🚹男女の脳は同じ。でも“とっさの回路”が違う――『夫のトリセツ』が教えてくれたこと
妻の目には、夫である自分がどのように映っているのだろう。
そんな素朴な疑問から、黒川伊保子さんの著書
『夫のトリセツ』を手に取りました。
この本の中でとても腑に落ちたのが、
「男女の脳は構造としてはほぼ同じだが、“とっさに選ぶ回路”が違う」
という考え方です。
👇 Kindle版(電子書籍)はこちら 👇
男女の脳は、本当に違うのか?
まず前提として、医学的・解剖学的には、
男女の脳に明確な構造差や機能差はないとされています。
男性にしかない配線、女性にしかない配線が存在するわけではありません。
しかし、危機や緊張といった「とっさの場面」で、
どの神経回路を優先的に使うかには “傾向の違い” がある。
その違いを、著者は「男性脳」「女性脳」という感性モデルで
説明しています。
「使い方のクセ」が生むすれ違い
たとえば、女性は右脳と左脳をつなぐ橋(脳梁)を使った、
横方向の信号をとっさに使いやすい。
一方で男性は、
空間認知などの縦方向の信号を優先しやすい傾向があるそうです。
その結果として、
男性脳は「問題点を見つけ、解決しようとする回路」を、
女性脳は「共感し、状況を洞察する回路」を選びやすくなります。
これは優劣ではなく、**単なる “使い方のクセ” **なのだと書かれています。
夫婦コミュニケーションで起こること
妻が「今日、すごく大変だった」と話すとき、
妻は「共感」を求めていることが多い。
ところが夫は、
「それでどうするの?」
「君にも原因があるんじゃない?」
と、問題解決モードで返してしまう。
すると妻は「わかってくれない」と感じ、
夫は「ちゃんと考えているのに」と戸惑う――。
このとき夫の反応は、冷たさではなく、
「危険や問題から守ろうとする男性脳なりの誠意」
として起きている可能性が高い、と著者は指摘します。
違いを知ることが、関係を軽くする
黒川さんは、
「男女の脳は違うのか、違わないのか?」
という問いに対して、こう整理します。
機能は同じ。
ただし、とっさに選ぶ回路が違うという意味で “違う”。
この違いを知るだけで、
「性格が悪い」「思いやりがない」という見方から一歩離れられる。
それが、夫婦関係を少し楽にする第一歩なのだと感じました。
わかり合えないのではなく、
選んでいる回路が違うだけ。
そう思えるだけで、会話の受け取り方が少し変わる気がします。
👇 新書はこちら 👇
過去の記事も同時にお楽しみください。
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
いただいたチップはクリエイターとしての活動費と
僕の間食代に使わせていただきます!