🚺意見が違ったら「得」を見せる|『妻のトリセツ』が教える合意のつくり方
妻との接し方がわからず、ある日ふと手に取った一冊がありました。
黒川伊保子さんの著書『妻のトリセツ』です。
夫婦のコミュニケーションを脳科学の視点からひもといたベストセラーで、発売当時、大きな話題にもなりました。
今回は、その中から第1章③-2「意見が違ったらゲインを提示しよう」の
概要とポイントを整理します。
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この節の核心:「否定」ではなく「ゲイン」を示す
夫婦で意見が食い違ったとき、
相手の案を否定するのではなく、
「こうすると、こんな良いことが手に入る」
という「ゲイン(得られるメリット)」を見せながら話すと、
合意しやすくなる。
これが、この節で繰り返し語られているポイントです。
概要:なぜ「否定」はこじれやすいのか
教育方針、家や車の購入、日々の選択(外食先など)。
意見が分かれたとき、多くの夫はつい、
「それは高い」
「そんなの必要ない」
と、デメリットから指摘してしまいがちだと書かれています。
しかし、否定や粗探しをされると、女性脳は
「自分そのものを否定された」
と受け取りやすく、ネガティブトリガーが蓄積してしまいます。
そこで勧められているのが、
デメリットではなく、前向きなゲインを提示する話し方です。
ゲイン提示の具体イメージ
■教育・進学の話し合い
「私立はお金がかかりすぎる」ではなく、
「公立にすれば、その分の費用で◯◯の習い事や留学の
チャンスを増やせる。
あの子の経験が、もっと広がると思うよ」
と、子どもが得られるプラスを描いて伝える。
■日常の外食シーン
妻が「パスタが食べたい」と言ったときに、
「太るよ」
「脂っこい」
と否定するのではなく、
「この店の新そばは今だけだし、
君の好きな日本酒に合うつまみもあるんだ」
と、 別の選択をしたときの “嬉しいポイント” を伝える。
この章で強調されている重要ポイント
■「避ける損」より「手に入る得」
「損しない」「失敗しにくい」だけでは、女性の心は動きにくい。
それよりも、
何が良くなるのか
どんな楽さや幸せが増えるのか
を、具体的にイメージできる形で示すことが大切だとされています。
■相手の案を尊重してから、自分案を足す
いきなり、
「それは違う」
「無駄だ」
と言うのではなく、
「それもいいね。
そのうえで、こうするとこんな良いこともあるよ」
と、相手の案を否定せず、自分案のゲインを“足す”。
この順番が、妻にとって受け入れやすいと解説されています。
まとめ:合意は「説得」ではなく「共有」で生まれる
この節が伝えているのは、
夫婦の話し合いは「正しさの勝負」ではない、ということ。
相手を否定せず、
一緒に得られる未来を描く。
その姿勢こそが、意見の違いを “対立” ではなく
“合意” へと変えていく鍵なのだと感じました。
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