【続刊紹介】キャラにキュンと命を吹き込め!『ファンシー革命』の魅力を伝えたい!
普段の生活の中で苦しいことや嫌なこと、つらいことで落ち込んだり、気分が乗らないときはありませんか?
僕はそんなとき、少しでも気持ちを前向きにするキッカケがほしいな…と思うことがあります。
そしてマンガを読んでいると「こんなふうに考えたことはなかったな…」って、自分を見つめ直すキッカケになる言葉に出会うことがあるんですよね。
今回はマンガをこよなく愛する僕が、前回紹介した『ファンシー革命』の続刊:3巻より、僕自身の価値観や経験を通して心に刺さった言葉を厳選して紹介したいと思います!
本作は2026年7月現在、単行本は3巻発行&連載中の作品です。
前回紹介した記事はコチラ!
ファンシー革命 3巻の概要・感想
前回は高校を卒業したばかりの新入社員・河合ユメがファンシーキャラクターやグッズを製作する会社・キューロップで、同期の4人とともに「世界一のかわいい」を生み出すという夢を胸に日々奮闘し、成長していく姿が描かれた『ファンシー革命』を紹介しました。
物語は前巻に続き、憧れだったファンシー会社・キューロップに入社して「かわいい」を仕事にする第一歩を踏み出した河合ユメは、社内コンペ「New Rev.キャラクターコンテスト」に挑みます。
このコンペは社内のデザイナーが新しい看板キャラクターを生み出すための企画で、もし選ばれれば自分が生み出したキャラクターがグッズやイベントなど幅広いメディアで活躍する可能性があるというものでした。
新人であるユメにとっては夢のような舞台ですが、それだけに競争は非常に厳しく、先輩や同期たちも本気で挑む中で、ユメは恐竜をモチーフにしたキャラクターで勝負することを決意します。
しかし、先輩デザイナー・日熊リリカから最初に教えられたのは「イラストの描き方」ではなく、「メッセージシート」の重要性でした。
キャラクターの性格や生い立ち、世界観、どんな思いを持って生きているのか、見た目だけでは伝わらない魅力を設定表は、キャラクターの背景を伝えるため大事な要素であることを学びます。
そして、リリカ先輩は「かわいい見た目だけでは人の心には残らない」と語り、大切なのはそのキャラクターに出会った人が「この子のことをもっと知りたい」、「応援したい」と思えることだと断言。
そのためには設定に「キュン」とする要素や意外性のあるギャップ、世界観が欠かせないことを教わり、ユメは初めての設定企画に苦戦しながらも、キャラ設定について思考を凝らし、トキメク設定を考えることが楽しくなり、キャラクターづくりの奥深さへとのめり込んでいきます。
一方で、同期の高嶺千世(たかみね ちせ)との関係には少しずつ亀裂が生まれていて、ユメは会社の人気No.1キャラクター「ククル」を超えたいと素直な気持ちを口にしますが、その言葉に千世は強く反発…。
実はククルを生み出した天才デザイナー・富士野千愛(ふじの ちえ)は千世の実の姉であり、誰もが認める才能を持つ姉と比較され続けてきた千世は、周囲から期待されるたびに「姉みたいにはなれない」という劣等感を抱えながらデザインを続けていました。
ライバルだと思っていた千世もまた、自分とは違う悩みを抱えていることを知り、ユメは複雑な思いを抱きます。
そんなある日、社員旅行で訪れた恐竜の化石館や水族館ではデザイナーたちが本物を観察しながら新しいアイデアを探し、ユメは「かわいい」は机の上だけでは生まれるのではなく、本物に触れ、形や動きを知ることで、新しい発想が生まれることに気づきます。
いろんなヒントを得えたユメですが、この旅行で大きく成長したのは同期の皆月雫(みなづき しずく)で、彼女はウサギやネコといったかわいい動物をキャラにしようとしていましたが、どこかありきたりのキャラになってしまい悩んでいました。
そんな雫は、千世から「ありきたりを裏返せば技術がある証拠」と、雫のかわいく描ける基礎的な技術なら何でもかわいくできるとアドバイスをもらい、オオグゾクムシやチンアナゴ、カニ、エイなど監察する雫はハッとします。
