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富山県・南砺市|木彫体験にて、木材と向き合い、伝統技術の奥深さを学ぶ🪵

こんにちは、akaです!
4/17-19で富山に行ってきました。

その中で、木彫りにおいて日本一の技術力を誇ると言われている井波彫刻を体験してきました!
井波彫刻の体験の様子と歴史、井波の観光についてご紹介します!


井波彫刻とは?

井波彫刻(いなみちょうこく)は、富山県南砺市で製作される、250年以上の歴史を持つ伝統的な木彫刻です。
200本以上のノミを使い分け、花鳥風月や獅子頭を立体的に彫り上げる「透かし彫り」の技術が特徴で、日本一の技術力を誇る木彫刻産地として知られています。

詳しい歴史は後段にて!


早速木彫り体験をしていく!

井波の街に到着し、お昼をさっと食べ、体験会場に向かう。

ふむふむ、会場は黒髪庵という場所かぁ。

この黒髪庵とは、1801年建立の建物で、加賀・越中・能登の俳人らが寄進して建てられ、近くには松尾芭蕉の遺髪を埋めたと伝わる「翁塚」があり、芭蕉ゆかりの地として市指定文化財となっています。


え!こんな歴史的な場所で彫刻体験できるの!?
ワクワクが止まりませんでした😆


そこで待っていたのは、彫刻家の野中願児先生!
木彫りの作家さんってちょっと厳しそう!
そんなことありません、物腰柔らかな優しい職人さんでした🥰

https://www.mokutyou-ganji.com


動物の木彫りを得意とされていて、後ほど行った井波彫刻総合会館の猫の彫刻作品の特別展では先生の作品だらけでした!


今回はぐい呑み体験!早速やっていきます!

最初はこんな状態...👇

中はくり抜かれているので、既にコップとして使えそうですが、ここから、彫刻らしく仕上げていきます!

木のビスでコップを挟む。
木槌でたたいてビスを固定する。
木槌で叩きながら、ノミを打ち込む🔨


ノミを打ち込むとき、割れやすい木の向きだと、一気に裂けてしまいます。
そのため、慎重にノミを打ち込んでいきます!

全体の形を確認しながら、
どんなぐい呑みにするかをイメージしていく。
鉛筆で目印を入れる。

先生はもともと、三重県出身で、神輿など、物をを作る職人に憧れて、高校の美術の先生に相談したところ、工芸が盛んな富山県を薦められて井波彫刻の職業訓練校に入学&弟子入りしたそうです。

当時、弟子入りすると、宿とご飯を出してもらえて、5万円のお小遣いが貰えたそうです。
1本2万円近くのノミを300本近くコツコツと集めたようです。

技術を学びながら生活資金を貰えること、職人の家に生まれていなくても職人になれることを知り、
工芸に携わるのはハードルが高いように見えて意外と低いのかもしれないと思いました。

今はどうなのでしょう。


さぁ、いよいよ彫刻の作業を終え、焼印を押していきます!

熱いコテを押し付ける。
煙とともに、焼印が浮かび上がる✨


ついに、完成しました!
彫刻らしい1点もののぐい呑み。
宝物になりそうです!

私のは右の作品🍵
あえて、三日月のような
不安定に見える形に彫り上げました!
こんなデザインどこにも売ってないはず!


3日前から予約可能です👇
所要時間:1時間
金額:3,500円/人


井波彫刻始まりの地、井波別院瑞泉寺


井波別院瑞泉寺は、富山県南砺市井波にある真宗大谷派の寺院で、1390年に本願寺5代綽如が開いた北陸最大級の木造伽藍です。

この瑞泉寺が井波彫刻を生み出しました。

江戸時代後期に京都本願寺の御用彫刻師前川三四郎から伝えられた寺院彫刻の技法により、井波の宮大工が山門を再建したことが井波彫刻の始まりとなり、現在井波の町には200名の彫刻師がいます。

特に👇の獅子の子落し彫刻が1番の傑作とされています。

獅子の子が落ちる重力を感じます!

こちらは、井波に彫刻を伝えた前川三四郎の弟子で、井波彫刻の元祖と言われる田村七左衛門の作とされています。

他にも境内には彫刻がたくさん!

手挟彫刻というもので、中心を空洞にして彫る"篭彫り"という高度な技法が用いられています。
羽の一枚一枚が細かい...
こんな案内板も彫刻!

国宝級の彫刻が楽しめる瑞泉寺、是非行ってみてください!
入場料は500円です。


一級品が勢揃い!井波彫刻総合会館


井波彫刻の本物を全身に浴びたい...

そんな方に是非おすすめしたい場所が井波彫刻総合会館です!
入場料は500円ですが、絶対に見に行ってほしい!

入り口には日本一大きい彫刻がお出迎え!
3D造形の感性がすごい!
値段も書いてます!
家に置いてみたいが、
ヤクザの家みたいになりそう...
ギターかっこいい!
欄間も美しい!
車の内装も!


何個作品が飾られているのか分からないくらいの物量...
写真禁止でしたが、過去の名匠の作品もありました!

感動すること間違えなしです👍


芸術における、趣味と仕事の違い


彫刻を今回教わった野中願児先生に彫刻を仕事とする人と趣味でやっている人の違いを聞いてみました。

趣味でやっている人の中にも、職人を超える素晴らしい作品を作り出す人はたくさんいます。

私たち職人は自分のためではなく、誰かに買ってもらうために作品を作ります。
つまり、お客さんが購入する価格に応じた作業時間で作れる範囲内で制作する必要があります。

自分の作りたいものだけ作って稼げればそれに越したことはない。
置物という商材である彫刻において、それを実現できることは滅多にありません。
需要にあったものを作っていく、それがビジネスで彫刻をやるということです。
私の場合は、特に縁起物需要が高い干支の動物の売れ行きが高いので、干支の動物を主に作っています。私は動物をモチーフにすることが好きではあるのですが、趣味だったら表現できる幅がもっと広がるかもしれないと思っています!

※先生の言葉を私なりに解釈した部分あり


趣味・好きなことを仕事にしたいという社会の流れがありますが、実は趣味は趣味のままの方が良いこともあるのかもしれません。

必要最低限なものだけを家に置く、ミニマリストも増えている中、井波彫刻はどのような未来へと歩むのでしょうか?
私自身、工芸品を使う消費者として、工芸にかかわっている人間として、新たなライフスタイルの提案ができれば良いなと思っています。

それでは👋



私の旅に対する考え方💁
暮らすように旅をしたい...


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