ちゃんとして。
「ちゃんとしないと」って言われ続けてきた。
でも、ちゃんとしない世界の中で、どうやってまっすぐ走れっていうの?
無理にがんばる誰かの、肩の荷がふっと軽くなりますように。
そんな願いを込めた詩です。
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ちゃんとしないとって思ってた。
しっかりしろと言われてきた。
いつまで子供と、言われていた。
大人なんだから、塞がれていた。
新人じゃないんだから、と押さえつけられた。
リーダなんだから。
上司なんだから。
ちゃんとしろ。
ちゃんとしろって。
続いていた。
ちゃんとしてない世の中で、
舗装がはげた路面の上で。
それでもまっすぐに走ろうと、
ハンドルを切って右往左往。
ちゃんとした人は指を刺して笑われ、
笑ってたやつは、我が物顔。
ちゃんとしろ、と。
免罪符のように。
だらしなくてもいんじゃない?
ちゃんとしなくてもいいんじゃない?
無責任だって、人はなじるけど。
なじる人だって、君の責任をとりはしないのだから。
そんなの極端だって思うかい?
ぜんぶなんて捨てられないって?
…そうだね。
だから、思いを胸に
言葉を記憶に
ここにだけは吐き出して、
肩の荷を下ろして。
明日からまた、
少しだけ
ちゃんとして
みる?
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あとがき
「ちゃんとしないと」と言われ続けて、
気づけば、自分の感情まで口をつぐんでいた気がします。
完璧じゃなくていい。
崩れても、迷っても、誰かのせいにしても。
それでもまた、少しずつ前に進もうとするあなたに。
この詩が、休憩所みたいな場所になればうれしいです。
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