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日産の逆襲、ここから始まるか?新型エルグランドの見た目とヒットの可能性

WEBマーケティング工房です。

まず結論から話すと、巷で賛否両論ある新型エルグランドであるが、私はシンプルに「非常に良い」と感じている。

先進性とリッチなデザインが上手く融合し、最近の日産モデルの中でも指折りの仕上がりではないかと思う。

結局、日本で車が売れるかどうかは、トヨタの成功例を見ても分かる通り「一目で惹きつける魅力」と「適正な価格」に集約される。

それは必ずしも優等生的な格好良さである必要はなく、40系アルファードのような圧倒的な「オラオラ感」や、デリカミニのような「ゴツ可愛さ」。
振り切った個性で人の心を掴めれば、それはもう勝ちなのである。

新型エルグランドは、賛否両論あっても、上記の勝ち筋を持った車のように思う。

今回のエルグランドが放つのは、ミニバンと相性の良い「リッチなゴージャス感」。このお金持ち感のある車というのは、日本人はもちろんアジアでも受けやすい。私自身も、そそられている。

特筆すべきは、日産が得意とする先進性の中に、日本の伝統工芸である「組子」をモチーフとした意匠が溶け込んでいる点。
日産はこのやり方が得意だが、今回特に成功していると感じる。見ていて素直に「気持ちいい」と思わせる力もある。

日産新型エルグランドのフロントマスクデザイン
引用元:日産自動車

また、あえてこのタイミングで「誰も求めていないEV」に固執しなかったのも、現実的な好判断である。e-POWERの是非はあるかもしれないが、EVよりは可能性が感じられる。
日産は一度EV戦略の熱を冷まし、今、本当に求められている「魅力的な車」を作ること。それが日産の唯一無二の突破口になると思う。

もちろん、アルファードやヴェルファイアに対し、わずかでも「割安感」を感じさせる価格設定にできるかが勝負の分かれ目になる。
プライベートラウンジカーだからといって、アルヴェルより価格が高いのは話にならないし、利益を多少無視しても、ライバルと同じか割安の価格設定にすることは重要である。

物価高において、この「消費者目線」が持てていれば、エルグランドのヒットの可能性は十分にある。それくらい今の消費者は価格にシビアであることを忘れてはならない。
(ただ、私の読みでは、ここが障壁になる可能性はあるかもしれない)

経営的には厳しい状況が続く日産だが、一つのヒット作が流れを大きく変えるのがこの業界の面白さ。三菱自動車も「デリカミニ」のヒットがきっかけで流れが上向いている。

この新型エルグランドが、日産の反撃の狼煙(のろし)になるかどうか、一人の車好きとして注目したい。

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