🚹話の途中で“答え”を出してしまう理由|『夫のトリセツ』が教えてくれた男女の会話のズレ
妻の目には、
夫である自分が、いったいどのように映っているのだろう。
そんな素朴な疑問から、手に取った一冊が、
「夫のトリセツ」でした。
今回は、黒川伊保子さんの著書
第1章⑧「経緯を語りたがる女性脳、結論を急ぐ男性脳」
について、概要とポイントをまとめてみます。
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この節で語られていること
この章では、
女性脳は「経緯」を語ることで安心し、
男性脳は「結論」にたどり着くことで安心する
という、会話スタイルの決定的な違いが説明されています。
人間のオスとメスは、もともと生存戦略が正反対であり、
その違いが、現代では「話し方のクセ」として表れている、
という位置づけです。
女性脳の特徴:経緯を語ることで安心する
女性脳は、
出来事の背景や順番、そのときの感情を含めて語ることで、
「わかってもらえた」「共感された」という感覚を得やすいとされます。
話すこと自体がストレスを下げ、
安心につながる行為になっている、という考え方です。
男性脳の特徴:結論に早く行くことで安心する
一方で男性脳は、
問題点とゴールを素早く把握し、
結論や解決策に到達することで安心します。
そのため、
「要点は何か」
「結局どうすればいいのか」
という部分を、無意識に早く求めてしまう傾向があると説明されます。
よくあるすれ違いの場面
たとえば、妻が
「今日ね、こんなことがあって…」
と順を追って話し始めたとき。
夫はつい、
「で、何が言いたいの?」
「つまり、どうすればいいの?」
と結論を求めてしまいます。
すると妻は、
「話を聞いてくれない」
「途中で遮られた」
と感じてしまう。
一方の夫は、
「早く結論に行ったほうが効率的」
「解決策を出すのが思いやり」
と思っており、
その善意が、妻には “打ち切り” や “ダメ出し” として
伝わってしまいやすいのです。
著者が伝えたい大切なポイント
黒川さんが強調しているのは、
このズレは
性格の問題でも、努力不足でもない
という点です。
「経緯重視の女性脳」
「結論重視の男性脳」
という、情報処理の回路の違いにすぎない。
だからこそ、
妻側は
「今は結論じゃなくて、ただ聞いてほしい話だよ」
と枠を伝える。
夫側は
「まず結論を教えてもらって、そのあと経緯を聞かせて」
とお願いする。
そんなふうに、
お互いの “利き回路” を意識して
すり合わせていくことが勧められています。
読んで感じたこと
「自分の話は結論から。
相手の話は、まず共感で受け取る。」
この章は、
その姿勢を身につけるための
とても大切な土台になる部分だと感じました。
会話が噛み合わないとき、
相手を責める前に、
回路が違うだけかもしれない
そう思えるようになる一節です。
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