🚹家庭に持ち込まれる“オヤジ脳”|『夫のトリセツ』が教えてくれたすれ違いの正体
妻の目には、夫である自分はどのように映っているのだろう。
そんな疑問から、手に取った一冊があります。
「夫のトリセツ」。
著者は脳科学者の 黒川伊保子 さんです。
今回は、第1章⑨「女もオヤジ脳を使う」という節について、
印象に残ったポイントを整理してみます。
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このパートで語られていること
本書では、
男性脳=「ゴール志向・問題解決型」
女性脳=「プロセス志向・共感型」
という感性モデルが示されています。
ただし、これは「男女で固定されたもの」ではありません。
誰もが両方の回路を持ち、状況に応じて使い分けている――
ここが重要な前提です。
「女もオヤジ脳を使う」とはどういうことか
仕事や育児、家事のマネジメントなど、
現代の女性には「段取りよく回す力」や「結果を出す力」が
日常的に求められています。
そうした場面が増えるほど、
無意識のうちに
効率・成果・管理を優先する“オヤジ脳モード”
が強く働くようになる、と著者は指摘します。
このモードは職場では大きな武器になります。
一方で、そのまま家庭に持ち込まれると、
「管理職のような妻」と
「ゴール志向の夫」が向き合う構図になりがちです。
すれ違いが起きる理由
家庭で
夫もゴール志向
妻もゴール志向
という状態になると、
会話は「正しさ」「結論」「効率」に傾き、
共感やねぎらいが後回しになります。
その結果、
「分かってもらえない」
「なぜそんな言い方になるのか」
といった小さな摩擦が積み重なり、
夫婦関係がギスギスしやすくなる――
この流れが丁寧に説明されています。
この章から受け取ったメッセージ
著者が強調しているのは、
「女だから女性脳、男だから男性脳」という単純な話ではありません。
むしろ、
一日中オヤジ脳をフル稼働させている人ほど、
家では意識的に
共感を優先するモードに切り替えることが大切
だという示唆が込められています。
「正しいかどうか」よりも、
「ねぎらわれたかどうか」。
その視点を思い出すだけで、
夫婦の空気は少し柔らぐのかもしれません。
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