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ジョジョ企画「天音町の奇妙な住人」にもう1ネタ参加させていただきます

わかりのぽんさん主催のnote上の企画、
#天音町の奇妙な住人  に参加させていただいています。

「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観で、
天音町という架空の町に住む人物とそのスタンドを
紹介するという企画です。

昔からジョジョの奇妙な冒険は大好きなので、
ぜひ参加させていただこうと、前回は
スタンド名「アルファベット・モンスター」、
本体の名前は 万丈 英治(ばんじょう えいじ)
記事を書きました。とても楽しくて夢中で書いてしまい、時間が溶けました。

スタンドと本体キャラクターを創作するのが
予想以上に楽しかったので、もう1案作りたくなってしまいました。

ありがたいことに、わかりのぽんさんに許可をいただけたので、
2体目の投稿です。

今回は、本体キャラクターからの創作です。

前回作ったキャラクター、万丈 英治(ばんじょう えいじ)には、なんとなくブラコンの妹がいるような気がして、こんな設定にしました。


万丈 有葉(ばんじょう あるは)

こども英語教室『アルファベットサーカス』を経営する若きオーナー講師。 慈愛に満ちた聖母のような微笑みを絶やさない、清楚で上品な女性。しかし、その内面には兄・英治に対する過剰なまでの執着と偏愛を秘めている。 兄を侮辱する者や、兄の平穏を脅かす存在に対しては、その笑顔を一切崩さぬまま、スタンドによる「無慈悲な排除」を遂行する。
結果的に、博物館の貴重な展示品を強奪から守るのに、大きな貢献をしている。


年齢: 23歳
性格: 穏やか、献身的、几帳面。ただし兄が関わると「超攻撃的」に変貌する二面性を持つ。
好きなもの: 兄・英治: 彼女の宇宙のすべて。兄のために作るサンドイッチの具材選びには余念がない。
嫌いなもの: 兄を軽んじる者: 万死に値すると考えている。

スタンド名:デッド・レター・サーカス(Dead Letter Circus)

【能力の概要】

白く滑らかな陶器のような質感に、金のエッチングが施された二足歩行型のガトリングガン。自意識を持ち軽快に喋る。兄のこととなるとやりすぎがちな有葉のストッパーでもある。

アルファベットを弾丸として連射するガトリングガン。最大6種類の文字(Letter)を有葉が選び、装填して打ち出す。着弾した対象の肉体や物質に、スタンプのように文字を刻みつける。

適当な文字が当たるだけだと、モデルガン程度の威力でちょっと痛いだけだが、ランダムな順序で撃ち込まれる文字の刻印が、意味を持つ英単語やオノマトペ(例:HURT, BURN, BOMB, POW, WHAM, ZAPなど)として完成した瞬間、その単語が持つ「意味」が対象に強制発動する。


鳥の脚部のデザインが好きです。
離着陸に特化した使い方もいいですが、
ダチョウのような歩くための脚も恐竜のようで魅力的です。

有葉の攻撃性を象徴するガトリングガンと
そんな脚を組み合わせたデザインを採用しました。

本体の名前は「アルファベット」から「有葉(あるは)」。
文字(Letter)を派手に打ちまくるイメージだったので、スタンド名はオーストラリアのプログレッシブ・ロックバンド「Dead Letter Circus」から。

文字の効果を発現させる能力と本体の苛烈な性格は、
広瀬康一 & 山岸由花子カップルへのオマージュです。


エピソード

『The Real You』


【登場人物】

  • 万丈 有葉(ばんじょう あるは): 兄・英治を溺愛する妹。普段は聖母のような微笑みを絶やさないが、兄への侮辱や危害を加える存在には、躊躇なくスタンドを顕現させる苛烈な一面を持つ。こども英語教室「アルファベットサーカス」を個人で経営。

  • スタンド名 : デッド・レター・サーカス(ガトリングガン型)

  • 敵:岩庭 具羅(いわにわ ぐら): スタンド使い。弟である岩庭 偶(いわにわ ぐう)がやられたことへの英治への仕返しと、博物館の展示品略奪を企む。


「おい!さっさと答えろ!」

博物館の搬入口。街灯が届かない暗がりに、具羅の濁った罵声が響いていた。

彼は警備員の襟首を締め上げ、力任せに壁に押し付けている。

「『ひょろい鳥のインチキ能力』を使う、万丈って学芸員はどこだ? モヤシ野郎らしいじゃねーか、俺様がこの手で五体満足じゃいられねえ体にしてやるよ……!」

その時、背後から「あら」という、場違いなほど穏やかな声がした。

そこには、残業中の兄への差し入れを抱えた有葉が、いつもの慈愛に満ちた笑顔で立っていた。

「あのう、今おっしゃっていたのって、ひょっとして万丈英治のことですか?」

「ああ? なんだてめーは」

いぶかしむ具羅をよそに、有葉の笑顔は微塵も崩れない。だが、その瞳の奥の温度だけが、急速に上昇していく。

「兄のことを悪く言って……おまけに、そんなに恐ろしいことをしようとしているんですか?」

「そうだ。あの野郎は俺の弟を……」

「……そうですか。私、兄のことを悪く言われるのだけは、どうしても許せないんですよねぇ。お兄ちゃんに害をなす存在は……排除しなくては。『デッド・レター・サーカス』ッ!」

ドォォォォォン!!

