🚹『夫はひどい』は本当か?──『夫のトリセツ』が教えてくれたすれ違いの正体
妻の目には、夫である自分はどのように映っているのだろう。
そんな疑問から、手に取った一冊が、黒川伊保子さんの著書
「夫のトリセツ」でした。
今回は第1章⑩
「夫はひどい」の正体
についての概要とポイントをまとめます。
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この節で語られているのは、
「夫はひどい」という感情の多くは、
夫の性格や愛情不足が原因なのではなく、
女性脳の本能と男性脳の誠意がかみ合わないことから生じる、
脳のすれ違いである、という視点です。
概要
「思いやりがない」「話が通じない」「わかってくれない」
こうした夫への怒りは、個人の資質の問題ではなく、
男女の脳の違い、そして生殖戦略としての女性脳のプログラムが
生み出す感情だと整理されています。
たとえば、妻がつらい出来事を話したとき、夫が
「君にも悪いところがある」
「それはこうすればいい」
と返してしまう場面。
これは愛情がないからではなく、
「危険から守りたい」
「問題を修正して状況を良くしたい」
という男性脳なりの誠意の表れだと説明されています。
「女性脳の生殖戦略」という罠
著者は、妻が夫に強い不満を抱きやすくなる背景の一つとして、
「より良い相手を探し続ける」という女性脳の生殖戦略を挙げています。
女性脳は、子どもを守るために
「今のパートナーから、より多くの配慮や資源を引き出したい」
という本能的な働きを持ちます。
その結果、最も身近な存在である夫に対してだけ厳しくなり、
「夫はひどい」という感情が加速しやすくなる、とされています。
「男性脳のありよう」を知らない
「夫はひどい」と感じるもう一つの理由は、
男性脳の愛情表現や守ろうとする姿勢を、
妻が知らないことによる誤読にあります。
男性脳にとっての
「君も悪い」という指摘は、
「改善点を示して守ろうとする行為」であるにもかかわらず、
女性脳はそれを
「責められた」
「味方してくれない」
と受け取り、「ひどい夫」という評価を強めてしまう。
ここに、大きなすれ違いが生まれます。
この節のポイント
著者は、
「夫が本当にひどい」のではなく、
女性脳の本能+男性脳の誠意が、
うまく噛み合っていないだけかもしれない、
という視点に一度立ってみることを提案しています。
「夫はひどい」という気持ちが湧いたときは、
女性脳の「より良い相手を探すプログラム」が不満を作っていないか
男性脳なりの愛情表現を誤解していないか
この2つを疑ってみることが、感情を緩める鍵になる──
そんなメッセージで、この節は締めくくられています。
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