休職中に気づいたこと。私は思っていた以上に、ちゃんと頑張ってきていた。
休職して、少しずつ自分と向き合う時間が増えていく中で、これまでの仕事やキャリアについて振り返ることが増えました。
仕事をしているときは、いつも目の前のことで精一杯でした。
次の日の仕事。
目の前のお客様。
周りとの調整やフォロー。
毎日、その時その時で必要なことに向き合うことで手いっぱいで、
「自分がこれまでどんな仕事をしてきたのか」
を、ゆっくり振り返る時間なんて、ほとんどありませんでした。
転職活動をするたびに、職務経歴書を書くために過去の仕事を振り返ることはありました。
でも、それは「何をしてきたか」を整理するための振り返り。
「そのとき自分は何を考えて、どんな気持ちで、どう動いてきたのか」
そこまで深く振り返ることはありませんでした。
でも、休職という時間ができて、
初めて今までの自分の歩みをじっくり考える時間ができました。
そして、そこで気づいたことがあります。
私は、自分が思っていた以上に、ちゃんと頑張ってきたんだな、ということでした。
いろんな経験の積み重ねが、今の自分につながっている
振り返ると、本当にいろいろなことがありました。
上司や先輩、同僚とうまくいかず、ぶつかったこともありました。
思うようにいかなくて悩んだこともありました。
でも一方で、苦しいときに支えてくれる人や、頼ってくれる人がいたり、
温かい言葉をかけてくださるお客様や取引先の方々がいました。
当時はいっぱいいっぱいだったことも、
今振り返ると、そのひとつひとつが今の自分を作ってくれた経験だったんだと思います。
そして、どの場所でも、
その時の自分にとって、「これが最善だ」
と思うことを選びながら、向き合ってきたんだと思います。
そのときの自分なりに、ちゃんと考えて動いていたこと
これまでの仕事を振り返ってみると、共通していたことがありました。
それは、目の前の状況で、
「自分にできることは何だろう」
と考えながら動いていたことです。
例えば、旅行会社で海外添乗をしていた頃のことです。
予定通りに進まないことや、予想外のトラブルが起こることもありました。
経験も少なく、内心は不安でいっぱいでした。
それでも、
「どうしたらお客様に安心してもらえるか」
を考えて、その時の自分にできる対応をひとつずつしていました。
また、ベテラン社員の方から旅行企画の担当を引き継ぐことになったとき。
最初は「なぜ自分がこの仕事を任されるんだろう」と不安に思いました。
でも、
「自分だからできることは何だろう」
「私に任せてもらえた理由は何だろう」
と考えながら、これまでの経験を踏まえて、自分なりのやり方を作っていきました。
営業職をしていた頃には、ただ商材を提案するのではなく、相手の会社や状況に合わせた企画を考え、提案したこともありました。
バックオフィスの仕事をしていた時には、別部署の担当者とエンジニアと話し合いながら、より良くするための仕組みづくりにも取り組みました。
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。
失敗したことも、悩んだこともありました。
でも、その時その時で考え、試行錯誤しながら、自分なりの答えを探していました。
形に残るものだけが、仕事の成果ではない
もちろん、今の環境についてはまだ整理できていない気持ちもあります。
今はまだ、すべてを「いい経験だった」と言えるほど簡単な話ではありません。
でも、これまで歩いてきた道まで否定する必要はないんだと思えるようになりました。
仕事って、成果物や数字だけでは測れないものもあると思っています。
一緒に働いた人との関係
お客様や取引先の方からいただいた言葉
うまくいかない中でも、もがきながら考えた時間
そういうものも、振り返ってみると、全部自分の中のどこかに残っています。
大きなプロジェクトを率いたわけでも、分かりやすい賞や肩書が残っているわけでもありません。
でも、その場所で誰かと関わり、考え、悩みながら向き合った時間は、確かに自分の人生の一部になっています。
ちゃんとやれていた、と自分で認めるために
休職して立ち止まったことで、
今まで見えていなかったものが見えるようになりました。
「何も残せていない」と思っていたけれど、
振り返ってみると、私は思っていた以上に、ちゃんと頑張ってきた。
そう思えるようになりました。
あのとき、あの場所で、自分なりに精一杯向き合っていたこと。
出会った人たちとのつながり。
もがきながら考えてきた時間。
それらは、きっと簡単には消えないものなんだと思います。
もし今、仕事のことで立ち止まっていたり、
過去のキャリアに自信を持てなくなっている人がいたら伝えたいです。
自分では気づいていないだけで、
きっとそれぞれの場所で一生懸命向き合ってきた時間があります。
形に残るものが少なくても、
歩いてきた道そのものが、自分だけのキャリアになっている。
これからも、自分が歩いてきた道を大切にしながら、自分らしいキャリアや働き方を探していけたらいいなと思います。
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