【誠実】ヤクザ(極道)の人を介護してわかったこと【恐怖】
こんにちは、アルゴです。
過去に何度かヤクザ(極道)の人の介護をしたことがあります。
個人事業ではなく、施設で働いていたころの話ですね。
ふと先日、その頃のことを思い出したので、noteに書いてみようと思います。
今日は私の主観が多く入っているnoteになってしまったので、その点、ご承知おきください。
さすがに背中の入れ墨に何も感じないわけにはいかなかった

私が過去に勤めた介護施設の中で、何名か、元ヤクザの人の介護をする機会がありました。
いずれも、元ヤクザとはいえ、おじいちゃんなんで、怖くない・・・と思えば怖くないと思えるのですが。
実際、入浴介助で背中の入れ墨をみたときは、
「あ、ヤクザだ。」
・・・と、ビビり、何も感じないわけにはいかなかったですね。
「カタギの人」「ヤクザ」というように自分の中で区分けしてしまっていたのです。
どちらも人間であることには変わりないですし、カタギだからといってみんな優しい・・・ヤクザだからといってみんな怖い・・・というわけでは全くないというのに。
今の自分は誰に対しても態度を変えることもないですし、どんな人が相手でもなんとも思わないのですが、当時は20代で介護士としての経験も社会人のしての経験も浅かったから仕方ないですね。
私ばかりがその人の介助をやらされていた
何より、私よりも自分の周りの介護スタッフもみんなびびっていました。
当時私は新人ではないものの、施設スタッフの中では若手で若輩者だったので、ほとんどそのヤクザの人の対応(送迎、入浴介助、着衣等)を担当していたのです。
とくにその人の担当がスタッフ●●さんじゃないと駄目・・・とも決まっていなかったし、ご本人もそんなこと言っていなかったのですが、先輩スタッフがその人の介助から逃げるようにしていたため、私が出勤するとその人の介助にあたっていたのです。
今思えば、裏で
「Aさんの介助は苦手です」
・・・とみんな言っていて、知らぬ知らずのうちに自分が担当みたくなっていたのかもしれませんね。
なにはともあれ、介助や送迎の回数も増えてきたことで、私の名前も覚えてくださり、常にコワモテで愛想もなかったAさんが、いろいろな話をして笑顔をみせてくれるようになりました。とても嬉しかったです。
私の介護士人生で、本当に貴重な経験でしたね。人は見た目で判断してはいけないと心では思っていたのですが、本当にそうだなと感じました。
とはいえ、20年間の介護士人生の中で、この人よりも「怖い」と感じた人は現れていません。だから、20代のうちにこういう経験をしたことは、『違う意味』でも良かったと思いました。(笑
ヤクザの人は誠実な印象

とかくキレやすく、場合によっては暴力(パンチ、杖)もとんでくることがあります。
「😨カタギの人に手出さないんじゃなかったのか…」
・・・とこれも私の勝手な思い込みだったのですが、見事に打ち砕かれました。
ハラスメントが厳しくなっている令和の世の中、介護施設によってはすぐに利用をお断りされてしまうだろうと思えます。
ただ、それ以外の面では、ヤクザの人というのは誠実な人が多いな・・・と感じました。本当に誠実な感じがしました。
(完全に私の主観です)
私は極道の世界で働いたこともないのでわからないのですが、「筋を通す」というか、そういうモットーもあるのでしょうね。
送迎時間には他の人に迷惑をかけないように待っていたり、挨拶は必ずしてくれるし、施設のルール(時間、入浴の順番)は守って利用したり。
一見、集団生活にむいてなさそうで、そういう集団の規範とかをとても大切にする傾向があるのかと思いました。
(何度もいいますが主観です)
本当に強い人は相手を差別しない

本当に強い人って、相手が自分より強かろうが弱かろうが、差別しないんですよね。
極道の人にはそういうイメージが当てはまります。
極道ではないんですが、車にいっぱい派手な飾りをつけてる、金髪イケイケのトラック運転手などもそうです。
紳士的に道を譲ってくれたりすることが、比較的多いかなと感じます。
車椅子マークをつけた私の車に対して煽り運転をするのは、アルファー●とか特に多いんですよね。
車椅子マークや軽自動車をみて、「自分よりも弱い立場にある」と判断し、徹底的に嫌がらせをするのです。
乗っている車とか、自分の『見てくれ』だけを武装して、強いように見せかけている弱虫です。
そういう人たちは、もし相手がヤクザの黒塗りベンツとわかったら、同じように煽り運転をするのでしょうか?
・・・といつも思います。
誰に対しても態度を変えない。相手によってコロコロと接し方を変えなかったAさんのそういうトコロが素敵でした。
<参照・関連記事>↓↓↓
20代のうちは逃げないほうがいい
この記事の途中で、ほとんどのスタッフがAさんを避けていた・・・と言いましたが、Aさんだけでなく、嫌なご利用者はほとんどのスタッフから避けられていました。
私が今、アルバイトで働いている施設はそんな傾向は全くないので、本当にその施設はダメダメだったんだなぁ・・・と思いますが。
このnoteをもし、20代など若い方が見ていらっしゃるとしたら、一つだけ伝えたいことがあるなと。
若く気力があるうちには、嫌われているご利用者に対してもむかっていく・・・自分があえて多く関わっていくくらいの気持ちが良いかな・・・と思います。
私もAさんに関わったのは3年くらいでした。
ただAさんがが亡くなって以降も、皆から嫌われるようなご利用者に対しては、むしろ自分から積極的に関わっていきました。
それがぜったい、「挑戦をする」「挑戦ができる」今の私をカタチづくっています。
逆に20代のうちに嫌なことを避け続けていると、年をとってから逆に何かにチャレンジするとか、そういうことができなくなります。
そういう意味では、ヤクザの人と介護をした事は、介護士としては貴重な体験だったなと感じます。
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