シーブルックへの週末旅行 2026
2026-06-19 (Fri) ~ 21 (Sun)
この間の週末、親友グループと一緒に、シーブルック(Seabrook)という海沿いの町に行ってきた。ここに初めて行ったのは10年前。その後にも一度訪れて、今回が3度目ということになる。
シアトルから車で3時間弱のシーブルックは、2004年に開発が始まった、まだとても新しい町。道も家々も新しくとても綺麗で、10年前に行った時にはスタジオのセットみたいだと思ったっけ。

シアトルを朝に出発し、ワシントン州の州都オリンピア(Olympia)を通過した辺りのRanch House BBQ & Steak Houseという店でランチ。手が汚れるから普通は注文しないスペアリブだけど、たまーに食べたくなるんだよな。骨からホロホロと外れる豚のリブ肉は、ほんのり甘いバーベキューソースをまとって美味! でもハーフサイズなのにこの巨大さなので、半分ちょっとしか食べられなかったよ。この倍の量のフルサイズを注文する人なんて、本当にいるんだろうか?

シーブルックには14時頃に到着。ワインを飲みながら他のやつらの到着を待って、のんびりと早めのディナーに出発した。
綺麗な町並みはそのまま。町の中心部には前にはなかった店が立ち並んでいて、すごい発展ぶりだ。3連休の週末だからか、かなりの人々で賑わっていた。

ディナーは、シアトルにも支店があるメキシコ料理のKoko’sで。注文したメキシカン・エンチラーダは巨大すぎて、3つのエンチラーダのうち2つしか食べられなかったよ…。美味しかったし、みんなとの会話も楽しかったので、最高のディナーだった。


家に帰ってからは、Paulの誕生日をお祝いして、みんなでケーキを食べた。ベインブリッジ島(Bainbridge Island)で買ってきたらしいケーキは、なんだか日本のストロベリーショートケーキみたいな味がして、最高に美味しかった。しっかしPaul、64歳になったというのに若々しい! グラノーラやフルーツをたくさん食べたり、ジムでエクササイズしたりしているからなのかもしれないな。僕はいつも座ってばかりで不健康だと自分でも思っているので、もっと健康的な生活を心がけないと!

みんなで健康の話なんかをしながらワイワイと過ごして、22時にはベッドに入った。
次の日の朝はTimの黒柴Hunterの散歩に付き合って、朝食を作ってくれるEdとBettyを除いたみんなで海岸まで歩いていった。新しい木の香りのする長い階段を下りていくと、どこまでも続く大きな海が広がっている。
最初にシーブルックに来た時には、この海に愛犬Foxの遺灰を流し、2度目に来た時は母の遺灰を流した。別にこの海岸が特別だってわけじゃないけど、僕も死んだらここに遺灰を流してもらうように遺言書に書いてある。どこの海でもいいんだけどね。この人生が終わったら、体は地球に還したい。

ここの海は真夏でも水が冷たいので、泳ぐ人はあまりいないらしい。でもものすごく広くて、とても気持ちのいい海岸だ。シアトルのような湾ではなく、外海に面した海岸なので、遠くまで続く海の解放感が素晴らしい。
波の音も、シアトルあたりの海岸でよく聞く「ザザーン、ザザーン」という感じではなく、もっと重低音を足した「ドドーン」という音がミックスされている。大自然の大いなる力が感じられるようで、畏怖の念を抱かざるを得ない。


プロポーションが全然変わっちゃってるんですけど🤣

「へー!!」ってなった
家に戻ると、EdとBettyが朝食のチャーハンを作ってくれていた。どちらも昨日のメキシカンレストランでの食べ残しの肉を再利用したもので、醤油味のチャーハンと、シンプルなガーリックライスの2種類。フィリピン料理では、朝食にガーリックライスが付き物。チャーハン系が大好物の僕にとっては、最高の朝食だ。

朝食の後は、なぜかみんなでAI写真加工大会が始まってしまった。そういえば10年前に来たときにも、Snapか何かのフィルターでみんなで遊んでいたよな(笑)。技術は確実に進歩しているけど、僕らの楽しみ方は変わってないってのが笑える。


Edなんか完全に別人じゃん!!🤣🤣🤣
朝食の片づけをした後は、みんなで町に繰り出そう。途中で顔ハメ看板があったので、仲良しグループで記念撮影。アラカンになってもこういうことができる仲間って、とても大切だと思う。

いやいやいや、本当にシーブルックは成長した。前に来た時には、こんなにたくさん店がなかったよ! 前は綺麗な住宅街のスタジオセットみたいだと思ったけど、今ではちょっと進化して、映画『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)の舞台の町みたい(笑)。まだ新しい町だから、みんなピカピカの新品みたいで、「住みこんだ」感じがしないんだよね。

町の名前が入った服を売る店で、シンプルなフディー(Hoodie)を購入。でもこれで$58ってのは暴利だー! 最初は町の名前が入ったTシャツを買おうと思ってたんだけど、シンプルなTシャツでも$40だったので、それだったら$58のフディーを買った方が得な気がして…。まぁTシャツはたくさん持ってるけど、僕にとってフディーは初めてだから、それでよかったんだと思う。
英語の日本語表記のゆらぎに時々ムキーッ!となってしまう僕なので、またまたそういう表記について書いてみる。“Hoodie”は日本語でどう表現するのかなと調べたら、「フーディー」と出てきた。えー、これは絶対違う!! 「フーディー」と書いたら、「食べ物に感心の強い人」とか「グルメ」とかの意味の“Foodie”を連想しちゃうよ。服の“Hoodie”は、「フ」にアクセントを置いた「フディー」ということで、なにとぞよろしく。「フッディー」でもない。