有葉の正面、具羅との間に、白く輝く二足歩行の生き物のような姿をしたガトリングガンが顕現した。陶器のような滑らかな白い装甲に、緻密な金のエッチングが施された美しいスタンド。

『HAHAHA! オメーヤベーぞ! 笑顔だがアルハは完全にキレてるゾ!』

どこから声が出ているのか、スタンドが軽快にしゃべり出す。

「デッド・レター・サーカス……しっかりお仕置きしますから。……装填して」

具羅はスタンド能力で全身を硬化させて構える。

「スタンド使いか。よくしゃべるスタンドだな。」

彼のスタンド『ソリッド・ステート』は、全身をダイヤモンドの鎧で覆う能力。パワー、スピード、射程、持続力、精密動作性、成長性……そのすべてが「B」ランク。突出した能力はないが、死角もない。

具羅は、自身のこの「完璧なバランス」こそが最強だと信じて疑わなかった。弟が敗れたのは油断したからだ。自分なら、あの英治のトリッキーな能力(Cランク以下と踏んでいる)など、この圧倒的な基礎スペックの前に粉砕できる。

ましてや、目の前の女が顕現させた、ただのガトリングガンなど……。

「ふん、ガトリングガンだと? 笑わせるなッ! 俺様の『オールB』のパラメータと、この硬度の前には、鉛玉など豆鉄砲も同然だぜぇッ!」

『OK アルハ! “H”, “U”, “R”, “T” を装填(ロード)だな! 撃ちマクルぜ!!』

ダダダダダッ!!

派手な発射音と共に放たれた4種類のアルファベットが、具羅の岩の皮膚に「スタンプ」のようにランダムに印字されていく。

「ははは! 字が当たってるだけじゃねえか、そんなもん効かねえよ! 」

・・・ H H U R U R T T T R U H 「H U R T」・・・

だが、ランダムに連射される文字がすぐに「HURT」の4文字の刻印を完成させ、文字列が黄金色に輝いた瞬間。

「ギャアアアアアッ!? 痛てえええええ!!」

ダメージはない。だが、防御力無視で脳に直接叩き込まれる「激痛(HURT)」に、具羅は膝を突く。自慢の防御Bも、精神に直接作用する痛みには無力だった。

「……まだ、終わっていませんよ?」

有葉の笑顔はそのままに、攻撃性がエスカレートしていく。

『次ハ “B”, “U”, “R”, “N”だな! 焼き尽くすぜ!!』

ダダダダダッ!!

逃げ惑う具羅に向けて放たれた数十発の連射で
あっという間に揃った「BURN」の文字列が発動。
その前にニ回ほど「RUN」も発動し、足がもつれて転んだ具羅の
鎧の隙間から火柱が上がる。

「熱っ! 熱い熱い熱い!! 防御が効かねぇ! なぜ避けられねぇッ!?」

具羅はパニックに陥る。彼の能力は、このスタンドの「理不尽なルール」の前では何の意味も持たなかった。

「……お兄ちゃんに、あんな酷いことを言ったんですもの。
……次は、“B”, “O”, “M”を装填……頭に“BOMB(爆破)”の文字列を揃えて差し上げます」

有葉が至近距離で銃口を具羅の額に向ける。具羅は恐怖に顔を歪ませ、涙ながらに命乞いをする。

「許してくれ……! もう二度と英治には近づかねえ、悪口も言わねえ!!」

有葉の指が、引き金にかかる。その時。

『オイ待て、アルハ! コナイダ英治に「やりすぎるな」って叱られてナカッタカ?』

「……っ! いけない、そうだったわ。お兄ちゃんに嫌われちゃう!」

有葉はハッとして動きを止めた。

『ジャア、アレだな、文字(レター)を差し替えたゾ』

ダダダダダダダダダダダダッ!!

至近距離から「Z」の文字が猛烈に乱射される。

「あ……あ……」

大量のZZZが刻印された具羅は反撃の余地もなく、深い眠りの中に叩き落とされ、その場に崩れ落ちた。「オールB」の誇りは、文字通り「夢」の中に消えた。

「ふう……。お兄ちゃんのことになると、ついやりすぎちゃうんだよな。。」

有葉は頬に手を当て、困ったように微笑む。

『ギリギリセーフだったナ! 笑顔でBOMB(爆破)とか、マジでヤベーダロ!』

デッド・レター・サーカスはそう言って消えた。

有葉は眠りこける具羅を見向きもせず、差し入れの包みを抱え直し、軽やかな足取りで兄の待つ博物館へと入っていった。


「お兄ちゃん、お疲れ様! 夜食持ってきたよ」

「ああ、有葉か。ありがとな。……なんだか外が騒がしかった気がするが?」

「え? なんだろ? 気が付かなかったな。それよりサンドイッチ、おいしいうちに食べて?」

有葉の笑顔は、月光よりも白く、どこまでも穏やかだった。



以上、いかがでしたでしょうか。

本筋では、アルファベットをモンスター化した
「アルファベットモンスター」というキャラクターシリーズを作っています。

設定や能力のデザインを考えるのは
アルファベットモンスターや
地方守護の八妖のデザインに
通じるものがあって楽しいです。

#スキしてみて
#アルファベットモンスター
#天音町の奇妙な住人
#ジョジョの奇妙な冒険


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