ちょっと不器用で、愛され上手な長男のこと
今回は、僕の長男のことを少しだけ振り返ってみようと思います。
大人になった今でも、ふとした瞬間に思い出すのは、幼い頃の愛嬌ある姿。ざっくりと彼の特徴を挙げると、こんな感じです。
愛嬌がある
童顔
人当たりが優しい
甘え上手
年上の女性に好かれる
忍耐強い
損得勘定で動くところがある
情報が偏りがち
思い込みが強い
意外と頑固
長男は幼少期からとても甘え上手な子で、気がつけば知らないおばさんの膝の上にちょこんと座っている──そんな、誰にでも可愛がられるような存在でした。
おそらく、妻が産休明けすぐに仕事復帰し、託児所や幼稚園などでたくさんの大人たちに囲まれて育った環境も、彼の社交性に影響していたのだと思います。
小学生の頃は、明るく友達も多く、いつも誰かと楽しそうに遊んでいる子どもでした。
中学生になると、ちょっと不思議なことを口にするようになりました。
「なんか、変な人影が見える気がする…」
そんなことを真顔で話す姿に戸惑いもありましたが、思春期特有の繊細さや感受性の強さが表に出てきた時期だったのかもしれません。
高校時代は、進学校に進んだものの、勉強にはあまり身が入らなかったようで、家で勉強する姿はほとんど見た記憶がありません。当然、成績も決して良い方ではありませんでした。
それでも、「大学には行きたい」という思いを持ち続け、看護師の妻(母親)の影響もあって、地元の放射線技師を目指す大学に進学しました。
ただ、長男との関係は、新型コロナウイルスの流行とともに、少しずつ変わっていきました。
家庭の中に緊張感や距離感が生まれ、親子で会話をする機会も減っていったように思います。
もちろん、どちらが悪いという話ではありません。社会全体が不安や不満を抱える中で、それぞれが自分の心を守ろうとした結果だったのかもしれません。
今は少し離れた場所で生活している長男ですが、ふとしたときに思い出すのは、小さな体でよちよちと歩いていた頃の姿です。
どこかのタイミングで、またゆっくり話ができたら──そんなことを、時々願っています。
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