かつての超大国アメリカ―どこで間違えたのか どうすれば復活できるのか
- 著者
- トーマス フリードマン 他
- 翻訳
- 伏見 威蕃
- 発売日
- 2012年9月22日
- ページ数
- 525

■大ベストセラー『フラット化する世界』のトーマス・フリードマン最新作! なぜ世界中の先進国は「衰退」するのか? ピュリツァー賞を3度受賞した世界的ジャーナリスト、トーマス・フリードマンと、国際関係論の泰斗マイケル・マンデルバウムによる本書は、アメリカ人がアメリカ人の将来を憂えて書いた本です。 ■日本への警告の書 本書は、私たち日本人(そしてあらゆる先進国)がいま直面し、さらにこれから対峙せざるをえない諸問題が描かれています。教育の質の低下、仕事の消滅、膨らむ政府の借金、社会保障制度の破綻……本書に登場する「アメリカ」を「日本」に置き換えてもおかしくないほど、先進国の問題は共通しています。 ■先進国が抱える「4つの大問題」 フリードマンらは先進国が抱える4つの大問題を指摘します。それは、(1)グローバリゼーション、(2)IT革命、(3)巨額の財政赤字、(4)エネルギー消費の増加と気候変動、です。これらの諸問題へ適切に対応するには、「国民が一丸となった行動」が必要です。 ■アメリカの「決められない政治」 しかし、アメリカでは二大政党制が単なる大衆政治に成り下がり、互いの政策を譲らず、減税や社会保障の拡大といったバラ撒き政策ばかりが採用され、問題の先送りで「将来にツケを回す」政治が横行しています。この政治の停滞に対し、著者らは独立派(第三極)の大統領の必要性を論じます。 ■仕事の消滅、ミドルクラス崩壊、教育改革 フリードマンは世界的なベストセラー『フラット化する世界』で、「IT革命とグローバリゼーションが、地球全体の競争を可能にした」と讃えました。しかし、同時にそれは「海外労働者のデジタル化、自動化、ハイパー接続化」を進展させ、アメリカ人労働者の仕事を奪いました。アメリカが『フラット化する世界』に出会ったときに必要だったのは、ミドルクラスを「ルーチン(定型)の中程度スキルの仕事」から解放する教育改革と、政府の後押しだったのです。 ■先進国の国民が生き残るために何が必要か? アメリカの後を追ってこれまで発展してきた日本も、まさに同じ問題に直面しています。どうすれば、ゆるやかに衰退するアメリカを他山の石とできるのか。国力低下が心配される日本にとって、これ以上ない知見を与えてくれる一冊です。
※2026年8月4日 8:32時点

















































