば」をご覧になって、アニメ「うる星やつら」をはじめ、いくつかの「タイムボカン」シリーズにしばしば登場する「立喰師」たちを思い浮かべた御仁は、駅そば・立ち食いそばなど所謂駄そば、大衆そばに対して、かなりのツウとお見受けする。
そこで本日は、いつものマンネリズムとは少しだけ趣向を変えて、この一杯「きつねコロッケそば / ケツネコロッケそば」に関係する立喰師についてもご説明したい。
まず、のっけからハッキリ言おう、立喰師とは、アニメ監督の押井守氏が関わってきたアニメや映画などの作品に登場する架空の職業である。また、それを生業とする人物の事だ。
もう少し丁寧にお話すると、押井氏が「もし仕事を辞めたらこんなことをしてみたい」という妄想から生まれた架空の職業なのである。
飲食店で話術や奇行など様々な手段を用いて店員を圧倒し、その隙に飲食代金を支払わずに店を出る者のこと。またライバル店を潰すために兵隊として雇われることもある。その手法は暴力や恫喝を用いず、一種の芸の域に達しており、その点が単なる食い逃げ・無銭飲食とは異なるところだ。
押井氏本人によれば、タイムボカンシリーズで「立ち喰いのプロ」を登場させたのが始まりだという。
以後、押井氏が関わる作品ではしばしばスター・システム的に立喰師が登場し、ライフワークと公言するようになる。
その集大成となるのが『立喰師列伝』である。
そしてこの一杯は、数ある立喰師の中でも伝説の女立喰師 お銀さん御用達の「ケツネコロッケそば」、それもお銀さんに暑い夏でも喜んでもらうべく、今回、冷そば仕様を点てたというわけだ。
そんな立喰師について、詳しくは以下のWikipediaと、yoh氏のnoteコラムをご確認いただきたい。

そんなキレッキレの夏仕様を点てるべく、熟慮を重ねてようやく選んだ干しそばが、今回の茂野製麺製「味川柳ざるそば」なのであった。
この干しそばは山芋が入ったもので、食感・のどごしだけでいうと「ふのり」を加えた「へぎそば」に似ている。
ただしこの干しそばにはふのりは入っていないので、磯の香りはしない。そこは注意が必要だ。
因みにこの干しそば「味川柳ざるそば」は、圧倒的に冷蕎麦のほうがおいしく感じる。たまに温蕎麦でもいただくが、冷蕎麦のほうが明らかに蕎麦の旨さが堪能できるのだ。
本格的な夏を前に、これはよい気付きだったかもしれない。
先の通りの食感のお陰か、冷蕎麦がちょっとリッチに味わえるのだ。
ただしこの感想は、あくまで私個人のものなので、諸君たちにはあくまで参考程度にご理解いただきたい。
人それぞれ好みがある、十人いたら十人が違っていいのだ。
他者の好みにケチをつけるほど、私はヤボではない。
ε- (´ー`*)フッ
●干しそば:
茂野製麺 味川柳ざるそば
※一人前仕様


●つゆ:
キッコーマン濃いだし本つゆ
キッコーマン特選丸大豆しょうゆ
(つゆ40cc しょうゆ5cc いなりあげのつゆ5cc 水150cc)


●味付けいなりあげ:
ベストプライス 味付油揚げ
製造:みすずコーポレーション
販売:イオン


●コロッケ:
CO・OP冷凍食品(電子レンジ対応品)
サンマルコ食品製造


●わかめ:
和日彩々 カットわかめ(乾わかめ)
製造/加工 広伝株式会社
販売 イオン株式会社


●長ネギ:
千葉県産

●生わさび:
エスビー食品株式会社

●コメント:
ケツネコロッケのお銀、そしてプロの立喰師、皆はどれほど覚えていることだろう。押井氏が携わるアニメで稀に登場した隠れキャラ的な存在達だ。
その中でもケツネコロッケのお銀は映画にもなっているので、ご存じの方もいるのではないだろうか。
もし気が向いたらご覧になっていただきたい。
そうそう、温そばのケツネコロッケそばは、この全日本干しそば党 党本部、いわゆる公式note上でも過去にご紹介している。以下にリンクカードを張っておこう。
貴兄の干しそばライフの参考になれば幸甚だ。
●詳注意:
特になし。
●全日本干しそば党 党首より:
干しそばの神様そば神様/天干細蕎麦命様、
お陰で本日も、町のお蕎麦屋さんが尻に帆を掛けて逃げ出す強烈無慈悲な一杯が点てられました、誠にありがとうございます。
あの伝説のケツネコロッケのお銀さんも、きっと喜んでくれる夏仕様のケツネコロッケそばなのではないかと存じます!
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!
諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!
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●追伸:
全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
https://www.instagram.com/sanada_do/
※本稿は、Instagram 2026年4月29日のPOSTより引用・加筆
