🚹残酷な母性——妻の厳しさの正体を知ると、夫婦関係は軽くなる
妻の目には、夫である自分がどのように映っているのだろう——
ふとそんな疑問が湧き、手に取った一冊があります。
黒川伊保子さん著 『夫のトリセツ』 です。
その中の 第1章④「残酷な母性」 では、
「子どもには優しいのに夫にはやたら厳しい妻」
その背景にある 母性本能のスイッチ について解き明かされています。
👇 Kindle版(電子書籍)はこちら 👇
■ 妻の厳しさは、実は「脳の仕様」
妊娠・出産・授乳期の女性脳は、
子どもの生存を最優先にするためのモード に切り替わります。
この時期、夫は「資源(労力・時間・意識・お金)を提供する相手」と認識され、
妻は無意識のうちに「当然出して当然」と考えやすくなるのだそうです。
その結果——
子どもには無限に優しいのに
夫が少しでも休んでいたり、気が利かないと
目から火が出るほど腹が立つ
という状態が起こりやすくなります。
夫から見ると、これはモラハラのようにも見えるほど厳しいことがあります。
著者は 「母性は本来、かなり厳しい側面を持つ」 と指摘します。
■ なぜ「スマホ夫」は怒りの対象になるのか
妻が「名前もなき家事」や育児でいっぱいの時、
隣でスマホを見てぼんやりしている夫に激しい怒りが湧くのは、
「母性本能による
“危険回避と資源確保のプログラム”
が発動しているから」
という解説が印象的でした。
妻自身も、
「なぜこんなにイライラしてしまうのか」と苦しむことがあります。
しかしそれは 性格ではなく脳の状態によるもの なのだと知るだけで、
お互いの気持ちが少し軽くなるのではないかと感じました。
■ 夫婦への提案
著者は次の2点を提案しています。
◆ 夫側:
妻の言葉や態度を「全否定」だと受け取らず、
脳のモードの問題として理解すること
◆ 妻側:
夫を「完全な敵」にしないという意識を持つこと
周産期・授乳期は 夫婦関係が最もすれ違いやすい時期。
その仕組みを知っているかどうかで、向き合い方が大きく変わる——
本を読みながら、そんな気づきが得られました。
■ おわりに
妻の厳しさを「性格」や「努力不足」と捉えると、
お互い傷つけ合う結果になります。
しかし、「脳の仕組み」を理解すれば、
それは非難ではなく 理解と支え合いに変わります。
夫婦が同じ方向を見るために、
とても大切な視点をもらえた一冊でした。
👇 新書はこちら 👇
過去の記事も同時にお楽しみください。
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
いただいたチップはクリエイターとしての活動費と
僕の間食代に使わせていただきます!