『病気を否定しない』が回復への一歩|パニック障害対策|樺沢紫苑先生の本
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前回、心療内科の記事を書きましたが、前向きに通院するために、私が大切だと思う考えがあります。
それは「病気、薬、先生を否定しない」ことです。
戦う敵ではないと思うことで、気持ちが落ち着き、回復への近道になると思うからです。
この考えのきっかけをくれたのが、こちらの本でした。
「精神科医が教える病気を治す感情コントロール術」
著者:精神科医 樺沢紫苑先生
私はパニック障害対策を5つの角度から取り組んでいます。その中の「こころを整える」こととして、今日はこの本のお話をしたいと思います。
「病気と闘わない」
「前は普通にできてたのに」
「なんでこんな風になっちゃったんだろう」
「いつになったら元に戻れるかな」
せっかく調子が良くなってきたと思ったら、振り出しに戻ったような絶望感を感じ、そのたびに落ち込む。
パニックの症状だけでも辛いのに、メンタルも下がり苦しかった時期が何度もあります。
精神疾患に限らず、全ての病気に対して著者は本の中でこう言っています。
「病気と闘わない。病気は自分の体を守るための保護装置なので、敵でなく味方」
私は病気に苦しめられていたと思っていたので、病気を悪者のように扱っていました。
でも「自分を守るための保護装置、味方である」と読んで、もしかして体に申し訳ないことをし続けているかもしれないと、そこで立ち止まって考えることができました。
病気と闘っていたつもりはなかったけれど、確実に抗っていました。
自分の体に対して、「ありがとう」と「ごめんね」の気持ちが湧き、そこからだんだんと受容することができたような気がします。
「お医者さんや薬と闘わない」
心療内科に限らず、病院へ行くと相性が合うお医者さんもいれば、苦手なタイプ、萎縮してしまうタイプなど様々な先生がいらっしゃいます。
ましてや初めての心療内科となると、「心」の部分なのでどんな先生なのかな?とかなり警戒します。
私自身、どんな薬を勧められるのだろう、薬は断れるのかな、などとても慎重になりました。
著者の樺沢先生は、お医者さんを否定しないことを訴えています。
「医者と闘わない。医者は山登りのガイド。道を示すだけで、治すのは患者自身。薬も否定しない。」
何かと闘うことは、それだけでアドレナリンが増えストレスにつながり、病気を治すことから遠ざかるとのこと。
そしてハッとしたのが、お医者さんはあくまでも「山登りのガイド」ということ。
「通院していれば治してくれるんでしょ」という姿勢では、残念ながら治りません。
私は「最後の砦」だと思って心療内科へ行きましたが、もしかしたら「行けば治してくれる」という気持ちがあったかもしれません。
治す方向は示してくれる。けれど努力するのは自分自身。おんぶにだっこではないということ。
この本を読んで、自分の考えは少し甘かったんじゃないかと、見つめなおすきっかけになりました。
「今も意識している大切なこと」
これを読んで私は、
・治すには自分の努力も必要
・どの病院へ行っても大体の治療方針は同じ
・お医者さんとも薬とも戦わなくていい
ということを忘れないように通院を続けてきました。
幸運にも先生、スタッフの方は親切なので、問題なく通院を続けられています。
樺沢先生は、
受容すると、医者、薬を信頼しはじめ、安心につながり、感謝が増え、人とつながりたくなり、セロトニンが増える
→回復につながる
と言っています。
何かを責めてしまうことは、自分のストレスを増やすことになります。
敵ではないと意識することで、心が軽くなります。
またお医者さんは伴走してくれるけれど、治すには自分も努力することが前提という、大切なことも学べました。
・「診察時間が短いな」と思うのは受け身だからかも?聞きたいこと、疑問点があるならメモをして積極的に聞く
・不摂生な食事、不規則な睡眠は自分で改善していく努力も必要
・関連書籍を読み、新しい考えは否定せず試してみる
病気を治す「チーム」として、先生と一緒に頑張るという気持ちが必要なのかなと思いました。
この本では、受容できず否認してしまう脳の仕組みや、それを抑える方法についても詳しく書かれていました。
参考になる部分がたくさんあったので、興味があればぜひ読んでみてください。
このnoteでは、パニック障害と付き合いながら無理なく暮らすヒントを発信しています。私の対策の「5つの柱」はこちらに詳しく書いています。
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