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🇪🇸スペイン語できないけどスペインの薬が読めるようになった話 | 時給をあげる = 価値を上げる工夫についての話 - その1

人は制限があるほど
その中で価値を見出す工夫をするという話。

人生初めてのバイトは
10代のころの薬局だ。

自分でお金を作り出す喜びを知った。

▶︎飛び込みで求人に応募

近所の薬局のガラス窓に貼ってあった
求人広告を見て

そのまま店に入り
店長と話したところ
すぐバイト採用が決まった。

働きだしてから分かったことだが
私が話したのは正社員の店長ではなく

ベテランパート社員であった。

その職場では
薬剤師資格を持った店長は
名ばかりであまり出勤しておらず

そのパート社員が
長年の経験を活かし
その職場を回していた。

結構、色々 ... 大らかな職場だった。

💊無知なのに薬について良く聞かれることについて

専攻が薬学ではなかったため
薬については全く無知だった。

バイトなので

主に
品出しをしたり
レジをしたり
重たい荷物を移動したりした。

しかし
お客さんは結構気楽に
バイトに対しても

薬のことについて聞いてくる。

はじめは

「薬剤師ではないので」

と言い
やんわり断っていたのだが

薬の箱の裏を見て
小さな文字で書かれた
成分表を見比べると

共通して含まれている
成分に気が付いた。

🥱暇で暇すぎるときにするコト

薬局のバイトは
たいていはとても暇なため

暇な時間は
棚の端から端まで
箱をひっくり返して
熱心に成分表眺めていた。

すると薬剤師である店長が

  お薬成分辞書

のようなポケット事典が
店においてあるのを
教えてくれた。

私がバイトを始めた時は
あまり店舗に顔を出さない
40代男性店長だったのだが

ほどなくして
20代女性店長に変わったのだ。

不思議なことに
今でもこの女性店長の顔を
はっきりと覚えている。

週に2〜3回は
店舗に顔出してくれるようになり
不明な点を確認できるようなった。

物静かで知的な店長だった。

複数店舗を担当する
薬剤師の店長には申し訳ないが

とにかく薬局のバイトは暇なので

パート社員から

「この時間はレジにいて」

と指令が出たときは
レジ先で

ポケット事典を眺めていた。

すると
成分表のカテゴリが
理解できるようになり

店内の陳列に
法則性があることが
見えるようになってきた。

そのおかげで
お客さんから薬のありかや
商品の違いについて
質問されたとき

「薬剤師ではないので
 薬のアドバイスは
 できないのだが」

と前置きをしつつ

成分表に書かれた主成分や

箱に書いてある効能について

読み上げて
あげられるようになった。

▶︎なぜシニアのお客さんはお店に来るのかという問い

薬局に来るお客さんは
シニアの方が多いため

箱の文字が小さすぎて
読めないそうなのだ。

そういう時に
成分や効能を
ゆっくりはっきり
読み上げてあげるだけでも

大変喜ばれる。

薬局で働いて気が付いたが
シニアのお客さんは
買い物のためだけに
店に来るわけではないようだ。

話し相手が欲しい。

そういう方がとても多い。

お客さんのそういう想いも込みで
バイトの仕事をしていた。

初めてのバイトは半年くらい続いた。

🇪🇸成分読み上げスキルは無駄か、という問い

その時身に着けた
成分読み上げスキルは

海外の薬局で
初めて目にする薬を選ぶときに
非常に役に立っている。

私が旅行中に
スペインの薬局で箱の裏を
熱心に眺めていたりすると

「そんなの見てわかるの笑?」

と知人に笑われるのだが

恐ろしいことに
なぜか感じる。

人間の脳の不思議である。

薬の成分は
たいてい英名と一致している。

▶︎半年後に私が下した判断とは

薬局のバイトを辞めた理由は
本屋のオープニングスタッフに
採用されたからだ。

私が薬局を辞める時には
私のファンのシニアのお客さんが
残念がってくれた。
(大丈夫だ、近所の本屋で再会できます。)

このバイトでの経験を活かし
私は月に30万以上働く学生となる。

長くなるので続きはコチラ



そして
noteでの出会いに
感謝。


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