なりすましアカウントが増殖中──名前だけでなく、積み重ねた信用まで使われる怖さ
4月に、私のなりすましと思われるアカウントについて記事を書きました。
名前も、アイコンも、プロフィールも、ホーム画面も同じ。
ただ、そのときはまだ記事までは投稿されていませんでした。
この先、記事まで真似されるのだろうか。
誰かが私だと思って、間違えてしまうのだろうか。
そんなことも少し考えましたが、まだ起きていないことまで想像しても仕方がありません。
確認できた事実を見て、自分にできることをする。
そう整理して運営に報告し、その後、アカウントは確認できなくなりました。
ところが再び、なりすましと思われるアカウントが現れました。
それも1つではなく、確認しただけで3つもありました。
そして、前回心配していたことが、実際に起きていました。
■追記(7月21日)
この記事の公開後、おびしまさんと🌳杜の投資屋🐸まー×珈琲屋☕️さんも、投資系noteを狙ったなりすましについて注意喚起の記事を書いてくださいました。
私の事例にも触れながら、偽アカウントの特徴や見分け方を、それぞれの視点で分かりやすくまとめてくださっています。
こうして注意喚起を広げてくださる方がいることを、ありがたく感じています。
・おびしまさん、ありがとうございます!
・まーさん、ありがとうございます!
1. 今回は、記事までコピーされている
今回確認したアカウントは、名前やアイコンだけでなく、ヘッダー画像、プロフィール、私が書いた記事までコピーしています。
そのうち、ひとつのなりすましアカウントは、表示名の一部に見た目の似た別の文字が使われ、アカウントIDも一文字だけ変えられていました。
注意して見なければ、違いに気づくのは難しかったと思います。
さらに、コピーされた私の記事の中に、FXの取引手法や自動売買ツールに関する記事が混ぜられていました。
現在確認できる2つのなりすましアカウントでも、フォロワーが増え、私の記事の複製が続いています。
私が普段書いている記事が並んでいるため、その中に別の記事があっても、私が紹介しているものだと思ってしまう人がいたかもしれません。
実際に金銭や個人情報などの被害を受けた方は、今のところ確認できていません。
それでも今回は、前回より一段進んだ、金銭的な被害につながる可能性のあるなりすましだと感じています。

2. 証拠を残し、運営へ報告する
今回も、まず確認できた画面をスクリーンショットで保存しました。
その後、note運営へ報告し、読者の方に向けて注意喚起の記事を投稿しました。
7月19日現在、最初のなりすましアカウントは確認できなくなっています。
note運営からは、担当チームで調査を行い、適宜対応しているとの返信がありました。
今回アカウントが見られなくなったのも、運営による対応だった可能性があります。
ただし、なりすました本人が削除したのか、アカウントIDを変更したのかまでは分かりません。
見えなくなったことで、少しほっとしたのもつかの間、7月19日に確認したところ、新たに2つのなりすましアカウントが増えていました。

3. コピーされたのは、見た目だけではなかった
前回のなりすましでは、見た目が同じでも、書いてきた文章や人とのやり取りまでは急に同じにならないと思いました。
しかし今回は、その文章までコピーされています。
記事は、書いた瞬間に突然生まれたものではありません。
投資をしてきた時間があり、その中で失敗したことや、考えたことがあります。
それを少しずつ言葉にして、読んでくださる方とのやり取りを重ねてきました。
一つひとつの記事だけでなく、そこに積み重なってきたものが、そのアカウントを「本人らしく」見せているのだと思います。
なりすましが利用するのは、名前や画像だけではありません。
その人が時間をかけて築いてきた信用まで利用する。
今回、特に怖いと感じたのはその部分です。
投資に関する発信では、その信用が、お金を動かす判断につながることがあります。
だからこそ、少しでも不自然な誘導があったときには、一度立ち止まって確認することも必要なのかもしれません。
4. 私からお金や登録をお願いすることはありません
私はこのnoteを、自分の投資経験や心の動きを整理し、読んでくださる方と共有するために続けています。
現在、私から有料記事の購入やチップをお願いしたり、FXの自動売買ツールなどの投資商材を紹介したりすることはありません。
外部サービスへの登録をお願いすることもありません。
私の名前で、お金の支払いや外部サービスへの登録を求める連絡が届いても、それは私本人からのものではありません。
見た目がよく似ていても、アカウントIDや過去の記事、普段のやり取りをたどると、どこかに違いが残るのかもしれません。
私が現在使っているnoteのアカウントは、noteを始めたときから使っている、このアカウントだけです。
5. 安心して発信を続けるために
今回、私は証拠を保存し、運営へ報告し、注意喚起の記事を出しました。
自分にできることとして、必要な対応だったと思います。
ただ、なりすましを見つけることも、証拠を残すことも、周囲に知らせることも、すべて利用者側が行わなければならない状態には限界があります。
見つけるのが遅れれば、その間に誰かが本人だと信じてしまう可能性があります。
今回のように投資商材への誘導が加われば、実際の被害につながることも考えられます。
利用者側の自衛は必要です。
それと同時に、なりすましや記事の複製を早く検知し、被害が広がる前に対応できる仕組みも必要なのではないかと思います。
安心して発信を続けるためにも、運営側には、早期の検知と対応を期待したいところです。
6. 今回の件を振り返って
今回の件では、偽アカウントに気づき、わざわざ連絡をくださった方もいました。
「サブアカウントを作りましたか」と確認してくださったことで、普段から記事を読んでくださっている方が、少しの違和感に気づいてくれたのだと思います。
ご連絡をいただけたことを、本当にありがたく感じています。
なりすましによって信用が利用されることは怖いものです。
一方で、普段の文章ややり取りを見てくれている人がいることにも、あらためて気づきました。
前回の記事で「本人は一人で十分ですね」と書きましたが、残念ながらまた「もう一人の私」が続々現れています。
今後もなりすましには注意しながら、記事の更新はこれまで通り続けていこうと思います(^-^)
