いじめで不登校になった女性。色んな事情を持つ人たちが夜間中学に集まり、自分の人生を見つめ直す、『星の教室』公開。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は時々思います。最終学歴が低いことはこんなに弱いことなのかと。
大学は1年で中退で、最終学歴は高校卒業。前からたまに観ていた、ライターの正社員の求人。真ん中までスクロール。応募資格、
『大学、大学院卒業以上』。
そのページは閉じる。変えられない現状を私は変えることができない。黙って観たことを忘れる。
新卒でもないので、新卒や第二新卒すら対象外。現実は厳しい。
中退は相部屋の人からの嫌がらせから逃げるため。引きこもりから不登校になり、自分を守るため。
でも、結果的には高校卒業という最終学歴が私の人生に暗い影を落とす。過去自分を守るため逃げたことが、30代の今の自分を苦しめるなんて思わなかった。
世の中は学歴主義だと再度思わされる。必然と対峙することになる。
辛いですね。
この記事では、私は該当しませんが、不登校だった女性が夜間中学に入学し、仲間を見つける素敵なお話です。
2026年11月6日(金)より角川春樹氏にとって最後の総監督作品で、主演に俳優の桜田ひよりさんを迎え、映画『星の教室』の公開日が決まりました。共演に萩原聖人さん、仙道敦子さん、真木よう子さん、原田泰造さん、小泉孝太郎さん、浅野温子さん、中尾ミエさん、山本學さんが出演されます。
[あきない世傳 金と銀]、[みをつくし料理帖]など数々の時代小説や人間ドラマを世に送り出してきたベストセラー作家・髙田郁氏による同名小説をベースにした本作。色んな事情から義務教育を終えられなかった人たちが集まる夜間中学を舞台に、人生につまずきながらも再度希望を見出していく人々の姿が描かれていきます。
1976年に社会現象を巻き起こした[犬神家の一族]を皮切りに、[野性の証明][人間の証明][セーラー服と機関銃][復活の日][蒲田行進曲][里見八犬伝][時をかける少女][天と地と][Wの悲劇]などのメガホンを執った角川春樹氏が総監督を務め、[わたしは光をにぎっている][四月の永い夢][やがて海へと届く]などの中川龍太郎氏が監督を務めます。
脚本は映画[ビブリア古書堂の事件手帖]の松井香奈氏と角川氏が共同執筆しました。
桜田さんは、いじめが原因で不登校となって、中学校を卒業できなかった潤間さやかに演じました。
今回は、『星の教室』のあらすじと、2026年7月から始まった島根県出雲市の夜間中学が開校のニュースを紹介します。
あらすじ

公開された特報映像では、坂本九の楽曲「見上げてごらん夜の星を」に乗せて、学生時代にいじめが原因で不登校となり、中学校を卒業できなかった潤間さやか(桜田ひより)が、さまざまな事情から学ぶ機会を失った人々のための「夜間中学」の存在を知り、「もう一度やり直したい」と勇気を振り絞って通学を決意する姿が描かれている。
引用:桜田ひより主演『星の教室』に小林虎之介、おいでやす小田、真木よう子ら出演 特報映像も Real Sound(2026年)
特報も公開中
ここからは島根県出雲市でなぜ夜間中学を始めることになったのか?、そのきっかけを紹介します。
2026年7月4日、
島根県出雲市内の会社員や元教員で有志で構成されたグループが、島根県出雲市上塩冶町にある市隣保館で「いずも自主夜間中学」を開校しました。外国籍の人や不登校などで十分な教育の機会を得られなかった人などを学習面で支援します。同じ様な活動は、島根県内では大田市に続き2例目でした。
グループは「いずも夜間中学をつくる会」で、20~80歳代のスタッフ25人が所属し、一緒に元中学校理科教諭で代表の男性Aさん、副代表の男性Bさんが主体になり、準備を進めてきました。
