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🚹夫が「話してくれない理由」はどこにある?──『夫のトリセツ』が教える“対話力”の原点

妻の目には、自分がどのように映っているのだろう。
そんな素朴な疑問から手に取ったのが、
黒川伊保子さん著『夫のトリセツ』でした。

今回は、第2章①-1「男の対話力は、母親の責任」についての
概要とポイントをまとめます。

タイトルだけを見ると強い表現に感じますが、
内容は「妻を責める」「母を責める」という話ではありません。
男性の “対話ベタ” が、発達の過程でどのように形づくられていくのか
という視点を示してくれる章です。

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■ 概要

男性の対話力(=気持ちや考えを言葉にする力)は、
幼少期の母親との会話スタイルに大きく影響されると説明されています。

多くの日本の母親は、
「宿題やった?」
「早くしなさい」
「どうしてそんなことするの?」
といった “命令・注意・問題解決型” の会話が中心になりがち。
そのため、息子が「心をやり取りする会話」を経験しないまま
成長してしまうケースが少なくありません。

幼い頃
「今日どうだった?」
「つらかったね」
「嬉しかったね」
といった “共感型の会話” を十分に受けないと、

  • 気持ちは言葉にしなくていい

  • 話しても意味がない

という学習につながりやすい――
と著者はいいます。

その結果、大人になって妻に
「ちゃんと話してよ」
「どう感じてるの?」
と求められても、そもそもその “型” を練習してこなかったために、
黙ってしまう。
これが、典型的な「対話ベタな夫」の背景として描かれています。


■ 著者が伝えたいポイント

「男性の対話力は母親の責任」というのは、
決して “母を責める” 意味ではありません。

むしろ、
「彼にも発達の歴史がある。
 妻と出会った瞬間から急に対話上手になれというのは酷だ」

という “理解の視点” を示すための言葉です。

だからこそ、妻側の関わり方としては、
「なんで話さないの!」と一方的に言うのではなく、

  • 「私はこう感じてるよ」

  • 「あなたはどう思いますか?」

といった、答えやすい “心のボール” を投げること。
今からでも、妻が「心の対話の練習相手」になれば、
夫は少しずつ対話力を育てていける――

とまとめられています。


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