初めての中編執筆で得た、プロット作りと長期間の執筆に取り組むためのコツ
こんにちは! 二次創作小説を書いている紅音です。
ついに!私、初めて6万字を超える中編小説を書き終えました!!やったね!!実績解除!!
実のところ、中編小説の企画は2度目でして、1度目は企画段階で頓挫してました。2度目のチャレンジでした。その経験も含めて、比較的長めな小説を書き切るにはどんな準備をしておいたら良いのか、自分なりにまとめてみました。
これから中編に挑戦するぞ!という人の役に立てば幸いです。
ストーリーを長くするには
私はいつも短編(1万字ぐらい)を作っています。
どういう風なきっかけで作っているかを考えてみると、たぶんこんな感じだと思います。
あるシチュエーション1つが書きたい
→やりたいシチュエーションが書けるように、前後のストーリーを組み立てて構成する
やりたいシチュエーションに集中しているので、こういう組み立てです。
物語の中での時間で考えると、短くて1時間ぐらい?長くても4時間ぐらいかなあって思います。
中編を書いてみて、私がやるなら中編はこの組み立て方法じゃないなって思いました。(あくまで、「私は」ですが)
今回書いた中編はこういう作り方でした。
ある関係にある二人が、いくつかの出来事を経て、新しい関係になる話が書きたい
→作り方は……
・現在の関係性を示す話
・関係性が変わる出来事の話(複数回ある)
・新しい関係を示す話
→これらを合体させる
シチュエーション単発じゃなくて、もっと上の階層というか。関係性の変化を描きたいって考え方で作りました。
もっと概念で、一文で書くと、
主人公がある問題を抱えていて、次第に大きくなって、ある日問題が大きくなりすぎて大事件が起き、それを解決してハッピーエンドになる
そんな物語を書きました。たぶん、よくある構成。
ちなみに大事件が起きる前にも小さな事件が起きています。問題が燻っている感じで。

小さな事件を繰り返しているので、物語上の時間も短編と比べると長い、数か月ぐらいあります。
もちろんこの中には書きたいシーン案があるけれど、関係性の変化に重きを置くから話が長くなった気がします。初心者なのでまだつかみきれてないですけど……。
ちなみに、もっと長く書こうと思う場合はこの図で言う2話3話当たりをもっと膨らませたり、小さな問題を増やしたり、番外編的な話(寄り道する)を挟んだりしたらいいんだろうな~って思いました。
自分の小説に対する信頼が必要
短編と比べると明らかに長距離走。場合によっては何か月も書くことになる。(私は3か月かかった)なので「この小説は絶対面白い!」って思えるプロットを作る。じゃないと最後まで書けないなあって私は思いました。
あと、前回頓挫したことを反省して、プロットは慎重に作りました。
前回なぜ頓挫したかというと、
推しCPが付き合ってないのにスケベするのが、自分の中でNGということに途中で気が付いたからです。他人が書いた物なら全然読めるのに、自分ではNGだったんですよ……びっくりした。
そういうシーンがプロット上にあって、どうしても避けて通れなくって、最終的に企画が頓挫しちゃった。まあ、自分の性癖への理解が深まったってことで良しとしていますが。けど、何か月かかけて練っていたプロットを、お蔵入りさせちゃったので、時間や労力がもったいないなあって思ってしまって……。
なので、今回の中編に再チャレンジした時は、絶対自分が萌える話、自信がある話であるように、丁寧にプロットを作りました。
どの章にも自分的ご褒美シーンを作る
長期戦なので、毎章に自分に対するご褒美シーンを用意してました。
要は、自分の前に楽しいシーンを吊り下げておいて、
「このシーン書きたいだろ!? なら書き進めろ!!」ってやってました。
私の場合はえちえちシーンが書きたい人間なので、とっておきの最高なえちえちシーンを章ごとに用意してました。
※ただし、えちえちシーンは執筆する側としては体力消耗するシーンなので、楽しかったけど疲れましたw
継続して書き続ける
用事や体調によっては執筆をお休みする日もあったのですが、休んでいる期間が長ければ長いほど、「私が書いている話、面白いか?」という、書き手あるあるの呪いが発動して、厄介でした。
でも私の場合、いつもそうなのですが、読み返してみると「私の話、最高に面白いが?!?!」って思い直して元気が出るんですよね。つまり、私は執筆から離れていると、どんどん不安になるタイプみたいです。