一見するとかわいいとは程遠い生き物たちも表現次第でかわいくできちゃうこと、デザインの力で、ファンシーの技術で、かわいく愛される存在へと変えられることに気づき、雫はコンペにマンタをモチーフにしたキャラで挑むことを決めるのでした。
社員旅行後のユメはメッセージシートを何度もブラッシュアップしながら、背景や構図まで工夫してキャラクターの魅力を伝えようと試行錯誤を重ね、さらにキャラをかわいくしていく日々を送っていました。
そんな折、入社直後に担当していた商品企画が遂に完成し、自分がデザインした商品が実際に形となって店頭へ並ぶ瞬間を経験します。
改めて印刷の色や班のズレ、誤字脱字チェックと校正作業を行いながら、デザイナーとして最後まで責任を持つことの大切さを学びんでいきます。
ユメは店頭に並ぶ商品を見つめながら、自分も昔は「かわいい」という気持ちだけで商品を手に取る1人のファンだったことを思い出し、だからこそ、その1つひとつの商品には誰かの思いが詰まっていたのだと実感するのでした。
そして、ついにエントリーされた62キャラから12キャラ絞られる新人にとって極めて狭き門の社内審査の日を迎え、ユメと千世のキャラが審査を通過し、ユメが11位、千世が12位という結果で一次審査を突破します。
しかし、その順位は千世をさらに苦しめ、千世はユメに負けていること、姉にとどかないこと、何もかもが上手くいかない感覚や焦りから焦りと自己否定が積み重なり、心は限界に近づいていました。
そんな妹を見かねた姉・富士野は、ユメに千世が自分のようになれないと諦めるようにコンテストを辞退するよう勧めることを持ちかけ、もう苦しまなくて済むように…と、姉なりの優しさで提案します。
その提案を受けたユメは申し出をきっぱりと断り、「千世はそんなことで折れる人じゃない、自分は千世を信じている!」と、真っ直ぐな想いで友人を信じていることを断言しました。
この出来事をキッカケに、ユメは千世にファンシーに向き合ってもらいたいとキューロップのテーマパークへ強引に連れて行きます。
そこで千世の姉への想いやキャラ作りの葛藤を聞いたユメは、ククルのショーをみながら本音を語り合い、千世がファンシーが好きになったキッカケを思い出してもらいました。
その事実を知った千世は姉を超えようと苦しむのではなく、自分自身のかわいいを作ればいいんだと思えるようになり、長年背負ってきた劣等感から少しだけ解放される、吹っ切れるのでした。
一方で、社内審査に落選してしまったユメの同期・雫と寺田翡翠(てらだ ひすい)は自分たちの未熟さを痛感しながら、同期の2人が審査を通過したことに悔しさを滲ませます。
悔しさを隠しきれない2人でしたが、その悔しさこそが次への原動力になり、「次は本気でかわいいキャラクターを作る!」と決意し、新人たち全員がそれぞれのペースで少しずつ前へ進んでいきます。
コンテストはいよいよ12作品によるファン審査で上位5作品だけが決勝へと進出する最終ステージへと移行し、評価されるのはイラストではなく、実際に販売されるグッズの売上とファンからの投票数を競う形式で開始されました。
本当に愛されるキャラクターかどうかが試される戦いで、ユメはSNSでキャラクターを発信し始めますが、ここでも壁にぶつかります。
SNS投稿には「余白」が大切で、背景となる設定を全て文章で説明するのではなく、見る人が想像できる余地を残した方が愛着は湧くという発信テクニックも学んでいきます。
しかし、初めて届いたコメントは心ないアンチコメントで落ち込むユメに、リリカ先輩は「今のあなたが見なきゃいけないものがある」と、ユメを連れが向かったのはコンテストグッズが並ぶショップでした。
ユメは実際に自分の商品が売り場にあるだけで満足していましたが、リリカ先輩は「見てほしいのはそこじゃない、自分が作ったキャラクターがお客さんに届く瞬間を見て!」と言います。
店内では上位の人気キャラクター商品が次々と売れていき、誰にも手に取ってもらえない自分のグッズにユメはこのまま誰にも愛されないのではないか…と、そんな不安に押し潰され、その場から逃げ出したくなり目をつむってしまいました。