しばらく町を散策した後は、The Stowawayというワインバーで一息。最近はどこのワインバーも高くなって、グラスワインだと1杯$14以上くらいと、僕にとっては非常に高額。ここのロゼのスパークリングはグラスだと1杯$14だけど、ボトルだと$34となかなかお得だったので、それを同じテーブルの3人とシェアすることにした。これだと1人2杯は確実に飲めるので、だいぶ割安になって嬉しい。


この後はすぐそばの不動産屋に入って、ハッピーアワーの無料グラスワインを飲みながら、この町の不動産の価格を色々と見てまわった。個人的にシアトルから離れすぎていると思うので、ここに家を買うつもりは全くないけど、旅先で不動産の価格を調べるのは夢が広がって面白い。

売りに出されている家の内部が見られるオープンハウス(内覧会)があと20分ちょっとで終わってしまうらしいので、急遽みんなでそっちに向かうことにした。早足で歩いて、その家に辿り着いた時には閉館時間の何分前かだったけど、家の中では不動産会社の人やオーナーらしき人たちがワインを飲みながら歓談していたので、中を見せてもらうことにした。

ベッドルームが4つもあって、その各部屋にバスルームがあるって、なかなかすごいデザインだ。大きな家族にとってはいい場所なのかもしれないな。僕にとっては惹かれるものがなかった。この家の売り出し価格が$1,299,000で、日本円にすると2億円以上にもなるけど、シアトル近辺としてはそれほど高く感じられないってのが悲しい。4ベッドルームもある広い家なので、シアトルの都市部でこの値段だったら超お買い得だと思うけど、バケーションホーム的な感覚のシーブルックにしてみれば、少し高めの価格設定かもしれない。
かなり歩き回って疲れたので、家に戻ったらちょっとベッドに横になって休憩。
18時には予約していたレストランRising Tide Tavernでディナー。僕はオーストリアのとんかつともいえる、シュニッツェルを注文。これはまあまあとしか言えなかった…。シュニッツェルと名乗るなら、もっと肉を叩いて薄く伸ばさなきゃだし、マスタードソースも全く感動しない味だった。何より悲しかったのが、僕の大好物でもある付け合わせのシュペッツレ。ほとんど味がついてない! みんなとの食事はとても楽しかったけど、味的には全く感心できないレストランだった。同じ時間帯で、昨日のKoko’sは満員御礼だったのに対し、このレストランにはかなり空席が見られるってのは、やっぱりそういうことなんだろうな。

Pork tenderloin pounded thin, crusted and fried, served with spaetzle, mustard pan sauce and braised red cabbage
途中でアイスクリームを買って食べ歩きしながら家に戻り、みんなでまったりと雑談。テレビには“American Ninja Warrior”という、日本の番組『サスケ』に影響された番組が放送されていたので、みんなでワイワイ言いながら見入っていた。そういえば、ずーっと前に日本の叔父の家に行った時に、『サスケ』は初めて見て面白いと思ったなぁ。あの時初めて会った従妹の息子も、ワシントン大学を卒業して日本で就職している。いやー、時の流れるのは早いもんだ。

こうしてみんなでワイワイ騒いでいる間にも、みんなとのこういう時間はあと何年あるんだろうかと、ふと思ってしまう。友達や知人の訃報を聞く頻度も、本当に少しずつだけど上がってきている。3年前に日本で会った同僚と友人とはもう二度と会えないし、10年前に同窓会で会った高校のクラスメイト2人とも、今年の11月の同窓会で会うことはできなくなってしまった。これからは悲しいニュースばかりが増えて行くんだろうか? まぁ自分がコントロールできることには悩む意味があるけど、どうにもできないようなことは悩んでもしょうがないよな。とりあえず、最後の日に後悔しないように、毎日を楽しく過ごすことに重点を置かなければ。
この夜も22時くらいにはお開きで、楽しかったみんなとの旅行も、これで終わり。でも7月の中旬にシアトルのユニオン湖で、みんなでレンタルボートに乗ってのんびりしようという案が、今回の旅行中に決定。もうボートは予約してある。やれることを、できるうちに楽しまないと!
次の日は、僕らは9時には出発してシアトルへの帰途に就く。そうそう、今回の旅行ではテスラの自動運転を使ったんだった。会社としてのテスラは誰かさんのせいで僕の中で評価が激落ちしているとはいえ、自動運転はスゴイと思う。車内カメラに見張られているので、ちゃんと目を前の道路に向けていないと車に怒られるけど、前に遅い車がいたら安全に車線変更したり、駐車場のある目的地では自動で空きスロットに駐車してくれたりして、すごくよくできてる。もうここまで来ると、ほとんどSFの世界だよなぁ。昔ソフトウェア開発をやっていた僕としては、どんなコードになっているのかとても興味がある。


いやはや、楽しい週末だった。こういう楽しい時間を過ごした後には、友達の重要性を再認識させられる。僕は内向的な性格なので、一人でも全く大丈夫なことが多いけど、気の合う友達は人生をとても豊かにしてくれる。素晴らしい友達に出会えたことに感謝すると共に、この楽しい時間ができる限り長く続くことを祈らずにはいられない。