自分の作品に不安を感じてしまうと、そもそも執筆しようという気持ちが遠ざかってしまうし、読み直してメンタル復帰させないといけないので、私はなるべく書き続ける努力をすべきだなあって中編を書きながら思いました。
なので、できるだけ毎日、数百文字で構わないから書くようにしてました。毎日500文字でも書けば、1週間で3500文字進みますからね。着実に進む。
ヘビーな展開でも書き続ける
私は明るいテイストの話が好きなんですけど、とはいえ、話の展開上主人公が落ち込むヘビーな展開を書かなくてはいけないこともあって。(自分でヘビーな内容のプロット書いておきながら、その箇所の執筆を躊躇するという謎)
必要な展開だし、主人公が落ち込む展開は絶対に作品全体を面白くするって信じているけれど、如何せん、今まで避けてきたのもあってきつかったです……。でも書かないとお話は終わりません。
毎日プロットをメモしたアプリを開いて、数行でもいいから本文を書き進めました。そしたら数日後、ヘビーな個所は書き終わってました!「なんだ、自分、書けてるじゃん?」って自分で自分を褒めました。
インプットも継続する
私が初心者だからなんですかね、プロットもあるし書きたいこともある状態だけど、どんどん語彙力が薄れていく気がしてしょうがなかった。
特にえちえちシーン!!
最近、このシーンを書く前に私はウォーミングアップをすることにしてます。DLsiteで漫画を読んだりTL小説を読んだりして、「私も最高な話を書いてやるぞ~!」と気分を上げてました。
・・・ってことをしていたら、執筆中に読んでた創作講座の本にも似たことが書いてあって、そこそこメジャーなやり方なのかなって思いました。
書き終えて、嬉しかったこと
達成感が得られたこと
なによりこれに尽きます。一人遊びが得意な方だけどwだらだらと同じことの繰り返しは辛いんですよね。「できた!」「自分はやればできるんだ!」という刺激は、何よりも代えがたいです。
予想文字数通りに書き終えた
小説を何作か書いていると、プロットを立て終えたところで「これは何万字の話になる」ってわかるじゃないですか。
私は短編で大体予想を的中させてきたけれど、「これって中編でもいけるのかなあ?」と思ったら、いけました。予想通りの文字数で書き終わった。
あの感覚、中編でもいけます!!
それを知れて、面白かったです。
ということは、皆が目標にしがちな”10万字”という大台も、この感覚を逆に使って、10万字になるようなプロットを立てば行けるはずですね。
四部構成的にもめちゃ綺麗な文字数配分
「1話あたり1万5000字ぐらいの話だろう」との予想の元、書いていたら、本当にそのぐらいの文字数の話を書き続け、全体を通して四部構成的にめちゃくちゃ綺麗な文字数配分にすることができました!

四部構成の話をしている本は以下の物。この本の中で、話を四分割してそれそれのパートで文字数を揃えたほうが良いと紹介されていたと思います。
最近、四部構成はあまり気にしてなかったんだけど、でも見た目綺麗なのでなんだか気分が良かったです(小並感)
四部構成を使いながら話を長くしたい場合は、私の場合1話当たりの文字数が一定しているので、4話構成から8話構成にしたらいけそうですね。
こういう気づきが得られるのも、書き終えてみて嬉しいというか、面白いな~って思えることの1つですね。
まとめ
「中編を書いてみたいな」と思いつつ、「自分にそんなプロットが作れるのかな?」としり込みしていたのですが、思い切って再チャレンジして本当に良かったです。ストーリーの組み立て方を工夫したり、自分の癖を意識しながら書き続ける方法を模索したりして、試行錯誤そのものがとても充実していました。
そして、何より書き終えたときの達成感!大人になると、やったことのあるものばかりに囲まれがちですが、挑戦してみると「まだまだ未知のことってたくさんあるな」と実感しました。新しいことに挑む楽しさや、創作の刺激を改めて味わえて、とても幸せな時間でした。
SSや短編を書いている方が、「もう少し長めの話を書いてみたい」と思ったときの、何かきっかけや参考になれば嬉しいです。
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