くどううた個展『深呼吸』を吸い込んだ
輝かんばかりの画家がいて、
それはとってもうつくしい二十歳のくどううたさんだ。
私は彼女のはじめての個展に行ったことをきっかけに、
初詩集の表紙の絵を描いていただいた。
今でもその絵は大切な一枚だ。
彼女の絵はのびのびと光を浴びていられる絵だ。
力強く、圧倒的に世界を持っている。
ひかりは四方八方に放出され、
眩しい。
今回、近くで個展をするということで、
まりさんと待ち合わせて観に行くことになった。
場所は種土とかいて「たねと」さん。
きっと見つけてほしくないのだろう。
迷わずにはいかれない場所だった。











種土さんの二階からの景色。
JRと山陽電車が両方見えるという、
長男におすすめスポットでもあった笑


夕方からは、
この間tentoufuさんでご一緒したisaさんが娘様と一緒にライブをした。
なんとisaさんとうたさんは家族ぐるみでお友達なのだそう。
素敵なつながりだった。
ゆっくりと沈んでいく日。
海の風。
電車の電光。
遠い音たち。
その中で風のようなisaさんのギター、
そして娘様の三味線、歌がなんとも言えない空間を作り出していた。
もう演奏も終わる、となったとき、
isaさんからの呼びかけというか、
もう一人のゲスト、と紹介いただいて、
聴いているあいだに書いた詩を朗読させてもらった。
(昨日やろう!となったイベント笑)
四つほどの詩を読んで、
私は退場、というか、もとの場所へ戻った。
最終の曲、そしてアンコールの一曲を終え、
談笑の時間へとうつる。
そこでひとりのお客様さんから
「あなたは声がいい。
いい朗読だった。
最初は言葉に集中していたけれど、
途中から音楽も混じり合い、
とてもいい空間ができていた」
と褒めていただいた。
有難い。
九時を前にして、
まりさんとご辞退したのだけれど、
うたさんには
「これからもずっとすごく応援しています」
と伝え、
isaさんには
「また遊びましょう!」
と手を振った。
一歩間違うと転がり落ちそうな階段を降りながら、
いい一日を噛み締めた。


