心理学を通信制大学で学ぶって実際どう?フルタイムでも卒業できる?
大人になってから「もう一度学びたい」と感じることはありませんか。
私は20年近く、小学校教員として働いていましたが、昔から抱いていた「心理学を学びたい」という思いや、不登校の子との関わりを通して、「心理士になりたい」という気持ちが強くなっていきました。
(詳しい経緯はこの記事をご覧ください)
公認心理師を目指すには、心理学の必要単位を修得した上で大学院に進む必要があります。
私は教育学部卒だったため、40代で通信制大学の心理学科3年次へ編入する道を選びました。
通信制大学のリアル:最初は「本当にできるかな?」の連続
入学してすぐ、どさっと30冊以上の教科書が届きます。
そこから
教科書を読む → 1600字レポートを書く → オンライン試験 → 単位取得
というサイクルが始まります。
教科書の内容は大学レベルで、最初は正直かなり難しく感じました。
さらに、スクーリング(大学に行く授業)が
7回×3日=21日。
仕事の都合をつけなければならないので、なかなか大変です。
私は当時フルタイム教員で、3人の子育てと両立しながら学ぶのは難しいと判断し、思い切って退職して非常勤に変わりました。
ですが実際には、
フルタイムのまま2年で卒業する人も多く、やり方次第で十分可能です。
勉強が得意じゃなくても大丈夫だった理由
これは声を大にして言いたいことですが、
私は勉強が得意なタイプではありません。
それでも単位はちゃんと取れました。
今はAIもありますし、
スクーリングで仲良くなった友だちから情報をもらったり、
何とか前へ進めます。
「ひとりで全部抱え込まなきゃ」と思う必要はありません。
本気で学びたい気持ちさえあれば、続けられる仕組みが今は整っています。
実習も終え、この春ついに卒業予定
心理学の学びの中でも特に負担が大きいのが、実習です。
実習先を自力で探さなければならず、
あがり症の私にとっては電話をするだけでも緊張の連続でした。
病院へ「実習をさせていただけませんか」とお願いして回る日々。
これが一番の難関でした。
精神科病院での実習では、わずか8日間でも
人生観が揺さぶられるほど深い学びがありました。
そして2年間積み重ね、
この3月に無事卒業予定となりました。
「2年で絶対卒業する」と決めた日から、なんとかここまで来られました。
通信で心理学を学んでよかったこと
① 経験と心理学がつながり、理解が深くなる
子育てや仕事の経験が、心理学とリンクして
「あの時あの子は…」「あの人は…」
と見える風景が変わりました。
② 読書の習慣がついた
レポートを書くために本を読むうちに、自然と読書が日常に。
③ 「知りたいから学ぶ」が純粋に楽しい
理解できる瞬間が、小さな達成感の積み重ねになりました。
④ 新しい仲間との出会い
営業・研究・福祉など、多様な職種の人と出会い、視野が広がりました。
大人になると職場以外の友人ができにくいので、大きな財産です。
デメリットも正直に
通学制に比べると“学びの厚み”が薄いと感じることがある
実習先を自分で探す必要があり、ここが最大の壁
忙しいとレポートが進まないので、自己管理が必須
それでも…
ここからが本当のスタート
通信制大学の2年間は、本当に忙しい日々でした。
それでも
2年で卒業予定となり、大学院にも合格。
ここからが本当のスタートだと感じています。
大学院での学び、
公認心理師試験への挑戦、
心理職として働く未来——。
まだまだ道のりは長く、歩き始めたばかりです。
そして正直に言うと、
貯金は減っていて、不安がゼロではありません。
それでも、
「今やりたいこと」を選んだ自分を信じたいと思っています。
学び直しは、
人生の景色を静かに、でも確実に変えてくれました。
満足度や充実感は、以前より確かに上がっています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