それでも1人の女性が足を止め、ユメのキャラクターを手に取り、じっくり眺め、笑顔でレジへ向かう姿を目の当たりにしたユメは、その瞬間に気持ちが変わります。
たった1人…、だけど、その1人が待っていてくれるというその事実だけで十分でした。
「この子をデビューさせたい!」と、改めて自分のキャラクターを信じることを決意し、コンテストの結果以上に「誰か1人に届くこと」の価値を知ったユメ…。
ファンシーデザイナーとして本当のスタートラインに立った彼女の挑戦は、いよいよ佳境を迎える…というところで次巻へと続きます。
僕はお仕事系の作品が大好きなんですが、本作を読んで毎回「かわいい」を描きながらも本質はものづくりや仕事論そのものだということに驚かされています。
一見するとデザイナーたちが新しいマスコットを考える物語なんですけど、語られる内容は企画やマーケティング、ブランディング、SN商品開発、そして人との比較や自己肯定感まで、仕事をするすべての人に通じる普遍的なテーマばかりなんですよね。
特に今回の3巻は「かわいいはセンスではなく、想いから生まれる」というテーマが全編を通して描かれていたように感じていて、リリカ先輩がユメへ教えた「メッセージシート」の考え方はすごく勉強になりました。
正直に言えば、僕はキャラクターデザインって「かわいい絵を描く仕事」だと思っていたんですけど、その認識が見事に覆されたんですよね…。
どんな性格なのか、何が好きなのか、どんな悩みを抱えているのか、どんな世界で暮らしているのか…って、こうした設定を細かく作り込むことで初めてキャラクターに命が宿るんだって。
そして、人は「見た目」が好きになるんじゃなくて、その「背景」や「余白」に共感する生き物っていうのもすごく痺れて、作中のククルが何年も人気No.1であり続ける理由も、そのキャラクターが持つ優しさや物語が多くの人へ届いているからなんだと思います。
また、前巻でも「かわいい」は技術で作られているっていう、ファンシー特有のお仕事知識が今回も炸裂していて、ユメの同期の雫ちゃんのエピソードも胸を打つ感動的な内容でした。
ウサギやネコばかり描いていた彼女が、「ありきたりを裏返せば、多くの人がかわいいと思える技術を持っている」という千世の言葉で大きく変わり、人は欠点の見方を変えれば武器になること、ありきたりとはそれだけ王道だということを教わります。
だからこそ、王道を作れる人は素材さえ変えれば新しい価値を生み出せるし、雫ちゃんが水族館でみたオオグソクムシやチンアナゴをかわいくデザインできた瞬間は「発想の転換」の面白さをこんなふうに表現しちゃうのもすごい…。
なによりも個人的には彼女がコンペに応募した「マンタ」のキャラがかわいくて、あれだけ悩んでいた「かわいくないものを、かわいくしてみる」って努力の実り方に感動しちゃいました…。
そして、そういう技術や発想って仕事でも同じだと思っていて、自分には特徴がないと思っている能力も活かす場所を変えれば大きな強みになります。
僕は、「苦手を克服するよりも今持っている武器の使い方を変える方が成長できる!」って、背中を押してくれているメッセージだと受け取りましたし、ぜひ読んで見られた方もその感覚を味わってみてもらいたいです。
そんな雫ちゃんと同じように、また違った悩みで足踏みしていた千世のエピソードは今回1番涙が出そうになって、比較されるツラさと好きの原点を思い出したときに前へ進めることを再認識したエピソードだったお思います。
姉が天才で会社でも有名、誰からも憧れられる存在を持つ妹は、どれだけ努力しても「お姉さんほどじゃないね」と比較され続け、
本人にしかわからない苦しさだからこそ、周囲がどんなことを言っても伝わらない…。
そんな状態の千世に、ユメが「姉を超えよう!」って言葉じゃなく「ファンシーを好きだった頃を思い出して!」って、テーマパークへ連れていく展開が本当に素敵でした。