出雲市内にはおよそ5500人の外国人が暮らし、ブラジルなど外国ルーツの子ども達も多くいます。2人は現職時代、不登校で十分に学習するきっかけがない生徒や言葉でつまずいた生徒に接してきました。親御さんから相談を受けることもありましたが、行政だけの支援では限界も感じていました。
2023年、元中学校理科教諭で代表の男性Aさん、副代表の男性Bさんは自主運営としては島根県内で初開校した大田市の「おおだ夜間中学」で、スタッフを務めました。色んな事情で十分に勉強できなかった10~80歳代の14人が机に向き合う姿を目の当たりにし、「本人が勉強したいと思った時に勉強し直しをしつつ応援できる居場所が必要です」と考えてきました。
その上、出雲市内でもボランティア団体の学習支援で、高校合格を果たす外国籍の生徒の姿にも接しました。出雲市内でも自主夜間中学の必要性を強く感じ、2025年から関心を寄せる有志と7回の設立準備会を積み重ねてきました。
幅広い需要に対応できたいと、小学1年~中学3年のドリルわ教科書を用意し、どの教科を勉強するかは本人との面談を介して決定します。進学や資格取得など将来について面接練習や相談にも対応していきます。
元中学校理科教諭で代表の男性Aさんは「しんどい想いや生活に困っている人をしている人に勉強は生きることに結び付くことを伝えたいです」と語り、副代表の男性Bさんも「学び直しをしたいと思った方のサポートになれる存在になりたいです」と述べました。
授業は原則、毎月第1~3土曜の18時~19時40分で、1コマ45分を2コマ分実施します。授業料や入学金は無料で、校外学習の時には実費が必要。出雲市内に居住、勤務する小学校卒業以降の人が対象で、国籍は問いません。2026年7月4日14時から開校式を開催し、学習についてのスタッフ紹介や概要説明などがあります。
お問い合わせは、どちらも電子メール(izumoyachu@gmail.com)か、「夜間中学をつくる会」事務局(070-3601-1301)。
参考:「自主夜間中学」開校、元教員や会社員ら「勉強したいと思った時に応援できる場が必要」…国籍不問、ニーズに対応 読売新聞(2026年)
学歴に飢えた20代
大学中退後、色んなアルバイトを働くために、色々受けていました。学歴不問、これならできるかも?それすら容赦なく落とされる。
理由は私にも、学歴不問でも、私には学歴がないからだ。毎回腑に落ちた。
大学を中退し、アルバイトを探し始めて間もない頃は、「自分の行きたい大学に入り直すんだ」と、本屋さんに行き、ワクワクしながら、高校の教材を観て、たまに買って。
ただ、アルバイトに落ちすぎて、約10年間引きこもりになった時、その気力もなく、こもり続けた。
部屋にこもる私に、母は『通信大学とかどう?貴方が学びたい学科もあるよ。放送大学もいいんじゃない?』と、資料を取り寄せて、私の部屋の前に置いた。
人生に絶望した私は、母が取り寄せた大学の資料を一度も開くことはなかった。
1ヵ所目のA型事業所で働き出し、あの頃は人に、「大学に入り直したい」と言っていました。
30代になり思うのが私には無理だなと。大学自体存続が危ぶまれ、女子大や男子大は共学に。在籍する学生にすら課す年々上がる授業料。
仕送りなど無ければ、学生がアルバイトを複数掛け持ち。卒業しても、バイト漬けを何を学びに来たのか分からない話をよく聞きます。
私が再入学したかった20代の頃と、少子化だけではなく、大学に置かれた状況が変わり過ぎて、私はもう入学は色んな意味で無理。
今は大学に入らなくても、新聞やニュースを読み、日々学んでいます。
『星の教室』の主人公の女性は、いじめから不登校が私と重なります。友達や仲間が私にはいませんが、近しい境遇だからこそ、この映画に惹かれる要素が沢山ありました!