僕たちは何かを始めるとき、本当は誰かに勝ちたいから始めたわけではないことの方が多いと思うんです。
好きだったから、楽しかったから、夢中になれたから、その気持ちが原点だったはずなのに、でも仕事になると評価や順位ばかり気になってしまいます。
本作であれば、売上やフォロワー、PV、ランキングといった数字を気にするようになって、いつしか初心を忘れてしまう…。
僕もnoteをはじめた理由は「文章を書くことが好き」だったし、「好きなマンガの魅力を届けたい」って想いからでしたが、いつの間にか投稿内容に共感してほしくなってきて、数字を気にするようになる…って、承認欲求へと変わっていました。
「読まれたい」って思っちゃうことに、なんか違うな…って違和感があるのは、きっと当初の好きだった感覚と数字を気にして一喜一憂する感覚の変化に気づけないことがギャップになってることに最近気づけて、気持ちが少しスッキリしたんですよね。
原点を思い出したときに人はまた前を向けるんだって、千世がククルのショーを見て涙を流したように、仕事をされている社会人の方全員に刺さるメッセージが込められてるなって思いました。
そしてどうしても語っておきたい、胸が熱くなったシーンについて何ですが、やっぱり仕事をしているときの醍醐味ってこれだよな!って思えたのは、売れる瞬間を見ることの意味を感じ取ったシーンでした。
終盤のリリカ先輩の指導は3巻最大の名場面だったと思いますし、自分が生み出したキャラが店頭に並ぶ感動じゃなくて、「見てほしいのはお客さんが手に取る瞬間」だってメッセージはものづくりをするすべての人へ向けたメッセージだと思いました。
「商品は作って終わりじゃなくて、お客さまに届いて初めて完成する」…って視点は、僕自身もnoteでき記事を書いているときに感じることが多々あるんですよね。
最初は自己満で書いていた記事も、最近ではコメントをもらったりすると、ちゃんと届いていることを実感しますし、コメントに「○○に感動して~」みたいな感想があったら、自分の届けたかったメッセージが伝わったんだってめちゃくちゃ嬉しくなっちゃう…。
だからこそ、ユメが人気キャラクターばかり売れていく様子を見て自信を失ってしまう気持ちも痛いほど理解できたし、努力しても評価されないとか、周りばかり成功して見える経験を味わったことがある人にも届くメッセージがあると思っています。
自分のキャラクターを1人のお客さんが手に取るたったそれだけの出来事にすごく胸が熱くなったし、ユメが心に誓った「誰か1人の人生を動かしたい!」って想いは、僕もクリエイターにとって最も大切な感性なんじゃないかなって思ったんです。
もちろん人気になることや何万人にも届くかことって素晴らしいことだし、なかなかできることじゃないけど、その前に1人のファンを幸せにできるものって本当に価値があるものなのではないでしょうか。
たしかにどれだけ良いモノも知られないと意味がないっていうのもビジネス視点だと当然なんですが、それでも最初は熱狂的な1人に届けたい想いからから始まる決意が実を結んでいくと思うんです。
そして、どんな仕事にも「誰かへ価値を届ける」って共通点があるし、その価値って自分だけでは決められない、受け取ってくれる相手がいて初めて完成するからこそ、本作は仕事で悩んでいる人ほど刺さる作品だと僕は感じました。
比較して落ち込む日も、努力が報われない日も、SNSで心ない言葉を受けることもあるかもしれませんが、自分の仕事を待ってくれている人のために…、何より「好き」を仕事にしたいって想いを「かわいい」を通して向き合わさせてくれるお仕事品ですので、ぜひ興味のある方は読んでみて損はないと思います!
ファンシー革命 3巻の名言15選&共感ポイント
この記事は『ファンシー革命』©犬島ななこ/KADOKAWA社 の内容を引用しています。
あたしだって軽い気持ちでやってるわけじゃない。絶対ニューレボで1位になる!!そしてクルルを超える!その気持ちは誰にも負けないくらい本気だから!!勝手にあたしの可能性を決めないで!
自分で作ったキャラクターって、どんどん愛着が湧いてきますね!早く沢山の人に愛されてほしいな。
そっか。これが商品になって、かわいいと思って、買う人がいる…。あの時のあたしのように…。
自分でも単純だなって思いますが、たったひとりでも待っていてくれる人がいるなら、必ずデビューさせようって思いました。
…ありきたりって、裏を返せば技術があるってことだと思う。誰もが見慣れてる構図、形、色合いになっている。それは正確で違和感がないから。ファンシーキャラのような単純な形ならなおさら。なんでもかわいく描けるその技術を活かして考えてみたら。
誰にも必要とされない自分をどうやって好きになればいい?だめだ…。何を描いても間違いみたい…。
今まで私、かわいい生き物をキャラクターにしてきたけど、よく考えるとそうじゃなくてもいいのかも。だってファンシーの技術なら見た目が変わってても、ちょっと怖くても、あれもこれも全部、全部かわいく出来ちゃうんだ。
そうだよね、みんな本気だよね。悔しくて認めたくなかったけど、私もやっぱり本気だったんだ。本気でやってだめだったんだ。
私、すごく悔しかったんだよね。いつか自分のキャラのお菓子を出すのが夢で…。だから今回は落ちちゃったけどもっと頑張って、誰にも文句言わせないくらいかわいいキャラを作ってやる。
そうね、教えてない私も悪かったわ。一番大事なのはキュンとするかどうか。強くてかっこよくてもいいけど、性格にギャップを作ったり、そこに行きたくなるような世界観にしたり、心を動かされる部分を作らないと。
嫌になる気持ちは分かるけど、否定的な言葉が届くのは多くの人の目についた証拠だから。それに…、人気になればもっと来るんだから。これくらいで堪えてたらデザイナーなんてやってられないわよ…。
キャラって実はすごく繊細でね、描く人の少しの心の揺れで表情が変わってくるんだよ。
優しい気持ちで描かれたキャラは自然と優しい顔になるんだ。愛しながら描いた作者の気持ちが伝わってくる。何か吹っ切れたんだね。
いや…、目の位置1ミリ下げて、口の位置は1ミリ上げるんだ。ミリ単位で修正する。キャラクターにとって顔のバランスは一番大切だからな。
……。一言じゃとても言い表せないが、そうだな。俺はファンシーにはすごい力があると思っている。尊敬しているんだ、キャラクター達のことを。
今回ピックアップしたセリフたちを通して、ものづくりは自分の才能を証明することじゃなくて、誰かの心を動かすことなんだということを改めて感じました。
特に心に残ったのはユメが語った「たったひとりでも待っていてくれる人がいるなら、必ずデビューさせようって思いました!」というセリフで、どうしても売上や順位、評価ばかりを気にしてしまいがちですが、心からその作品を愛してくれる人がいることの大切さが滲んでいます。
そしてファンシーの、かわいいを作ることの魅力と大変さが伝わってくるセリフたちがお仕事系マンガならではの熱さを帯びていて、「ありきたりって、裏を返せば技術があるってこと」という千世のセリフには思わずハッとさせられました。
僕たちは「個性がない」とか、「普通すぎる」って自分を否定しがちですが、それは多くの人が自然に受け入れられる技術を身につけている証でもあるんですよね。
その技術を別の視点で活かせば一見かわいくないものまで魅力的に変えることができて、欠点だと思っていたものが見方を変えれば強みになるという考え方は仕事にも人生にも通じる大きな学びでもありました。
さらにリリカや吉鷹、山櫻といった先輩たちのセリフも深く胸に響くものばかりで、「キュンとするかどうか」、「描く人の心がキャラクターの表情になる」、「ファンシーにはすごい力がある」って、どの言葉にも共通しているのは技術だけでは人の心は動かせないということです。
ミリ単位の修正を積み重ねる職人としての技術はもちろん必要だと思いますが、その根底には「誰かを笑顔にしたい」、「愛される存在を生み出したい」って優しさがないと、本当に魅力的なキャラクターは生まれないんですよね。
「かわいい」を描きながら、その本質は「人に価値を届ける仕事」の物語として自分も誰か1人の心を動かせる仕事を積み重ねていきたいと思わせてくれる描写がたくさん詰まった作品なので、自分の心にグッとくる言葉をぜひ探してみてもらいたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
『ファンシー革命』の魅力&自分を見つめ直すきっかけになりそうな言葉は伝わったでしょうか?
学校や会社、いろんな組織、団体などに所属していると、疲れきったり、落ち込んだり、悩んだりしますよね…。
そして、少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、何かにすがりたくなることはないでしょうか…。
そんなときに、この記事を通じて気持ちの変化やヒントが見つけてもらえたら嬉しいです。
それでは今回はここまでです。
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